2012年 (平成24年) アラブ、アフリカ 中東諸国革命顛末記 12
平成24年6月〜8月 平成24年 アラブ・アフリカ・中東諸国革命顛末記 11


女、置いて逃げたんだろ ワイルドだぜ! シャビーハ一同


おさらい:アサドを倒せという反政府デモの弾圧に際して、アサドが政府の直接の関与を否定する為に当初より政府軍と
関係のない別働隊として送り込んだのが、シャビーハ(shabiha)と呼ばれるアラウィ派の超極悪犯罪者ばかりで
構成された暗殺部隊。結局国連監視団が介入した事で、事態が悪化しています。アホじゃないかと思います。



女を置いて必死に逃げまくっている映像。よくテレビにでてコメントできるものだ。


平成24年8月24日


ジャーナリストの山本美香さん死亡=シリア北部アレッポで取材中


シリア反体制武装組織「自由シリア軍」のクルディ副司令官は20日夜、時事通信の電話取材に対し、戦闘が続くシリア北部アレッポで
取材中だった独立系通信社ジャパンプレスの日本人女性ジャーナリスト、山本美香さん(1967年生まれ)が同日、
アサド政権側の攻撃によって死亡したことを明らかにした。
遺体は同日夜、自由シリア軍によってトルコ南部キリスに搬送され、トルコ当局に引き渡されたという。
在トルコ日本大使館は山本さんの死亡を確認した。


@ここでも当初からシリアの様子を伝えてきましたが、空爆や敵味方入り乱れて白兵戦の激しいアレッポに取材に入れば
こうしたリスクは避けられないでしょうね。合掌





平成24年8月21日


シリア  自由シリア軍未だ交戦中 アレッポ


シリア政府軍がアレッポ中心部制圧と報道
内戦状態が続くシリアの国営テレビは8日、第2の都市アレッポで政権側が大規模な掃討作戦を開始し、
一部を制圧したと伝えました。
シリア北部アレッポでは、先月20日から反体制派と政府軍との間で激しい戦闘が続き、
反体制派の「自由シリア軍」が中心部を占拠していました。
こうした中、シリアの国営テレビは8日、「政府軍が大規模な掃討作戦を開始し、
反体制派が掌握するアレッポ中心部のサラディン地区を制圧、テロリストらを排除した」と伝えました。
また、政府軍は、アレッポの他の地区にも進軍したとしています。
その一方で、反体制派の活動家の話としてロイター通信は、「サラディン地区で市街戦となったが、
反体制派は政府軍に大きな打撃を与え政府軍は退却した」と伝えていて、
アレッポの制圧をめぐっては情報が錯綜しています。


@いずれにせよこの新しい映像が示す通り自由シリア軍は健在です。


片やオリンピック。片や白兵戦。地球という星は実に楽しい。



平成24年8月9日


シリア首相がアサド政権から離反 反体制派に合流へ


シリアのヒジャブ首相が6日、アサド政権を離反し、反体制派に加わることを明らかにしたと、
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラなどが伝えた。
事実とすれば、ヒジャブ氏は政権中枢からの最高位の離反者となり、アサド政権に大きなダメージを与えることになりそうだ。

ヒジャブ氏は離反後、隣国ヨルダンに入ったという。同氏の広報担当者はアルジャジーラを通じて声明を発表し
「私は殺人と、テロリスト政権から離反した」と、アサド政権を痛烈に批判した。
広報担当者は「ヒジャブ氏は2カ月前から離反を計画していた。アサド政権は終わりに近づいている。
ヒジャブ氏自身が近く会見する」と述べた。 ヒジャブ氏は農業の専門家で、前農業相。
6月にアサド大統領によって首相に任命された。東部デリゾール出身で、反体制派の大半を占めるイスラム教スンニ派教徒だ。

アサド政権からの離反者は、これまで大使など在外外交官が中心だった。シリアでは、首相は大統領の任命制。
アサド大統領と、アサド氏を支える軍・情報機関幹部らが実権を握っており、首相の実質的な権限は乏しい。
それでも、現役首相の離反は、7月のラジハ国防相暗殺に続き、政権を大きく揺さぶることになりそうだ。


