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イスラム国IS、アンバル州ラマディ政府庁舎から撤退=イラク


AFP通信によると、イラク治安部隊報道官は27日、過激派組織「イスラム国」(IS)が中西部アンバル州の
州都ラマディ中心部にある政府庁舎の敷地から完全に撤退したと述べた。
治安部隊が敷地内に進入して制圧すれば、イラク政府はラマディ奪還を果たすことになる。
ラマディは首都バグダッドの西方約100キロに位置する要衝で、ISが今年5月に支配下に置いた。
治安部隊は奪還作戦を進め、既に80%以上の地域を掌握。ISの戦闘員300人前後が残る中心部の支配権回復を目指し、
22日から詰めの攻撃を開始していた。


@イラクがよく頑張ったというより、連続的空爆でISが弱体化している証拠です。 








平成27年12月28日


イラク対テロ部隊、ラマディ領有めぐり戦闘激化


イラク同国中西部アンバル(Anbar)州の州都ラマディ(Ramadi)奪還を目指し中心部に侵攻したイラクの治安部隊は、
今年5月以降、同地を制圧しているイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との激しい戦闘を繰り広げている。24日撮影。


@一進一退、今は少し押しているようです。イラク軍にしてみれば、これでも命を賭けた真面目な戦争なのです。








平成27年12月26日


イラクから撤収「問題外」=クルド人部隊訓練が目的―トルコ大統領





トルコのアナトリア通信によると、エルドアン大統領は10日、記者会見で、イラク北部モスル近郊に派遣したトルコ軍部隊について「撤収は問題外だ」と述べた。
イラク政府は、同意なしにトルコ軍が兵士を送ったとして、撤収を要請していた。
大統領は、トルコ軍部隊について、過激派組織「イスラム国」と戦うクルド人治安部隊「ペシュメルガ」の訓練が目的だと改めて強調。
2014年に地元の県知事の要請を受けて訓練を開始しており、新しい動きではないと語った。 


@こうしてみると、トルコっていろんな意味ででかいよね。イラク形無し状態だけど、これが中東の現実。





平成27年12月11日


イラク首相が、同国内からのトルコ軍の即時撤退を要求


イラクのアバディ首相が、同国内に駐留するトルコ軍の即時撤退を求めました。
ロシアのノーボスチ通信によりますと、トルコは4日金曜、イラクのクルド人で結成される特別部隊ペシュメルガの訓練のため、
130人の軍隊をイラク北部地域に派遣しました。
こうした中、情報筋はイラク政府がトルコのこの行動に強く反発したことを明らかにしています。
アバディ首相は、声明を発表し、「トルコ軍は、イラク政府の許可なしにイラク領内に入ってきており、速やかにイラクから撤退すべきだ」と語りました。
また、イラク外務省も、イラク政府との事前調整なしでの軍事攻撃は一切認めない、と表明しています。


@どさくさにまぎれて、やりたい放題のトルコ軍という構図。





平成27年12月6日


米軍デルタフォースなどがISから「人質救出で大量処刑阻止」 クルド自治政府、救出作戦の映像公開


米国防総省は22日、米軍とクルド人治安部隊がイラク北部のハウィジャで過激派勢力「イスラム国」(IS)の人質となっていた約70人を救出したと発表した。
人質らは「処刑寸前」だったという。
22日早朝に実施された救出作戦では米兵1人が負傷し、その後死亡した。
米国が昨年ISへの攻撃を開始して以来初めて、米軍に死者が出たことになる。
国防総省によると、IS戦闘員5人が捕らえられたほか、多くの戦闘員が殺害されたという。
国防総省によると、救出された約70人にはスンニ派のアラブ人、イラク治安部隊20人、IS内でスパイ容疑で拘束されたメンバーが含まれる。
当初クルド人の人質も救出されたとの情報もあったが、国防総省とクルド人自治政府はクルド人は含まれていないとしている。


@離島奪還は水陸機動団(西部方面普通科連隊)でいいけど、将来の為に、これができる部隊が日本にも欲しいよね。





平成27年10月26日


先日ロシアがイラクに供与したスホイ30 すでに「IS」拠点を空爆



イラク空軍のマークの入ったSu-30.


