アラブ、アフリカ アジア 中東諸国革命顛末記 24
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サウジ軍、イエメンのフーシ派拠点攻撃に地上軍投入


@ガンガン空爆している状況下で、今更、国境が重要視されても・・・・





平成27年8月30日


アルカイダが一部掌握か=イエメン南部の中心都市アデンの秘密警察本部


イエメンで活動する国際テロ組織アルカイダ系の「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が22日夜、南部の中心都市アデンの一部を掌握し、
行政庁舎にアルカイダの黒い旗を掲げた。
ロイター通信が23日、住民の話として伝えた。AQAPが支配権を握ったのは、アデン西部の一角。
街頭ではアルカイダの戦闘員が巡回して、警備に当たっているという。
アデンはイエメンのハディ大統領支持派の拠点都市。
3月以降、イスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」の支配下にあったが、大統領派が7月中旬、
サウジアラビア軍などの空爆による支援を受けて奪還した。


@行政庁舎と言うのはイエメンの秘密警察の本部ビルで、フーシ派を追い出したらAQAPに破壊され占拠されたようです。





平成27年8月23日


シリア政府軍、反体制派拠点を空爆…82人死亡


ロンドンを拠点とする「シリア人権監視団」によると、シリア政府軍は16日、首都ダマスカス近郊の反体制派の拠点ドーマを空爆し、
少なくとも82人が死亡、250人以上が負傷した。
同監視団は、空爆地点は市場で、犠牲者の多くが民間人だったとしている。
また、政府軍は同日、首都近郊ダラヤに殺傷能力の高い「たる爆弾」による空爆も行ったという。
一方、レバノンを拠点とするアサド政権派の民兵組織は15日、シリアの3地区で12日に発効した反体制派との
一時停戦が本格停戦合意に至らないまま終了したと発表した。
隣国トルコによる仲介が伝えられた停戦も崩壊した形で、シリア内戦は鎮静化の手がかりを見いだせない状況が続いている。


@イスラム国ISを掃討するに当たり、間接的に殺人鬼アサドを助けてるんだから、何をか言わんや。





平成27年8月17日


ヌスラ戦線、アレッポでの「イスラム国」との戦闘から撤退


シリアの反体制派武装勢力で国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」は、
北部アレッポ地方での過激派組織「イスラム国」との戦闘から「撤退する」と発表しました。
ヌスラ戦線はシリア北部で「イスラム国」と対立、戦闘していますが、9日付の声明ではトルコとアメリカがシリア北部の
一定の地域から過激派組織「イスラム国」を駆逐することで合意したことについて「トルコの安全保障のみを考えている」と批判しました。
その上で「この戦いに加わることはイスラム法上、正しくない」として、北部アレッポ県において「イスラム国」との戦いから撤退すると述べました。
トルコは先月、「イスラム国」などへの空爆のためにアメリカにインジルリク空軍基地の使用を許可、今週、米軍機が到着しています。


@筋論をふりかざすヌスラ戦線。いつの時代にも、個々の思惑で和合(野合)と離反が繰り返されます。

ヌスラ戦線の兵士。



平成27年8月11日


アルカイダ古参幹部を殺害=シリア拠点の武装組織統率−米軍





米国防総省は21日、国際テロ組織アルカイダの古参幹部で、米軍がシリアで空爆対象にしている武装組織
「ホラサン・グループ」の指導者とされるファドリ容疑者を8日、シリア北部アレッポ西方で殺害したと発表した。
空爆によるとみられる。
国防総省によると、米軍は車で移動中のファドリ容疑者に攻撃を加えた。
ファドリ容疑者はクウェート出身で、2001年の米同時テロに先立ち、アルカイダ首脳から計画を伝えられていた数少ないメンバーの一人という。


@何回殺害すれば、気が済むのかな?


昨年9月の殺害ニュース。



平成27年7月22日


フーシ派、アデン攻撃=57人死亡−イエメン 太鼓や平和ボケもいいけど、少しは現実の世界も知ろうよ!


イエメンのイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」が19日、南部のアデンを攻撃し、少なくとも57人が死亡、200人以上が負傷した。
AFP通信が伝えた。
第2の都市アデンをめぐっては、ハディ大統領支持派が17日に奪回を宣言したばかり。 


@私もここでそう書いたばかり。どう見ても精鋭とは思えないフーシ派が強いのか、ハディ派が弱すぎるのか、
イエメンの戦闘だけはまったく訳が分かりません。

ここで戦っている連中は、奪い返したアデンを守ろうと攻め込んできたフーシ派を迎え撃つハディ大統領派です。
日本の左翼の半分は、太鼓叩いて首相官邸や議事堂前でデモをやっていれば誰も攻め込んでこないと思っているめでたい平和ボケのアホばっかりです。
後の半分は、当然金で雇われたシナの手先(工作員)です。



平成27年7月20日


サウジ イスラム国ISメンバー431人逮捕 


サウジアラビア政府は18日、過激派組織「イスラム国」関連組織に所属した疑いがあるとして、431人を逮捕したと発表した。
国営サウジ通信が伝えた。治安当局者の暗殺やモスク(イスラム教礼拝所)を狙った複数のテロ計画を阻止したとしている。
431人はここ数週間の逮捕者の集計で、国籍はサウジのほか、イエメンやシリア、ヨルダン、ナイジェリアやチャドなど。
サウジ内務省はまた、テロリスト掃討作戦の過程で、431人の逮捕のほかに、6人のテロリストを殺害したと指摘。
一方で、治安当局者や市民37人が犠牲になったと明らかにした。


@また大々的に反撃されるでしょうね。








平成27年7月19日


エジプト軍艦にロケット弾 「イスラム国IS系イスラム国シナイ州」が声明


エジプト北部にあるシナイ半島の沿岸で16日、エジプトの軍艦が攻撃を受けて炎上しました。
過激派組織「イスラム国」を支持する組織が犯行声明を出しています。
海軍の艦船に迫るロケット弾。命中した後、激しい炎が上がります。
エジプト軍によりますと、海岸沿いにいた武装勢力との交戦で、海軍の艦船が炎上しましたが、この攻撃による死者はいないとしています。
「イスラム国シナイ州」を名乗る組織が「背教者の軍隊の船にロケット攻撃を行った」などと犯行声明を出しました。
エジプトでは、シナイ半島で「イスラム国シナイ州」による治安部隊の拠点などへの攻撃が相次いでいます。


@お見事っていうか、映像を見ると、艦艇を目指して飛んでくるミサイルから艦を守る為の近接防御火器システムCWISとか近接防空ミサイルRAMすら撃ち返していないので
軍艦というほどの装備を持っていない巡視艇程度のものと思われます。
死者がいないってにわかには信じがたいですが、事前に皆さん海に飛び込んで回避したのかな?








平成27年7月17日


イエメン ハディ暫定大統領派が、フーシ派に占拠されていた南部アデンの国際空港を奪還


内戦状態のイエメンで14日、激しい戦闘があり、ハディ暫定大統領派が、対立するイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」から
南部アデンの空港を奪還した。AP通信などが治安筋の情報として報じた。フーシ派はコメントをしていない。
アデンの空港は3月下旬にフーシ派が占拠。
フーシ派には大きな痛手で、フランス公共ラジオは「ハディ氏派の初めての大きな戦果」と伝えた。
サウジアラビアなどイスラム教スンニ派諸国がハディ氏派を支援。
フーシ派への空爆のほか、ハディ氏派の兵士を訓練したり、武器弾薬を提供したりしている。


@再度お勉強しましょう。今やイエメンは、ハディ政権(スンニ派)、フーシ派(シーア派)、アラビア半島のアルカイダAQAP(スンニ派)、
イスラム国IS(スンニ派)の4つ巴での内戦状態に陥り、ハディの助っ人としてサウジ、カタール、クウェート、バーレーン、
UAE(アラブ首長国連合)の湾岸5カ国がアラブ連合軍を構成し、イランが裏でケツを掻くフーシ派と戦っています。
ISはご存知のようにスンニ派ですが、同じスンニ派のサウジなどスンニ派諸国とは非常に仲が悪いという構図。





3月27日にアデンの空港に突撃するフーシ派の戦闘集団。



平成27年7月16日


イエメン フーシ派の歩兵に、サウジアラビア軍のM60戦車、対戦車誘導ロケット弾一発くらってたじたじ


@久々にアラブ情勢。





平成27年7月14日


エジプト・カイロで車爆発、11人死傷 「イスラム国IS」が犯行声明


エジプトの首都カイロで11日、大きな爆発があり、11人が死傷した。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出している。
爆発があったのは、カイロ中心部にあるイタリア領事館の前で、車に仕掛けられた爆弾が爆発した。
地元当局は、1人が死亡、10人が負傷したとしていて、領事館の建物も大きく損壊した。
この爆発について、過激派組織「イスラム国」がインターネット上に犯行声明を出した。
カイロでの「イスラム国」によるテロは初めて。
エジプトでは、6月も検事総長が爆弾テロで暗殺されたほか、治安部隊や観光地を狙ったテロが相次いでいて、治安が悪化している。


