2012年 (平成24年) アラブ、アフリカ アジア 中東諸国革命顛末記 14 平成24年 アラブ・アフリカ・中東諸国革命顛末記 13
平成24年12月〜


アサド政権が毒ガス兵器で攻撃か 反体制派が非難


内戦状態の続くシリアで、アサド政権が毒ガス兵器で市民を攻撃していると反体制派が非難しました。
シリアの反体制派組織は中部ホムスで23日夜、政府軍との衝突があった際、何らかのガス兵器が使われ、
少なくとも6人が死亡したと伝えています。
反体制派がネット上に投稿したビデオでは、けがをした兵士が「大きな光の後、呼吸ができなくなり、気を失った」などと話しています。
現地の医師は、患者が吐き気や筋肉の弛緩(しかん)、呼吸困難を起こしているとして、
何らかのガス兵器が使われたと政府軍を非難しています。
シリアでは、去年の反政府デモ以来、4万人以上が戦闘の犠牲になっているとみられています。


@サリンではないようですが・・・





平成24年12月25日


イスラム過激派アンサル・ディーン 新たに聖廟破壊 マリの世界遺産都市


西アフリカ・マリからの報道によると、同国北部の世界遺産トンブクトゥで23日、イスラム過激派組織「アンサル・ディーン」が、
複数のイスラム教指導者の聖廟を新たに破壊した。
国連安全保障理事会は20日、複数のイスラム過激派に制圧されたマリ北部への軍事介入を認める決議案を採択。
住民の話では、今回の聖廟破壊は安保理決議に対する反発が原因とみられる。
アンサル・ディーンは、聖廟がイスラム教の教えに反すると主張。
AP通信によると、トンブクトゥにある16の聖廟のうち、これまでに七つが破壊された。
アンサル・ディーンと遊牧民トゥアレグ人の反政府勢力は21日、アルジェリアで行われた会合後、敵対行為をやめると宣言していた。


@このアンサルディーンはできたてほやほやのイスラム原理主義組織のようです。兎に角、偶像崇拝の禁止を理由に全聖廟の破壊を宣言しているようです。








平成24年12月24日


シリアで空爆、200人死亡か 政権軍、パン屋狙う?


アサド政権軍と反体制派の戦闘が続くシリア中部ハマ近郊で23日、政権軍がパン屋に空爆を加え、
ロイター通信は目撃者の情報として、店先に集まっていた市民ら200人が死亡したと伝えた。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラが伝えた現地かの映像によると、パン屋が入っていたとみられる建物の前で複数の市民が倒れ、
人々が救護活動にあたっている。 シリアでは内戦の長期化に伴って食糧不足が深刻化。
多くの市民がパンを買うため店に集まっていたとみられる。政権軍が意図的にパン屋を狙ったのか、誤爆だったのかは判然としない。


@誤爆? 意図的攻撃以外、あり得ないでしょ。一日も早く空港を制圧してしまう事です。





平成24年12月24日


旅客機に発砲=シリア反体制派


シリア反体制派武装勢力は21日、北部アレッポの空港で20日に離陸準備をしていたシリア航空の旅客機に対して警告発砲し、
出発を阻止したと主張した。
旅客機に対する直接的な攻撃は初めてとみられる。
武装勢力司令官はロイター通信に対し、「軍用か民間かにかかわらず、全ての航空機への攻撃は可能だという
メッセージを(アサド)政権に送りたい」と語った。
狙撃手が発砲した弾は車輪に命中したという。
反体制派は、アサド政権が民間機を使って武器を輸送しているとし、攻撃対象になると警告している。


@緊迫感が伝わってきます。ダマスカスの国際空港も反体制派が周りを固めています。


平成24年12月22日


南スーダンで国連ヘリ撃墜 4人死亡、陸自隊員は無事


国連平和維持活動(PKO)の国連南スーダン派遣団(UNMISS)は21日、南スーダン東部ジョングレイ州で同日、
国連のヘリコプターが撃墜され、乗組員4人が死亡したと発表した。
同国の首都ジュバにはPKOで日本の陸上自衛隊部隊が展開しているが、同部隊によると、陸自隊員は巻き込まれていない。
ロイター通信などによると、国連報道官は、南スーダン軍がヘリを撃墜したと述べた。
一方、同国軍報道官は反政府武装勢力の仕業だと語り、関与を否定した。