ロシアはイラクに、戦闘機スホイ-30型機を供与したが、すでに「IS(イスラム国)」戦闘員の拠点に空爆を加えた。
イラクの複数のマスコミが、イラク軍プレスセンター(MWC).の情報を引用して伝えた。
MWCのデータによれば、スホイ-30は、イラク北部サラーフッディーン州の「IS」戦闘員の潜伏基地3ヶ所、モスルに向かっていた車列を殲滅した。
この情報には、イラク軍のマークの入ったスホイ-30型機の写真がつけられている。
イラク空軍がスホイ-30を入手したという情報は、初めて伝えられたものだ。
それによれば、イラクの国内状況が困難なことと関連して、ロシア政府は、スホイ-25攻撃機、
ヘリコプター「ミル28НЭ」及び「ミル35」,大型火炎放射システムТОС-1А「ソンツェピョーク」、
地対空ミサイル・システム「パンツィリ- С1」、移動型地対空ミサイル・システム「ジギト」、各種砲撃システム及び付属弾薬、
地雷撤去装甲車БРМ-3М「ヴェプリ」を緊急供与した。
先にロシアのウラジーミル・コージン大統領補佐官は「ロシアはイラクとの軍事技術協力を継続するだろう」と述べ、
その総額について、数億ドル規模と伝えていた。


@先月米国からF-16を購入し、イスラム国ISの空爆(9月7日)に使用したという記事をここで書いたばかりですが、
それに刺激されて急遽ロシアは色々なおもちゃをイラクに供与したみたいです。
イラクが、ISに対する空爆をロシアに要請したと(10月8日)書きましたが、じゃあ現物をという事でスホイ30を供与したという事でもあるようです。
ロシアにしてみると、アサドの為だけにシリアに介入しているんじゃないぞというアリバイ工作のようなものですね。わはは


これは、ロシアのSu30



平成27年10月17日


キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!  イラクは近日中にロシアに対し「イスラム国IS]空爆を要請!


イラク当局は、近日中あるいはここ一二週間のうちに、ロシアに対し、過激派テログループ「IS(イスラム国)」陣地への空爆支援を要請する可能性がある。
水曜日、ロイター通信が、イラク議会国防委員会トップの情報を引用して伝えた。
それによれば「イラクは、ロシアが我々の国における対IS撲滅作戦において、
米国よりも大きな役割を持つよう欲している」との事だ。
ロシアのドミトリイ・ペスコフ大統領報道官は、月曜日「過激派グループISとの戦いにおける軍事援助について、
イラクからロシアに何らかのメッセージが届いたという事について、自分は関知していない」と述べた。
また火曜日、上院・連邦会議のヴァレンチナ・マトヴィエンコ議長は「ロシアは、もし然るべき要請が届けば、
イラクにおける対IS撲滅作戦への航空宇宙軍の参加の政治的軍事的妥当性を検討するだろう」と明言した。
先にイラクのアバーディ首相は、TV「France 24」に出演した中で「我々は、イラクでのロシア空軍の作戦を歓迎するだろう」と述べている。
9月30日から、シリアのアサド大統領の要請に応じて、ロシアは、シリア領内のISの基地や施設に対するピンポイント空爆を開始した。
ロシア国防省のデータによれば、ロシア軍機は、IS戦闘員の管理システムや、武器弾薬庫などをかなり破壊したほか、
自爆テロ訓練施設にも大きな損失を与えた模様だ。


@これも、ごく自然な流れですが、ここでも連日取り上げていたアラブの春に連動し、
平成23年暮れあたりから始まった非暴力で行われていたアサドの退陣要求デモに対する治安部隊と軍による
虐殺を見て見ぬふりを決め込んだオバマのつけは、ここまで大きくなって返ってきました。
内向きもいいが、オイル利権でしか動かない、あんたが犯した罪は図りしれないものがある。(シリアはイラクからオイルを輸入している。)


