2012年 (平成24年) アラブ、アフリカ アジア 中東諸国革命顛末記 13
平成24年10月〜11月 平成24年 アラブ・アフリカ・中東諸国革命顛末記 12


コンゴ東部、情勢緊迫=強気の反政府勢力M23


アフリカ大陸の中央に位置するコンゴ(旧ザイール)東部の主要都市ゴマが、反政府武装勢力「M23(3月23日運動)」に制圧された。
M23は、ゴマから約1500キロ離れた「首都キンシャサにも進軍する」と強気の発言を続けており、事態の悪化が懸念されている。
20日のゴマ制圧後、M23幹部カザラマ中佐は市内で群衆を前に「コンゴを解放する旅は今始まった。
われわれは(ゴマ南方の)ブカブ、そしてキンシャサへと移動する」と宣言。
ゴマでは政府軍兵士や警官約3000人がM23に投降した。

M23は今春、政府軍を離反した一部勢力が結成した。
隣国ルワンダを支配するツチ人系が大半を占め、国連は「ルワンダがM23を支援している」と非難している。
ルワンダ政府はこれを否定しているが、M23を通じてコンゴ東部の制圧をもくろみ、
同時に携帯電話やパソコンに不可欠なコルタンをはじめ豊富な地下資源の掌握を狙っていると見る専門家は多い。
コンゴ東部には、1994年のルワンダ大虐殺を行ったフツ人の武装勢力が潜んでおり、ルワンダはこの勢力をつぶす思惑も持っている。



フラッグの位置がゴマ。右の小国がルワンダ。指でさしているところがキンシャサ。


@1994年のルワンダ大虐殺は、ホテル・ルワンダという映画で皆さんご存じだと思いますが、
フツ族の急進派が同族の穏健派やツチ族を皆殺し(120万と言われている)にするというものでしたが、
18年後にその復讐劇がコンゴで行われようとしているようです。
早い話投降したゴマ周辺の政府軍兵士の多くはツチ族出身者という事で、同族のM23との戦闘に巻き込まれ
命を落としたくないというのが本音のようです。





平成24年11月23日


コンゴ ゴマの続報 政府軍、警察官数千人がM23に投降し武装解除される


@言った通り、まったく戦う意識はありません。多くの住民はM23を歓声と共に受け入れている模様。








平成24年11月21日


コンゴ 反政府勢力M23が主要都市に進攻=緊張高まる東部


アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)からの報道によると、反政府武装勢力「M23(3月23日運動)」が20日、
コンゴ東部の主要都市ゴマに進攻した。
2003年の内戦終結後、反政府勢力がゴマに入ったのは初めて。
付近では政府軍との戦闘が行われているもようで、緊張が高まっている。
M23のスポークスマンは、ゴマと近くの空港を支配下に置いたと主張。
M23の指導者スルタニ・マケンガ大佐がゴマ入りしたとの目撃証言がある。

一方、AFP通信によれば、カビラ大統領は20日、隣国ウガンダを訪問した。
ムセベニ大統領と会談するのが目的とされる。
ウガンダとルワンダは、M23を支援していると国連から指摘されているが、両国とも関与を否定している。
コンゴは1998〜2003年、地下資源の利権を狙う周辺各国が介入する大規模な内戦を経験、
BBCなどによれば推定300万人が死亡した。
資源が豊富な東部では、内戦終結後も複数の武装勢力が活発に活動を続け、不安定な状況が続いていた。


@M23はルワンダから武器の提供と戦闘訓練(多くはコンゴからの難民をそのままM23の兵士として教育している)を受けている
精鋭ぞろいで、一方のコンゴの正規軍は、国連の駐留軍任せという体たらくで、やっている事はM23と同じで強奪集団。
実際、M23と戦闘になると我先にと戦線離脱。
まったく戦闘能力に欠けるそうだ。広島に投下された原爆のウラン原料はベルギー領コンゴ産だった。





平成24年11月21日


仏 シリア反体制派統一組織「シリア国民連合」を承認=武器提供も検討


フランスのオランド大統領は13日、内戦が泥沼化しているシリアの反体制派統一組織「国民連合」を
シリア国民の正統な代表者として承認すると表明した。
主要国で国民連合を承認したのはフランスが初めて。
暫定政権の発足を見極めた後、アサド政権打倒を目指し武器提供を検討する考えも示した。
大統領は記者会見で「アサド政権(の存続)に終止符を打つ将来の暫定政府として、フランスは国民連合を承認する」と述べた。