@@ロシア人が搭乗していたようで、国軍が誤って撃墜したようです。






平成24年12月22日


シリアのアサド政権がスカッドミサイル発射、NATOが探知


北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は21日、内戦が続くシリアでアサド政権が反政府勢力に対し、
スカッド型のミサイルを複数発射したことを探知したと明らかにした。
事務総長はアサド政権が「自暴自棄になっている」と指摘し、政権崩壊が近いとの認識を改めて示した。
スカッド型ミサイルは20日午前に発射された。
ロイター通信によると、NATOは今月に入り、これまでもスカッド型ミサイル使用を探知している。
反体制派が支配地域を拡大する中、政権側の応戦が激化しているもようだ。NATOはシリア領内から飛来する迫撃砲弾への対応のため、
隣国のトルコ領内に地対空誘導弾パトリオットの配備を進め、アサド政権やロシアが批判している。
ラスムセン事務総長はスカッド型ミサイルの探知で「トルコ防衛の必要性が示された」と強調した。
シリアのミサイルは今のところトルコ領内には到達していないという。


@当初のシリアの反政府デモは、アサドによって一方的に弾圧/粛清され、そのほとんどの国民は無抵抗でした。
5000〜8000人近くの死者がでて、ようやく反体制派も武装して戦うようになり、アサド軍からの離反者なども加わり自由シリア軍、
国民評議会(現在は統一組織としてトルコにシリア国民連合を置いている)が結成され果敢にアサド政権打倒を目指して戦っています。
昨日も書きましたが、様相は既に内戦というよりは、トルコを巻き込んで戦争状態へ突入しています。








平成24年12月22日


シリア政府軍、パレスチナ難民キャンプを空爆


内戦が続くシリアで16日、政府軍が首都ダマスカス郊外にあるパレスチナ難民が住むヤルムーク難民キャンプを空爆し、
少なくとも25人が死亡しました。
この難民キャンプでは、反体制派が入り込んだのをきっかけに、先月末ごろから戦闘が起きていました。
パレスチナ自治政府のアッバス議長は空爆を非難した上で、シリアの各勢力に対し
「パレスチナ人を戦闘に巻き込まないで欲しい」と訴えました。


@反体制派が難民キャンプに入り込んだという事なのでパス。





平成24年12月17日


パキスタンのペシャワル空港をタリバン運動が襲撃 空港閉鎖


パキスタン北西部のペシャワル国際空港が15日夜、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動」(TTP)の攻撃を受け、
ロイター通信によると市民と武装勢力メンバーの計9人が死亡、45人が負傷した。
ペシャワルでは武装勢力によるテロが頻発しているが、空軍基地が併設された同空港が襲撃されたのは初めて。
AP通信によれば、TTPは自動車爆弾を空港の外壁で爆発させ、治安部隊との間で銃撃戦となった。
自爆犯らが空港への突入を試みたが、1人の自爆用ベストが爆発した際に他の3人のベストも爆発、
空港内への突入は失敗したもようだ。

TTPはこのほか、ロケット砲で攻撃し、空港の外壁や空港近くの政府庁舎が損傷を受けた。
空港は閉鎖され、着陸予定の航空機はイスラマバード空港とラホール空港に行き先を変更した。
TTPのスポークスマンは、ロイター通信などに対し、「標的はペシャワル空港ではなく、(併設された)空軍基地だった」と犯行を認め、
近く再び襲撃すると予告した。
TTPは今年8月にも首都イスラマバード近郊カムラのミンハス空軍基地を襲撃し、昨年5月には南部カラチの海軍航空基地を襲っている。


@日本では死語でしょうが、私が大好きな言葉。  ― 絶対戦争 − (カール・フォン・クラウゼヴィッツ)





平成24年12月16日


イスラム過激派から要衝奪還=首都北方ジョウハル−ソマリア


アフリカ連合(AU)ソマリア平和維持部隊(AMISOM)とソマリア軍は9日、首都モガディシオ北方約90キロに位置する
中部の要衝ジョウハルをイスラム過激派アルシャバーブから奪還したと発表した。
アルシャバーブも「戦略的理由でジョウハルを出た。
ジョウハル内外の侵略者を追撃する」と撤退を確認、アルシャバーブ側に被害がないことを強調した。


@Chaos.

