2011年 (平成23年) アラブ、アフリカ 中東諸国革命顛末記 [ アラブ・アフリカ・中東諸国革命顛末記 Z
2011年 平成23年8月18日ー9月16日


反カダフィ派がシルト進撃 一時撤退、交渉の余地残す


リビアの反カダフィ派部隊は15日、カダフィ派軍が立てこもる拠点都市の中部シルトに南方と西方から進撃し、地域内に入った。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、反カダフィ派部隊は戦闘の後、
カダフィ派に交渉の機会を与えるため、いったんシルトから撤退したという。
AFP通信などによると、反カダフィ派部隊は迫撃砲による反撃を受けるなどして1人が死亡、20人がけがを負ったという。
反カダフィ派部隊はシルトの北西約200キロの都市ミスラタから900台を超える武装車両で進撃。
シルト近郊を制圧して反カダフィ派の旗を立てたほか、近郊の航空拠点を一時包囲した。
シルトはカダフィ大佐の出生地で、カダフィ派軍の最大拠点。





@町のおじさんやお兄さんたちの寄せ集めで構成されていた素人の戦闘集団も国民評議会の下で、
かなり統制が取れているようですね。我々が彼らから学ぶ事はとても多いです。





平成23年9月16日


シリア治安部隊が民衆デモ隊に発砲 約30人死亡


反政府デモが続くシリアで7日、治安部隊がデモ隊に発砲するなどし、全土で約30人が死亡した。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラが伝えた。 シ
リア西部のホムスでは大規模なデモが続いており、人権活動家の話では、
7日に治安部隊の発砲で少なくとも17人が死亡した。


@YouTubeに映像をあげていないで、お願いだから戦いなさい。











平成23年9月8日


2005年 孫と戯れるカダフィーの映像


@この愛を、すべての国民に向ければよかったのにね。





カダフィ大佐がシリアTV通じ演説、リビア国内から抗戦訴え
シリアのアッライテレビは8日、リビアの最高指導者だったカダフィ大佐のスピーチを生放送した。
同局が依然リビア国内にいると伝えた大佐は、反カダフィ派に徹底抗戦する構えを改めて示した。
大佐は同局に電話で出演。反体制派と北大西洋条約機構(NATO)軍と戦うために軍を集結させるとし、
「若者たちは首都トリポリにいるネズミ(反体制派)に抵抗する準備ができている」と訴えた。
カダフィ大佐はまた、リビア軍の車列がニジェール北部アガデスに今週入国したと伝えられたことについて、
「軍の車がニジェールを往来するのは、これが初めてではない」と述べた。
カダフィ派のスポークスマンは、大佐がリビア国内にいると繰り返し主張。ニジェールも大佐は車列にはいなかったとしている。


平成23年9月8日


リビア カダフィ政権軍の車列、隣国ニジェールに越境


リビア南隣のニジェール中部アガデスに5日夜、200〜250台のカダフィ政権軍の車列が到着した。
現時点ではカダフィ大佐の所在は確認されていないが、フランス軍筋が同通信に語ったところでは、
カダフィ氏や息子らが車列に加わり、ブルキナファソに亡命する可能性があるという。
一方、カダフィ政権のイブラヒム報道官は5日夜、シリアの衛星テレビに「カダフィ氏はリビア国内にいる。
大変元気だ」と述べた。
ブルキナファソはカダフィ政権に大規模な支援を受けてきた経緯があり、
新政権樹立を目指す「国民評議会」をリビアの正統政府として承認する一方、
カダフィ氏の亡命を受け入れる考えを示している。
ニジェールもカダフィ政権と良好な関係にあったが、8月末、国民評議会を承認した。