@複雑に絡み合う国際環境ですが、行くところまで行くしかないのも世の常。


平成24年11月14日


統一組織樹立で合意=アサド政権打倒へ大同団結―シリア反体制派


内戦が続くシリアのアサド政権打倒に向け、反体制派の有力連合体「国民評議会」など各派は11日夜、
カタールの首都ドーハで続けてきた協議で、統一組織の樹立で合意した。
国際社会に承認を呼び掛けるとともに、武装闘争の指揮命令系統を担う最高軍事評議会や暫定政権を設置する。
アサド政権崩壊後の受け皿となる統一組織の名称は「反体制派とシリア革命の国民連合」。
今夏にシリアから脱出した穏健派イスラム聖職者モアズ・ハティブ師を議長に選出した。
分裂してきた反体制派が大同団結したことで、アサド政権への圧力が強まりそうだ。
国民連合はアサド政権の打倒を目指し、体制側とのいかなる対話も拒否。
反体制派支配地域の事案を扱う司法委員会を設置し、政権崩壊後には移行政権を立ち上げる。


@思い起こせば、当初のデモ隊はなんの武器も持たず、ただアサドの圧政に対する怒りを言葉で表現するだけでした。
そんな無抵抗の市民に対して、アサドはいきなり軍隊を投入し、シャビーハ(shabiha)と呼ばれるアラウィ派で構成された
超極悪犯罪者集団を送り込んで1万人近くを殺害しました。
そうした流れの中で市民に銃を向けてきたアサドに嫌気をさした元アサド軍の離反兵士達や地方に分散する
反政府勢力の精鋭たちによって自由シリア軍が構成され、国民評議会も結成されました。


昨年5月の映像。アサド軍とシャービハによる市民の弾圧。



平成24年11月13日


アラファト氏の毒殺疑惑、今月末にも遺体掘り起こしへ


毒殺疑惑が持たれているアラファト前パレスチナ自治政府議長の遺体が、今月26日にも死因の再調査のために掘り起こされることが分かった。
外交筋が5日明らかにした。
アラファト氏の毒殺疑惑は、スイス・ローザンヌの放射線物理学研究所による遺品鑑定で、
放射性物質のポロニウムが極めて高いレベルで検出されたことから浮上。
フランスの検察当局が8月、殺人事件として捜査を開始していた。

遺体の掘り起しに当たり、スイスの法医学専門家が既にヨルダン川西岸地区に入り、当局側と作業について協議しているほか、
欧州の外交官によると、フランスの治安判事も月内に現地を訪れる予定だという。
アラファト氏は2004年10月、ヨルダン川西岸のラマラにある自治政府本部で倒れ、翌月に移送されたパリの軍事病院で死亡した。


@ロンドンで元ロシアのスパイが同じポロニウムで毒殺されているようです。イスラエルはバカバカしいと毒殺を否定しています。
アラファトは生前に遺体を東エルサレムに埋葬してほしいと希望していたが、イスラエルがこれを拒否したため、
遺体はカイロで国葬され、ラマッラーにある議長府敷地内に埋葬されているそうです。





参考:2006年11月にイギリスで発生した、元ロシア連邦保安庁 (FSB) 情報部員アレクサンドル・リトビネンコの不審死事件で、
ポロニウム210が被害者の尿から検出されたことが明らかになった。
死因は体内被曝による多臓器不全と推測され、暗殺その他の謀略死の可能性が広く指摘されている。

ポロニウム210は99.99876%アルファ崩壊のみで崩壊し、崩壊過程でガンマ線の放射を0.00123%しか伴わない
(殆どのアルファ崩壊はガンマ線の放射を伴う)。
アルファ線は紙一枚で遮断されるために、容器に入ったポロニウム210(が微量仕込まれた食品等)を、
ガンマ線計測により検出することは不可能であり、運搬者が被爆しない点でも放射性暗殺用薬物として適した特徴がある。


平成24年11月06日


シリア「反体制派が処刑」映像、ネットに流れる


シリアの反体制派戦闘員が捕虜の政府軍兵士を処刑した場面とみられるビデオがインターネットで出回り、
国連人権高等弁務官事務所の報道官は2日、「戦争犯罪の可能性がある」と懸念を示した。
ビデオでは、廃虚となった建物の床に寝かせられた約10人の兵士を足で蹴った後、自動小銃の銃撃を浴びせている。
在英「シリア人権監視団」は北部イドリブ県で1日、反体制派が政府軍の3検問所を襲撃し、
兵士28人を殺害したと明らかにしており、ビデオはその一部の処刑場面の可能性がある。