大ソマリア主義なんて思想も過去にはあったみたいですが、現在はご覧の通り無政府状態です。







平成24年12月10日


エジプト ムルシ氏、大統領令を撤回 国民投票実施へ 


エジプトのムルシ大統領は8日、先月発表した自らの権限を強化する大統領令を撤回する新たな憲法宣言(暫定憲法)を発表した。
新憲法案の是非を問う国民投票は予定通り15日に実施するが、否決された場合には、新たに起草委員会を選び直すことも決めた。
同日行われた一部野党勢力やイスラム主義者らとの協議を踏まえ、同協議に参加したイスラム系の
前大統領候補アワ氏が会見で発表した。
撤回した大統領令は、いかなる大統領令も司法判断の対象から除外し、大統領に全権を与える内容。
新たな独裁につながるとして、内外から強い反発、懸念が出ていた。
撤回はこの日の協議への参加を拒否したエルバラダイ前国際原子力機関事務局長ら世俗、
リベラルの主要な野党勢力が求めていた内容で、ムルシ氏が大幅な譲歩に応じた形だ。
ただ、エルバラダイ氏らは新憲法案の起草やり直し、国民投票の延期も求めており、今回の発表で事態が収拾するかはなお流動的だ。


@パレスチナに寛容な理解を示すムルシだが、自分の権限強化はやはり新たなる独裁体制に繋がるという
国民の声に耳を傾けるというのも度量のうち。
(日本のメディアは一般的にムルシと書いたりモルシと書いたりする。 Mohammed Mohammed Mursi Essa el Ayyat)









平成24年12月09日


「首都圏 デリゾール空港は戦闘地帯」=シリア反体制派


内戦状態にあるシリアの反体制武装勢力は7日、首都ダマスカス郊外にある国際空港は戦闘地帯になったとし、
空港の利用には危険が伴うと市民に警告した。
反体制武装勢力の指揮命令を担うダマスカス軍事評議会のスポークスマンは「空港を包囲している反体制勢力は
空港が正当な標的であると決定した」と言明。「空港に近づく民間人は危険を承知して行動する必要がある」と呼び掛けた。


@ダマスカスの空港を自由シリア軍が制圧できれば状況は一気に変わりますが、後のないアサドはサリンなどの化学兵器を使う恐れも増します。


デリゾール空港(Deir ez-Zor Airport)周辺で果敢に戦う自由シリア軍。






平成24年12月08日


シリア軍、サリン用の化学物資を混合/配備・・・CNN


米CNNテレビは3日、米当局者の話として、シリア軍が反政府軍や市民を攻撃するため、神経ガスのサリンの製造に使われる
化学物資の混合を開始したと報じた。米当局が今月初め、複数の情報源から情報を入手したという。


@世界に目を向けると日本の政治課題(総選挙)のバカバカしさだけが目立ちます。なんだよどいつもこいつも反原発って・・・・バカばっかりじゃないか。
反対している連中の顔をよく見てみなさいよ。まともな日本人が一人でもいますか?








平成24年12月04日


エジプト大統領支持派もデモ ナイル川はさみ対立激化 と、 眠り続ける祖国日本


エジプトのムルシ大統領が権限強化の大統領令を出したことに対するリベラル派などの抗議デモが広がるなか、
大統領の支持母体ムスリム同胞団などイスラム勢力は1日、カイロ大学前など各地で十数万人規模の大統領支持デモを組織した。


@今朝も朝から平和を守れだとか、反原発だとか、我欲にまみれた平和ボケというか、戦後体制にどっぷり浸かった愚民の代弁者というか、
日本の政治家のレベルの低さだけが目立ちますね。もう一度日本国のメインスイッチをoffにする必要大いにありです。





平成24年12月02日





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