こうして20万の無辜の民が、アサドによって虐殺されている。平成24年2月のデモの様子。



平成27年10月8日


イラク空軍、F16で初空爆=対「イスラム国」


米国防総省のクック報道官は6日、イラク空軍が米国から購入したF16戦闘機で過激派組織「イスラム国」を初めて空爆したことを明らかにした。
クック氏は「国際的な過激派組織掃討戦で、イラク空軍が最新鋭戦闘機の投入に成功したことを称賛する」と表明した。


@F-16を買ってもらって上機嫌のパイロットは、イスラム国をぼこぼこにいわしてやると意気込みを語っています。





平成27年9月7日


イラク、F16戦闘機を受領


イラクの首都バグダッド(Baghdad)北方にあるバラド(Balad)空軍基地で20日、米国製のF16戦闘機の受領を祝う式典が催され、
同国のハイダル・アバディ(Haider al-Abadi)首相のほか、米国のスチュアート・ジョーンズ(Stuart Jones)駐イラク大使をはじめ、
米国やイラクの高官が出席した。
アバディ首相は、米国製のF16戦闘機の同国への到着を歓迎し、同戦闘機は同国内におけるテロとの戦いに役立つと語った。


@クルド兵は強いけど、イラク軍はここで取り上げて見てきた限りにおいて本当に弱い。いいおもちゃ与えてもどこまで役にたつ事やら。所でモスルは、奪い返したのか?





平成27年7月22日


イラク モスル戦線・・・・モスルへの道


@1年前のISに奪われたモスル奪還の為に活躍する、クルドペシュメルガの密着レポート。アホな地上波を見るならこれをどうそ。











平成27年6月10日


米軍数百人増派を検討=ラマディ奪還に向け−オバマ大統領


米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などは9日、オバマ大統領が過激派組織「イスラム国」に制圧されたイラク・アンバル州の州都ラマディを奪還するため、
イラク政府軍などに訓練・助言を施す米軍要員を数百人増派することを検討していると報じた。
イラクには現在、約3000人の要員が駐留。タイムズ紙は増派の規模を約400人、ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)は約500人と伝えている。
オバマ政権はアンバル州内に新たな拠点を設営することも検討しているという。


@イスラム国ISが強いのか、殺人鬼アサドのお家の事情が優先事項なのか、イラク軍が弱すぎるのか、もうどうでもいい感じです。


ISは現在ラマディのダムを制圧しており完全にコントロール下に置いて有利に戦っているようです。下流では干ばつが始まっています。



平成27年6月10日


イラク 対戦車無反動砲AT-4 1000基到着 IS対策で




米国務省のハーフ戦略広報上級顧問は2日の定例記者会見で、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のためイラク政府が求めていた
携帯式対戦車ミサイル「AT4」1000基が先月30日にイラク政府に引き渡されたと明らかにした。
ISは大量の爆薬を積んだ自動車などによる自爆攻撃を多用して西部アンバル県の県都ラマディの制圧などに成功しており、
こうした攻撃を抑止するためにAT4の供与が急がれていた。
イラク政府はラマディ奪還作戦の準備を進めており、米国も情報や武器の供与、空爆などを通じて協力している。
ハーフ氏によると米軍主導の有志国連合による空爆は1日までにイラクで2638回、シリアで1672回の合計4310回に達した。
ISはシリア側でも中部パルミラを制圧するなど一部で勢力を拡大している。
対抗上、シリアのアサド政権と軍事連携する可能性を問われたハーフ氏は「自国民多数を殺害した残酷な独裁者とは連携しない」と明言した。


@これでビビりっぱなしのイラクの地上軍兵士も、少しは元気づいたかな?

