国産ジェット旅客機 MRJ開発の道


三菱重工業「MRJ」1号機 2020年半ばに納入延期へ


三菱重工業は、国産初のジェット旅客機「MRJ」の1号機の納期を2020年半ばに延期すると発表しました。これで延期は5度目となります。
三菱重工業・宮永俊一社長:「長い事業展開のために、より良い結果をもたらすであろうということで変更を決断した。開発前の情報収集やリスク分析はもう少し勉強すべきだった」
三菱重工業は、MRJの納入について来年半ばを目指していましたが、機器の配置や電気配線の設計変更が必要なため、
さらに2年間延長することを決めました。
最初の計画では2013年に初納入を予定していましたが、5回の延期により、実用化は大幅に遅れることになります。
また、三菱重工業によりますと、開発費は当初の見込みより3、4割ほど増加する可能性があり、収益への影響も避けられない見通しです。


@車が無人走行(法的にはまだ認められていない)の実用化に向けて突き進んでいると言うのに、がっくりくるね。まあ焦らず、頑張って!
ステルス実証機X-2も頼みますよ。





平成29年1月24日


小牧発 MRJが米ワシントン州に到着 本格的な飛行試験へ


@今回は、無事到着したようです。映像がまだありませんが、翼を大きく左右に数回振って着陸しました。


そもそもですが、空調の不備なんて1ミリも考えられません。要するにラインは小牧ですから、
USB事件のチャンコロ妨害陰謀説がどうしても頭を横切ります。
更に、小牧では、国産ステルス実証機X−2の開発部門やF−35の国内製造ラインも既に2レーン始動していると聞き及んでいます。
念には念を入れてセキュリティーを固めてシナの妨害やスパイ活動に細心の注意を払って事にあたって欲しいものです。健闘を祈ります!





平成28年9月29日


欧州でMRJ初受注…最大20機、累計447機





三菱航空機は11日、開発を進めている国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」について、
スウェーデンの旅客機リース会社「ROCKTON(ロックトン)」から最大20機を受注することで合意したと発表した。
欧州での受注は初めて。欧州は米国に次ぐ巨大市場で、今後の営業活動に弾みがつきそうだ。
11日に英国で開幕した世界最大の航空見本市「ファンボロー航空ショー」で、三菱航空機の森本浩通社長が発表した。
MRJはこれまで日本、米国、アジアで合計427機を受注しており、累計の受注は447機となった。


@MRJに続いて、国産ステルス戦闘機F-3の開発も始まりました。愈々、日本のお家芸の再興です。MRJは、現在米国で厳しい試験飛行実施中。





平成28年7月11日


国産ジェット旅客機、MRJ2号機が初飛行





三菱航空機は31日、国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の試験2号機の初飛行を愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)で行った。
MRJは2018年半ばの納入開始に向け、計5機の試験機で飛行試験を行う。今後は年内にも3〜4号機、来年前半には5号機が初飛行する予定だ。
胴体に赤色のラインが入った2号機は午前10時頃、名古屋空港を離陸し、上空で旋回や上昇、下降などの動作を確認した。


@今、レーダーの支流になっているF-22のAESAレーダーだって、元々F-2戦闘機用に三菱が開発したJ/APG-1が元になっているんですからね。
ステルス実証機X-2始め、日本のお家芸であった航空産業界が益々発展する事を願っています。


最後の飛び立つ所を是非見て、感動してください。粋な自衛官が、いたもんだ。



平成28年5月31日


次世代旅客機、国が主導…部品の7割「国産」に



MRJ

政府は、2030年頃の実用化を目標に次世代の国産ジェット旅客機の開発に着手する方針を固めた。
国産化が難しいエンジンなど、主要部品の研究・開発段階から国が主導し、技術を国内メーカーと共有することで、
部品の7割程度が国産の「純国産」ジェットを目指す。
年内に関係省庁会議を設置し、15年度予算の概算要求に主要部品開発用の実験装置の導入を盛り込む。
次世代機は客席数230未満の「小型旅客機」を想定している。
世界の航空機産業は、アジアを中心に小型機の需要が大幅に伸びると予想されているためだ。
国産の旅客機開発は、戦後初の国産機となるプロペラ機「YS11」以来、停滞した。
現在、約50年ぶりの国産機である小型ジェット機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」が17年の実用化を目指して開発中で、
次世代機はその後継と位置付けられる。


@米国の箍を外し、ATD-Xの開発も含め、本来我が国のお家芸でもある航空産業界の更なる推進を図って欲しいものです。
技術者の火を絶やさない事です。


平成26年8月18日






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