@ニジェールからも多くの軍人が傭兵としてカダフィ軍に雇われていました。

身体を拘束されるカダフィ派高官。






負傷し捕えられたニジェールからの傭兵。



平成23年9月6日


リビア国民評議会 カダフィ拠点バニワリド攻略へ準備


リビアで新政権づくりを目指す国民評議会の軍事部門が、首都トリポリ南東約150キロにある
バニワリドの攻略準備を進めている。
バニワリドはカダフィ大佐が潜伏している可能性が高い場所とみられており、
カダフィ氏の出身地シルトとともに政権側の数少ない拠点となっているためだ。
衛星放送アルジャジーラなどによると、評議会側はバニワリード近郊に部隊を集結し、
武器、弾薬の調達を進めている。
評議会は「できる限り流血の事態を避けたい」(評議会幹部のゲルガブ氏)として、
当初3日に設定していた政権側に対する降伏の最終通告を10日まで1週間延期する一方で、
大佐側が降伏に応じなければ、軍事的な解決もやむを得ないとの両面作戦で臨む構えだ。
パリで1日に開かれた関係国会議で、評議会側への資金支援を取り付けたことで、
今後、武器や燃料などの調達で評議会側がさらに有利になることが予想される。
時間を稼ぐことが、軍事面の準備、降伏に向けた交渉の両面で評議会側に有利に働くとの計算もある。


@私がここでなにがいいたいかというと、最早この腐りきった物欲に支配された地球上に於いて、
人間の尊厳はアラブ・イスラムの世界にしか存在しないという事。
一人でも多くの日本の若者に人間の尊厳とは何かを考えるきっかけにしてもらいたい。
アラブ・イスラムの世界で流される赤い血には戦後民主主義に毒された現代日本人の価値観を越えた深い意味がある。
まさに70年前の我が祖国がそこに存在する。





平成23年9月04日





カダフィ資産凍結解除 中国が難色


リビアでは新政権誕生に向けた動きが活発になっているものの、物資が絶対的に足りません。
そこで、イギリス、ドイツ、フランスの3カ国は、国連制裁委員会に対し、食料などの緊急救援物資を購入できるようにするため、
銀行に凍結されているリビアの資産のうち、約50億ドルを引き出せるようにすることを提議しました。
しかし、中国の国連代表団は、これに難色を示しました。
AFP通信によると、イギリス、ドイツ、フランスの3カ国は合わせて、50億ドル近く、日本円で約3500億円のリビアの資産を凍結しています。
リビア新政権を担う予定の国民評議会はこの直前、人道援助のため、海外にあるリビアの資産の凍結解除を求めていました。
これに対し、イギリス、ドイツ、フランスの3カ国は食料購入のための資産凍結解除に同意したものの、中国国連代表の反対に遭います。

中国の社会問題に詳しい程暁農さんによると、カダフィ政権崩壊に対し、中国政府はずっとあいまいな態度を取り続けていました。
カダフィ政権の終わりが近づくと、態度を変えましたが、それは表面だけに過ぎないといいます。

中国社会問題研究家 程暁農さん

「暫定政権に凍結資金を渡す問題について、中国政府は背後で、妨害していました。この点 見て取れます。
中国政府はカダフィのような独裁者の失脚を見たくありません。だから中国政府は心穏やかではありません。
機会があれば動きます」中国政府もカダフィと同じ独裁政権。
ただし、独裁政権の崩壊が避けられないことは歴史が物語っていると程さんは強調します。
AFP通信によると、国連の規定では、反対がない限り、国連制裁委員会は提議の3日後には、資金凍結解除を承認できます。
そこで、イギリス、ドイツ、フランスの国連外交官は、中国の国連代表が反対しないよう、説得を続けているそうです。

山東大学 孫文広・元教授

「過去を振り返ると中国共産党はカダフィの味方でした。リビアの飛行禁止空域の決議でも、中国は棄権しました。
リビア反政府派の存在も、その正当性も認めていません。つまり多くの面でカダフィ寄りなのです」
カダフィ政権の資金凍結解除に中国政府が反対することについて、
中国の多くの高官がすでに資産を海外に移しているため、それらの凍結を恐れているのだとも述べました。
アメリカ在住の中国人経済学者、何清さんも自身のブログでこの問題を指摘しています。
欧米にある独裁者の巨額資産に対し、欧米各国は凍結したうえで、それらの資産をその国に返すと宣言していると指摘。
返還された資産は、国民の生活を良くし、司法システムの基盤づくりに使われるといいます。
何清さんはさらに踏み込んで、独裁者が不正な手段で手に入れた大量の富は、最後の砦を失ってしまうとも分析しました。