@やるかやられるかの内戦状態ですから、綺麗事を並べていても始まりません。





平成24年11月04日


レバノン治安幹部葬儀 自由シリア軍を支持する市民が首相官邸へ


中東レバノンで、暗殺された治安当局幹部の葬儀が行われ、犯行の背後にシリアがいると見る市民ら数千人が参加、
一部が首相官邸に押し入ろうとしました。
21日、首都ベイルートで行われたレバノン治安部隊の情報局長、ウィレム・アル・ハッサン氏の葬儀に参列した
数千人の群衆の一部が首相官邸へと押し入ろうとしたため、警備部隊が催涙弾を発射したり、
威嚇射撃をしたりして、一時騒然となりました。
19日にベイルート市内で起きた爆弾テロで殺害されたハッサン氏は、レバノン国内の反シリア派に近かったため、
犯行の背後にシリアがいると見る勢力は、シリアに融和的な現政権に対して、
「シリアの暴挙を許した責任をとって退陣せよ」と迫っています。
首相官邸前の衝突を受けて反シリア派の野党党首らは、冷静になるよう呼びかけ、群衆は解散しました。
しかし、シリア情勢がレバノンの政情不安に直結していることを改めて示した形で、今後も緊張が続きそうです。


@日本人のように牙を抜かれたブロイラーではしょうがないですね。





平成24年10月22日


シナ企業がシリアに大量の軍用品輸出


内戦状態が続くシリアに中国の企業が防弾チョッキやヘルメットなどの軍用品を大量に輸出していたことがわかった。
中東情勢に詳しい情報筋が21日、明らかにした。シリアのアサド政権に武力停止を求め、
経済制裁を警告する国連安全保障理事会の決議案に中国は3度も拒否権を行使している。
同筋は、決議案への反対だけでなく「中国当局が中国企業によるアサド政権支援の活動を見て見ぬふりをしている」と非難した。

同筋によると、軍用品を輸出しているのは広州に本拠をおき、軍用品などの生産を行っているKMS(King・M・Sun)社。
昨年3月の暴動発生直後、シリア軍の調達部門の高官が同社幹部と会談し、購入の意向を示した。
同筋は「防弾チョッキやヘルメットなどそれぞれ数千点の納入契約を交わした」と指摘する。
取引は当局の監視の目をくぐるため、中国国外の金融機関を使って行われたという。
反体制運動の高まりからシリア側は同社に対して軍用品の迅速な提供を求めるとともに、
納期に間に合えばさらに発注すると申し出て、これまで何度か契約を交わしたという。その結果、
新しい契約が結ばれる度に「シリア側の要請に応えるため、同社の生産ラインがフルスピードで回転している状態」(同筋)となっている。
内戦の悪化で国際的な孤立が深まるアサド政権は、8月にシャーバン大統領顧問を特使として北京に派遣するなど
中国の支援を得ようと努めている。中国はシリアに油田開発や工場建設など多額の投資を行うなど関係を深めている。


@どうしてこんな当たり前の構図が、態々ニュースになるのか意味が分からない。


これもアサドと友好関係にあるロシア側の報道。



平成24年10月22日


ベイルートで爆発、治安部隊幹部ら死亡


レバノンの首都ベイルートの東部で19日、爆発があり、これまでに8人が死亡、およそ80人がけがをしました。
死亡した8人の中にレバノン治安部隊の幹部、ウィサム・アル・ハッサン氏が含まれていたため、
ハッサン氏を狙った爆弾テロとの見方が強まっています。
シリアが内戦状態に陥ってから、レバノン国内は親シリア勢力と反シリア勢力との間で緊張が高まっていて、
ハッサン氏の殺害はこの緊張に拍車をかけそうです。


@キリスト教徒の多く住む地区で起きた車爆弾攻撃のようですが、殺害されたハッサンは、
シリアの反体制側と同じスンニ派のイスラム教徒という事で、アサド側が仕掛けた可能性が高いですね。





平成24年10月20日


パキスタン軍の攻撃で3人死亡=インド側カシミール


インド、パキスタン両国が領有権を争うカシミール地方の実効支配線(停戦ライン)に近いインド側の村で16日、
パキスタン軍による重火器を使った攻撃があり、民間人3人が死亡した。
インド国防省が発表した。インド側はパキスタン軍が民間人の住居に対する攻撃を開始したと主張。
一方、パキスタン軍当局者は「インド軍がパキスタン軍駐屯地にいわれなき攻撃を始めたため、反撃した」と反論した。


