大宇宙とサイエンスと維新運動
ロシア宇宙船ソユーズ、打ち上げ失敗、飛行士2人は脱出
中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から11日、国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられたロシアの宇宙船ソユーズにトラブルが発生し、米露の宇宙飛行士2人が緊急脱出した。
2人はカプセルでカザフスタン内に無事帰還した。打ち上げから約2分後、1段目のロケットを切り離す際に、エンジン異常が発生したものとみられる。
ロシアは原因解明のためソユーズの打ち上げを一時停止した。ロシア通信によると、同種の脱出事故は1983年以来という。
@日本のH2ロケットが、どれだけ優秀かよく分かります。
平成30年10月12日
スペースX「ファルコン9」の第1段目、カリフォルニアの発射場に初めて帰還
スペースXのロケット「ファルコン9」の第1段目が、カリフォルニア州にあるヴァンデンバーグ発射場に初めて帰還した。
アルゼンチンの人工衛星SAOCOM 1Aを搭載したファルコン9は、日本時間10月8日11時21分に打ち上げられた。第一段目は、日本時間11時30分に着陸に成功した。
スペースX社は、ロケットの第1段目が「ヴァンデンバーグ」に帰還して着陸することを今回初めて試みた。カリフォルニアから行われたこれまでの打ち上げでは、
第1段目は太平洋上の無線制御プラットフォームに回収されていた。
なお先にスペースXは、フロリダ州ケープカナベラルの発射場への第1段目の帰還に成功している。
スペースXは今回の打ち上げに最新かつ最も強力なFalcon 9 Block 5の第一段目を使用している。
@昨日、このニュースを見たときに、fake、fakeと皆さんが書いていたので今まで投稿を控えていました。事実だったんですね。
映像も観ていましたが、ゲーム感覚で何でもできますからね。そんなコメントばかりでした。
平成30年10月9日
リュウグウ通信 MINERVA-II1が撮影したりゅうぐうの画像
左が「Rover-1A」右が「Rover-1B」。手前に見えているのが広角カメラで、ステレオカメラは反対側にある。
@初代ミネルバでは、観測カメラとしてソニー製のUSBカメラが使われたことが話題になったが、ミネルバ2でも民生品のカメラを活用しており、
放射線等の環境試験を行った上で搭載したようだ。解像度はVGA(640×480画素)。
ローバーの各方向にはフォトダイオードが搭載されており、どちら側に太陽があるか推定することができる。
この計測値の動きからローバーが静止しているのか、それともホップ後にまだ回転しているのか判断することも可能だ。
その他にも観測センサーとして、ローバーの上下にあるトゲには、温度計と電位差計が搭載されていて、ローバーの影になった場所の温度変化を調べることで、
小惑星表面の熱慣性を測定するような使い方ができるようになっている。ローバー本体には私が大嫌いな太陽電池がびっしり貼られているが、
それでも2W程度の発電能力しかない。このくらいの電力でも、CPUを動かすくらいなら問題ないものの、
ホップ用のDCモーターを回すようなことはできない。瞬時的な電力不足に対応するために充放電可能なバッテリーを搭載している。
ミネルバ2では、バッテリーとして電気二重層コンデンサーが搭載されているが、これに決まったのは電気回路が単純で小型化に向いているという特徴があったからで、
宇宙では世界で初めて初代ミネルバに搭載され正常に動作したという実績もある。
いずれにしても、これからの時代は、惑星での環境アセスも兼ねて原子力電池を使えばよい。近い将来、動くものはすべて原子力電池で動くようになるからね。
Rover-1Bが撮影した画像。ごつごつの岩だらけ。
平成30年9月28日
宇宙の余命は1400億年以上 暗黒物質の分析で東大など将来予測 数百億年説を否定
宇宙の物質の大半を占める正体不明の「暗黒物質」の分布を調べ、宇宙が今後1400億年以上は存在し続けることが分かったと、
東京大や国立天文台などの研究チームが26日、発表した。従来は数百億年で最期を迎えるとの説もあったが否定された形だ。
宇宙が誕生したのは138億年前で、少なくともあと10倍の“余命”がある計算になる。論文をインターネット上で公開した。
現在の宇宙は加速しながら膨張しているが、将来の姿は宇宙を膨張させる「ダークエネルギー」と、宇宙を収縮させる暗黒物質の力関係で決まるとされる。
ダークエネルギーの力が強ければ宇宙は膨張し続け、全ての物質が崩壊して最期を迎える。一方で暗黒物質が強ければ、ある時点で宇宙は収縮に転じて消滅すると考えられている。
研究チームは、米ハワイ島のすばる望遠鏡で2014〜16年に観測した約1千万個の銀河を分析。
強い重力で光の進む方向が曲げられる「重力レンズ効果」がどのように現れているかを調べ、強い重力の源である暗黒物質の分布状況を明らかにした。
このデータとダークエネルギーの推定量などをもとに、世界最高レベルの精度で宇宙の将来像を予測。
その結果、今後少なくとも1400億年は最期を迎えないことが95%の確率で分かった。この時点でも星雲や恒星などは存在し、宇宙は加速膨張を続けているという。
一方、今回判明した暗黒物質の分布状況は、アインシュタインの一般相対性理論などで構築された宇宙論の「標準模型」と一致しなかった。
素粒子「ニュートリノ」の質量やダークエネルギーの性質を解明すれば説明できるかもしれないが、標準模型の訂正が求められる可能性もある。
今回の結果は観測データの約1割を用いたに過ぎないため、東京大カブリ数物連携宇宙研究機構の村山斉機構長は「今後データを10倍にして、はっきりさせることが楽しみだ」と指摘する。
@太陽は、あと50億年で消滅しますので、後は野となれ山となれです。
毎回書きますけど、ノーベル賞もいいですが、あまり過度の宇宙創世のなぞを再現して追及しすぎると、チョットしたきっかけで真空崩壊を誘発しますし、
それらを実証(再現)することはできません。よろしくよろしくです。
平成30年9月26日
宇宙エレベーター 超小型衛星で世界初の実験へ
1辺10センチの2つの立方体は、H2Bロケットに載せられた超小型衛星です。
宇宙空間で2つの衛星の間のケーブルに沿ってエレベーターの昇降機に見立てた箱をモーターで動かせるか、
世界初の実験が行われる予定です。
衛星を開発した静岡大学は、この技術を生かして将来的に宇宙に行けるエレベーターを実現させたい考えです。
実験には、時速200キロで20日間かけて高度約10万キロに到達する「宇宙エレベーター構想」を進めるゼネコン大手・大林組も参加しています。
強度を上げた特殊なケーブルの開発など多くの課題がありますが、夢のエレベーターの実現に向けて今回の実験が注目されています。
@大林組なんて言うと宇宙とは全く無縁の土方しか思い浮かびませんが、今回、国際宇宙ステーションISSから放出し、実験してみるようです。ISSのカメラでそれを記録します。
将来につながるといいですね。
平成30年9月23日
H2Bロケット 7号機打ち上げ成功 こうのとり7号機搭載
国際宇宙ステーションに物資を運ぶ日本の宇宙輸送船「こうのとり」の7号機を載せたH2Bロケットが23日午前2時52分すぎ、
鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、およそ15分後に予定どおり「こうのとり」を切り離して打ち上げは成功しました。
「こうのとり」7号機を載せたH2Bロケットは23日午前2時52分すぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。
ロケットは打ち上げのおよそ2分後に4本の補助ロケットを切り離し、およそ6分後には1段目を切り離して上昇を続けました。
打ち上げからおよそ15分後、予定どおり高度287キロ付近で「こうのとり」7号機を切り離して打ち上げは成功しました。
「こうのとり」は地球の上空400キロ付近を回る国際宇宙ステーションに物資を補給する無人の宇宙輸送船で、今回の7号機には、
宇宙飛行士の生活物資や実験機器のほか、国際宇宙ステーションの主電源となっている日本製のリチウムイオン電池など、
これまでで最も重いおよそ6.2トンの荷物が積み込まれています。
また今回初めて、直径80センチ余りの回収カプセルが搭載され、国際宇宙ステーションでの科学実験で得た成果物をこのカプセルに入れ、
地球に送り返す技術の実証が行われることになっています。
打ち上げは当初、今月11日の予定でしたが、悪天候やロケットのバルブに異常が見つかるなどして、
たびたび日程が見直され、日本の主力ロケットとしては過去最多となる4度、打ち上げが延期されました。「こうのとり」7号機は今月27日の夜に国際宇宙ステーションにドッキングする予定です。
@素晴らしい。おめでとうございます。
平成30年9月23日
はやぶさ2 りゅうぐうに向けロボット分離 MINERVA-II1 運用からMASCOTの分離〜着陸、移動の様子(CG)
宇宙航空研究開発機構によりますと、探査機「はやぶさ2」が観測中の小惑星「りゅうぐう」に向けて探査ロボットの分離に成功したということです。
@改めて、日本の宇宙解明に取り組む人々の技術力の高さと素晴らしさ・・・日本人の誇りです。
平成30年9月21日
次世代物理学! 国際リニアコライダー International Linear Collider 宇宙誕生の謎に迫る実験施設
ヒッグス粒子は、質量を与える粒子とされるが、実はその性質や、ヒッグス粒子が素粒子に質量を与える場(ヒッグス場)の形やダイナミクス、個数といったその正体は依然として不明のままだ。
それを更に解明するのが次世代物理学の世界だ。
宇宙の成り立ちの謎に迫る「国際リニアコライダー」と呼ばれる巨大な実験施設を日本に誘致すべきかどうか検討している日本学術会議の委員会は
「予算確保の具体的な方策を明らかにすることが課題だ」などとする中間の論点整理を示しました。委員会は早ければことし11月にも最終的な見解をまとめるとしています。
「国際リニアコライダー」は日本と欧米が進める国際プロジェクトで、光とほぼ同じ速さに加速した素粒子を衝突させることで宇宙が誕生した直後の状態を再現する巨大な実験施設です。
東北の北上山地が有力な候補地となっていますが、建設費は本体と測定器で少なくとも7000億円を超えると見られ、政府はまだ誘致するかどうか判断を示していません。
これについて、文部科学省の依頼を受けて先月から誘致について議論を行っている学者などでつくる日本学術会議の委員会は、18日の会合で中間の論点整理を示しました。
それによりますと、国際リニアコライダーのような実験施設の必要性を認めたうえで、日本に誘致するには多額の予算がないと不可能で、予算確保の具体的な方策を早急に明らかにすることが課題だとしました。
さらに費用を各国がどのように分担するか見通し無しに誘致を決定すべきではなく、欧米、そしてアジア諸国も視野に入れて国際協力を考えるべきではないかと提案しました。
また国民への説明と理解も重要だと指摘しています。
日本学術会議の委員会は18日示した論点を中心に議論を継続し、早ければことし11月にも最終的な見解をまとめるとしています。政府はそれを踏まえて誘致の是非を決めることになっています。
@ニュートリノとかヒッグス粒子など大宇宙誕生のなぞを解明する上で最も基本となる現象についての解明の最先端を走っているのが我が国であることはノーベル物理学賞の受賞者を見ても疑う余地はありません。
1兆円程度かかるようですが、何を躊躇することがあるでしょう。沖縄の振興費を3年止めれば、こんなものは簡単に解決します。もういい加減、沖縄に振り回される時代錯誤的左翼小児病から政府自身が脱却しましょう。
真空崩壊を引き起こさない事を願っていますが、起きたら起きた時です。健闘を祈ります!