@シナが難色、これは当然の話で、北京としては中東における反米の旗印カダフィには
大量の資金(チャイナマネーとリビアオイル)を投入してきた経緯がありますし、
中国企業が鉄道、住宅などインフラ整備を一手に受注しています。
そして、ここでも指摘されている通り、すべての高官が賄賂で稼いだ資産を海外へ移していますからね。
ロシアもNATOの支援爆撃を必要以上に中傷して来ましたが、ここにきてやっと国民評議会を認めました。





参考:

2006年  1月 李外相がリビアを訪問し、カダフィ大佐と会見

      9月 外相代理がリビアを訪問し、カダフィ大佐と会見

2007年  5月 李金華国家審計署審計長がリビアを訪問し、ハスナビ財政監督機構主席と会談 

    6月 バラニ・リビア人民委員会アジア書記が訪中し、楊潔外相と会談

    7月 中建総公司と中国華豊集団公司がリビアの住宅建設契約に署名

    9月 中土公司がリビアの鉄道建設契約に署名

    9月 国連総会で楊外相がサロクム・リビア人民委員会対外担当書記(外相)と会談

2008年  1月 シアラ・カダフィ大佐特使が訪中し、唐家セン国務委員らと会談

    2月 中土公司がリビアの鉄道建設契約に再度署名

    12月 トルダ・リビア住宅機構主席が訪中し、陳徳銘商務部長と会談

    12月 外相代理がリビアを訪問し、バラニ・リビア人民委員会アジア書記と会談

2009年  3月 湖南省代表団がリビア訪問

    7月 外相代理がクサ・人民委員会対外担当書記(外相)と会談

    9月 姜偉新住宅都市建設部長がリビアを訪問し、カダフィ大佐と会見

    11月 石秀詩全国人民代表大会財経委員会主任がリビア訪問

2010年  5月 温家宝首相がクサ・人民委員会対外担当書記(外相)と会見

    9月 楊潔外相がサイフ・カダフィ財団主席と会見

2011年  2月 リビア在住の中国人3万5860人が脱出

    6月 オバイディ人民委員会対外担当書記(外相)が訪中し、楊潔外相と会談

    6月 ジトリロ・国家委譲委員会主席(反政府代表)が訪中し、楊潔外相と会談

    7月 陳外交部アジアアフリカ司長がリビア訪問


平成23年9月04日


リビア カダフィ トリポリ南東バニワリドに潜伏のもよう=国民評議会幹部


カダフィの所在について、反カダフィ派を束ねる国民評議会(NTC)の軍幹部は1日、
トリポリ南東のバニワリドに潜伏しているもようだと述べた。
Abdel Majid Mlegta氏はロイターに対し、「信頼する人物」から、前週の首都陥落3日後に、カダフィ大佐が
息子のセイフ・イスラムと情報機関トップのアブドラ・セヌーシを伴い、バニワリドに向かったとの情報を得ているとした。
「カダフィ大佐らはそこに指令拠点を置き、われわれに攻撃をしかけるつもりだ。
カダフィを捕らえ、引き渡すよう地元の代表らと話をしたが、返事は得られていない」と述べた。

反カダフィ派「国民評議会(NTC)」は1日、中部シルトのカダフィ派勢力に求めていた投降期限を、
当初設定していた3日から1週間延期した。NTCの報道官が明らかにした。


@本人は三十六計逃げるが勝ちを決め込んで、どこかで身をかわしているようですが、
支持者には相変わらず徹底抗戦を呼びかけているようです。
カダフィって俺は生涯大佐でいいなんて気取った事を言っていましたが、私腹を肥やしただけで
結局は将軍の器でもなかったって事ですね。わはは
表に出てきて戦えよ!





平成23年9月2日


インドとパキスタンが銃撃戦 兵士4人死亡 カシミール


インドとパキスタンの係争地カシミール地方の停戦ライン付近で、両国軍部隊の間で銃撃戦が起き、
パキスタン兵3人とインド兵1人が死亡した。
両国のメディアが1日伝えた。
銃撃戦は30日夜から断続的に起き、両軍とも「相手側が先に銃撃を始めた」と主張している。
3度の戦争を経験した両国は、2008年以来途絶えていた包括対話を今年2月に再開した。
銃撃戦の影響は今のところ限定的とみられている。


