2011年 (平成23年) アラブ、アフリカ 中東諸国革命顛末記 Z 平成23年 アラブ・アフリカ・中東諸国革命顛末記 Y
2011年 平成23年6月27日ー8月16日


リビア反体制派「首都包囲が完了」、公安相が政権離反か


リビアの反体制派は15日、トリポリ南方のガリヤンを制圧し、首都包囲を完了したと明らかにした。
事実であれば、約6カ月にわたって続くリビア内戦は重大な局面を迎えたことになる。
反体制派は14日に首都トリポリの西約50キロにあるザウィヤ中心部を掌握。
これに対し、政府軍は15日も迫撃砲やロケット弾で攻撃を続けている。
最高指導者のカダフィ大佐は国営テレビで放送された音声メッセージで、
反体制派を「ネズミたち」と呼び、支持者らに抗戦するよう訴えた。
反体制派の報道官は、「ガリヤンは革命軍が完全に掌握した。カダフィは孤立し、
外部世界と切り離されている」と語った。
また、国連のアルハティブ特使が隣国のチュニジアに到着。情報筋によると、反体制派と政府側の
交渉が保養地のジェルバ島で行われており、協議次第では内戦終結に向かう可能性もある。
ただ、カダフィ政権のイブラヒム報道官は反体制派との交渉を否定し、カダフィ大佐の処遇について話し合いが
行われているとの報道は「メディア戦争」の一環だと一蹴した。
一方、ナスル・マブルーク・アブドラ公安相(内相)がエジプトの首都カイロを9人の親族とともに訪問。
公安相はエジプト当局に、休暇が目的だと説明しているが、反体制派はカダフィ政権からの新たな離反ではないかとみている。


@愈々ですね。これまで半年近くここでも連日のようにほぼライブで反体制派とカダフィ軍の攻防を伝え
反体制派を支持してきましたが、先月カダフィが国内のインターネットを遮断してしまった為、
反体制派から送られてくるライブ映像は少なくなっています。

反体制派による一日も早いリビア全土の完全制圧と完全勝利を!!








カダフィ最後のあがきと言える演説。だが、NATO軍の爆撃を恐れ国民を盾に病院に逃げ込んでいる。



平成23年8月16日


リビア 反体制派 首都トリポリへ50キロ北西のザーウィヤ(Az-Zawiyah) 奪還








平成23年8月14日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年8月9日


リビア反体制派「内閣」、参謀長殺害事件めぐり総辞職


リビアの反体制派「国民評議会」は8日、アブドルファタハ・ユニス参謀長が先月末に殺害された事件をめぐり、
同評議会の内閣に当たる組織が総辞職したと発表した。
今後、首相を務めるジェブリル氏が組閣を行うという。
国民評議会のユニス参謀長は7月28日、軍事問題を調査する反体制派の委員会に召喚され出席する予定だったところ、
護衛2人とともに射殺された。
同評議会の広報担当者は、ユニス参謀長の殺害に関わるプロセスに誤りがあったとし、閣僚となる14人全員が責任を問われたため、
総辞職となったと説明。
新内閣については、今回更迭されたメンバーが再び入閣する可能性もあると指摘した。
国民評議会はジャリル会長が指揮し、約30カ国がリビアの政府として承認している。


@形式的な辞職劇のようですね。








平成23年8月9日


サウジ国王、デモ弾圧のシリアを非難 大使を召還


サウジアラビアのアブドラ国王は、反体制デモ弾圧を続けるシリアのアサド政権を非難する声明を7日に出した。
対応を協議するため、駐シリア大使を召還したことも明らかにした。
サウジ国営通信が8日伝えた。国王は「シリアで起きていることは容認できない。
手遅れになる前に改革を実行に移すべきだ。殺人をやめよ」などと訴えた。
シリアでは、少数派でアサド大統領が属するイスラム教アラウィ派が多数派のスンニ派住民を支配する。
繰り返される暴力に、スンニ派のサウジが警告した形だ。