(一番の難点は、原理を追及してもそれを実験で再現できないという辛さはあります)hi
設定で字幕を日本語にできます。
平成30年9月18日
ニュートリノを狙うスーパーカミオカンデの内部公開・‥水を抜いたゾ!
@いってみたいな、カミオカンデ〜〜〜
平成30年9月10日
124億光年 日本人チーム 「モンスター銀河」詳細観測 世界で初めて成功
124億光年先にある「モンスター銀河」と呼ばれる猛烈な勢いで星が誕生している銀河の詳細な観測に日本人を中心とする研究チームが初めて成功しました。
国立天文台の但木謙一特別研究員を中心とする研究チームは、南米チリのアルマ展望台を使ってしし座の方向の124億光年先にあるモンスター銀河の観測を行いました。
太陽系のある天の川銀河では太陽以上の質量を持つ恒星が年に1個程度、生まれています。
モンスター銀河では、それが1年に約1000個、生まれていることが分かっていましたが、
今回の観測で星を生み出すガスの分布を詳しく描き出すことに世界で初めて成功しました。
これにより、モンスター銀河で大量に星が作り出される仕組みを解明したということです。
@ヒッグス粒子とかニュートリノとか、日本の科学者頑張っていますね。原発関係で働く技術者や研究者も大事にしろよな。
平成30年8月30日
宇宙エレベーター 世界初、宇宙での稼働実験実施へ
地上と宇宙ステーションをケーブルでつなぐ「宇宙エレベーター」構想の実現に向け、静岡大などの研究者が9月、世界初となる宇宙空間での稼働実験を行う。
実現までには特殊なケーブルの開発など課題が多いが、宇宙旅行や物資輸送に貢献する夢のエレベーターとして注目されている。
実験では、静岡大工学部が開発した超小型衛星2基を使う。一辺10センチの立方体型で、長さ約10メートルのスチール製ケーブルで2基をつなぐ。
これを国際宇宙ステーション(ISS)から放出し、2基の間のケーブル上で、エレベーターの昇降機に見立てた箱をモーターを使って移動させてみる計画だ。
衛星に取り付けたカメラで、実際の宇宙空間でどう動くかを確認する。
@見てみたいけど、実用化されるころにはいないわな。
平成30年8月25日
月面の氷、初観測 南極と北極に、米有人探査に勢いも
米航空宇宙局(NASA)は22日までに、月の南極と北極に氷があるのを観測したと発表した。
これまでも、月表面に氷がある可能性は指摘されていたが、直接確認できたのは初めて。
月の氷は月面基地で用いる水だけでなく、ロケットの水素燃料などを製造する原料となる可能性もある。米国が中心となって進める新たな有人月面探査に勢いがつきそうだ。
インドが2008年に打ち上げた月探査機「チャンドラヤーン1号」の観測データを、NASAや米ハワイ大などのチームが分析した。
観測された氷は南極付近のクレーターに集中し、北極付近では広い範囲にまばらに散らばっていた。クレーターの影で太陽の光は届かず、温度は零下157度よりも低いという。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)も22年に月の南極か北極に無人探査機を送る計画がある。
@トランプが打ち出した、宇宙軍創設の意味がここにあります。大宇宙資源争奪戦です。
平成30年8月23日
太陽に最接近へ NASAが1300度に耐える探査機・・・・核廃棄物を太陽に打ち込む調査実験だよ!
NASA(米航空宇宙局)が12日、太陽のコロナを調査する探査機を打ち上げました。これまでで最も太陽に近付く予定です。
アメリカのフロリダ州で打ち上げられたNASAの探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」は7年かけて太陽の周りにあるコロナを調査します。
この探査機は画期的な断熱材で覆われていて、これまでで最も太陽に近い600万キロほど離れた地点にまで近付くことができます。
また、1300度を超える熱にさらされても問題ないということです。
最大時速は70万キロで、東京から大阪まで3秒もかからずに移動できる計算になります。
NASAでは、今回の太陽の調査を通じて地球の周りの環境変化の予測に役立てたいとしています。
@前から書いてきたけど、核廃棄物を太陽に打ち込む(核融合へ戻す)実験だよ。簡単でいいだろ。
打ち上げに失敗したら大変だってか・・・馬鹿言うもんじゃない、核弾頭を搭載した弾道ミサイルが世界中で何発あるか知ってるかい。
平成30年8月13日
明け方に皆既月食 赤銅の月、沖縄県・与那国島
@月読命です。昼間は太陽に隠れ、夜、人が寝静まった頃に薄明りを灯す。光と影の世界ですね。
平成30年7月28日
水星探査機「みお」10月打ち上げ 欧州の大型ロケットに搭載
水星探査機「みお」
アリアン5
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、水星探査機「みお」を日本時間10月19日、欧州の大型ロケット「アリアン5」に搭載しフランス領ギアナで打ち上げると発表した。
日欧共同の水星探査計画「ベピコロンボ」の探査機。欧州側の探査機「MPO」と連結した状態で打ち上げ、2025年に水星に到着して分離し、上空を周回する。
みおは水星の磁場などを調べ、内部の構造や希薄な大気が存在する仕組みの解明につなげる。欧州の探査機は表面を探査し、両機で史上最も詳細な水星探査を目指す。
@この「澪 みお」なんてセンスのいい、頭のいい人が名付けたんでしょうね。
水星の磁気圏で変化する太陽風プラズマの流れを探索する探査機の姿が、船が大海原を進むイメージと合致するということなんですね。健闘を祈ります。
平成30年7月27日
高エネルギーのニュートリノ 放出天体を特定 千葉大など国際チーム
参考:ニュートリノ振動ってなんだ?
ニュートリノには電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノの3種類があるのですが、これがそれぞれ別の種類のニュートリノの変わってしまう現象のことをニュートリノ振動と呼んでいます。
電子ニュートリノがミューニュートリノに変わったり、ミューニュートリノがタウニュートリノに変わったり。
非常に高いエネルギーを持つ素粒子ニュートリノが40億光年離れた特殊な天体から地球に飛来していたことを初めて突き止めたと、
千葉大が参加する日米欧などの国際研究チームが13日付の米科学誌サイエンスに発表した。
チームは2012年、南極に設置した装置で高エネルギーのニュートリノを初観測。
1987年に小柴昌俊氏が観測し、ノーベル賞を受賞したニュートリノの1億倍に当たるエネルギーで、どこから飛んできたのかは謎だった。
昨年9月にも、小柴氏の2千万倍の高エネルギーニュートリノを観測。
広島大の追加観測などで、オリオン座の左肩の方向にあり、ブラックホールをガスが取り囲む「ブレーザー天体」から飛来したと分かった。
この天体は、光やガスに衝突するとニュートリノなどを生じる高エネルギーの宇宙線も出していた。
宇宙線の発生源の一つが分かったのは初めて。石原安野(あや)・千葉大准教授は「宇宙線の起源を解明し、宇宙の成り立ちや歴史の理解につなげたい」と話している。
@質量があるとかないとか、振動がどうしたこうしたという代物(素粒子)が、ニュートリノです。
今も毎秒100兆個ものニュートリノがあなたの身体の中を通り抜けています。
あなたの頭の上にある電子ニュートリノの数と地球の裏側から飛んでくる電子ニュートリノの数は同じなのですが、
上の図にあるミューニュートリノは、数が減るんですね。
その事は、ミューニュートリノが地球の中を通過するときに振動でタウニュートリノに変身しているからではないかという事をスーパーカミオカンデで研究しているのです。
電子ニュートリノも他のニュートリノに変身していますが、他のニュートリノがほぼ同数電子ニュートリノに変身しているので、結果としてプラスマイナスゼロになります。
かつて、佐久間象山が吉田松陰の人生観に大きく影響を与えたように維新の原動力の一つになりうるのが、
こうした宇宙や科学に対してまず興味を抱く事なのです。
反米とか反原発というマクロ的政治スローガンで、今日的社会を変革する事はできません。要するに、古典力学から量子力学の世界観を抱けという事です。
平成30年7月13日
はやぶさ2 午前9時35分地球から約3億キロ小惑星リュウグウに到着!