@軽薄な輩がよく使う、人類の英知を結集して和平に、なんていうコメントほど臭いものはありませんね。やられたらやり返す、当たり前じゃないですか。


前回の戦闘ではパキスタン兵が一人死亡しているようです。





平成24年10月17日


報復攻撃、5日連続=シリアからまた砲弾−トルコ


トルコからの報道によると、同国南部アクチャカレに7日、シリアからの迫撃砲弾がまた着弾した。
トルコ軍はシリア側への報復攻撃を直ちに実施。報復攻撃は5日連続となった。
アクチャカレでは3日に、シリアからの迫撃砲弾で5人が死亡したばかり。
7日の迫撃砲弾による負傷者はいないもよう。


@シリア側に立つロシアのメディアはWWW3 in actionという言葉を好んで連発して報道しています。
またその裏で、イスラエルの戦闘機がレバノン南部の領空を侵犯したようですが、
これは明らかにイランの原子炉を闇討ち攻撃する意図があったのではないかとの憶測が流れています。
南朝鮮の弾道ミサイルも北朝鮮全域を射程に入れることを米軍は認めたようですが、
南に向ければ我が国の関西圏辺りまで射程に入ったという事です。








平成24年10月8日


トルコ領に再び着弾 軍がシリアに反撃、緊張高まる


トルコからの報道によると、同国南部ハタイ県アルティノズに5日、シリアから発射された迫撃砲弾が着弾、
トルコ軍は反撃のため、シリア北部ラカ県にあるシリア軍の陣地を砲撃した。
トルコ側に死傷者は出ていないもようだ。
両国間では3日にもシリア側の迫撃砲弾でトルコ人5人が死亡し、トルコ軍が報復攻撃を行ったばかり。
再び国境をはさんだ砲撃の応酬が起きたことで、軍事的緊張がさらに高まっている。


@第3次世界大戦に着火する様相を呈してきました。





平成24年10月6日


自由シリア軍 重機関銃取得



@シリアが攻撃しているトルコ南部の町は自由トルコ軍の拠点になっている所ですが、彼らもやっと重機銃を手に入れた模様。





平成24年10月6日


トルコ軍、シリアに報復攻撃


トルコ軍は3日、シリア側からの越境攻撃に報復するため同国に対して砲撃を加えた。トルコ首相府が声明を出して発表した。


@そういえば今年の6月、シリアにトルコのF4戦闘機が撃墜されたり、シリアの攻撃ヘリが何度も
越境(自由シリア軍の駐屯地)したりして、トルコはかなり頭に来ていますから、面白くなりそうです。

報復の発端:シリア側からトルコに着弾、住民5人が死亡13人けが
シリアとの国境沿いにあるトルコ南東部アクチャカレで3日、シリア側から飛来した迫撃砲弾が着弾し、
トルコメディアによると女性と子どもを含む住民5人が死亡、警官3人を含む13人がけがをした。
シリア反体制派への攻撃を強めるアサド政権軍が撃ったものとみられる。
砲弾は2度にわたって3発着弾。1度目は大きな被害はなかったが、1時間後に飛んできた2発が住宅などを直撃したという。


シリアからの砲撃を受けた時のアクチャカレ(akcakale)。








平成24年10月4日


ケニア軍、キスマユ総攻撃=イスラム過激派「最後の要衝」−ソマリア


アフリカ東部ケニアからの報道によると、ソマリアのイスラム過激派アルシャバーブの「最後の要衝」南部キスマユに対し、
ケニア軍は28日、総攻撃を行った。市の東方の海岸から強襲揚陸作戦を展開。
包囲していた部隊が南北から進撃した。一方、アルシャバーブ側は徹底抗戦を主張した。
ケニア軍によると、上陸作戦開始は28日午前2時(日本時間同8時)。
ケニア軍報道官は英BBC放送に対し「ケニア軍は既にキスマユ市内に展開した」と述べたが、
全域の残存勢力掃討には時間がかかる可能性がある。
アフリカ連合(AU)のソマリア平和維持部隊(AMISOM)も「突入成功」と声明を出し、「キスマユに残る
全民兵は武器を放棄せよ」と呼び掛けた。
これに対し、アルシャバーブのスポークスマンは「われわれの兵は全域に展開中だ」と強調。
同派の影響下にあるキスマユのラジオ局も放送を続け、住民に銃を手に戦うよう呼び掛けた。
住民の一人はロイター通信に電話で「銃を持った民兵がまだ市内にいるが、
士気が高いようには見えない」と語った。