@基本的に内政干渉はよくないが、ここまで殺戮が繰り返されているアサドの内政をただただ傍観しているだけも良くない。
国連の非難決議や他国の非難なんてもうどうでもいい。屍を積み重ねるだけの反政府デモを止め、
振り上げる拳を銃に持ちかえるべきだ。





毎回殺される為にデモをしているとしか思えない。



平成23年8月8日


ソマリア過激派 al-Shabab が首都撤退、政府軍との戦闘なお続く


ソマリアのイスラム過激派組織アルシャバブは6日、実効支配を続けていた首都モガディシオから撤退すると表明した。
一方、同国政府も首都の大部分を奪還したと宣言。しかし、住民や当局によると、7日も双方による交戦は続いているという。
アフリカ連合の平和維持軍(AMISOM)報道官は、6日遅くにアルシャバブによる攻撃を受けたと明かしたが、
同軍とソマリア政府はモガディシオをほぼ掌握していると語った。
西側諸国の支援を受ける暫定政府のアハメド大統領は、アルシャバブの撤退開始後、政府軍が政府転覆を図る
反政府勢力を打ち破ったと発表。
一方、同国南部を拠点とするアルシャバブはこれを否定し、部隊を再編して戦闘を継続すると表明した。
ソマリアは1991年にバーレ大統領が反政府武装闘争で追放されて以来、事実上中央政府が存在しておらず、
今年に入って干ばつによる飢饉(ききん)が深刻化している。


@シナの貿易介入こそソマリア飢餓の元凶という説もあります。








元々貧困なのだが、こうした子供たちは強欲シナの犠牲者。



平成23年8月8日


デモ鎮圧に戦車、シリアで57人死亡


シリア東部デリゾールなどで7日、軍の戦車が反体制デモの鎮圧に投入され、ロイター通信は反体制派の情報として、
全国で少なくとも57人が死亡したと伝えた。
目撃者によると、デリゾールでは早朝、数十台の戦車が街の西側と北側から進入し、中心部の広場に到達。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、兵士がデモ隊に発砲したとしている。
38人が死亡したとされる。さらに、西部ホムス近郊でも鎮圧作戦が行われ、13人が死亡したという。
国連安全保障理事会は3日、アサド政権に暴力の即時停止を求める議長声明を採択したが、政権側は無視した形だ。
シリア軍は7月末にも北西部ハマでも鎮圧作戦に乗りだし、約100人が死亡した。


@デリゾールからの映像ですが、アサドの軍とデモ隊、両者とも毎回毎回同じ事をよく繰り返すものです。
これでは死体の山が積み重なっていくだけです。一度でいいから死ぬ気で戦えよ。








平成23年8月8日


アフガン東部でNATO軍ヘリ墜落、米特殊部隊員ら38人が死亡


アフガニスタン東部ワルダク州サイダバード地区で5日夜、北大西洋条約機構(NATO)軍のヘリコプターが
反政府勢力タリバンと戦闘中に墜落し、米軍特殊部隊員30人と通訳1人、アフガン兵7人の計38人が死亡した。
大統領府が6日、声明で明らかにした。
過去10年間に及ぶアフガン戦争で、一度の事故および戦闘で死亡した外国人兵士の数としては過去最大となる。
 タリバンはロケット砲でヘリを撃墜したとし、すぐさま犯行声明を発表。
また、戦闘でタリバン兵士8人が死亡したことを明らかにした。
アフガニスタンの首都カブールにある米国大使館は「国際治安支援部隊(ISAF)が状況を調査しており、
回収作業が行われている」との声明を出した。
また、パネッタ米国防長官も声明で、米国はアフガニスタンでの任務を全うするため最後までやり遂げる、と語った。
アフガニスタンでの外国人兵士の死者数は今年、これまでに少なくとも375人に上っている。


@先の大戦以降シールズが一日で一度に戦死した数では最高数だそうだ。戦争だからね。
で、戦死者の中にはウサマ・ビンラーディンを急襲したネイビーシールズの隊員も含まれていたそうだ。








