「報復」以外に言葉は見当たらない
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「 報復 」 以外に言葉は見当たらない!!


平成17年6月25日

北制裁求め座り込み 官邸近く、拉致被害家族ら300人

 拉致被害者の「家族会」と支援組織「救う会」などは二十四日、東京・永田町の首相官邸近くで、北朝鮮への経済制裁発動を求める座り込みを始めた。平成十二年十月に北朝鮮へのコメ支援に反対して自民党本部などで行って以来。二十五、二十六の両日も、小泉純一郎首相に制裁発動を訴える。座り込みには、家族二十一人のほか全国の救う会や超党派の国会議員でつくる「拉致議連」のメンバーら約八十人、一般約二百人が参加した。
 午前十時の開始直後、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父で、家族会代表の滋さん(72)は「制裁発動は、拉致被害者全員を取り戻すという国家意思を示すこと。躊躇(ちゅうちょ)していると、拉致問題を重視していないという大変危険なメッセージになりかねない」と声明を朗読したのに続き、すべての家族がマイクを取った。
 有本恵子さん=同(23)=の母、嘉代子さん(79)は「(北朝鮮に)行けるなら私たちが行って交渉したい。どうか子供たちが日本の土を踏めるよう努力してほしい」。増元るみ子さん=同(24)=の姉、平野フミ子さん(55)は「小泉総理」と呼びかけ、「拉致被害者を見殺しにしないでください」と訴えた。
 こうした訴えに、小泉首相は官邸で記者団の質問に答え、「ご家族、つらいでしょうけど、この問題は対話と圧力の両面から考えていかなければならない。経済制裁で解決するという状況では現在ない」と慎重な姿勢を崩さず、日本単独での制裁発動については「関係各国の判断を尊重して協力していかないといけない」と話した。


平成16年12月10日

「北経済制裁発動を」 自民対策本部決議

遺骨鑑定に期限つき回答要求
 北朝鮮が提供した横田めぐみさんの遺骨が別人と鑑定された問題で、自民党の拉致問題対策本部(本部長・安倍晋三幹事長代理)は十日午前、北朝鮮に対し、期限を設けて回答を求め、応じない場合は経済制裁を発動すべきだとする決議を採択した。一方、衆院拉致問題特別委員会は同日午前、この問題を受けて閉会中審査を行い、町村信孝外相は国際機関から要請があっても、北朝鮮への食糧支援には応じられないとの考えを表明した。
 自民党対策本部の決議は、北朝鮮に対し、遺骨が別人のものと鑑定されたことへの説明と、国際手配中の辛光洙(シン・ガンス)容疑者ら拉致実行犯三人の身柄引き渡しを「最後通告」として要求し、期限内に回答が得られない場合、政府は経済制裁発動を決断すべきだとしている。
 決議の後、安倍氏は小泉純一郎首相に決議文を提出。首相は「党の立場はよく分かった。北朝鮮に対しては今後も『対話と圧力』で交渉していく」と述べた。
 一方、町村外相は十日午前の衆院拉致問題特別委員会で、北朝鮮への食糧支援は凍結する方針を表明したうえで「仮に世界食糧計画(WFP)の要請があったとしても応じるのは難しい状況だ。当面これを行うつもりはない」と述べた。
 北朝鮮に対する人道支援は、今年五月に小泉首相が再訪朝した際に二十五万トンの食糧支援を表明。政府はこのうち半分の十二万五千トンについては、八月に実施を決定して北朝鮮に送っているが、残り半分はまだ実施していない。
 また、町村外相は北朝鮮に対する経済制裁について「持ち帰った資料の分析を鋭意進めている。できるだけ年内に(調査結果を)取りまとめて今後の対応を検討する。経済制裁もその選択肢の中に含まれる」と述べた。自民党の水野賢一氏らへの答弁。
 委員会では冒頭、村田吉隆国家公安委員長が北朝鮮が提示した骨のDNA鑑定結果を報告。「北朝鮮側の説明には疑問点、不明な点が数多く存在する」と、北朝鮮の対応を批判した。委員会では同日午後、拉致問題解決に向けて北朝鮮への経済制裁を積極的に検討するよう求める決議を行う。
 