@私が子供のころから時々始まりますね。
パキスタンはイスラム社会ですがシナが支援し北朝鮮と仲良しです。
我が国が支援しているODA額でインドは一番なんですね。両国とも核武装までしていますが、羨ましい限り。





平成23年9月1日


シリア 中部ハマの検事総長辞任 「アサドのデモ弾圧に抗議」


シリア中部ハマ県の検事総長が、アサド政権による反政府デモの弾圧に抗議するために辞任したと発表した。
人権活動家らが31日、動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載したビデオで明らかにした。
一方、シリア当局は検事総長が誘拐されたとしている。
ハマ県の検事総長Adnan Mohammad al-Bakkour氏はビデオで、「政権側による平和的デモの弾圧に抗議するため、
ハマ県検事総長を辞任することを宣言する」と述べた。
シリアの弁護士もビデオの人物が同氏であることを認めた。
Bakkour氏は「シリアのテレビ局は私が武装グループに誘拐されたと報じているが、事実に基づいていない。
私は8月31日現在、反体制派の保護下にあり健康状態に問題もない」とし、
シリア出国後に声明を発表すると明らかにした。

また同氏は31日に掲載された別のビデオで、辞任の理由について、7月30日にデモ参加者や
人権活動家ら72人がハマの刑務所で治安部隊に殺害されたことにあると指摘した。
翌日の31日には治安部隊がハマに戦車などを投入し市民弾圧を実施。
同氏によると、少なくとも420人が死亡したが、当局は、犠牲者が武装グループによって殺害されたとする
報告書を作成するよう同氏に圧力をかけようとしたという。

一方、国営通信は29日、同氏が出勤途中に運転手と護衛とともに武装した男7人に連れ去られたと伝えている。
辞任の事実が確認されれば、同氏は5カ月前に反政府デモが発生して以来、
アサド政権の上層部から離脱した初めての人物となる。
ハマでは1982年にアサド大統領の父ハフェズ・アサド政権が反政府イスラム勢力を弾圧、
約3万人を殺害した経緯があり、反政府デモが活発な地域の1つ。


@今更言うまでもなく、アサドは本物の悪(ワル)です。
イスラム原理主義での殉教は七生報国の精神と同じで誠に尊いのもですが、
シリアに今必要なものはデモ行進ではなく殺人鬼アサドと戦うジハードだと思います。


平成23年9月01日


リビア国民評議会、国連の停戦監視団を拒否


国連によるリビアの復興支援計画を担うイアン・マーティン国連事務総長特別顧問は30日、記者会見し、
反カダフィ派組織「国民評議会」が国連に対し、停戦監視団などの軍事的関与を拒む考えを伝えてきたことを明らかにした。
カダフィ政権に対する軍事作戦で欧米の支援を受けた国民評議会(National Transitional Council NTC) には、
国民に独立性を訴える狙いがあるとみられる。
マーティン氏によると、国連は非武装の停戦監視団の派遣を検討していたが、24日にカタールで行った
国民評議会幹部との会談などで、「国連部隊の配備を一切拒む」との意向が伝えられた。
選挙実施、弾圧責任者の訴追、警察力の整備などについては、国連の支援を求める考えが示された。


@今日の午前中に、この事について書いたばかりですが、まさに民族自決というか、
国民評議会、しっかりしていますね。
後は民族の主体性によってすべての解決を図るべきです。

国民評議会は9月3日までカダフィ軍の兵士に投降の時間を与えています。



午前中の映像では分かりませんでしたが、二人とも死んだふりをしていたんですね。



平成23年8月31日


リビア内戦の死者数、推定5万人に=反カダフィ派軍司令官


リビアの反カダフィ派の軍司令官は30日、約6カ月にわたるカダフィ政権との内戦で、
これまでに推定5万人が死亡したと明らかにした。
それによると、西部のミスラタやズリタンでは1万5000―1万7000人が死亡したほか、
戦闘が繰り返された東部のアジュダビヤやブレガでも多数の死者が出たという。
また同軍司令官は、これまでに拘束されていた約2万8000人を解放し、
現在行方不明となっている人たちは死亡したと考えられると語った。