平成23年8月7日


自民・小池氏、内戦のリビア入り 反政権派議長と会談


自民党の小池百合子総務会長(元防衛相)が4日、リビア北東部にある反体制派の拠点都市ベンガジを訪問し、
国民評議会(TNC)のアブドルジャリル議長、「首相」のジブリル氏らと会談した。
日本の閣僚経験者が内戦状態のリビアに入ったのは初めて。
日本リビア友好協会会長の肩書を持つ小池氏は、2009年にトリポリでカダフィ大佐とも会談している。
この日はカダフィ政権への資産凍結で奨学金を打ち切られた日本滞在中のリビア人留学生への支援などをアピール。
油田が集中する東部をおさえるTNC側に一転して接近を図った。

小池氏は、電話取材に対し「先方からは日本の対応が遅いと言われた。
より迅速な対応を取るよう日本政府に働きかけたい」と述べ、TNC側への支援を強化すべきだとの考えを示した。
米英仏各国政府はTNCを「唯一の正統政府」として承認。カダフィ政権と事実上断交した。
日本政府は、TNCを「リビア国民の唯一の正統な対話相手」として認定したが、カダフィ政権との関係も維持している。
先月には、外務省高官を初めてベンガジに派遣した。大臣以下の政務3役はまだ訪問していない。


@小池は大嫌いだが、利権の匂いに敏感というかさすがというか日本リビア友好協会の会長だったんですね。
反体制派が有利とみると、難民救済という名目で左翼(辻元清美ドブス系)のいかがわしいNGOが入り込んで
私腹を肥やすというのがパターンですが、小池も結局その程度の輩でしょう。


平成23年8月6日


リビア Misrata 今日のバトル


@カダフィの牙城トリポリを目の前にして、弾の補給がかなり遅れているそうだ。







平成23年8月6日


シリア弾圧の死者「2千人超」 クリントン米国務長官


クリントン米国務長官は4日、シリアのアサド政権の弾圧による反体制派の死者が「2千人以上にのぼる」との見方を示し、
「責任はシリア政府にある」と述べた。
「アサド大統領は国民を統治する正当性を失った」と改めて批判し、圧力強化に向けて欧州やアラブ諸国との
連携を図る考えを示した。国務省でカナダ外相と共同会見した。


@今更言葉はいいから、議長声明にのっとり早急にアサドと殺害に加わった秘密警察や自称治安部隊を
全員逮捕して反政府側の人民裁判で裁いてやることだよ。
(国連安全保障理事会は3日、アサド政権による反体制派デモ弾圧が続くシリア情勢をめぐり、
「政府による広範な人権侵害と市民への武力行使を非難し、すべての暴力行為の即時停止を求める」とした
議長声明を採択した。)











平成23年8月6日


アフガン山岳地帯での待ち伏せ攻撃 





平成23年7月30日


リビア反体制派の軍司令官を殺害 大佐の仕業?反体制派内の路線闘争?


リビアの反体制派組織「国民評議会」のアブドルジャリル議長は28日、記者会見し、
反体制派の軍司令官アブドルファッターフ・ユーニス・オベイディ氏が同日、
武装集団の銃撃を受け側近2人とともに死亡したと発表した。
オベイディ氏は同国最高指導者カダフィ大佐の政権で公安相を務めていたものの、
2月に離反し反体制派に合流した人物。
大佐側による暗殺の可能性があるほか、反体制派内の路線闘争の結果との見方も出ている。
AP通信などによるとオベイディ氏はこの日、同氏の親族がなおカダフィ氏に近い立場にいることなどについて
国民評議会の査問を受けるため、前線司令部から反体制派の本拠地である北東部ベンガジへ呼び戻される途中だった。
査問の理由について同評議会のアブドルジャリル議長は「軍事的な事柄に関して」と説明するにとどめている。
同評議会は武装集団のリーダーを拘束したとしているが、詳しい殺害状況や背後関係は分かっていない。
また、ベンガジではこの日、アブドルジャリル議長の会見直後に、会場のホテル前で武装した男らが
地面や空に向けて銃を乱射する騒ぎがあった。オベイディ氏殺害との関連は不明。