@多くのソマリア難民を受け入れるケニアが日本とすれば、ソマリアがシナで、
アルシャバーブは尖閣へ押し寄せてくる殴られ役のチンピラといった構造でしょうか。
アルシャバーブは難民に扮してケニア(クリスチャンが多い)に入り込み爆弾攻撃を敢行します。





平成24年9月28日


イスラム教預言者侮辱映像の制作者拘束 米、保護観察の義務違反


米司法当局は27日、イスラム諸国で激しい反米抗議デモを引き起こしたイスラム教預言者ムハンマドの侮辱映像の
制作者とされるロサンゼルス近郊在住の男性を拘束した。
米メディアが伝えた。男性は米国で金融詐欺事件を起こし、現在は保護観察中。
保護観察の担当官の許可なくインターネットを使用しないことなどを義務付けられていたが、
司法当局は男性がこの義務に違反したと判断した。
男性はキリスト教の一派、コプト教徒のナクラ・バスリ・ナクラ氏(55)。
問題の映像を動画投稿サイトに掲載したと指摘され、義務違反の疑いがあるとして保護観察の担当官が15日に事情聴取。
米メディアは再収監などあらためて厳しい処分が言い渡される可能性があると伝えていた。


@首に懸賞金までかけられていますから、当局下で保護したという事でしょう。





平成24年9月28日


ムハンマド「侮辱」映画の制作者殺害に懸賞金


イスラム教の預言者、ムハンマドを侮辱する内容のアメリカ映画に対する抗議デモが続く中、
パキスタンの鉄道相は22日、「この映画の制作者を殺害した人に10万ドル、およそ780万円の懸賞金を支払う」と発表しました。
さらに、国際テロ組織『アルカイダ』と反政府武装勢力『タリバン』にも協力を要請したことを明らかにしました。
この発言に対して、パキスタン政府は大臣の個人的な意見で政府の方針ではないとしています。
パキスタン国内では、連日、抗議デモが行われ、21日には警官隊を含む20人以上が死亡しました。


@当然でしょう。


平成243年9月23日


シリア反体制派、政権軍機を撃墜 北部国境沿い


ロイター通信によると、シリア北部で22日、政権軍の戦闘機を反体制派が撃ち落とした。
現場は激戦地となっている北部アレッポの西にあるトルコ国境沿いの町付近。
アサド政権は、空軍力による攻勢を強めており、反体制派は地上から応戦している。


@暫くぶりに自由シリア軍の活躍ぶりを伝えておきます。活躍といっても一機撃墜の代償は166人の犠牲者の上に成り立っています。


これは先月、撃墜した時の映像です。



昨日、アレッポの民間人居住区をロケット攻撃するミグ戦闘機。



昨日の政府軍側の映像。



平成24年9月23日


米大使館襲撃、イエメンで1人死亡=「預言者侮辱」、抗議拡大−エジプトでも衝突


イエメンの首都サヌアで13日、イスラム教預言者ムハンマドをテーマに米国で制作された映画に怒った
デモ隊が米大使館を襲撃、AFP通信によると、デモ参加者1人が警官に射殺された。
米大使らはホテルに避難していて無事だった。デモ隊は、「アラーのほかに神はなし」といった横断幕を掲げたほか、
外交官の車両数台に火を放った。
イエメン治安部隊が、大使館に突入したデモ隊を排除したが、再びデモ隊が襲撃したもようだ。
イエメンでは、米無人機も使って国際テロ組織アルカイダ系武装組織「アラビア半島のアルカイダ」の
掃討作戦が続けられ、国民の間でも反米感情が強い。

一方、エジプトの首都カイロにある米大使館周辺では13日も、大使館を警備する警官隊とデモ隊の衝突が続いた。
デモ参加者は米国に謝罪を要求。イラクやイラン、バングラデシュなどイスラム圏の各地にデモは波及し、
抗議は拡大する様相だ。
カイロでは、警官隊は催涙弾を発射して大使館にデモ隊が近づくのを阻止した。
デモは12日夜から続いており、警察はデモ参加者16人を逮捕。負傷者は10人以上に上った。


