戦略的ニューパートナーシップ 中露の軍事演習を粉砕せよ!!


シナの山東半島や周辺海域で行われていたシナとロシアの初の合同軍事演習は8月25日、
総仕上げとなる実弾訓練「強制隔離作戦」を行い、8日間にわたった日程を終えた
シナは一貫して「両国の戦略的協力関係と信頼の強化が目的」(曹剛川・国防相)と説明しているが、
大規模な海上封鎖や上陸訓練も実施され、「台湾有事」を想定した訓練だったことは明らかである

今回の演習の作戦名を当初は「平和の使命2005」とし、「反テロ」だけを目的に掲げていたが、
結局は、「反分裂主義」を付け加えたと言うことでも明白である
シナは「台湾」の分離独立を、ロシアは「チェチェン」の分離独立を抱える両覇権主義國の利害が一致し、
ここに中露による「戦略的ニューパートナーシップ」として初の軍事演習が行われたと言う事になる

こうした動きが即、我が国の安全保障にも大きく影響を及ぼす事はいうまでも無い
隙あらば領土拡張を狙う両国の新たなる動きには、今以上に注意を注ぎ、備えなければならない

いまや「NATO」プラス「ロシア」と言う戦略的同盟関係が構築されている中でのこうした中露の接近は、
新たな戦略的再編を意味するだけではなく、彼らの抱える分離独立運動だけに留まらず
まして日米安保や米韓に対する「けん制」を意味するだけのものでもない
朝鮮半島有事においては米韓より優位に立ち、素早く北を制圧したい両国の利害が一致したものといえる


いずれにしても、どのような狡猾的な軍事的再編が行われようとも、
我がl国は常に国防の本義を意識し、軽薄且つ「利敵反戦平和論」を排撃し
現実に即した防衛のあり方を、今一度真剣に考え、不測の事態に備えなければならない
このふしだらな「戦略的ニューパートナーシップ」を、
新たなる祖国防衛体制確立の好機としなければならない

平成17年8月28日



文責 愛知県本部
 
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