オベイディ氏はカダフィ氏が同国の実権を握った1969年のクーデター当時からカダフィ氏の「腹心」として知られた。
しかし、反体制派の蜂起が拡大した今年2月に政権から離反し、その後、反体制派の軍司令官の座に就いていた。
同評議会では、カダフィ政権で司法相だったアブドルジャリル議長らとともに、交渉によってカダフィ氏の
権力放棄を模索するグループに属し、あくまでも武力での同氏排除を目指すグループと対立関係にあったとされる。
反体制派内には、長くカダフィ政権の中枢にいたオベイディ氏が部隊を率いることへの反感があったとの指摘もある。
ただ、オベイディ氏は政権離反前後にカダフィ氏側の襲撃を受けた経緯があり、
今回も同氏による暗殺である可能性は排除できない。
反体制派は首都トリポリ攻略に向けて攻勢を強めているものの、兵器の質や兵士の練度の
低さなどから決め手を欠いており、オベイディ氏の死によって部隊の指揮系統がいっそう混乱する可能性も
ある。


@いずれにしても時代が大きく変動する中で必然的に淘汰されるべき事象というか、
当時者たちが必ず乗り越えなければならない一つの壁ですね。
すべてが思い通りに進むなんて事はあり得ません。








平成23年7月29日


リビアの反体制派拠点 日本外務省幹部が初訪問 「国民評議会」と会談、支援示す


日本外務省の上村司中東アフリカ局参事官ら代表団が24日、内戦が続くリビアの反体制派の本拠地、
北東部ベンガジを予告なしに訪問、カダフィ政権と対立する「国民評議会」のバシャリ外交委員代理らと会談した。
2月の民衆蜂起で反体制派が北東部を制圧して以降、日本の外交官による訪問は初めて。
日本は今月15日にトルコで開かれたリビア情勢の連絡調整グループの会合で、
国民評議会を「リビアにおける正統な対話相手」と位置付けることを表明したばかり。
ベンガジへの代表団派遣で、反体制派を支援する姿勢を改めて示した。
会談で上村参事官はリビア情勢における日本政府の立場を説明し、対外関係を担当する
マハムード・ジェブリル氏の訪日を要請。
バシャリ氏は上村氏らの訪問を歓迎した上で、運営資金の不足が続く国民評議会への支援を求めた。


@上村司中東アフリカ局参事官 good job !!





こうした多くの若者の流した血を無駄にしない為にも、我が国は国民評議会を断固支持すべきだ。



平成23年7月27日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年7月25日


アフリカ南部マラウイのデモで18人死亡、大統領退陣を要求


アフリカ南部のマラウイで、燃料不足などに不満を持った市民らによる反政府デモが今週発生し、警察と市民が衝突。
これまでに18人が死亡したことが明らかになった。
保健省のスポークスマンによると、北部の都市カロンガとムズズで20日、デモ隊がムタリカ大統領率いる与党
「民主進歩党(DPP)」の事務所を襲撃し、当局の弾圧により10人の死亡が確認された。
首都リロングウェや南部の商業都市ブランタイアでも大統領の辞任を求めたデモが発生し、8人が死亡。
警察と治安部隊はデモ弾圧のため、催涙ガスを使用した。マラウイで反体制デモが発生することは珍しいが、
デモ弾圧で死者が出たことを受け、大統領に対する市民の怒りが増大するとみられている。





@いかにもアフリカの大統領って感じですね。でも菅よりはましでしょ。





平成23年7月23日


リビア 今日のMisrata(Adhron)





平成23年7月22日


シリア中部で30人死亡 切断遺体、遺族の元に…政権支持派とデモ隊衝突


フランス公共ラジオによると、シリアの反体制活動家は17日、中部ハマで前日からの24時間で、反政府デモの市民と
アサド政権支持派との衝突により、少なくとも30人が死亡したと述べた。
同活動家によると、ハマで先週末、政権支持者3人が誘拐され、切断された遺体が遺族の元に戻ってきたことがきっかけで
双方の衝突が起きたという。
シリアでは、3月以降の反政府デモへの弾圧で少なくとも1400人以上が死亡している。


@策謀渦巻く中で、どっちがどっちなんてまったく意味もない。
いずれにしてもここまできたらアサドの強権を民主的なデモでひっくり返そうなんて土台無理な話であって、
内戦に持ち込むしか手立てはないよ。