@強国でありながら軽薄=まさに他国の歴史、伝統、文化、宗教に対する畏敬の念に欠けるところが、歴史の浅いアメリカといえばアメリカ的。


平成24年9月13日


駐リビア米大使ら4人殺害される・・・領事館襲撃で


リビア東部ベンガジで11日夕、武装集団が米領事館を襲撃し、クリストファー・スティーブンス駐リビア米大使と職員3人が殺害された。
リビア内務省が12日発表し、米政府も確認した。オバマ米大統領は武装集団の襲撃を「常軌を逸している」と非難する声明を発表した。

武装集団は、米国で製作されたイスラム教の預言者ムハンマドを揶揄する内容の映画に抗議して領事館に押しかけた。
この映画を巡っては、11日にはエジプトの首都カイロでも米大使館の国旗が燃やされる事件が起きた。
リビアからの報道によると、ベンガジでは、武装集団がロケット弾や自動小銃を乱射しながら領事館に乱入して放火や略奪を行った。
スティーブンス大使らはいったん館外に逃れたが、そこで襲撃されたという。リビア政府は、旧カダフィ政権残党の関与を指摘した。


@9.11から10年。すごいですね、イスラムパワー。


これがその映画。Sam Bacile's



平成24年9月12日


イラク20カ所以上で爆発・襲撃、58人死亡…人込み、治安部隊標的


イラク各地の20カ所以上で8日夜から9日にかけ、人込みや治安部隊を狙った爆発や攻撃が相次ぎ、
フランス公共ラジオによると少なくとも計58人が死亡した。
国際テロ組織アルカーイダ系の武装勢力による犯行の可能性が高い。
イラクでは7月、武装勢力の攻撃による死者数が300人以上に上り、過去2年間で最悪規模となったが、
8月はやや改善していた。
南部アマラ近郊では、イスラム教シーア派指導者の廟に近い市場で自動車2台に積まれた爆弾が爆発し、
少なくとも14人が死亡。中部バラド近郊では武装集団が軍施設を襲撃し、兵士11人が死亡した。
南部ナシリヤのフランスの領事施設近くでも自動車が爆発、警官1人が死亡したが、領事施設を狙ったかどうかは不明。


@シナの手先となって沖縄で騒ぐアホもいれば、イラクは緊張感があっていいですね。


平成24年9月10日


シリア化学兵器20カ所に保管=施設建設に北朝鮮協力−米紙


米紙ワシントン・ポスト(電子版)は6日、米国や中東各国の当局者らの話として、シリアのアサド政権が化学兵器と
その原料となる化学物質を計数百トン保有しており、国内約20カ所で管理していると報じた。
保管施設は要塞化され、人工衛星によっても探知不能で、北朝鮮とロシアの協力を得て、
アサド政権が過去数十年の間に建設したという。
同紙によれば、アサド政権は相当量の神経ガスのサリンを保有。最も危険な化学物質は6カ所程度の壕に、
それ以外は別の14施設に保管されているという。


@あくまでも、対イスラエル戦に備えたものです。サリン、タブン、VX、マスタードを製造しています。





平成24年9月8日


自由シリア軍 「軍の命令で山本さん殺害」=男の供述を動画サイトに投稿


シリア北部アレッポで8月20日に日本人ジャーナリスト、山本美香さん=当時(45)=が政府側とみられる一団に
銃撃され死亡した事件で、反体制武装組織「自由シリア軍」の「タウヒード旅団」は1日までに、
動画サイト「ユーチューブ」にアサド政権側に属す男が軍上層部の命令で山本さんを殺害したと供述する映像を投稿した.。
ウィサム・マフムードと名乗る男は49秒間の映像で、「(政府軍の)170旅団に属し、
アブ・ファーディ少佐らとの会合で、アレッポでジャーナリストを殺害し、
自由シリア軍に責任をなすりつけることで合意した」と述べ、意図的に報道関係者を標的にしたと証言した。
アレッポの自由シリア軍指導者アケーディ大佐は時事通信の電話取材に、動画を作成したことを確認。
マフムード容疑者を親アサド大統領の民兵組織「シャビーハ」に属す男2人と共に拘束したと明らかにした。


@白兵戦のさなかへ、ヘルメットもボディアーマーも着けずピクニック気分で入り込み、いきなり銃撃を受け、
女を残して、一人一目散に逃げ出したぶさいく男の絡んでいる例の事件ですが、この映像の真偽のほどはまったく不明。





平成24年9月2日




inserted by FC2 system