@所謂アサド政権を中枢から支えるのはシャビーハ(shabiha)と呼ばれるアラウィ派で構成された超極悪犯罪者集団であり、
よくスンニ派の首相を選任したものです。
閣僚3名も同行した模様ですが、早々に見切りをつけて正解でしょ。
後任には、ガラワンジ地方自治相が暫定首相に指名された。





平成24年8月7日


シリア アサド政府軍、アレッポ奪還作戦で反撃開始 頑張れ自由シリア軍


シリア政府軍は28日、反対派武装勢力によって占拠されていたアレッポを解放する作戦を開始した。
AFP通信が伝えた。
AFP通信によれば、政府軍は最近数日にわたり市中心部への進入路を押さえ、武装勢力が集結している地区に向かったという。
サナ通信によれば、これより先に政府軍はダマスカス近郊で武装勢力の一掃にあたり、
武装勢力が乗っていた5台のピックアップを破壊したほか、反政府勢力の武器や車両の倉庫などを占拠したという。
国際社会はシリア政府軍の攻撃に際して、民間人の犠牲がでる危険性に対して懸念を表明している。


@シリアの反体制活動も大きく変わりつつあります。
当初は一方的なアサドの武力弾圧にまったく無抵抗状態で1万人近くの女子供が虐殺されましたが、
アサド軍を離反した軍人も加わった自由シリア軍によって反体制組織も一本化され、国民評議会を世界も承認しています。





平成24年7月30日


シリア政府軍、北部都市に戦闘機投入


英BBC放送は24日、シリア政府軍と反体制派との戦闘が続く同国北部の商都アレッポの東地区で、政府軍の戦闘機が対地攻撃を行ったと報じた。
アレッポで戦闘機の使用が伝えられたのは初めて。
アレッポは首都ダマスカスと並ぶアサド政権派の牙城で、政府軍がアレッポ死守に向けて反体制派の掃討作戦を一段と強化した可能性がある。


@攻撃ヘリによる攻撃は今までにもありましたが、戦闘機まで投入しているようです。自由シリア軍に地対空ミサイルを送ってあげたいですね。





攻撃ヘリに軽機銃で応戦する自由シリア軍兵士。スティンガーがあれば一発です。



平成24年7月26日


シリア 第2の都市でも戦闘激化、大統領は軍各部隊の首都集結を指示


内戦状態が続くシリア各地で21日、政府軍が反体制派への攻撃を強め、これまでに大規模な戦闘が確認されていなかった
第2の都市アレッポでも激しい戦闘が発生した。
北部の商業都市であるアレッポでは、反体制派が過去2日間制圧していた地区を政府軍が攻撃し、
多くの住民が避難した。ある住民は、爆撃音が20日夜から停止しないと述べた。

反体制派の活動家によると、首都ダマスカスでは、政府軍がヘリコプターを使用してロケット弾を発射し、数十人が死亡した。
このほか、政府軍の戦車投入も確認されたという。
英国に拠点を置く「シリア人権監視団」は、シリア国内の21日の死者は140人に上るとし、大半は激しい弾圧が行われている
ホムス県で死亡したと発表。
20日の死者については、さらに多い240人だったとしている。
ダマスカスの治安本部では18日、ラジハ国防相とアサド大統領の義兄のシャウカト副国防相、
トルクマニ元国防相らが殺害される爆弾攻撃が発生。
反体制派の自由シリア軍など2団体が犯行声明を発表した。
同攻撃の発生以来、政府軍は反体制派への攻撃を激化させているが、大統領は公の場に姿を見せておらず、
20日に行われた国防相らの葬儀も欠席した。
西側の外交官によると、大統領は軍部隊に対し、首都に集結するよう命じているという。


@集結しているのは政府軍だけではありません。自由シリア軍の戦士たちも続々アレッポに集結しています。
四駆の荷台に重機銃のついている車両はまだまだ少ないですが、段々リビアの様相を呈してきました。