@カダフィの出身地シルトに集結した反体制派勢力は、イスラムの休日イードを利用して
48時間の休戦を提案しているようです。
今後も更に死者が増えることが予想されますが、例え殉教者といえども死んでいった者たちに報いる為にも、
我が国の戦後体制のように利権がらみだけの欧米型の民主化に染まることなく、
独自のイスラム教文化を死守しつつ、真の指導者を選び出しアラブ・イスラム社会全体が連帯し
安定した社会を構築して欲しいものです。心からそう願います。


反体制派の検問で撃ち合いになり倒されるカダフィ派兵士。



平成23年8月31日


イラク バグダッドのスンニ派モスクを自爆攻撃 死傷者50人以上


イラクの首都バグダッド西部にあるモスク(イスラム教礼拝所)で28日、自爆攻撃があり、少なくとも24人が死亡、30人が負傷した。
病院関係者や地元当局らが明らかにした。
攻撃を受けたのは、バグダッドでは主要なイスラム教スンニ派のモスク。
目撃者によると、自爆犯は腕にギプスをし、負傷者を装って礼拝後に自爆したという。
地元の病院関係者によると、少なくとも24人の遺体が同病院に運び込まれ、30人が負傷したという。
一方、内務相筋は29人が死亡したとしている。
イラクの武装勢力からはまだ犯行声明は出されていないが、同国で起きる自爆攻撃は通常、
国際武装組織アルカイダ系の武装勢力「イラク・イスラム国」の犯行だとみられている。
イラクでは今月15日にも、各地で自爆攻撃などが相次ぎ、70人以上が死亡した。


@シーア派(60%)は、フセイン政権時代にかなりスンニ派(20%)に虐げられていましたから、
私恨は限りなく続くでしょうね。
後、国家を持たないクルド人問題。それらも含め結局バラバラにされたアラブ・イスラム社会を
今回のジャスミン革命以降の大変革を基軸として、もう一度一つにまとめ上げる好機にすべきじゃないのでしょうか。
是非そうして欲しいと思います。





平成23年8月29日


リビア 反体制派、中部シルトへ攻勢 カダフィの出身地


リビアの反カダフィ派部隊が、カダフィ政権軍の頑強な抵抗が続く中部シルトに向けて東西から攻勢を強めている。
反カダフィ派の報道官は28日、ベンガジで記者会見し、シルトに立てこもる政権軍が武装解除に
応じるよう交渉を始めていることを明らかにした。
報道官は、交渉開始の理由について「シルト攻略で市民の流血を最小限に抑えたい」と説明。
その一方で、交渉期限は「我々の忍耐が切れるまでだ」と述べ、明言を避けた。
シルトはカダフィの出身地で、南部セブハとともに政権軍の拠点となっており、激しい戦闘が続いている。
トリポリを脱出したカダフィの潜伏先となっている可能性もある。





@トリポリを制圧する前にシルトを制圧しておくべきでしたね。アラーの神はどちらに微笑みかけるのでしょうか。
高級車を6台連ねてアルジェリアへ逃げたという情報もあるようですが、愈々一つの山場になりそうです。


すべて新映像です。↓








平成23年8月28日


アルカイダ幹部を殺害 作戦担当、パキスタンで


米政府当局者は27日、国際テロ組織アルカイダの作戦部門責任者、アティヤ・アブドゥルラフマン幹部が
パキスタン北西部の部族地域で殺害されたと語った。
複数の米メディアが報じた。米軍特殊部隊が5月に指導者ウサマ・ビンラディン容疑者を殺害したのに続き、
アルカイダにとって打撃となった。
アブドゥルラフマン幹部は、後継指導者のアイマン・ザワヒリ容疑者の右腕として重要な役割を果たしており、
米政府は「ナンバー2」と位置付けていた。詳細は不明だが、22日に殺害されたという。



この写真もかなり古いと思いますが、Atiyah Abd al-Rahmanの映像は出てきません。


@CIAか米軍特殊部隊の仕事だと思うけど、裁判にもかけず殺害して、それこそそれをテロっていうんじゃないの。





平成23年8月28日


反体制派、カダフィ軍拠点に突入 司令部施設など制圧か


リビアの反体制派は23日、首都トリポリで最高指導者カダフィの政権軍が拠点とするバーブ・アジジヤ地区への
攻勢を強めた。
この地区にはカダフィの住居と軍事施設などからなる複合施設があり、反体制派部隊は内部に突入し、
政権軍司令部施設などを制圧した模様。
政権軍の一部は立てこもっており、戦車や対空砲などで抵抗、23日夕現在、
反体制派部隊と激しい戦闘を続けた。カダフィの所在は不明。