 十日午前の閣議後の記者会見で、閣僚から北朝鮮への批判や経済制裁を求める発言が相次いだ。
 中川昭一経済産業相は「拉致は犯罪行為で(被害者全員の)帰国後も制裁は必要。私の担当は輸出管理だが、制裁をやる場合は相手の困ることをやりたい」と強調。中山成彬文部科学相も「(経済制裁を)段階的に実施すべきだ。少なくとも実施を検討している姿勢を見せることは必要だ」と明言した。
 町村信孝外相は北朝鮮の対応について「少なくとも国交正常化に向けてお互い努力しようという精神に反している」と指摘。大野功統防衛庁長官も「経済制裁とか、取るべき手段を十分に考えていかないといけない」と述べた。
 一方、村上誠一郎行革担当相は「憤りは感じるが、経済制裁するかどうかは高度の政治判断なのでコメントは差し控える」とした。



DNA鑑定 めぐみさんの遺骨ではない

 拉致被害者の横田めぐみさん(行方不明当時13歳)の「遺骨」として北朝鮮が提供した骨について、DNA鑑定の結果、めぐみさんとは別人のものだったと、政府が8日発表した。これを受けて、めぐみさんの父、滋さん(72)は「北朝鮮側の説明がまったくでたらめであることが証明された。必ず生存していると信じて、これからも運動を続けていく覚悟です」と話した。
 この「遺骨」は、先月9日から14日まで平壌で開かれた第3回日朝実務者協議で北朝鮮側から他の拉致被害者の資料とともに「横田めぐみさんの遺骨」として提供された。めぐみさんの夫とされるキム・チョルジュンさんが、めぐみさんの土葬から2年半後に墓を掘り起こし、骨つぼに保管していたものと説明を受けた。
 「遺骨」は、めぐみさんの両親から提供された本人のへその緒と照合する形で、警察庁の科学警察研究所(科警研)と帝京大学医学部でDNA鑑定が行われてきた。このうち帝京大の鑑定は、五つの骨片を使用。四つから同一のDNAが、残りの一つは別のDNAが検出された。そのいずれもがめぐみさんとは別人のDNAだったという。
 滋さんとともに記者会見しためぐみさんの母、早紀江さん(68)は「初めから『めぐみの骨ではない。絶対に違う』と思っていた。金正日政権がどんなに残酷で冷酷で、人間の本質から外れたことをする国であるかが、はっきりした」と、怒りをあらわにし、「日本に対して、どんなことも隠すことはできないと示せたことはよかったと思う」と、強い口調で話した。
 一方、政府は、拉致被害者の安否に関する北朝鮮調査の信ぴょう性が根底から崩れたことを重視し、北京の大使館ルートで北朝鮮側に抗議した。さらに、北朝鮮に対する追加の食糧支援を当面、凍結する方針を表明した。
 小泉純一郎首相は、鑑定結果について「めぐみさんのものではなかったことは、まだ死亡したということではないので、希望もある」と述べる一方、「虚偽の資料を提出したことは極めて遺憾だ」と北朝鮮を非難した。
 また、今年5月の日朝首脳会談で日本側が提供を約束した25万トンの食糧支援のうち、未実施の12.5万トンについて、小泉首相は「今すぐ実施する考えはない」と述べた。
 北朝鮮への経済制裁について、外務省首脳は「他の資料の分析結果を待ちながら、早急に検討していく」と話したが、与党内から経済制裁を求める声が強まっており、政府は日朝交渉の全面的な見直しを迫られている。