@押したり押し返されたり、一進一退が繰り返されています。





平成27年7月12日


チュニジア「主要同盟国」に=米


米政府は10日、チュニジアを「北大西洋条約機構(NATO)非加盟の主要同盟国」に指定したと発表した。
米国からの武器援助の際、資金面の便宜を優先的に受けられるといったメリットがある。非NATO主要同盟国の指定は16カ国目。
チュニジアでは、日本人を含む22人が犠牲になった3月の博物館襲撃事件に続き、6月にホテル襲撃テロが発生。
米政府はチュニジアをアラブ圏での民主化の成功例と評価しているが、最近はイスラム過激派の浸透を懸念する声も上がっている。


@ここも基本は、イスラム国ISと同じスンニ派で占められています。
最近起きた首都チュニスの国立バルドー博物館襲撃事件は有名で、ISが犯行声明をだしていますが、チュニジア政府は懐疑的で信じていません。
世俗主義を批判するアンサール・アル・シャリーアというイスラム過激派が頻繁にテロを起こしています。
ISは、基本的に同じスンニ派の人々を習わず外国人をターゲットにしています。

これでイスラム国ISは、正式にチュニジアに対する攻撃の大義を得た事になります。


平成27年7月11日


エジプト 北部シナイ半島 イスラム国ISに忠誠誓うイスラム国シナイ州が攻撃 60人以上死亡


エジプト北部のシナイ半島で、過激派組織「イスラム国」に忠誠を誓う組織が治安部隊の施設に一斉攻撃を仕掛け、これまでに兵士ら60人以上が死亡しました。 
地元のメディアによりますと、1日、シナイ半島北部の検問所や治安部隊の施設など約15カ所が一斉に攻撃されました。
「イスラム国シナイ州」を名乗る組織が犯行声明を出しています。
エジプト政府はこれまでに、兵士や一般市民ら64人が死亡し、過激派メンバー35人を殺害したと明らかにしています。
治安部隊やエジプト軍は、ヘリコプターや戦闘機による空爆で反撃を加えていて、シナイ半島でのイスラム過激派との衝突では過去最大の規模になっています。
エジプトでは先月29日に、爆弾テロで検事総長が暗殺されるなど、連日、テロが起きていて、軍によるクーデターから丸2年を前に混乱が続いています。


@一様エジプト軍は空軍の支援を受けてISを押し返したようですが、カイロではもスリム同胞団に対する報復(検事総長殺害)で幹部9人を殺害したと発表しています。


ISによる車を使ったエジプト軍に対する自爆攻撃の瞬間。






平成27年7月2日


エジプトで検事総長暗殺 同胞団系が犯行声明 大量摘発に報復か


エジプトの首都カイロ東部で29日、バラカト検事総長が乗った車を狙った爆弾テロがあり、バラカト氏が死亡し警備員や市民ら数人が負傷した。
地元メディアによると、同国のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団系とみられる「大衆抵抗運動」を名乗るグループが犯行声明を出した。
エジプトでは2013年夏に同胞団出身のモルシー大統領(当時)が軍クーデターで失脚して以降、政権側が同胞団員らを大量に摘発。
今回の事件は、検察トップとして同胞団取り締まりを指揮するバラカト氏への報復が目的とみられる。
また、同国では今月、モルシー被告ら100人以上に死刑が言い渡されるなど同胞団関係者への大量死刑判決が相次いでいることから、
バラカト氏暗殺には司法界への警告の意味合いもありそうだ。
同胞団はシーシー現政権に「平和的手段での抵抗」を続けると言明しているものの、官憲に対する武力行使は「自衛のために必要」だとも主張。
これまでも警察などを狙ったテロ事件への関与が指摘されていた。エジプトではこのほか、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」系によるテロも相次いでいる。