小惑星リュウグウ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が27日、地球から約2億8000万キロ離れた目的地の小惑星リュウグウの上空20キロの地点に到着した。
リュウグウ表面を詳しく観測して着陸地点を決めた後、10月ごろに最初の着陸を試みる。
はやぶさ2はリュウグウの岩石を採取し、2020年末ごろ地球に持ち帰る予定。
リュウグウは生命の材料となる有機物を比較的多く含むと考えられており、太陽系の成り立ちや生命の起源に迫る計画だ。
はやぶさ2は10年に世界で初めて小惑星の試料を地球に持ち帰った探査機「はやぶさ」の後継機で、14年12月に打ち上げられた。
@到着したようです。到着後はカメラや分光計などの機器による撮影や観測、小型ローバ/着陸機による直接観測、小惑星表面へのタッチダウンなど、
はやぶさと同様のミッションを実施。加えて今回は、2kgほどの銅の塊をリュウグウ表面に打ち込み、人工クレーターの作成も試みます。
さらには、この人工クレーター付近にタッチダウンして地下物質をサンプリングし、2020年末頃に地球へと帰還する予定のようです。
このように新しい挑戦もいろいろと行われるはやぶさ2ですが、基本的にははやぶさで培った技術がベースとなっており、そこにいくつかの改良を加えて設計されています。
近いのになぜそんなに時間がかかるのかというと、小惑星は引力が弱いのでこちらから寄って行かないと辿りつけないので、
往路で52億キロもの旅をしながら接触します。2020年にはお土産一杯で帰ってきて欲しいですね。
頑張れ! はやぶさ2。
平成30年6月27日
頑張れ! 「はやぶさ2」 小惑星リュウグウまであと64.92km(現時点)
はやぶさ2」が近付いている小惑星は、そろばんの玉のような形でした。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、探査機のはやぶさ2に搭載したカメラで18日から20日までに撮影した小惑星「リュウグウ」の画像を公開しました。
望遠鏡などの観測では、ほぼ球体とされていましたが、実際にはそろばんの玉のような形で、クレーターとみられるくぼみがあることが分かります。
JAXA・吉川真ミッションマネージャ:「特に大きなクレーターが見えた時、(スター・ウォーズの)デス・スターに近いというのはチームのなかからも出ていました」
チームからは映画「スター・ウォーズ」の要塞「デス・スター」に似ているという声が上がったということです。はやぶさ2は、27日をめどにリュウグウ付近に到着する予定です。
@「はやぶさ2」が目指す小惑星は、(162173)リュウグウです。リュウグウはC型の小惑星ですが、
太陽系が生まれた頃(今から約46億年前)の水や有機物が、今でも残されていると考えられています。
地球の水はどこから来たのか、生命を構成する有機物はどこでできたのか。
そのような疑問を解くのが「はやぶさ2」の目的です。
また、最初にできたと考えられる微惑星の衝突・破壊・合体を通して、惑星がどのように生まれたのかを調べることも「はやぶさ2」の目的です。
つまり、「はやぶさ2」は、太陽系の誕生と生命誕生の秘密に迫るミッションなのです。
平成30年6月21日
スーパーカミオカンデ内部を12年ぶりに公開 岐阜県飛騨市
@ニュートリノとかヒッグス粒子とか重力波とか、そもそもビッグバーンやインフレーションを起こす元はなんだったのか、大変気になるところですが、
でかい装置をつくって宇宙の始まりを研究するのは大変結構ですが、真空崩壊のスイッチが入ってしまうかもしれません。
ホーキング博士も心配していましたが、どれだけそれを理論上で解明しても再現できません。← これがミソですね。
138億年前の真空崩壊が、ビッグバーンだったのかも・・・マクロとミクロで動きが変わる量子の世界は、パラレルワールドと言われていますが謎は深まるばかりです。
残念ながら、私も見学の申し込みをしましたが、今は個別の見学は行っていないようです。
平成30年6月11日
国際宇宙ステーションISSが捉えた消える月
ロシアの宇宙飛行士Oleg Artemyevは、土曜日に消えた月のビデオを発表しました。
@どういう現象なのか、意味が分かりません。ISSの速度は、一秒で8キロ(マッハ23位)ですからかなり高速、おおよそ90分で地球を一周します。
平成30年5月7日
ノーベル賞獲得も残る謎、解明なるか スーパーKEKB(ケックビー)
高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)は26日、新型の加速器「スーパーKEKB」で、ほぼ光の速さに加速した電子と陽電子が衝突に成功した、と発表した。
2008年のノーベル物理学賞につながった「小林・益川理論」では十分説明できない、宇宙誕生後に消えた反物質の謎の解明につながるという。
スーパーKEKBは、電子と陽電子を衝突させ、宇宙誕生直後の状態を再現するために作られた加速器。
高エネ研の地下11メートル、1周3キロの円形トンネル内に設置され、3月下旬に本格稼働を始めた。
高エネ研によると、26日午前0時38分、電子と陽電子の衝突を初観測し、実験が順調に進んでいることを確認した。
今後、電子と陽電子が衝突する頻度を、前身の加速器「KEKB」の40倍まで高めるという。
小林誠、益川敏英両氏は1973年、宇宙の誕生後に生まれた物質と、電気的に反対の「反物質」の壊れやすさに差があることを理論的に予言。
KEKBを使った実験で実証され、2008年のノーベル物理学賞につながった。
だが両氏の理論では、反物質の消滅を完全には説明できず、解明するには、より多くの衝突を繰り返してデータを集める必要がある。
@あんまりやり過ぎると、ホーキング博士が警告していた真空崩壊を誘発するぞ。
平成30年4月27日
NASA、太陽探査機パーカー・ソーラー・プローブの「搭乗者=名前だよ」募集 大気圏突入目指す
太陽光パネルを使っていいのは人工衛星だけです。なにが原発ゼロ基本法だよ、クソ野党。今の異常気象が続く地球上でどうして基幹電源になるんだ。無責任な事を言うな! ドアホ。
米航空宇宙局(NASA)がこの夏に予定している無人探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」の打ち上げを前に、世界中から「搭乗者」を募集している。
搭乗できるのは「名前」で、希望者はNASAの専用サイトに自分の氏名を入力して提出できる。世界中から集まった名前は、パーカーに搭載するマイクロチップに記録される。
パーカーは大気圏に突入して、初めて至近距離から太陽を観察する。着陸はしないものの、かつてないほどの接近を予定している。
探査機は自動車ほどの大きさで、時速約70万キロの速度で飛行する。
NASAは探査機を大気圏に突入させることで、太陽に関する謎の解明につなげたい意向。「今回のミッションによって、
科学者が60年以上にわたって探求してきた疑問に答えを出す」としている。
探査機に載せる名前は無料で登録でき、これまでに20万人以上の名前が寄せられているという。
申し込みの締め切りは4月27日。「自分の車に人を乗せるようなもの」とNASAのプロジェクト責任者は説明している。
Parker Solar Probe ← ここから入れます。表紙の右上に有ります。名前とEmailを記入して送信。本人確認メールが来ますのでクリックしてHPへ飛んで確認ボタンを押せばOKです。
@是非、皆さんも名前を登録しませう。
平成30年3月10日
東京原則! 国際宇宙探査フォーラム「ISEF2」 遠くの惑星に探査拡大 日本開催の宇宙国際会議で
日本がホスト国となった宇宙探査についての国際会議で、月や火星、さらに遠くの太陽系の惑星まで探査を広げることを掲げた共同声明が採択されました。
東京・目黒区で開かれた国際宇宙探査フォーラム「ISEF2」には、42カ国が参加して閣僚級のほか、アメリカやロシアの宇宙機関のトップが出席しました。
会議では、月や火星、さらに遠くの太陽系の惑星に探査を広げることや持続可能な宇宙開発などを掲げた共同声明が採択されました。
同時に宇宙探査が平和目的であることや経済性を確保するなどの指針も取りまとめられ、「東京原則」と名付けられました。
@特に我が国は、敗戦国として差別されまくる意味のない戦勝国主導の国連から脱退し、その金を独自で宇宙開発につぎ込むべき。
平成30年3月4日
国産量子コンピューター発表 スパコンを遥かに凌駕!