北朝鮮・拉致問題 横田めぐみさん遺骨別人 北朝鮮への厳重抗議求め意見書

 ◇京都府議会が可決
 拉致被害者の横田めぐみさん(行方不明時13歳)の遺骨として北朝鮮が提供した骨が別人のものと判明した問題で、府議会は9日、北朝鮮への厳重な抗議と拉致事件の早期全面解決を小泉純一郎首相らに求める意見書案を満場一致で可決した。
 自民、民主、共産、公明、新政の全5会派が発議した。意見書は、北朝鮮の行為について「日本国の主権と日本国民を愚弄(ぐろう)するもの」「卑劣な行為は断じて許すことはできない」としている。





第三回日朝実務者協議

北「めぐみさん遺骨」提示 資料6人分持ち帰る 政府DNA鑑定へ


 北朝鮮の日本人拉致事件をめぐる第三回日朝実務者協議を終えた外務省の
藪中三十二アジア大洋州局長らは十五日、平壌から帰国、協議内容を
小泉純一郎首相や被害者家族に報告した。
協議で北朝鮮側は、安否不明者十人について「八人死亡、二人未入国」と従来の説明を繰り返す一方、
横田めぐみさん=拉致当時(13)=のものとされる遺骨を含む被害者の所持品などを提示した。
政府は遺骨のDNA鑑定など持ち帰った資料の信憑(しんぴょう)性の確認を急ぐ。
政府関係者によると、遺骨の精査は約十日間かかるという。
 小泉首相は同日夜、官邸で記者団に、北朝鮮側の回答に「まだ私も納得できていない。
これで終わりとは考えていない」と述べ、協議継続が必要との考えを示した。
また、北朝鮮への経済制裁には「(慎重姿勢に)変わりない」と語った。
 藪中局長らの報告によると、北朝鮮側は二年前に訪朝した日本側調査団に示した
八人の死亡診断書は「慌てて作ったもので、正確なものではない」と説明。
「一九九三年三月十三日に自殺した」としていた横田さんの死亡時期を
「九四年三月に入院し、同年四月に死亡した」と訂正した。
 石岡亨さん=同(22)、有本恵子さん=同(23)、松木薫さん=同(26)、
市川修一さん=同(23)、田口八重子さん=同(22)=らの写真や書籍などを示し、
北朝鮮側が同年の調査団に対し証言した拉致事件の責任者二人の裁判記録も示した。
 協議は十二日までの予定を二日間延長。拉致事件関係の協議は延べ五十時間に及んだという。
 調査担当とされる陳日宝・人民保安省局長の説明を受けたほか、
横田さんの夫と北朝鮮側がいうキム・チョルジュンさんと面会。
冒頭短時間、長女のキム・ヘギョンさんが同席した。
チョルジュンさんは「特殊機関に勤務している」と説明されたが、血液、毛髪の提供は拒否した。
横田さんの入院先とされる「四十九予防院」の医師らから事情聴取した。
 また、北朝鮮側は「横田さんは田口さんと八一年から八四年まで一緒に生活していた」と説明した。
 このほか安否不明者関係では、有本さん、石岡さんが死亡したとされる「招待所」関係者はじめ、
十二人と面会。
北朝鮮側は藤田進さんや加瀬テル子さんら特定失踪(しっそう)者五人には
入国の事実はない、と回答した。
 さらに、日本側は、国際手配されている同国在住の「よど号」ハイジャック事件犯人グループの
魚本(旧姓・安部)公博容疑者はじめ、辛光洙容疑者、金世鎬容疑者の身柄引き渡しを改めて求めた。
三人はいずれも日本人拉致事件に関与しているとみられている。