自由シリア軍によるカラシニコフの分解訓練。



平成24年7月22日


不倫疑い妻を公開射殺 アフガンでネット上に映像流出「イスラム教の英雄」と叫ぶ


アフガニスタンの首都カブール北方パルワン州で、不倫を疑われた妻を夫が公開射殺する映像がインターネット上で流出し、
内務省が8日、射殺事件に関わった人物への捜査を地元警察に命じた。
流出した映像によると、頭から全身をすっぽり覆うブルカを着てうずくまる女性を夫が射殺。
見届けた数十人の男性が「(射殺した夫は)イスラム教の英雄だ」と一斉に叫んでいた。
アフガンでは2001年以前の旧タリバン政権時代に不倫などイスラム教に反する行為をした人物の公開処刑や、
むち打ちが行われており、タリバンの勢力が強い地域では今も続いている。


@ノーコメント。





平成24年7月9日


ヨルダン テレビの討論番組で相手の言葉に激怒し、現職議員が拳銃を抜いた


中東・ヨルダンのテレビで生放送された内戦状態のシリアに関する討論会。議論がエスカレートする中、
向かって左側に座る元議員が相手の現職議員について「彼は泥棒だ。
票を金で買っている」と発言しました。激怒した現職議員は靴を脱いで投げつけ、さらに腰から拳銃を取り出してつかみかかります。
司会者が止めに入って事なきを得ましたが、銃を向けられた元議員は「殺されそうになった」と警察に告訴したということです。


@誰も怯まない。実に素晴らしい。ただ、告訴はいただけません。





平成24年7月8日


トルコ軍戦闘機が相次ぎ緊急発進、シリア軍ヘリの国境接近で


トルコ軍は2日、シリア軍のヘリコプターが1日に両国の国境に接近したため、F16戦闘機を3度にわたって
緊急発進させたと明らかにした。
その前日にも同様の事案があったという。
トルコ軍のウェブサイトに掲載された司令官による発表では、トルコ南部のハタイ県近くで複数のシリア軍ヘリが確認され、
うち2機が国境から約4キロ、もう1機が約3.2キロの地点を飛行していたという。
シリア軍のヘリは6月30日にも国境付近を飛行しているのが確認されており、トルコ軍戦闘機6機が緊急発進していた。
トルコ側は、同国空軍のF4戦闘機が地中海沖で撃墜された問題をめぐりシリアへの批判を強めており、
首相府は「断固たる措置を取る」と表明している。


@早く始めて欲しいのですが、フェイントばかりで中々動きません。


シリアとの国境に配備された対空砲とロケットランチャー。



平成24年7月3日


シリア ダマスカス近郊 反体制派アサド政権中枢のTV局爆破


アサド大統領が「戦争状態」と宣言したシリア情勢は27日、首都ダマスカス近郊の民間衛星テレビ局「アルアフバリーヤ」の
本社を反体制武装組織が襲撃、反体制派が政権中枢に迫っている状況とみられる。
同テレビ襲撃事件では、記者ら7人が死亡、スタジオが爆破された。
反体制派が政権のプロパガンダを流すメディアを標的にしたとみられ、政府高官は「ジャーナリストや警備員を処刑する虐殺であり、
メディアに対する最悪の行為だ」と批判した。テレビ局の警備兵が反体制側に寝返ったために起きたとの情報もある。


@猫の子一匹入り込む余地のないアサド支持者で固められているダマスカスでの今までの爆破事件は、
反体制派に見せかけたアサド親衛隊シャビーハの出来レースですが、今回は違うようです。
アサドに見切りを付けた内通者が、かなりいるようです。





平成24年6月28日


シリア「トルコ機撃墜は正当防衛」、NATO報復をけん制


トルコ空軍のF4戦闘機が地中海沖でシリア軍に撃墜された問題で、シリアは25日、撃墜を「正当防衛」だ主張し、
トルコの要請で26日に協議を行う北大西洋条約機構(NATO)の報復行為をけん制した。
シリア外務省の報道官は、同機がシリアの領空を侵犯していたため直ちに対処する必要があったとし、
「たとえシリアの航空機だったとしても撃墜していた」と強調。
「シリアの主権を防衛するための行為だった」と述べた。
これに対しトルコは、撃墜がシリアによる「侵略行為」だと反論。
国連安全保障理事会にも書簡を送り、撃墜は「トルコの安全保障に対するシリア当局の敵対行為」だと非難し、
「地域の平和と安全に深刻な脅威」を引き起こしたと対応を求めた。