参考:AT4は口径84mm、長さ1mのアルミニウム製砲身を持ち、殆どがGFRPで構成されているため、重量は弾薬を含めて6.7kgと比較的軽量である。
弾薬はカールグスタフの対戦車弾頭をベースに作られているが、カールグスタフと違って砲身はライフリングが切られておらず、
これも軽量化に寄与している。
前述のとおり使い捨てであり、弾薬が砲身に装填した状態で製造され、弾薬の再装填は不可能となっている。
発射前の砲身内は密閉されており、数時間水に浸した後でも発射可能とされる。
引金はなく、本体中央右に付いているボタンがトリガーとなっており、上部のセーフティキャッチを人差し指・中指で押しながら親指でボタンを押すことで発射できる。
米軍仕様のものは折りたたみ式のフロントグリップも有する。
照準器は可倒式アイアンサイトを有しており、オプションとしてナイトビジョンサイトも取り付けることが可能。





平成27年6月4日


イラク国防省発表 アンバル州でイスラム国ISの隠れ家、車に集中空爆するイラク空軍


@地上戦を戦うイラク軍兵士の士気はさっぱりですが、米軍の支援を受ける空軍のミサイルは百発百中一発も外しません。





平成27年6月1日


イラク、ラマディ奪還作戦を開始…戦闘激化へ   まあ頑張れよ!


イラク国営テレビなどによると、同国政府は26日、イスラム過激派組織「イスラム国」に制圧された西部アンバル県の県都ラマディの
奪還作戦を開始したと発表した。
軍やイスラム教シーア派の民兵組織がラマディへの進軍を始めたといい、今後、戦闘が激化するとみられる。
ラマディは首都バグダッドの西約100キロにある要衝。
すでに同県の大半を掌握している「イスラム国」が今月中旬、ラマディ攻防戦で一気に攻勢に出ていた。
イラクのアバーディ首相は25日放映の英BBC放送とのインタビューで、「(ラマディ奪還は)数日以内だ」と語った。
だが、隣国シリアの支配地域との補給路を持つ「イスラム国」も戦力を増強している模様で、奪還作戦は難航も予想される。


@戦争の歴史しか知らないイラクだけど、こいつら基本的にセンス悪すぎ。頭も悪そうだし、戦争に不向き。日本の暴走族程度の集まりにしか見えない。





平成27年5月28日


イラク政府軍、ラマディ近郊の町を奪還 対ISで反転攻勢へ


イラク政府軍は23日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が今月17日に制圧した
同国アンバル(Anbar)州の州都ラマディ(Ramadi)近郊の町を奪還した。
複数の指揮官が明らかにした。
イラクでは現在、さまざまな民族や宗派から構成される反ISの政府側部隊がユーフラテス川の流域に集結し、
戦況を好転させるべくISに攻勢を掛ける準備をしている。
今月17日のISによるラマディ制圧はイラク政府側にとって過去およそ1年間で最悪の敗北となった。
ISは21日にはシリアの古代都市パルミラ(Palmyra)を完全に制圧。
パルミラ遺跡の破壊に加え、ISによるシリアの首都ダマスカス(Damascus)への進撃も懸念されている。
イラク政府軍は23日早朝に攻撃を始め、ラマディの東約7キロに位置するフセイバ(Husaybah)の町をISから奪還した。
作戦参加中の警察幹部は、「フセイバは現在、完全に政府側の制圧下にある。
政府軍は現在、隣接する町ジュウェイバ(Jweibah)の解放に向けて進軍中だ」とAFPに語った。
この警察幹部によるとフセイバ奪回作戦にはイラク軍の他、地元と連邦の警察やイラク内務省の緊急介入部隊も参加した。
地元のイスラム教スンニ派(Sunni)部族長で、現地の地形を熟知したラフィア・アブデルカリーム・ファハダウィ(Rafia Abdelkarim al-Fahdawi)氏配下の
戦闘員も動員され、イスラム教シーア派(Shiite)の武装組織と共に戦ったという。