夢のコンピューターと呼ばれる「量子コンピューター」の国産試作機第1号が、来週から無償でサービスを開始します。
NTTは光の粒子を使って難問を解く量子コンピューターを27日からネット上で公開し、無償で計算機能が使えるようにすると発表しました。
量子コンピューターは膨大な数の組み合わせのなかから、最も適したグループ分けを瞬時に計算することが可能で、
将来的には交通渋滞の緩和や新薬の開発などにも役立つと期待されています。
また、理論上はスーパーコンピューターが1000年かかる計算も瞬時に解き、消費エネルギーも1キロワット以下と省エネ効果があるということです。
このため、近年、世界的な開発競争が激化していて、NTTは無償で公開することで他の企業と連携して開発を急ぐ考えです。
NTT上席特別研究員・武居弘樹さん:「北米の企業のスピード感は目を見張るものがある。それに負けない、追い越していくスピード感で進めていきたい」
@マクロの世界の価値観とミクロの世界では、まったく別の世界が存在すると言う事。なぜかと尋ねても、誰も応えられません。
マクロの世界観を古典力学といい、ミクロの世界観を量子力学といいます。粒子は粒でありながら光のように波動を持ち、
その波形を捉えようとすると粒に戻るという不思議な動きをします。
交通渋滞や新薬の開発じゃなくて、戦闘機やイージスシステムの敵味方識別に使います。こうした計算は、量子テレポーテーションで行います。
平成29年11月21日
11光年先、地球に似た惑星=太陽系に接近中−生命存在か・国際チーム
地球から11光年離れた赤色矮星(わいせい)「ロス128」(画像上の明るい星)と惑星の想像図。生命の存在が期待される(欧州南天天文台提供)
おとめ座の方向に11光年離れた赤色矮星(わいせい)「ロス128」の周りで地球に似た惑星を発見したと、
フランスのグルノーブル・アルプ大などの国際研究チームが15日発表した。
太陽系外では4光年先の「プロキシマb」に次いで地球から2番目に近い惑星だが、太陽系に接近中のため、7万9000年後には最も近い惑星になるという。
赤色矮星は宇宙に多数ある小さな恒星で、水素の核融合が穏やかなため暗い。ロス128は質量、
大きさとも太陽の2割弱。発見された惑星「ロス128b」は赤色矮星の周りを1周約10日で回り、
距離は太陽−地球間の20分の1、質量は地球の1.35倍で、温度は20度から零下60度と推定される。
プロキシマbも赤色矮星の周りを約11日で周回するが、紫外線やX線が強烈で生命が存在するには厳しい。
ロス128bは水が液体で存在するか不明だが、紫外線などは穏やかと考えられる。
研究チームは南米チリにある欧州南天天文台の直径3.6メートルの望遠鏡でこの惑星を発見した。
建設中の同39メートルの巨大望遠鏡ELTが2024年に観測を始めれば、大気中の酸素などを捉え、生命の存在可能性を明らかにできるという。
@温暖化で今世紀中には、我が国周辺の太平洋の水温は確実に2度上がるそうです。
宇宙の謎の解明は全人類共通の夢ですが、地球が元気でなければそれもかなわぬ夢と消えさります。
CO2の削減、インドとシナには特に前向きに取り組んでほしいと思います。
平成29年11月16日
謎の天体A / 2017 U1が太陽系を通過中、外から飛来なら観測史上初
太陽系を横切る素早くて小さな物体の正体は?
世界中の天文学者が、太陽系を横切る素早くて小さな物体の動きを追っている。
米航空宇宙局(NASA)は、この物体がすい星か小惑星かも不明としながらも、太陽系の天体の動きとは異なるため、
太陽系外から飛来した可能性があるとの見方を示している。
これが確認された場合、天文学者が観測した初の「恒星間の物体」になるという。
NASAの地球近傍天体研究センターのポール・チョーダス氏は「我々は数十年間この日を待っていた」と言及。
「恒星の間を飛び回り、ときには太陽系を通過することもある小惑星やすい星が存在することは以前から理論的に示されてきた。
だが、探知されたのは今回が初めてだ。
今のところ、あらゆるデータがこの天体が恒星間の物体である可能性を示しているが、
今後さらに多くのデータが確認を助けてくれるだろう」と述べた。
NASAによると、データ取得のため、世界中の地上の望遠鏡と宇宙望遠鏡がこの天体に向けられている。
この天体は「A/2017 U1」と呼ばれ、米ハワイ大学の研究者が今月19日に同大の「パンスターズ1望遠鏡」を使って発見した。
直径は400メートル以下で、秒速25.5キロで移動している。
NASAによれば、この天体が地球の脅威となることはない。
14日には地球から約2400万キロ離れた場所を安全に通過。
今後はペガサス座の方向に進み、太陽系を脱出するとみられている。
天体の名称は今後変わる可能性もある。
この種の物体は初めてのため、国際天文学連合は新しい命名ルールの制定に迫られるだろう。
@謎だらけの宇宙ですが、ステーブン・キング博士は、宇宙創世の謎を解く為にインフレーションやビッグバン、
全ての元となる17番目に見つかったヒッグス粒子など、素粒子の実態に迫ろうと巨大加速器を世界中で造っていますが、
(我が国には、カミオカンデやKAGRAがあります)余り巨大な実験装置を造ると、存在しないような質量が素粒子に加わり、
真空崩壊を誘発する可能性があると警告しています。(装置自体が地球的規模での話ですが・・・・)
いい話ばかりでなく、そうした未知の世界を紐解く実験には、地球(全宇宙)の存続をかけたリスクも同時に存在する(インフレーションで始まれば、
必ず負のスパイラルに突入する可能性もある)という事も常に考えておく必要があると言う事ですネ。(偶然ですが、土曜日に勉強会で話したばかりです)
それにしても、それが意思のある動きなのか勝手に飛んできたものなのか・・・・
平成29年10月30日
世界初 中性子星の衝突・合体を米研究チームが観測
中性子星 右上方向にジェットを放出するほ座のベラ・パルサー。中性子星自体は内部に存在し、ガスに遮蔽されて見えない。
パルサーpulsarは、パルス状の可視光線、電波、X線を発生する天体の総称。超新星爆発後に残った中性子星がパルサーの正体であると考えられており、現在は約1600個確認されている。
恒星が爆発した後に生まれる重力が強い天体「中性子星」の衝突、合体を観測したとアメリカなどの研究チームが発表しました。世界初の快挙です。
国立天文台によりますと、アメリカの研究チーム「LIGO」などは、8月に観測した重力波を分析した結果、
地球から1億3000万光年離れた宇宙で2つの中性子星が衝突し、合体したことが分かりました。
観測を受けて、国立天文台などの研究チームは半月にわたって衝突後の光を観測しました。放たれた赤外線などから、
合体によって金やプラチナなどの重元素が大量に作られたとみられています。
今まで宇宙空間で重元素ができるメカニズムは謎に包まれていましたが、今回の観測によって一気にその起源に迫れると期待されています。
重力波研究 後に続く日本のKAGRA
@重力波と電磁波を同時に観測できた事が、こうした宇宙創世の解明につながるんですね。こうした大宇宙の中で、無知なバカが原子力発電に反対している事が滑稽でなりません。
平成29年10月17日
重力波研究 後に続く日本のKAGRA
+モードに偏極した重力波のリング状にある粒子に及ぼす影響
×モードに偏極した重力波のリング状にある粒子に及ぼす影響
KAGRA
日本でも、岐阜県に建設された重力波観測施設「KAGRA」が早ければ来年の観測開始を目指していて、重力波天文学の発展が加速すると期待されている。
@昨日も書いたけど、ガンガン金を出してやれ。
平成29年10月4日
ノーベル物理学賞 重力波観測の米3氏に
スウェーデン王立科学アカデミーは3日、2017年のノーベル物理学賞を、世界で初めて重力波の検出に成功した米国の3氏に授与すると発表した。
物理学の重大問題だった重力波の存在を実証し、新たな天文学に道を開いた功績が評価された。
重力波は重い天体などが移動するときに、その重力の影響で生じた空間のゆがみが、さざ波のように周囲へ伝わっていく現象。
アインシュタインが相対性理論で百年前にその存在を予言したが、直接観測されていなかった。
米国にある観測施設「LIGO(ライゴ)」の国際チームは昨年2月、重力波を初めて検出したと発表し、世界的な大発見となった。
13億年前のブラックホール同士の衝突で生じた重力波を米国の2カ所にある観測施設で2015年9月に捉えた。
重力波の検出は相対性理論の正しさを改めて裏付けたほか、目に見えないブラックホールを捉える新たな天文学を切り開いた。
参考:
アインシュタインの一般相対性理論によれば、質量をもった物体が存在すると、それだけで時空にゆがみができます。
さらにその物体が(軸対称ではない)運動をすると、 この時空のゆがみが光速で伝わっていきます。
これが重力波です。重力波はすべてを貫通し、減衰しないと考えられています。
人類は、太古よりつい最近まで可視光でしか自然を観察できませんでした。
しかし19世紀に入って電波やX線が発見されると、遠くに一瞬で情報を伝えたり、人体や物質の中の様子が観察できるようになりました。
そのため今まで全く未知だった世界への扉が開かれ、人類の知識の増大・世界観の変化に大きく役立ちました。
その後も赤外線・紫外線やガンマ線など、次々と新しい「観測手段」が発見されるごとに、未知なる世界が人類に解き放たれています。
これらはすべて「波動現象」を利用した情報伝達による自然観察と言うことができます。
従って電磁波と同じ「波動現象」である「重力波」も、この歴史にならって新しい観測手段となり
人類に未知なる世界を垣間見ることを可能にするであろうと期待されるのです。
ここで大事なことは、「重力波」は「波動現象」ですが、人類が今まで発見し道具としてきた「電磁波」の仲間とは大きく異なる
特徴を持つという点です。その名が示すとおり、重力波は「重力」を発生する起源である「質量」が運動することで発生します。
その「質量」というものは、「時空」の構造という物理学の一大テーマを決定するために非常に重要な要素です。
このことが「重力波」を使った自然の観察が、「電磁波」の仲間を使った観察と根本的に異なる世界
(それがなんだかわからないところがもどかしいですが)を切り開くという期待をより一層高める要因ともなっています。
@どうして、13億年前のブラックホール同士の衝突でできた重力波という事が断定できるのでしょうね。
前にも書きましたけど、チャンコロ蓮舫の愚策たる事業仕訳以降、こうした研究に対する資金援助がほとんど行われていません。
左翼に垂れ流される沖縄の振興費3500億を削ってどうか真面目に研究に勤しんでいる大学の研究所に対する補助金にしてやってください。
差別を生みだす大学の無償化より、補助金です。安倍さんお願いしますよ。
平成29年10月3日
東大教授らがブラックホールの起源を解明 世界初 安倍さん、無償化より支援だよ!