@少々期待外れの感あり。なんだかんだといっても、大人なんですね。

シリアとの国境を固めるトルコ軍。








平成24年6月27日


シリアがトルコ軍機撃墜=「領海上空を侵犯」と主張


トルコ軍のF4戦闘機が22日、隣国シリア国境付近で消息を絶ったことに関し、シリア軍は同機が領海上空を侵犯したため
対空砲で撃墜したと発表した。国営シリア・アラブ通信が23日伝えた。
トルコのエルドアン首相は、詳細が明確になってから今後の対応を決めるとしているが、
アサド政権による反政府勢力の弾圧をめぐり緊張している両国関係がさらに悪化する恐れもある。
 シリア軍は、同国沖約1キロの空域を飛行していた戦闘機に対空砲を発射し、撃墜したと説明。
その時点ではトルコ軍機と確認していなかったと主張している。
パイロット2人の安否は不明だが、トルコとシリアの海軍が合同で捜索活動を行っているという。


@ついに挑発に乗ってしまったアサド。いよいよ始まります。





平成24年6月23日


アフガン カブール郊外でタリバンがホテル襲撃、客ら18人死亡


アフガニスタンの首都・カブール郊外で、タリバンの武装グループがホテルに立てこもって銃撃戦となり、
宿泊客ら18人が死亡しました。
AP通信によりますと、カブール郊外にある高級ホテルで21日深夜、マシンガンやロケット弾で武装した男5人が、
宿泊客らを人質にとって立てこもりました。
治安部隊との間で激しい銃撃戦となり、巻き込まれた女性や子どもを含むアフガン人宿泊客14人と、
ホテルの警備員など合わせて18人が死亡しました。
5人の男は、12時間にわたる銃撃戦の末、全員、射殺されました。反政府武装勢力タリバンが犯行声明を出しています。


@人は生きているから死ぬわけで、日本人は端から死んでいます。





平成24年6月23日


エジプト 反軍政デモに数万人=暫定憲法に反対 エジプトの皆さん、ちょっと待った!


エジプトを暫定統治する軍最高評議会に権限を集中した改正憲法宣言(暫定憲法に相当)に抗議する数万人が19日、
民衆蜂起「アラブの春」の象徴となった首都カイロのタハリール広場に集結、軍政打倒のスローガンを連呼した。
参加者は「軍が権力をほぼ独占しており、クーデターだ」と批判した。
デモは、若者主体の政治集団「4月6日運動」などが呼び掛け、大統領選で勝利宣言した最大のイスラム原理主義組織
ムスリム同胞団のモルシ氏の陣営も同調。同胞団は、こうしたデモで軍評議会に圧力を強め、実質的な民政移管を実現させたい考えだ。


@終身刑を宣告されたムバラクは脳死状態だそうだが、とどのつまり、独裁から一気に民主化に移行すると、
政治そのものがポピュリズム一色に染まり、国民も政治家も伝統を放棄し民族性を失い堕落の道を突き進む。
そうしてみると、乱立した小政党より軍政中心の愛国的政治体制ぐらいが一番いいかもね。
一度国民が腐りきると、元に戻すのは至難の業。我が国をみれば一目瞭然です。








平成24年6月20日


国連シリア停戦監視団、当面活動停止


シリアで活動している国連の停戦監視団は、戦闘が激化しているため当面活動を停止すると発表しました。
ロイター通信などによりますと、国連が派遣している停戦監視団のムード団長は16日、
「過去10日間、戦闘が激化しているため、監視団は当面、パトロールをとりやめ待機することにした」と発表しました。
シリア国内では、国連のアナン特使が仲介した停戦がほぼ機能しておらず、政権側と反体制側との戦闘は激しさを増していて、
先週には国連の高官らが「もはや内戦状態」との認識を示しています。
国連が派遣した停戦監視団300人は非武装のため、視察先の街に入ろうとした際に群衆に囲まれて追い返されるなど、
活動の限界も指摘されていました。