@魔女狩りに対する、当然の報復。でもすごいね、確実ないい仕事してます。





平成27年6月30日


ホテル襲撃、37人死亡=「テロ攻撃」外国人も犠牲か−チュニジア


チュニジア中部の地中海沿いにある保養地スースで26日、リゾートホテルが何者かに襲撃され、
AFP通信によると、外国人を含む少なくとも27人が死亡した。
内務省報道官は「テロ攻撃」との見方を示した。
襲撃犯の1人が治安部隊との交戦で死亡。治安部隊は他に犯行に関与した人物がいる可能性もあるとみて、現場一帯で捜索を続けている。
現地からの情報によれば、犯人はホテル前のビーチに侵入して銃を乱射。居合わせた人々がパニックに陥った。
在チュニジア日本大使館が、巻き込まれた邦人の有無について確認を急いでいる。
犯行声明は出ていないが、観光産業に打撃を与えることを狙ったイスラム過激派が関与した可能性が高い。
スースはチュニジアを代表する観光地の一つ。旧市街は世界遺産に登録されており、欧州などから多くの外国人観光客が訪れている。
チュニジアでは今年3月、首都チュニスの博物館がイスラム過激派に襲撃され、日本人3人を含む22人が死亡した。
チュニジア政府は事件後、テロへの警戒態勢を強化していた。


@警戒態勢を強化していてこれです。まったく情報が取れていないのでしょう・・・結局、罪のない人たちがまたしても犠牲になります。





平成27年6月26日


アルジェリア事件の首謀者殺害か=米、リビアのテロ組織空爆




米国防総省のウォレン報道部長は14日、リビア領内で米軍機が13日夜にテロ組織を空爆したことを明らかにした。
ロイター通信によると、リビア暫定政府はこの空爆で、日本人が犠牲になった約2年半前の
アルジェリア人質事件の首謀者ベルモフタール司令官が死亡したと発表した。米側は殺害を確認していない。
リビア暫定政府は司令官と共に複数のリビア人テロリストも死亡したと述べた。
事実であれば対テロ戦で大きな成果となるが、米高官はニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に対し、
司令官の死を言明するためには科学的な証明が必要だと述べた。
ウォレン報道部長は声明で、空爆作戦がベルモフタール司令官を標的にしていた事実を確認。しかし司令官の生死については「作戦の結果を精査している。
必要に応じて詳細な情報を提供する」と指摘するにとどめた。
報道部長によると、ベルモフタール司令官は国際テロ組織アルカイダと結び付きが強い過激派組織「ムラビトゥン」の作戦指導者である一方、
アルカイダへの個人的な忠誠を維持していた。 
2013年1月に起きたアルジェリア人質事件では、天然ガス施設がイスラム武装組織に襲われ、
日本人10人や米国人3人を含む人質多数が犠牲となった。
神奈川県警はベルモフタール容疑者の逮捕状を取って国際手配している。


@チャド軍がマリで殺害したなど、死亡説は他でも報告されています。





平成27年6月15日


イエメン武装勢力、サウジに弾道ミサイル発射 和平会議に暗雲


イエメンのイスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装勢力フーシ派(Huthis)は6日未明、
サウジアラビア南部ハミースムシャイト(Khamis Mushait)に向けて短距離弾道ミサイル「スカッド(Scud)」1発を発射した。
サウジアラビア当局は、自国の防空軍がパトリオット(Patriot)ミサイル2発を発射し、このスカッドミサイルを撃墜したと発表した。
フーシ派がサウジに弾道ミサイルを発射したのは初めてとみられる。
国営サウジ通信(Saudi Press Agency、SPA)が伝えたサウジ当局の声明によると、スカッドは現地時間6日午前2時45分(日本時間同8時45分)ごろ、
イエメン北部のサーダ(Saada)州にあるフーシ派の拠点から発射された。
その後、今年3月26日からイエメンの反政府武装勢力に空爆を行っているサウジアラビア主導の連合軍が、
今回のスカッド発射に使用された発射装置を破壊した。
フーシ派と協力関係にある武装勢力の報道官はイエメン国営のサバ(Saba)通信に対し、スカッドはハミースムシャイトにある空軍基地を狙っていたと述べた。
イエメンの武装勢力はこれまでにもサウジ領内に砲撃は行っていたが、弾道ミサイルを使用したのは初めてとみられる。
連合軍はフーシ派のミサイルを破壊してきたが、連合軍の報道官が衛星テレビ局アルアラビーヤ(Al-Arabiya)に語ったところによると、
イエメンの反政府武装勢力は紛争勃発前に入手していたとみられるミサイル約300発を複数の洞窟に隠しているという。