宇宙にあるブラックホールのなかでも最大級の質量を持つ「モンスターブラックホール」はどうやって誕生したのか。
東京大学の教授らのグループが世界で初めて解明しました。
モンスターブラックホールは、無数にあるブラックホールのなかでも太陽の10万から100億倍の質量を持つとされる最大級のものです。
東大の吉田直紀教授らの研究グループは、宇宙の誕生直後にできたモンスターブラックホールについて、
中規模のブラックホールが数億年かけて成長することをスーパーコンピューターの計算を使って解明したということです。
アメリカの科学誌「サイエンス」の電子版で発表しました。
宇宙の誕生直後にできたモンスターブラックホールの起源を巡っては、天文学者の間で長い間、謎とされていました。
参考:宇宙初期のミステリーを解く鍵は「超音速ガス流」
近年、遠方の宇宙探査により、宇宙年齢が数億年という早期に存在した超大質量ブラックホールが発見されている。
太陽の数十億倍もの超大質量ゆえに「モンスターブラックホール」と呼ばれるが、そのような早期に、
どのようにして巨大なそれが誕生したのかは天文学上の大きな謎であった。
その起源についてはこれまでいくつもの仮説が提案されてきたが、どの説も太陽の数十億倍にもなる
超大質量ブラックホールの早期形成を自然に説明することはできず、物理的にはあり得ないほどの質量増大率を仮定し、
巨大な天体を偶然生み出すなど、さらにいくつかの物理機構の過程が必要だった。
今回研究グループは、ビッグバン後に、さまざまな天体を生み出す種となる物質密度の揺らぎと共に残された「超音速ガス流」に着目し、
「アテルイ」をはじめとするスーパコンピュータシミュレーションを用いてガスとダークマターの両方の運動を追い、
さらに乱流ガス雲から原始星が誕生して急速に成長する様子を再現することに成功した。
@先の量子コンピューターといい、やっぱり東大ですね。こう言う世界には全くと言っていいほど国からの支援がありません。安倍さん、無償化より支援です。
平成29年9月29日
通常の1000倍の太陽フレア到着2時間前
@現在、私が所有する無線設備に、なんの異常も見られません。
本日、午前9時ごろから磁気を帯びた粒子が地球に到達していると言う情報あり。HF帯での異常伝播やノイズにも特段の異常なし。我が家のXバンドレーダー(BS放送)にも異常はみられません。hi
平成29年9月8日
太陽フレア 太陽で通常1000倍の爆発 サイクル25の序章
国立研究開発法人「情報通信研究機構」によりますと、6日午後9時ごろ、太陽で通常の1000倍の爆発が観測されました。
太陽の大規模な爆発は11年ぶりです。爆発によってガスが放出され、8日午後3時から9日午前0時にかけて地球に到達するということです。
ガスが到達すると、数日にわたって磁気が乱れ、携帯電話やGPS(全地球測位システム)に障害が出る可能性があります。
情報通信研究機構は、太陽が活発期に入った可能性があるとしていて、さらなる大規模爆発について警戒を続けています。
@氷河期と言われるサイクル24。太陽自体が冷え切っています。2年後に始まるサイクル25の序章ならいいね。
アマテラス様、ばんばん爆発して活気を取り戻してください。お願いします。
平成29年9月7日
2018年打ち上げ NASA太陽探査機、太陽に最接近へ 正に、天照大御神
米航空宇宙局(NASA)は5月31日、太陽に史上最も接近して観測する新たなミッションについて発表した。
このミッションでは、太陽が放射する高熱とエネルギーの中で観測を行い、恒星の仕組みなどを調べる。
ミッションで使用されるパーカー太陽探査機(Parker Solar Probe)は、2018年7月に米フロリダ(Florida)州ケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から打ち上げられる。
太陽のコロナを目指す初の探査機となる。
計画では、太陽の表面から630万キロメートル以内を周回することになっているが、1377度以上の高温が予想されるため、探査機は11.43センチの炭素繊維で保護される。
NASAが「究極のミッション」と位置付けるこの計画では、7年にわたる調査期間中に7回太陽に接近して観測を行う予定。
得られるデータは、地球上の生物や宇宙にとどまる衛星や宇宙飛行士らに影響を与える太陽風や宇宙気象の予測向上に役立つ可能性がある。
@正に、太陽を制するものが、大宇宙を制する。これからの民族主義者は、大宇宙創生のインフレーションとか核融合とか核分裂程度の事は最低限理解して、より良き国家の建設運動に励んで欲しいものだ。
君は、古事記を読んだ事があるか?
平成29年6月3日
宇宙旅行の新時代 プラズマエンジン
@ハヤブサで有名になったイオンエンジン。
「はやぶさ」の電気推進エンジン(イオンエンジン)は、マイクロ波を使ってプラズマを作るのが大きな特徴です。
イオン化した推進剤のキセノンガスを、強力な電場で加速、高速で噴射させることによって推進力を得ます。
燃料と酸化剤を燃焼させる化学推進エンジンと比べると、推進力は小さいですが、非常に燃費がよく長時間加速し続けることができます。
また、イオンエンジンの加速電極板に、耐久性にすぐれた炭素の複合材を使用し、従来に比べて3倍ほど寿命を長くしました。
このイオンエンジンの実用化に成功したのは、「はやぶさ」が世界で初めてです。
平成29年5月26日
酸素イオン 風に流され月に 探査機かぐや初観測
月周回衛星「かぐや」の観測データを解析した結果、地球から流出した酸素イオンが月に到達していたと、
大阪大などの研究チームが31日付の電子版の英科学誌「ネイチャー・アストロノミー」に発表した。
地球の表面から流出した酸素イオンが、太陽から吹き出す粒子の流れ(太陽風)の影響を受けて38万キロ離れた月に運ばれ、
月の土に入り込んでいる可能性もあるという。
地球の酸素イオンは、太陽風のために太陽から遠ざかる方向に集中して流れている。
研究チームがかぐやに搭載したプラズマ観測装置のデータを分析し、地球の周りを公転している月が
この集中域を通過した時に地球から来た酸素イオンが増加していたことが分かった。
月が集中域を通過するのは、1カ月弱の月の公転周期のうち、満月の前後に該当する5日間。
この酸素イオンは高いエネルギーを持っており、金属の表面から数十ナノメートル(ナノは10億分の1)まで入り込むことができるという。
地球では24億年前から酸素が増えだしたと言われており、月はこのころから地球由来の酸素イオンを浴び続けている可能性がある。
米国のアポロ計画で月から持ち帰った砂には地球や月などが起源の酸素イオンが含まれると解釈できるという。
大阪大の寺田健太郎教授(宇宙地球化学)は「月の土には太古の地球の大気の痕跡の一部が保存されている可能性もある」と話した。
@どうでもいいような話ですが、科学分野の進歩と言うか我々が生を受けた宇宙の神秘というか、いつかそのすべての謎が解明される日が来るのでしょうね。
人類が誕生してから、口で愛を説きながら、殺し合ってきた事も又事実です。これからも続いて行くんでしょうね。GL(Good luck)
平成29年1月31日
謎の電波バースト、発生源は遠方の銀河 研究
FRBは2007年以降に18回記録されているが、2012年に米自治領プエルトリコ(Puerto Rico)にあるアレシボ天文台(Arecibo
Observatory)で観測され、
「FRB 121102」と命名された1例のみ、複数回の再発が確認されていた。
宇宙のかなたから飛来する謎の電波の正確な発生源を初めて突き止めたとの研究結果が4日、発表された。
「高速電波バースト(FRB)」と呼ばれるこの現象が発見されたのは、わずか10年前のことだ。
英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された研究論文によると、2016年に米ニューメキシコ(New Mexico)州にある望遠鏡で観測されたFRBは、
地球から約30億光年の距離にある小型の銀河(わい小銀河)から発せられた可能性が高いという。
人の目には見えないフラッシュ現象である高速電波バースト。ほんの一瞬の現象だが、1000分の1秒間に放射するエネルギー量は、太陽放射の1万年分に匹敵する。
電磁スペクトルで最も波長が長い側の電磁波の、これほど高エネルギーのうねりを引き起こしているものの正体をめぐっては、今なお激しい議論が続いている。
今回の最新の発見によって、この問題がすぐに解決されるわけではないが、これまでに候補に挙がっていた説のいくつかは決定的に排除されると、科学者らは指摘した。
米コーネル大学(Cornell University)のシャミ・チャタルジー(Shami Chatterjee)氏率いる研究チームはこの観測結果を受けて、
FRB 121102がまた再発するのではという見込みを立てた。この考えは功を奏した。
過去にFRBを発見したどの電波望遠鏡よりも強力なカール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)は、6か月にわたる延べ83時間に及ぶ観測で、
特徴的なパルスを9個検出した。
チャタルジー氏は、声明で「この特異な爆発的電波の発生源が、地球から30億光年以上の距離にあるわい小銀河であることが分かった」と述べている。
@大宇宙に地球と似た環境の惑星があるとすれば、そこにも意地の悪いチャンコロや朝鮮人のようなクソエイリアンがいるんでしょうね。
あくまでも仮説ですが、この宇宙で他の文明社会(地球外知的生命体)があるとしてもその文明社会の発展過程における通信手段は、
現在の地球上で辿ってきたマクスウェルやヘルツと同じ道のりを辿り同じ通信方式に行き着くであろうと言われています。
メッセージを送る送信周波数の一つは1420MHZだそうです。
平成29年1月5日
火星に生命体か、探査機キュリオシティがホウ素発見
生命を保持できる可能性を調べるため4年前に火星に送り込まれた米航空宇宙局(NASA)の探査機「キュリオシティ」は初めて、
火星表面でホウ素を発見した。
ホウ素の発見は、太古の昔の火星に微生物の繁殖に適してい地下水脈があったことを示している、とNASAの科学者はいう。
@何度も言いますけど、キュリオシティの動力源は原子力電池です。どんなにアホが、原発に反対してもです。
平成28年12月15日
約70年ぶりの巨大「スーパームーン」が11月14日に出現 次回は約20年後だから見逃すな!