@重要な事は前にも書きましたが、こうした革命から我々日本人がなにを学ぶかという事です。





平成23年8月24日


リビア トリポリに集結する反体制派





NATOに爆撃されるカダフィの自宅兼要塞。反体制派に対してロケット弾攻撃後、即反撃される。カダフィがどこに潜んでいるかは不明。



平成23年8月23日


リビア 反体制派に拘束されていた次男セイフ・アルイスラム奪還される


アルジャジーラは、外国人記者が多く宿泊するトリポリ市内のリクソスホテル前に現れたセイフ・アルイスラムが、
支持者らと笑顔で握手する映像を放映した。
同氏は、記者団に対し「トリポリは我々(カダフィ政権)の制圧下にある。混乱を招いているのは反体制派だ」と主張。
カダフィがトリポリ市内で無事なのかと問われると、「もちろんだ」と答えた。
また、セイフ・アルイスラムと共に拘束されたと伝えられていた長男ムモンマドが逃亡したとの情報もある。





@カダフィはトリポリで徹底抗戦の構え。この映像をみるとトリポリのど真ん中でしかもホテルの近くというのに
小人数で警護されているだけで、反体制派の姿も見られません。本当は、別の場所かもしれませんね。





平成23年8月23日


リビア反体制派 トリポリをほぼ制圧 カダフィは何処へ


カダフィ:「武器の訓練を受けた女は外に出て戦え!」音声のみ。
グリーンフラッグの熱狂的カダフィ支持者はどこへ消えたのでしょう・・・・・





@私がここでなにがいいたいかというと、最早この腐りきった物欲に支配された地球上に於いて、
人間の尊厳はアラブ・イスラムの世界にしか存在しないという事。
一人でも多くの日本の若者に人間の尊厳とは何かを考える、きっかけにしてもらいたい。
アラブ・イスラムの世界で流される赤い血には戦後民主主義に毒された現代日本人の価値観を越えた深い意味がある。
まさに70年前の我が祖国そのものじゃないか。


平成23年8月22日


カダフィ大佐の長男が反体制派に投降、次男も拘束


リビアの反体制派「国民評議会」の幹部は21日、ロイターに対し、同国の最高指導者カダフィ大佐の
長男モハメド氏が投降したと述べた。
同幹部は、カダフィ大佐の次男セイフ・アルイスラム氏を拘束したことも確認した。





平成23年8月22日


リビア首都で銃撃戦 反体制派、一部掌握の情報も


リビアからの情報によると、首都トリポリで20日夜から21日朝にかけ、銃撃戦と見られる銃声が響いた。
カダフィ政権軍と反体制派との間で本格的な戦闘が始まりつつある模様だ。
反体制派が首都の一部を掌握したとの情報も流れ、一進一退の攻防が続いてきたリビア情勢は、
首都決戦に向けて緊迫している。
首都の戦闘は、反体制デモがあった今年2〜3月以来。周辺から首都に進攻した反体制派や蜂起した反体制派住民らと、
政権軍が衝突した模様だ。
2月に激しい反体制デモが起きた東部タジュラ地区などで銃声が響いたという。
北大西洋条約機構(NATO)軍も21日、最高指導者カダフィ大佐の住居があるバーブ・アジジヤ地区を空爆した。
反体制派は、今回の進攻作戦を、「海の花嫁」というトリポリの別名から「人魚作戦」と名付け、「カダフィを包囲するまで
続ける」としている。











平成23年8月22日


リビア 首都トリポリで戦闘 国営テレビ「反政府勢力が侵攻」


リビアからの報道によると、首都トリポリで20日夜、最高指導者カダフィ大佐の打倒を目指す反政府勢力と
政権側の戦闘が起きた。
国営テレビは、政府スポークスマンの話として、数十人規模の集団が首都に侵入したと伝え、
戦闘があったことを認めた。
英BBCテレビ(電子版)は、首都の一部地域で激しい銃撃音が響いたと伝えた。
反政府勢力は、トリポリ南方約80キロの町ガリヤンを制圧したほか、トリポリ西方の要衝ザウィヤを掌握したと主張。
カダフィ政権打倒に向け、首都への攻勢を強めていた。
これに対し、イブラヒム情報相は国営テレビを通じ、「カダフィがあなた方リビア国民の指導者だ。
トリポリは数千人に防御されている」と述べ、首都市民に平静を呼び掛けた。