スカッドが発射された前日の5日にはアリ・アブドラ・サレハ(Ali Abdullah Saleh)前イエメン大統領派がフーシ派の支援を受けて
イエメンとの国境に近いサウジのジザン(Jizan)とナジュラン(Najran)を攻撃して数時間の戦闘となり、
連合国側の発表によるとサウジ兵4人と武装勢力の数十人が死亡したほか、イエメンのタイズ(Taez)や
アデン(Aden)などでも戦闘で民間人を含む多数の死傷者が出た。
5日の一連の戦闘の数時間前にフーシ派は2000人以上が死亡した紛争終結を目指してスイス・ジュネーブ(Geneva)で
開かれる会議に出席すると表明したばかりだった。国連(UN)は6日、和平会議はジュネ―ブで今月14日に始まると確認した。


@停戦の話し合いが始まると、なにをバカな事をと強硬派が徹底抗戦を主張して強硬に出るというのが世界共通のパターン。
それにしてもパトリオット優秀ですね。でもあと300発あるそうですから、中々手強いかも。
現在我が国の航空自衛隊がPAC-3を何発保有しているかは秘密。多分100-200の間。
マッハ5で弾道ミサイルに向け飛んで行きますが、射程は20キロ。最後の砦ですから撃ち損じれば、火の海です。




参考:


参考:イラン・イラク戦争では双方の国によって大量のスカッドが利用された。
イラクはソ連から購入したスカッドとその派生型アル・フセインを520基発射し、イランはリビアから購入したスカッドを177基発射した。
双方の首都が目標となり、市民の犠牲者も発生した。
ソビエト連邦のアフガニスタン侵攻では2,000基におよぶミサイルが発射され、また、湾岸戦争ではアル・フセインがイラクからサウジアラビアに45発、
イスラエルに40発が発射され、アメリカ軍はパトリオットミサイルを用いて迎撃した。チェチェン紛争でもロシア軍が使用している。


平成27年6月7日


マララ襲撃、10人のうち8人が無罪で釈放


ロイター通信などは5日、昨年のノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイ(17)が2012年にパキスタンで銃撃された事件の裁判で、
被告10人のうち8人が無罪判決を受けて釈放されていたと報じた。
同国の反テロ法廷は今年4月、銃撃事件に関与したイスラム過激派「パキスタン・タリバン運動」(TTP)のメンバーとみられる被告10人に判決を言い渡した。
公判は非公開で行われ、司法当局者は本紙などの取材に、「10人全員に終身刑」と説明していた。
だが、今回の報道では、このうちの8人は証拠不十分で無罪となり、4月中に釈放されていた。


@正義の判決だろ。





平成27年6月6日


「民主化」でアフガンの麻薬製造量50倍に



アフガンのケシ栽培畑。

アフガニスタンにおける麻薬の製造量は米国のアフガン軍事作戦開始以来50倍になり、今も増大を続けている。
連邦麻薬管理対策局が伝えた。
アフガンにおけるケシの栽培量は2014年、22万4000ヘクタールとなり、又しても記録を更新した。
専門家によれば、「各国を代表する専門家らの意見は、国際社会が現在の惰性的立場を続ければ、
アフガンにおける麻薬栽培は今後数年間さらなる成長を遂げるだろう」とのことだ。
平和と安全のためと称して米軍が事実上の駐留を続けているにも関わらず、一連の重要な指標は悪化の一途をたどっている。


@アフガン戦争とは、何度も書いてきましたが、そもそもがタリバン(アルカイダ)と米国のアヘンをめぐる利権戦争ですから。
eu、ロシア、中央アジア、シナ、イランではアフガンで生産されるアヘン(ヘロイン650億ドル≒8兆1250億円分)の半分が消費されています。
残りは米国の軍経由で医療用として世界で消費されています。


平成27年5月29日


チュニジア 兵士発砲で同僚7人死亡、騒然とする現場周辺


チュニジアの首都チュニス(Tunis)の国会議事堂近くにある兵舎で25日、軍の兵士が同僚に対して発砲する事件があり、
同国国防省によると兵士7人が死亡、10人が負傷した。発砲した兵士はその場で射殺された。
映像は救急車や警察車両、ヘリコプターなどで騒然とする兵舎周辺。