平成23年7月18日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年7月18日


「日本はカダフィ側と断絶を」 リビア反体制派首脳語る


リビア反体制派の国民評議会(TNC)代表で暫定政府の首相を務めるマハムード・ジブリル氏が16日、トルコ・イスタンブールで
単独会見に応じた。
欧米主要国が「唯一の正統な統治組織」としてTNCを承認するなか「日本も戦略的な決断をすべきだ」と述べ、
カダフィ政権との関係断絶を求めた。
15日に当地で開かれた欧米・中東主要国外相級のリビア連絡調整グループ会議では、
TNCを「唯一の統治組織」として承認。
米政府は、カダフィ政権との関係を断絶したうえで、TNCをリビア正統政府として承認した。
ジブリル氏はこれを「政権がカダフィ政権から我々に代わったことを意味する」と評価。
「日本や中国にとって、我々を承認するかどうかは選択肢ではない。実態を認めるかどうかの問題だ。
リビア国民につくのかカダフィ政権につくのか、戦略的な決断をすべきだ」と語った。
日本は同会議でTNCを「リビア国民の唯一の正統な対話相手」として認定したが、カダフィ政権との関係も維持している。

マハムード・ジブリル



@女々しいというか、どっちつかずの外交政策こそが我が国の唯一のアイデンティティですからね。
しかし、ここまできたらカダフィの返り咲きは100%ない訳で、積極的に暫定政権を応援していくべき。


平成23年7月17日


リビア Misrata のバトル





平成23年7月12日


シリア大統領は「正当性失った」=大使館襲撃を非難―米国務長官


クリントン米国務長官は11日、シリアの米仏大使館襲撃事件を強く非難するとともに、「アサド大統領は正当性を失った」と断言、
政権交代を通じた民主化を支援する姿勢を示唆した。
欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表(EU外相)との会談後の共同記者会見で語った。
米政府はこれまで、アサド政権に「民主化か退陣か」の選択を迫っていたが、政権がデモ弾圧を続けていることに加え、
反米的な抗議活動を扇動する動きを見せているのを受け、圧力を強めた形だ。ただ、同長官は明白な
退陣要求は口にしなかった。
クリントン長官は「アサド大統領は不可欠な存在ではない」とした上で、「われわれの目標は、
民主的な変革を求めるシリア国民の願望が実現することだ」と強調した。 


@但し、リビア然り、独裁政権を打ち倒す為に欧米的価値観での民主化を推し進めれば(推し付ければ)、
アラブ民族主義は衰退する訳で、親切ごかしの不当な介入はしない事、させない事。
それとなく反体制派勢力を後押ししてやることで、後はアラブ人による民族自決を見守る事だ。











平成23年7月12日


ダマスカスの米・仏大使館にアサド大統領支持派が侵入、米政府はシリアの対応を非難


外交筋が11日明らかにしたところによると、シリアの首都ダマスカスにある米大使館にアサド大統領支持派が一時侵入した。
フランス大使館では警備隊と衝突し、警備員が実弾を発砲する状況となった。
これまでのところ死傷者などは報告されていない。
ある米当局者は、シリア政府の対応が鈍く、事件を未然に防ぐに至らなかったことを米政府として非難すると指摘。
シリアは米大使館員を保護する責任を怠ったとして抗議する方針を示した。
今回の事件に先立ち、米国とフランスは前週、ハマ市で行われた民主化要求デモに参加する数万の民衆に対する
シリア政府の弾圧を防ぐため、同市に大使を派遣した。11日には、シリア第3の都市、ホムスでシリア軍が
機関銃を発砲し、市民1人が死亡、20人が負傷した。