@私がここでなにがいいたいかというと、最早この腐りきった物欲に支配された地球上に於いて、
人間の尊厳はアラブ・イスラムの世界にしか存在しないという事。
一人でも多くの日本の若者に人間の尊厳とは何かを考える、きっかけにしてもらいたい。
アラブ・イスラムの世界で流される赤い血には戦後民主主義に毒された現代日本人の価値観を越えた深い意味がある。
まさに70年前の我が祖国そのものじゃないか。





平成23年8月21日


シリア、デモ弾圧「停止」発言後も発砲 市民19人死亡


反体制デモへの弾圧が続くシリアで19日、治安部隊の発砲で多くの死者が出た模様だ。
欧米各国はアサド政権に対し退陣要求を突きつけ圧力を強めているが、今のところ大きな状況の変化はうかがえない。
シリア反体制派や衛星テレビ局アルジャジーラなどによると、南部ダルアや中部ホムスなどでデモがあり、
治安部隊の発砲などにより、市民ら計19人が死亡したという。
アサド大統領は17日、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と電話会談し、デモ弾圧を停止したと告げたが、
実態は違うようだ。シリア反体制派はデモを激化させると予告しており、弾圧も一層激しくなる可能性がある


@ここまでやるかって感じです。アサドだけは絶対に許せませんね。殉教もいいけど、戦えよ!








アサドの兵士は盗人までしている。



平成23年8月20日


リビア Zawiyah 





平23年8月20日


リビア 反体制派、トリポリ包囲網へ着々 カダフィ派補給困難に


内戦状態が続くリビアの反体制派が、北西部の要衝ザーウィヤをほぼ制圧し、同国最高指導者カダフィ大佐派の
“本丸”である首都トリポリへの包囲網を形成しつつある。
ロイター通信によると、18日にはトリポリ南方のガリヤンも制圧。
同氏派にとっては補給路を断たれる危機であり、地上戦ではこれまで一進一退を続けてきた戦局が今後、
大きく動く可能性がある。
トリポリの西約50キロにあるザーウィヤは、2月の内戦突入以来、カダフィ氏派と反体制派の攻防が続いていた。
西隣のチュニジアに続く街道上に位置するほか、製油施設などが集まることから、
カダフィ氏派にとっては兵站上の最重要拠点とみなされてきた。
AP通信などによると、反体制派は今月13日からザーウィヤへの攻勢を強め、市街地の大部分を占拠、
17日までにカダフィ氏派部隊が立てこもる製油所からトリポリに石油を送るパイプラインを遮断したという。

カダフィ氏派は北大西洋条約機構(NATO)軍の空爆で制空権を奪われ、海上交通路も遮断された。
これまで戦闘を続けられたのも、チュニジアやアルジェリアから陸路で武器弾薬を
調達してきたためとみられている。
こうした外部からの補給も、反体制派が完全にザーウィヤを支配下に置けば、維持が難しくなる。
ロイター通信がトリポリから伝えたところでは、トリポリでは今のところ、住民の大量脱出や買いだめといった
目立った混乱は起きていない。
だが今後、トリポリへの物資供給が滞れば、カダフィ氏派に従ってきた市民への統制が効かなくなる可能性は高い。
米国のパネッタ国防長官は16日、カダフィ氏派の部隊が弱体化していると指摘、
「カダフィの時代は終わりつつある」と述べた。
カダフィ氏側の報道官は、部隊の敗走を否定しているが、反体制派は、カダフィ氏の出身地で同氏派の拠点である
中部シルトからトリポリへの街道の制圧も進めており、早期にトリポリ包囲網を完成させてカダフィ氏派部隊の
寝返りや降伏を促したい考えだ。


@反体制派はカダフィ軍の海路や陸路による補給路を、ほぼ制圧したようです。





平成23年8月18日







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