ほぼ毎月現れる満月ですが、その中でも月と地球との距離が近づくことによって月が大きく見える現象を「スーパームーン」と呼びます。
そしてきたる11月14日、なんと1948年以来の約70年ぶりとなる巨大なスーパームーンが夜空にのぼるんです!
地球を周回している月は楕円軌道を描いており、その距離は約35万7000kmから約40万6000kmまで常に変化しています。
そして地球と月の距離が近づき、それが満月のタイミングと重なるとスーパームーンとなるんですね。
なお、2011年に観測されたスーパームーンでは月が14%大きく、30%明るく観察されました。ですので今回はもうすこし大きく、また明るい月が見られそうです。
そして次回に今回ほど月が地球に近づき、しかも満月となるタイミングは約20年後の2034年の11月25日を待たなければなりません。
ですので今回のチャンスはぜひとも逃せませんね! また、海外では11月のスーパームーンを「ビーバー・ムーン」と呼び、
9月の「ハーベスト(収穫)・ムーン」、10月の「ハンター・ムーン」と並び、満月を生活スタイルの節目として利用してきた歴史があります。
今回のスーパームーンのピークは、11月14日の22時52分。観測には絶好の時間帯でしょう。
また11月14日〜15日の天気をみると、地域によって晴れだったり雨だったり……とばらつきがあるようです。
ただそれほど遅い時間ではないので、11月14日はちょっと夜空を見上げてみてくださいね!
@でかい月を楽しんでください。ただ、古事記にでてくる月読命の影は、アマテラスやスサノオと比べると薄いんですよ。
参考:月読命ですが、古事記ではイザナギが黄泉国から逃げ帰って禊ぎをした時に右目から生まれたとされ、
もう片方の目から生まれた天照大神、鼻から生まれた須佐之男とともに重大な三神(三柱の貴子)を成しています。
平成28年11月11日
大西卓哉宇宙飛行士、任務を終え無事帰還
新型ソユーズMS。即モスクワに持ち帰って、検証を始めるそうだ。
参考:現在宇宙に人を打ち上げることができる宇宙船はロシアのソユーズ宇宙船とシナのソユーズ宇宙船の亜種、
神舟宇宙船があります。ソユーズ宇宙船については現在国際宇宙ステーションへ飛行士を送り込むことができる唯一の宇宙船となっており、
日本やアメリカの宇宙飛行士もロシア側にお金を払い打ち上げを行っています。
さて、今回打ち上げた宇宙船はソユーズシリーズでも最新型となるソユーズMS(ПРОГРЕСС-МС)です。
この宇宙船は2010年から運用されているソユーズTMA-Mの発展型となっており、見た目はほとんど変わらないものの、
ISSとのドッキングに使うセンサーが新型になり、また無線システムやアンテナも新型に、スペース・デブリや宇宙塵からの
防護パネルも改良され超小型衛星を搭載できるコンテナ区画が追加されるなど現代のニーズにあった宇宙船となっています。
宇宙飛行士の大西卓哉さんが約4か月間にわたる国際宇宙ステーションでの任務を終えて、日本の午後0時58分、無事、地球に帰還した。
大西さんのほかアメリカとロシアの宇宙飛行士2人を乗せたロシアの宇宙船「ソユーズ」は、日本時間30日午後0時58分、中央アジアのカザフスタンの平原に到着した。
大西さんは今年7月から国際宇宙ステーションに滞在し、日本の実験棟「きぼう」を拠点に様々な実験を行ったほか、
輸送船をロボットアームでキャッチする重要な任務も果たした。なお、来年には、日本人12人目の宇宙飛行士として、金井宣茂さんが宇宙に向かう予定。
@まずは、お疲れ様でした。
チャンコロがサルまねしているようですが、大宇宙まで九段線で一人占めする積りでしょうか。習近平、完全に狂っています。
平成28年10月31日
午前中は、土岐の核融合科学研究所へ見学に行ってきました!!
大型ヘリカル装置
勝手知った我が家のように、完璧に核融合をコントロールしている北川兄。
後ろのモニター画面が、プラズマ。およそ一億度。
@親切丁寧に御案内下さった高橋さん、とてもよく理解できました。有難う。また、お邪魔します。
平成28年10月27日
火星からのホットなニュース、原子力を動力源とするキュリオシティのセルフィー写真と新ビデ オ
NASAの火星探査機「キュリオシティ」から火星のシャルプ山を背景に自分を映したセルフィー写真が地球に送られてきた。
キュリオシティが火星に送られたのは2012年。
その2年後、キュリオシティはミュレイ・バッツ山のふもとに到達し、今ようやくこの一帯の調査を終えた。
キュリオシティの次のミッションはシャルプ山の斜面を登ることで、その山をバックにした写真を地球へと送ってきたことになる。
キュリオシティからは定期的に地球へ写真を送られてきており、水の作用を受けた火星の表面の形成と変化のプロセスの研究に役立てられている。
写真は一般にも公開されており、インターネットを通じて閲覧が可能。
@電力元は、所謂原子力。プルトニウム238の崩壊熱を利用する原子力電池 (RTG) を使用している。近い将来、地球ではこの原子力電池で走る車で埋まる。
その為の、環境アセスや走行テストも同時に行われているのだ。
平成28年10月7日
ノーベル賞 医学生理学賞に大隅良典・東工大栄誉教授 3年連続の快挙!
スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2016年のノーベル医学生理学賞を東京工業大栄誉教授の大隅良典氏(71)に授与すると発表した。
大隅氏は生物が細胞内でたんぱく質を分解して再利用する「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる現象を分子レベルで解明。
この働きに不可欠な遺伝子を酵母で特定し、生命活動を支える最も基本的な仕組みを明らかにした。
近年、オートファジーがヒトのがんや老化の抑制にも関係していることが判明しており、疾患の原因解明や治療などの
医学的な研究につなげた功績が高く評価された。
日本人のノーベル賞受賞は3年連続の快挙。
@難しい事はよく分かりませんが、オートファジーを解明した事は素晴らしい。さすがだ! 維新者は、後に続け!