@アサドは自身のスケープゴートに反米仏を利用しだしたようだ。





平成23年7月12日


シリア軍が中部ハマで14人射殺、東部では反体制派幹部を逮捕


反体制デモが続くシリアの中部ハマで5日、アサド政権側の軍隊が市民14人を殺害したと、
人権活動家が明らかにした。
ハマでは1日に15万人以上が参加した大規模なデモが発生。
これを受け、治安当局はハマ周辺を戦車で包囲している。
4日には、治安部隊や警官ら数百人が約250人の身柄を拘束し、少なくとも3人が殺害されたという。
また、トルコとの国境に近い北西部イドリブでも政権軍による攻撃があったとみられるほか、
東部デリゾールでは、民主化を求める反体制派組織「ダマスカス宣言」の幹部で元政治犯のAhmad Tuma氏が逮捕された。
活動家らによると、シリア国内では過去数日間に少なくとも500人が拘束されている。
フランス外務省の報道官は、シリア政府の武力行使について、国際社会は「行動を起こさず、無力でいる」ことはできないと強調。
シリア国民は「残忍で無慈悲な容認できない弾圧」の対象になっているとし、国連安全保障理事会が明確で
確固たる立場を示すべきだと述べた。
また米国務省のヌランド報道官は、シリアは「間違った方向に向かっている」とし、同国政府は治安部隊の撤退や
武力行使の中止、政治犯の釈放、反体制派との政治協議を速やかに進めるべきだと述べた。


@15万人のデモの意味がまったくありませんけど、いつまで同じ事を繰り返すのでしょうか。
イスラエルと戦う為に訓練された民兵組織がある訳で、武装してリビアのように内戦に持ち込めばいいのにね。





平成23年7月6日


リビア 今日のMisrata(Dafniya)





平成23年7月5日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年7月4日


リビア Misrata 今日のバトル 攻撃される反体制派


@兎に角、カダフィによってネットを遮断されてしまったので以前のように反体制派からの直接映像が上がりません。
そんな中で、かろうじて伝えられてくるローカル局からの配信映像です。ちょっと押されていますね。











平成23年7月3日


エジプト カイロでデモ隊と警官隊衝突、負傷者1114人 政権崩壊後、最大規模


エジプトの中東通信によると、首都カイロで28日から29日にかけて起きたデモ隊と警官隊の衝突による負傷者は、
29日夜までに1114人に上った。保健省が明らかにした。
デモ隊は、2月のムバラク政権崩壊をもたらした反政府デモでの死者の遺族ら。
アドリ元内相ら前政権高官らの訴追が遅いと抗議デモを行った。
衝突による負傷者としては政権崩壊後、最大規模となった。


@それでも菅政権よりはまだましでしょ。
日本なんて、みな飼いならされちゃって石を投げる市民すら一人もいないんですから・・・・・・・











平成23年6月30日


リビア 反体制派が愛する 美しい曲





平成23年6月30日


カダフィ大佐に逮捕状 ICC、人道に対する罪の容疑


国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)の予審裁判部は27日、リビアの最高指導者カダフィ大佐ら3人に対し、
人道に対する罪の容疑で逮捕状を出した。
ICCが国家のトップに逮捕状を出すのはスーダンのバシル大統領に次いで2例目。
これで、ICC加盟国(114カ国)は逮捕への協力義務が生じる。
他の2人は、カダフィ大佐の次男で事実上の首相とされるセイフルイスラム氏と、大佐の義弟で
諜報(ちょうほう)部門トップのサヌーシ氏。
同予審裁判部は、3人が今年2月半ば以降、反政府デモに対する狙撃の指揮など、組織的な弾圧を続けたと
信じるに足りる合理的な根拠があると判断した。
5月に同検察局から逮捕状の請求を受け、逮捕状を出すかどうか検討していた。
リビアはICC非加盟国だが、国連安全保障理事会の付託があれば、ICCの検察官が捜査できる。
ただ、ICCは容疑者を逮捕する警察組織を持っておらず、リビア当局やICC加盟国の協力が無ければ
実際の逮捕は難しい。





歓喜するミスラタの反体制派の人々。



@カダフィはカダフィでいいけど、もっと人道上許せないのはシリアのアサドだと思います。
ただ、1CCなんて所詮形式的な裁判所であり、ICCの存在をアピールしているにすぎないですけどね。
そのうちNATO軍の空爆によってやられるでしょう。





平成23年6月28日


リビア Misrata 今日のバトル






平成23年6月27日







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