平成27年5月23日


イラク イスラム国ISナンバー2 アブ・アラー・アフリ Abu Alaa al-Afri 空爆で死亡


イラク国防省は13日、米軍主導の有志国連合による空爆でイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)の
アブドルラフマン・ムスタファ・アルカドリ(通称アブ・アラー・アフリ)幹部が死亡したと明らかにした。
アルカドリ幹部は「ISナンバー2」との情報もある大物で、米国は700万ドル(約8億4000万円)の懸賞金をかけていた。
国防省の発表によると、アルカドリ幹部は、ISが実効支配する北部タルアファル郊外のモスク(イスラム礼拝所)で、
ISメンバーらと会合しているところを空爆されたという。アルカドリ幹部の安否について、IS側からの情報は確認されていない。
米国務省によると、アルカドリ幹部は2004年、ISの前身組織「イラクのアルカイダ」に参加し、
ザルカウィ指導者(06年に米軍が殺害)の側近となった。
ISのバグダディ指導者の下でも要職を務め、最近では「空爆で負傷したバグダディ指導者に代わって、組織を統率している」との臆測も出ていた。


@詳細は不明。







平成27年5月14日


イラク北部・アルビルでイスラム国ISによる自動車爆弾テロ 3人死亡、14人けが




イラク北部・アルビルで自動車爆弾テロがあり、3人が死亡した。
イラク北部のクルド人自治区の中で17日、アメリカ総領事館のゲート近くで自動車が爆発し、
ロイター通信によると、3人が死亡、14人が負傷した。
アメリカ政府は、アメリカ人や警備担当者に被害はなかったとしている。
この爆発で、過激派組織「イスラム国」が、犯行を認める声明を出した。
アルビルは、イラクの中では比較的安定していて、日本企業やNGO(非政府組織)などが多く活動している。


@比較的安定なんて書いているけど、モスルのすぐ近くだし、米国大使館があり空爆やクルド人の反撃が続く中、
反撃するISに当然狙われる地区。同じようにバグダッドでも6カ所で爆発があり、少なくとも31人が死亡している。





平成27年4月18日


イラク首相、ティクリート解放宣言=軍が中心部突入、サラハディン(Salahuddin)州庁舎奪還


イラクのアバディ首相は31日記者会見し、イラク軍部隊が過激派組織「イスラム国IS」が占拠していた北部ティクリートの中心部に到達し、
サラハディン州政府の庁舎などを制圧したと述べた。
首相はツイッター上で「ティクリートは解放された」と宣言した。
ティクリートの奪還は、イラクで昨年6月以降、勢力を拡大した同組織に対する政府側の作戦としては最大の成果となる。


@今朝の続報です。







平成27年4月1日


モスル攻略の前哨戦・・・・・イラク軍、ISからティクリート奪還 




イラクのアバディ首相は3月31日、中部ティクリートを政府軍が制圧したと発表した。
昨年6月以来、過激派組織「イスラム国」(IS)に占拠されていた。
イスラム教スンニ派が多数を占める地域で、政府軍が主要都市を奪還したのは初めて。
スンニ派に根ざすISの攻略で成功例になると期待される一方、市民の犠牲が新たな宗派対立の火種になる恐れもある。
アバディ氏は声明で「ティクリート作戦の成功を、他の地域でも繰り返す」と表明。
ISの主要拠点である北部モスルなどの奪還に向けた足がかりとしたい考えだ。ティクリートはフセイン元大統領の出身地として知られ、
モスルや石油施設が集まるバイジに直結する幹線道路沿いの要衝都市だ。スンニ派が多数を占め、
スンニ派国家の建設をめざすISに共鳴する住民も少なくない。
シーア派主導の政府が率いる作戦は「侵略」と映る恐れもあり、作戦は複雑な経過をたどった。


@米軍の空爆支援付の4000対500ですから・・・・とわ言え、なんでも計算通りにいかないのも世の常。
こんな病院一つ攻略するにも何週間もかかります。ISは、人質の首切り映像を流す余裕もないようです。
間違いなくモスル奪還が、今後の大きな山場です。