 一、火葬され、つぼに入った横田めぐみさんとされる遺骨を持ち帰った。DNA鑑定を行う。
 一、北朝鮮側は、横田さんの「一九九三年三月十三日に自殺した」という死亡時期を「九四年三月に入院し、
同年四月に死亡した」に訂正した。
 一、北朝鮮側は、横田さんら安否不明者十人について、平成十四年調査報告と同様に
「八人死亡、二人未入国」と説明。
 一、北朝鮮側は「特定失踪(しっそう)者」五人に関して「入国は確認できず」と回答。
 一、北朝鮮側は、提示していた拉致被害者の死亡診断書を「慌てて作ったもので
正確でなかった」と釈明。
 一、北朝鮮側は「横田さんと田口八重子さんが一九八一年から八四年まで一緒に
生活していた」と説明。




本当に悲しい現実を目の当たりにして、更に追い討ちをかける北朝鮮の信義なき対応
本当にウンザリだ!!
ただ、その舞台裏でいかなる日朝国交正常化に向けた画策が進行しているのか
注視し続けなければならない
先般の大手ゼネコン各社によるインフラ整備の為の事前訪朝団もそうした流れが
すでに出来上がっているという事の証でもある
「信義なき者同士の戯言」を現実のものとしてはならない

「報復」以外の言葉は見当たらない

平成16年11月16日



━ 関連リンク ━

sub51.htm
sub53.htm
sub68.htm
sub106.htm


ただ手をこまねく我が国政府の、非人道的“北朝鮮拉致事件”対応と
金正日を同列に捉え、民族的“怒り”を対置し徹底糾弾せよ!!



拉致事件になにもせず、ただ手を拱く我が国政府は
北朝鮮と同列、同罪である



米帝の仕組んだ茶番劇も終わり、なにかしら誇らしげに語るブッシュは滑稽だ
一方、飼い犬のポツダム小泉は何もせず、拉致問題は棚上げ状態のままだ
北朝鮮の核保有に対しても何ら抗議、制裁すら発動せず
そして未だにピョンヤン宣言と国交正常化路線を見直す事無く継続している
しかし、彼らの意とする有事法とミサイル防衛システム導入が為の
「脅威」としての役割は十分に果たしている

学校教育の現場で愛国心とやらを教えるそうだが、子供達に愛国心を教えられる
まともな教師や親がこの日本に存在するのか
今まで十分過ぎるほどの自虐史観を叩き込んでおきながら、今度は愛国心か!
言葉は愛国教育であっても中身は反日教育そのものではないのか
あくまでも戦後体制の更なる延命強化策の一環でしかない筈だ
まったく、ご都合主義もいいところだ
国家としてのアイデェンティティなき「日本に」「文部省に」真の愛国心なぞ存在しえない

では、米帝の下部組織たる自衛隊に愛国心は宿るのか
これもまた護るべきは対米従属下の戦後体制であり決して“国体”ではない

そんな中、キタに残された拉致被害者の家族は一体どうなるのか
無事、日本に連れて帰ることができるのか
その他の被害者の本当の安否はどうなったのか
まったく進展なき状況を一切恥じる事無く、そして放置し、問題解決に向けた論議より
私情優先の醜い内紛に明け暮れ
こんな簡単な要求や行動すらできない愚かな政府を信用していてよいのか
今更、外交ルートで手順を踏んで交渉する事柄でもない筈だ
大体わざわざ出かけていって言うべき事をいわず国民の総意に反し交わしてきた
ピョンヤン宣言にどれほどの重みがあるというのか
金正日に免罪符を与えただけではないか
それはすべて自民党内売国勢力の絵図ではないか
そもそも政府の交渉課程で齎された拉致被害家族の離散、こんな悲劇が許されるのか
相手が北朝鮮であれなんであれ、国家の威信にかけて早期奪還解決すべきではないのか
そんな状況を齎した小泉が未だに総理である事に国民は“怒り”を感じないのか

金正日小泉同列であり同罪である

国家が国家として最低限機能していればこんな悲劇は生まれない筈だ
人の命を命とも思わず、ただ世渡りの為の駆け引きに国民の命を弄ぶ
自民党を徹底的に糾弾、解党しなければならない


民族の正気を取り戻せ

H15 5・6記

文責 愛知県本部
  

   
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