@バルドー博物館襲撃事件では巻き込まれて日本人観光客も犠牲となりましたが、近年よく軍関係で問題が起きます、チュニジア。





在外邦人安全へ体制整備=緊急通報システム登録促す―外務省
外務省は26日、過激派組織「イスラム国」による人質事件を受けて検討してきた在外邦人の安全確保策を発表した。
海外に出掛ける邦人に災害やテロなどの緊急情報を提供するシステムへの登録者数を今後3年間で150万人に増やすほか、
コールセンター設置や人員拡充により安否確認や情報提供を迅速に行う体制を整備することが柱。
対策は中根一幸外務政務官をトップとする省内チームがまとめた。
3月にチュニジアで邦人が巻き込まれたテロ事件も踏まえ、「日本人がテロの直接の標的になり得る」と指摘。
長期滞在者と比べ、現地の情報に疎い短期の旅行者への対策が特に必要と訴えている。
短期旅行者を対象とする緊急通報システム「たびレジ」の登録は5月現在で19万件。
普及を促すため、海外に出掛ける全ての邦人に電子メールで登録を呼び掛けることも検討する。
このほか、海外からの問い合わせに24時間対応するコールセンターを外務省に設置。
テロ対策分野の専門知識を持つ「情報専門官」を育成する。


平成27年5月26日


サウジアラビアが、イエメンへの攻撃で中性子爆弾を使用??


アメリカの軍事評論家で同国の元海軍の隊員だったゴードン・ダフ氏が、イエメンの首都サヌアのジャバル・ナガム地区への爆撃で、
中性子爆弾を使用したとして、サウジアラビアを非難しました。
ベトナム戦争に従軍した経験のあるゴードン・ダフ氏は、アメリカの退役軍人向けのラジオ番組・ベテランズトゥデイのインターネットサイトに
発表した記事において、複数の理由を論拠とし、「ジャバル・ナガム地区への爆撃でサウジアラビアが使用した爆弾は、
中性子爆弾である」と語っています。
また、「この攻撃で使用された爆弾は、2キログラム級(翻訳ミスで2キロトンの誤りだと思う)の通常爆弾ではなく、
より大きい重量のある爆弾だった」と述べました。
さらに、「特殊カメラで撮影された画像に注目すると、ジャバル・ナガム地区に着弾した爆弾の中に、
中性子爆弾が存在していたことが見て取れる。サウジアラビアがイエメン攻撃で核爆弾を使用したのは、これが2回目である」としています。


@イスラエルじゃあるまいし・・・・・でかい通常爆弾だよ。





中性子爆弾。



平成27年5月25日


アフガン首都のゲストハウスを武装集団が襲撃、米国人ら5人死亡


アフガニスタンの首都カブールのゲストハウスに13日夜、銃を持った男らが押し入り、米国人1人とインド人2人を含む少なくとも5人が殺害された。
事件があったのは外国人に人気のゲストハウスで、武装集団と警察の間で約5時間にわたり銃撃戦となった。
警察当局は、ゲストハウスにいた少なくとも44人が救出されたとし、武装集団側の1人が死亡したと明かした。
これまでのところ、犯行声明などは出されていない。
アフガンでは反政府武装勢力タリバンが先月、「春の攻勢」を宣言しており、各地で襲撃事件が相次いでいる。


@特にコメントする事はありません。





平成27年5月14日


サウジアラビア、イエメン国境に戦力を集める


今夕、イエメンのフーシ派とアラブ連合の紛争が5日間の停戦に入る。しかしサウジ側はイエメンとの国境へ戦車や装甲輸送車を派遣している。
月曜、フーシ派側によって、サウジのジザン市およびナジラン市がミサイルおよび迫撃砲で攻撃されたことへの対抗措置である。
アラブ連合はイエメンへ人道支援物資を届けるため、5日間の停戦を提案した。
日曜、17の国際支援団体から結成されたグループは、「数週間にわたる空および海の封鎖によって
食料や医薬品の欠乏が深刻化しているイエメンに完全な人道支援を実施するためには5日間では足りない」との声明を出している。
一方イエメンのリヤド・ヤシナ外相は、フーシ派は停戦を守らず、交渉の用意もない、との声明を出した。


@国際社会での約束は約束に非ず。その約束を必ず守りましょうという約束が必要なのです。





平成27年5月13日





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