@なにを今さら・・・国連なんてただの銭食い虫というだけで、ホテル・ルワンダの頃となにも変わっていないという事です。
はいはい、解散解散。


イドリブ北部の街で、アサドの支持者に取り囲まれ爆弾を投げつけられる国連監視団御一行様。それにしても、よく動きましたね。








平成24年6月17日


シリア RPGで反撃する自由シリア軍








平成24年6月15日


シリア ロシアが攻撃ヘリ供与と非難=シリア紛争激化に懸念−米国務長官


クリントン米国務長官は12日、ワシントン市内の講演で、ロシアがシリアに攻撃ヘリコプターを供与しているとの最新情報があると指摘し、
「紛争を激化させる」と懸念を表明した。
また、国連監視団の駐留期限が切れる7月中旬がアナン国連・アラブ連盟特使の活動の成否を見極める岐路になるとの見方を示した。
長官は「ロシアにはシリアへの武器輸出を停止するよう迫ってきた」と強調。ロシア側がこれに対し「輸送されている武器は
国内弾圧には関係ない」と主張していることを明らかにし、「明白なうそだ」と非難した。


@地上ではシャビーハと呼ばれる暗殺部隊、空からはミサイル攻撃。
自由シリア軍は1日も早くスティンガーミサイルを供給して欲しいと支援国に嘆願しています。





平成24年6月13日


シリア ホムズを無差別攻撃するアサド軍 自由シリア軍は停戦を破棄し反撃開始


シリアでは、10日も各地でアサド政権と反体制派の衝突があるなど、全面的な内戦に陥りつつある。シリアでは10日も、
中部ホムスや北部イドリブなど、各地で政府軍による弾圧が続き、反体制派によると、32人が死亡した。
9日にも、死者数が90人以上と大幅に増えていて、停戦破棄を宣言した反体制派の武装組織「自由シリア軍」と、アサド政権との
衝突が激化しているためとみられる。
また、アサド政権が掌握してきた首都ダマスカスでも、9日夜から10日にかけて銃撃戦が起きるなど、
治安が急速に悪化していて、シリアが全面的な内戦に陥る危険性が高まっている。


@下の映像にもあるように、アサドの牙城ダマスカスでも戦闘が起きているようです。
但し、よくアサドが自分の私兵を使って被害者を装う手段としてよくやる手口も多いのでなんとも言えません。








平成24年6月11日


シリア 新たな虐殺、100人死亡か=親大統領派が襲撃


在英人権団体「シリア人権監視団」は6日、親アサド大統領の民兵組織「シャビーハ」が同日、シリア中部の二つの村を反体制派弾圧を続ける
政府軍の砲撃後に襲撃し、女性や子供ら民間人数十人を虐殺したと発表した。
これに関し、AFP通信は反体制組織「国民評議会」の話として、女性と子供各20人を含む約100人が死亡したと伝えた。 


@アサドを倒せという反政府デモの弾圧に際して、アサドが政府の直接の関与を否定する為に当初より政府軍と
関係のない別働隊として送り込んだのが、シャビーハ(shabiha)と呼ばれるアラウィ派の超極悪犯罪者ばかりで構成された暗殺部隊です。
結局国連監視団が介入した事で、事態が悪化しています。アホじゃないかと思います





平成24年6月7日


リビアのトリポリ国際空港、 Al-Awfea Brigade (Al-Awfea 旅団)が占拠


リビアの首都・トリポリで4日、武装集団が国際空港を占拠し封鎖しました。トリポリの国際空港を封鎖した武装集団は
空港を戦車などで取り囲み滑走路を占拠、携行式ロケット砲なども持ち込んでいるということです。
フライトはキャンセルとなり、乗客らは飛行機から降ろされ空港から退去しました。
この武装集団はトリポリから南東におよそ80キロにあるタルフーナの町を拠点としていて、ロイター通信によりますと、
武装集団のリーダー(Abu Ajila Al Habshi)が当局に拘束されたことに抗議していて、リーダーの解放を求めているということです。


@リーダーが拘束されて、即空港を制圧できるというのがすごいというか、生か、死か、能書きを言っている世界ではないということなのでしょう。





平成24年6月5日






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