パソコンも、蓄積されていくゴミが自食作用で分解されて、新たな領域を自ら作り出せばいいね。
もんじゅの高速増殖炉なんて、ゴミになった核燃料が使えば使う程増殖していくという夢のようなシステムなのに、誰も理解できないアホばっかり。
平成28年10月3日
JAXAが最新型の人工衛星公開 宇宙の謎解明に期待
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が宇宙空間の謎を解き明かす目的で打ち上げる最新型の小型人工衛星が公開されました。
この人工衛星は、地球に近い宇宙空間で太陽から降り注ぐ粒子と宇宙空間の電波を世界で初めて同時に観測できます。
太陽からの高いエネルギーを持つ粒子は急激に増加すると通信衛星などの故障を引き起こすため、
この衛星によって粒子が増加する仕組みなど宇宙環境の謎を解明します。
JAXAは今年度中に打ち上げ、将来的には木星探査などにも活用したいとしています。
@太陽黒点、フレアの事ですが、これが暴れると、衛星が落ちたり異常電波伝搬(propagation)が起きて全世界の通信に異常を起こす事があります。
よって、これらを研究すると言う事は非常に我が国にとっても世界にとっても重要な研究になります。、
平成28年9月30日
CO2削減状況を検証=観測衛星「いぶき」で−環境省
観測衛星いぶき。
環境省は1日、各国が統計データに基づいて推計する温室効果ガスの削減状況の正確性について、
人工衛星で検証する技術の実用化に乗り出すと発表した。
同省などが運用する温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が日本を含む4地域の二酸化炭素(CO 2)濃度を観測したところ、
推計排出量とほぼ一致したことを踏まえた。2020年以降の地球温暖化対策の新たな国際枠組み「パリ協定」の実効性を高める狙いがある。
パリ協定は、締結した全ての国に温室効果ガス削減目標の提出や5年ごとの見直し、目標達成に向けた国内対策の実施を義務付けている。
しかし、新興国や途上国は温室ガスの削減量を推計する上で基となる各種統計データが不十分で、達成状況の検証が困難とみられていた。
このほど、人間の活動によって排出されたCO2濃度について、日本、北米、南・東アジア、世界全体の四つの範囲で、
いぶきの観測データとそれぞれの地域の推計値を比較したところ、ほぼ一致することを確認した。
面積の小さい日本でも観測データの正確性が裏付けられたことから、途上国などの国別の推計排出量の検証に役立てたい考えだ。
@世界的規模で異常気象をもたらしている環境破壊の元凶がシナのCO2と言う事を、きっちり公表してやれ。
平成28年9月2日
スペースXのロケットが爆発 発射台で試験中、けが人なし
米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の無人ロケット「ファルコン9(Falcon 9)」が1日、フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape
Canaveral)の発射台での試験中に爆発した。
同社によると、積載していた通信衛星や発射台が破壊されたが、けが人は出なかった。
米ABCニュース(ABC News)が放送した衝撃的な映像には、連続爆発とみられる現象が起きる中、
激しく炎上するロケットや、地上へと落下する積載物、辺り一面に広がる黒煙が写されている。
同ロケットは3日に打ち上げが予定されていた。破壊されたイスラエルの衛星「Amos-6」は、交流サイト(SNS)最大手フェイスブック(Facebook)が
サハラ以南アフリカ地域の広範囲で高速インターネット通信を提供するために使用される予定だった。
スペースXのイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)はツイッター(Twitter)で爆発原因について、
「(ロケット)上段の酸素タンク付近」で何らかの異常が起きたと説明。詳細な原因については今のところ不明としている。
スペースXのファルコン9爆発事故は、昨年6月に続き2件目。
前回の事故では、無人物資補給船「ドラゴン(Dragon)」を載せたファルコン9が、国際宇宙ステーション(ISS)に向け打ち上げられた直後に爆発した。
@2億ドルが吹き飛びました。これはエンジンテストでしたが、ロシアも含めそれにしても事故が多いです。
ジオスペース衛星ERGを載せて打ち上げが予定されているイプシロンは、いつになるのでしょうね。年内確定していますが、未だに未定となっています。
平成28年9月2日
NASA、木星探査機ジュノーの軌道投入に成功
米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ジュノー(Juno)」が5日、木星の周回軌道に入った。
NASAのジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)の発表によると、ジュノーはグリニッジ標準時(GMT)5日午前3時18分(日本時間午前11時18分)、
軌道投入できるよう十分速度を落とすためエンジン噴射を開始した。
その35分後、ジュノーの軌道投入に成功し、米カリフォルニア州パサデナ(Pasadena)にある管制センターは歓声に包まれた。
11億ドル(約1120億円)の費用が投じられたこのプロジェクトで、ジュノーは太陽系最大の惑星である木星の起源を探るべく、
5年前に米フロリダ(Florida)州ケープ・カナベラル(Cape Canaveral)から打ち上げられ、17億キロの距離を飛行して木星に到達した。
@素晴らしいね。現在ジュノーは、一時的な安定軌道上にあり、そこから一連の作業を経て、学術研究のため軌道を変える。
木星の軌道投入成功は、NASAの「ガリレオ」以来21年ぶりで「ジュノー」は1年8か月かけて木星を37周して、
大気や磁場、重力などを詳しく調べ、太陽系誕生の謎に迫る。
木星の周回飛行は16時間かかるが、今年10月19日に予定されている。
木星は太陽系で最大の惑星で、最初にできた惑星とされている。
その内部の構造や形成の歴史の解明は、太陽系の理解につながると期待されている。
木星は主に水素やヘリウムなどのガスでできているが、内部に固体の「核」があるかどうかなど詳しい構造はわかっていない。
平成28年7月6日
生命の存在可能な「地球に似た惑星」 40光年先で3つも発見
宇宙には無数に恒星と惑星があるのですが、その中でも生命を保持しうる惑星を「ハビタブル惑星」なんて呼ぶこともあります。
これらは暑すぎず寒すぎず、そして水が液体として存在しうる…などいろいろな条件があるのですが、
なんとこのようなハビタブル惑星が40光年先に3つも見つかったのです!
ネイチャーに報告された内容によると、これらの惑星は小さく冷えた恒星「TRAPPIST-1」の周りを周回しており、
大きさや気温なども地球に近いものとなっています。
また恒星が小さいことから、生命の存在の可能性の重要な手がかりとなる大気の成分など、より詳しい調査も行なえるそうです。
なお、こちらが今回見つかった恒星「TRAPPIST-1」と太陽系の太陽との比較図です。
いかにTRAPPIST-1が小さいのかがわかりますね。
なお、今回の発見はチリにあるトラピスト望遠鏡で、近赤外線を捉えることによって発見されました。
そして惑星のうち2つは、太陽から地球までの距離の1.1%と1.5%という非常に近い距離で恒星を周回しています。
これにより惑星の片面はおそらくかなり高温になっていますが、もう片面には水が存在している可能性があるのです。
そして、3つ目の惑星は正確にはわかっていませんが、恒星からより遠くに存在し適正な気温と水の存在がありうると予想されています。
この発見をうけ、スタンフォード大学で系外惑星を研究するBruce Macintosh氏などは「これらの惑星は
地球に似た温度をもつ大気の調査をするのに最も良い例となるでしょう」などと沸き立っています。
今後打ち上げられるジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のようにさらに性能のよい望遠鏡によって、
このTRAPPIST-1の周りに存在する惑星の調査は続けられることでしょう!
@取り敢えず、ホーキング博士のブレークスルー・スターショットによる恒星間移動の理論を実践すればいいんですよね。
平成28年5月4日
天文衛星ひとみ、運用断念 JAXA発表
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、通信が途絶したエックス線天文衛星「ひとみ」の運用を断念すると発表した。
衛星の復旧に向けた活動を取りやめ、今後は原因究明を続けるとしている。
ひとみは2月に種子島宇宙センター(鹿児島県)からH2Aロケットで打ち上げられたが、3月26日以降、地上で電波を正常に受信できなくなった。
米戦略軍統合宇宙運用センターなどの観測で、ひとみは10個以上の破片に分裂したことが判明。姿勢制御系の誤作動により機体が回転し、
破損したとみられ、復旧は困難と判断した。
ひとみはJAXAが米航空宇宙局(NASA)などと共同で開発した最新鋭のエックス線天文衛星。日本側の開発費は310億円。
順調なら5月にも本格観測を開始し、ブラックホールなどを観測して宇宙の成り立ちや進化の謎の解明に挑む予定だった。
@お家芸だけに、残念だね。
ライブ
平成28年4月28日
最大威力の太陽フレアが発生
4月18日、最大威力の太陽フレアが発生。その様子をモスクワ時間で午前3時29分、NASAの太陽観測衛星が捉えた。
NASAの発表によれば、太陽フレアの威力はマグニチュード6.7級。
米国海洋大気庁の発表では、今回の太陽フレアによって地球の昼間の部分では短波通信に乱れが生じている。
@この太陽も、水素を核融合させて、そのエネルギーで輝いています。水素は核融合によってヘリウムに成ります。
太陽は中心核付近にヘリウムを溜め込み、50億年後、今度はそのヘリウム自体が核融合を始めます。
それによって、その瞬間から太陽は膨張を始めます。その段階を「赤色巨星」と言います。
太陽系の太陽の場合、その膨張は、金星と地球の軌道の間付近までに達するとされています。
ヘリウムが核融合を始めたら、燃え尽きるのはもう早いです。
水素だけの時は100億年でしたけど、ヘリウム核融合が始まったらもう数億年の命と言われています。
悲しいですが、私たちの子孫が住む地球も消滅します。
平成28年4月19日
X線天文衛星「ひとみ」と交信不能 衛星自体の異常が原因か 二つに分離?