平成27年4月1日


イラク軍 イスラム国ISからティクリート奪還作戦・・・未だ交戦中


28日午後にイスラム・スンニ派武装組織への反撃を開始したイラク政府軍は29日午前、北部ティクリート近郊で進撃を阻まれている。
現地政府軍当局者が同日明らかにした。
軍の臨時司令部があるバクダッド北方サマラの治安部隊司令部によれば、
武装組織はサマラ・ティクリート間の幹線道路に広範囲にわたって地雷を埋設した。
一方、イラク国営テレビは政府の声明として、政府軍はティクリートを制圧したとし、数時間以内にサマラを州都とする
サラーハッディン州全域の奪還に向け準備に入ると伝えており、現場からの報告と矛盾する。
ティクリートの複数の住民によれば、29日午前現在イラク軍はティクリートを制圧できていない。
同地は故サダム・フセイン大統領の出身地でスンニ派による占領米軍への抵抗運動の発火点となった。
政府軍がスンニ派武装組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」からティクリートを奪還できれば、
政府にとっては心理的に大きな勝利となる。
また、4月の議会選を受けて7月1日に招集される新議会でマリキ首相の3期目の続投を阻止する動きが強まっているが、
同首相にとっても大きな勝利となる。


@イラク側はイラク軍、治安部隊、特殊部隊など約4000名で構成されており、米国による空爆の援護も受けている。
一方ティクリートに残るISは3〜500程度で、地雷や狙撃兵を随所に配置している模様。

先週土曜日の攻撃の模様。



平成27年3月30日


イラク軍地上部隊、米軍の空爆支援を受けイスラム国ISが支配するティクリート奪還作戦を再開


@昨日の地上攻撃の映像。





平成27年3月28日


米軍、IS拠点ティクリートの奪還作戦で空爆開始 イラク軍を支援


米空軍は25日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」からイラク北部ティクリート(Tikrit)の奪還を目指す同国軍を支援するための空爆を開始した。
米国防総省のスティーブン・ウォレン(Steven Warren)報道官は、「作戦は進行中で、爆弾が投下されている」「イラク政府から
ティクリートでの作戦に対する連合軍による支援の要請があった」「作戦は進行中だ」と発表。
イラク特殊部隊関係者はAFPに対し「国際連合軍が、ティクリート市中心部の4か所を爆撃した」と語った。


@イエメンではシーア派(フーシ派)をアラブ連合が爆撃し、イラクではイランと米軍がスンニ派(IS)を爆撃する。楽しい構造です。
ティクリートに関しては、イラク・イラン軍が弱すぎてISに押されぎみでなんともならないので、米軍が助っ人に出てきた。





平成27年3月27日


クルド人部隊ペシュメルガとイスラム国ISの戦い モスルの激戦!


@砂漠というか荒野での戦闘は、中々見ごたえがあります。装甲車を破壊され逃げるイスラム国の兵士を追い詰めながら、
それを助けに来るイスラム国の装甲車に対戦車誘導弾がhitします。
反ナチ映画フュリーなんて、所詮映画です。





平成27年3月25日


イラン軍、イラク軍のティクリート奪還作戦を支援   日本に逃げ場はありませんよ、自称平和主義の皆さん!


過激派組織「イスラム国」が支配するイラク北部ティクリートの奪還を目指すイラク軍などの大規模な作戦は2日目に入りましたが、
「イスラム国」側の激しい抵抗にあっているもようです。
奪還作戦にはイラク軍やシーア派民兵組織などのおよそ3万人が参加し、激しい砲撃や空爆が行われています。
AP通信によりますと、「イスラム国」側は道路わきに爆弾を仕掛けるなどして進撃を阻んでおり、
ティクリート南部では「イスラム国」と政府軍側で激しい戦闘が起きているということです。
今回の作戦ではイランの革命防衛隊の司令官が前線で指揮をとるなど、シーア派武装組織に強い影響力を持つイランが大きな役割を果たしています。
一方で、アメリカは今回の作戦で1度も空爆に参加しておらず、対立するイランとアメリカの外交関係が作戦に影を落とす形となっています。


@全面を鉄板で固めた、手作りの装甲車が目立ちます。

こうした現実に目を背け、綺麗事を並べ立てて戦争に反対するのも勝手だけど、自称平和主義者の皆さん、
あんたたち、もし攻め込まれたときに無抵抗で殺される覚悟はできているんでしょうね。
間違っても銃を手にして相手を殺さないでくださいよ。そこんところ宜しく。日本に逃げ場なんて無いし。








平成27年3月4日





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