正常に交信できない状態のX線天文衛星「ひとみ」について、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、衛星自体の異常が原因の可能性があるとの見方を示した。
JAXAは、「ひとみ」の近くに、もう1つ物体を観測し、「ひとみ」が何らかの理由により破損した可能性があるとみていた。
「ひとみ」が破損した時間は、異常が起きたおよそ6時間後だったことが新たにわかり、JAXAは、宇宙ごみがぶつかった可能性は排除しないとしつつも、
「ひとみ」自体に何らかの異常があった可能性について、重点的に調査を続ける方針。
「ひとみ」は、太陽電池が太陽の方向に安定して向いていないため、電力不足に陥っているとみられ、データ受信ができていない。
復旧には、数カ月かかる可能性もある。
@あらあら・・・・・
シナによる破壊工作の可能性も、捨てきれない。
平成28年4月2日
太陽系に「第9番惑星」存在か 米チーム発表
米カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究チームは20日、太陽系の最外縁部に存在する未知の巨大惑星を発見した可能性があると発表した。
チームが発表した声明によると、「プラネット・ナイン(Planet Nine)」の通称で呼ばれているこの天体は、地球の約10倍、冥王星の約5000倍の質量を持ち、
「太陽系外縁部の異様な、非常に細長い軌道」を巡っている。「この新惑星が太陽の周りの公転軌道を完全に1周するのには1万〜2万年かかる」と推定されるという。
研究結果は、米天文学専門誌アストロノミカル・ジャーナル(Astronomical Journal)に掲載された。チームによると、
この天体は数理モデルとコンピューターシミュレーションを通じて発見された。
この天体の重力は、太陽系外縁部の準惑星の動きや、海王星よりもさらに遠くにある「カイパー・ベルト(Kuiper Belt)」と呼ばれる領域の天体にも影響を与えているという。
直接の観測にはまだ至っていないが、現在、米ハワイ(Hawaii)のW・M・ケック天文台(W. M. Keck Observatory)にある口径10メートルの望遠鏡や、
すばる望遠鏡(Subaru Telescope)などが観測を試みている。
カリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン(Mike Brown)教授(惑星天文学)は「これは、本物の太陽系第9番惑星とみられる」「太陽系のかなりの部分が未解明の状態。
これは、非常に胸を躍らせることだ」と語る。
また同大学のコンスタンティン・バティギン(Konstantin Batygin)助教(惑星学)は「過去150年以上の間で初めて、
太陽系の惑星探査が不完全である確かな証拠が得られた」と話している。
@国際宇宙ステーションISSもあり、38億光年先の超新星ASASSN-15lhを、肉眼(望遠鏡)で見ているのに、
外縁部であれ太陽系にまだ観測されていない惑星が存在しているってことですよね。凡人の私には、意味分かんないです。
平成28年1月21日
LIGOチーム重力波観測 梶田さん「すごくうれしい」=KAGRA観測、17年度以降
米国などの研究チームが重力波を観測したと発表したことを受け、岐阜県・神岡鉱山地下の観測装置「KAGRA(かぐら)」で
観測を目指してきた日本のチームが12日、千葉県柏市の東京大宇宙線研究所で記者会見した。
素粒子ニュートリノの研究でノーベル物理学賞を受賞し、チームの責任者を務める梶田隆章所長(56)は「われわれにとってもエキサイティングだ」と語り、
興奮を隠さなかった。
梶田さんは「重力波を使った新しい天文学ができることが分かった。ものすごくうれしく思っている」と喜び、「エキサイティングな時代に入った」と語った。
今回の発見の意義について「ブラックホールを観測する手段を得たので、どんどん分かっていく」と説明した。
かぐらは3月から試験運転を行う予定で、重力波の観測が期待できるのは2017年度以降の見通し。
初観測は米チームに先を越されたが、梶田さんは「日本の研究グループとしても、最大限頑張ってきた」と強調。
「悔しさよりも、重力波の観測頻度が高そうだと分かり、天文学的にいろいろなことができると思うので良かった」と前向きに捉えていた。
@頑張れ! KAGRAチーム。
平成28年2月12日
重力波 世界初観測 国際研究チーム 宇宙誕生のなぞに光
◇一般相対性理論の正しさを改めて裏付け
物理学者のアインシュタインが100年前に予言した「重力波」を探索している米マサチューセッツ工科大など米国を中心とした
国際研究チーム「LIGO(ライゴ)」は12日未明、宇宙からやってきた重力波を初めて直接観測することに成功したと発表した。
重力波の存在を予言したアインシュタインの一般相対性理論の正しさを改めて裏付けると共に、宇宙誕生のなぞや、光や電波では観測できない天体現象の解明に期待がかかる。
重力波は、ブラックホールなど質量の非常に大きな物体が動く際、周りの時空(時間と空間)がゆがみ、そのゆがみが波のように伝わる現象だ。
アインシュタインが1915〜16年に発表した一般相対性理論に基づき予言した。
この理論は、宇宙の膨張やブラックホールの存在を示す数多くの観測などから正しさが確かめられてきたが、
重力波による時空のゆがみは極めて小さいため、観測に成功した例はこれまでなかった。
LIGOの重力波検出装置は、1辺4キロの管をL字形に配置。
直角に交わる部分から2方向にレーザー光を同時に放ち、4キロ先の鏡によって戻ってきた光を重ね合わせる仕組みだ。
重力波によって時空がゆがみ、光源と鏡との間の距離がわずかに変化するのを、重ね合わせたレーザー光のずれなどから検出する。
LIGOは昨年9月から今年1月まで実施した観測のデータを詳しく分析。昨年9月に二つのブラックホールが合体した際に出た重力波を観測したとしている。
LIGOチームは、米マサチューセッツ工科大と米カリフォルニア工科大を中心に15カ国の大学に所属する1000人以上の研究者が参加。
2002〜10年の観測では成功しなかったが、検出器の性能を向上させ、15年に観測を再開した。
◇重力波
質量を持った物体が動いたとき、周囲の時空(時間と空間)にゆがみが生じ、そのゆがみが光速でさざ波のように宇宙空間に伝わる現象。
物理学者アインシュタインが1915〜16年に完成させた「一般相対性理論」でその存在を予言した。
宇宙の誕生直後に放出されたほか、重い天体同士が互いの周りを回る連星や、ブラックホールの合体などでも生じると考えられている。
米国の「LIGO」のほか、欧州でも「VIRGO」(バーゴ)という検出装置が稼働中。
日本でも東京大宇宙線研究所などが大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」(岐阜県飛騨市)を建設し、
昨年ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章・同所長らが検出を目指している。
@13億年前の重力波だそうです。KAGRA(かぐら)の今後の活躍に期待しましょう。絶対的な光から、重力波の時代へ突入します。
(重力波の元となったのは13億年前に起きた超巨大なブラックホール(太陽の29倍と36倍の質量を持つブラックホール)の衝突。
それが起きた時点では、太陽の3倍の質量が一瞬でエネルギーに変換されたと言います。)
平成28年2月12日
高浜原発3号機、29日にも再稼働…関電が報告
関西電力は25日、高浜原子力発電所3号機(福井県高浜町、出力87万キロ・ワット)の再稼働を29日にも実施する計画を原子力規制委員会に報告した。
4号機(同)についても、31日以降に原子炉に核燃料を入れる作業を始める。
八木誠社長は25日、大津市内で記者団に対し「準備が整えば、29日以降に再稼働させる」と述べた。
関電はこれまで、原子炉内の核分裂反応を抑える制御棒を引き抜く作業を「28〜30日の間に行う」との見通しを示していた。
高浜3号機は2012年2月に定期検査のために停止して以来、約3年11か月ぶりの運転再開となる。
13年7月に施行された新しい規制基準の下で再稼働するのは、九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市、各89万キロ・ワット)に続いて全国で3基目となる。
@素晴らしい。このところ、カリホルニウム252がよく売れる。
(原子炉を点検等で停止させ、運転を再開する時は、ウラン235のなかに生成されたキュリウム242や244が放出する中性子で核分裂させることができますので、中性子源は不要です)
原子炉起動の瞬間映像。
平成28年1月25日
日本初の新元素 悲願100年、米露独の独占崩す
すべての物質を構成する基本要素の元素は、どのような顔ぶれなのか。世界中の科学者たちが古来、追究してきた根源的な問いだ。
見つかった元素を規則的に並べ、性質が分かるようにした周期表は自然科学における知の集大成ともいえる。その一角を日本が初めて占めることになった。
ウランより重い新元素は米国、旧ソ連、ドイツが発見を激しく競ってきた。
米国は1940年に原子番号93のネプツニウムを見つけてから103番まで連続で発見し、
その後はソ連と熾烈な争いを展開。80〜90年代はドイツが107番以降を6連続で発見して一時代を築いた。
米ソは冷戦終結後、共同研究に移行。今回の113番ではドイツも再現実験に協力しており、日本は孤軍奮闘の様相だった。
米露独による独占の構図に風穴を開け、アジア初の栄誉を勝ち取る意義は大きい。
新元素は原子核研究の一環として作られる。米国は原爆開発の技術が基礎になったのに対し、理研は平和目的で研究を進めてきた。
新元素の発見は一般社会にすぐに役立つわけではないが、万物の成り立ちをひもとく普遍的な価値がある。
その国が科学の高度な技術と知見を持つことの証しでもあり、誇るべき成果だ。
日本はかつて2度、新元素の発見を逃した苦い経験がある。
元東北大総長の小川正孝博士は明治41年、鉱石から43番を発見したとして「ニッポニウム」と命名したが、後に別の元素と判明し、幻に終わった。
理研の仁科芳雄博士は昭和15年、93番が存在する可能性を加速器実験で示したが検出できず、直後に米国が発見。
その加速器は戦後、原爆製造用と誤認した連合国軍総司令部(GHQ)によって破壊されてしまった。
113番は仁科博士の研究を受け継ぐチームが発見したもので、雪辱を果たした形だ。ようやく誕生する新元素は、日本の科学界にとって100年越しの悲願達成となる。
@二号研究、所謂米国と肩を並べた核分裂の仁科博士の意思が、核融合という形で継承され、世界に認められたという快挙。滅茶苦茶素晴らしく、とても嬉しい。
ここで書き続けてきた事が、いかに正しかったか、実証された。なにが原発反対だ、なにも知らないアホ共。クソして寝ろ。
平成27年12月26日
日本初の新元素 113番「ジャポニウム」有力 理研が発見、国際認定へ
理化学研究所が合成した原子番号113番の元素が新元素と国際的に認定される見通しになったことが25日、関係者への取材で分かった。
国際学術機関が来年1月にも決定し、日本が発見した初の新元素として理研に命名権を与える方向で最終調整している。
発見を争ったロシアと米国の共同研究チームを退けて認定される見込みで、科学史に残る大きな成果となる。
元素は物質を構成する基本的な粒子である原子の種類のこと。
未確定を含め118番まで見つかっており、米露などが国の威信をかけて発見を競ってきた。
アジアによる新元素の発見は初めてになる。
新元素の名称と元素記号を提案する権利は発見チームに与えられる。
113番の名称は日本にちなんだ「ジャポニウム」が有力とみられ、関係機関の承認を得て決定する。
92番のウランより重い元素は自然界に存在せず、人工的に合成して発見される。
113番は理研と露米チームがともに発見を主張し、約10年前から専門家による審査が続いていた。
審査は新元素を認定する国際純正・応用化学連合(IUPAC)と、国際純粋・応用物理学連合(IUPAP)の合同作業部会が実施。
関係者によると、作業部会は理研を113番元素の発見者として承認する報告書を化学連合側に提出した。物理学連合側の同意を踏まえて正式決定する。
理研は平成16年9月、森田浩介研究員(現九州大教授)らが加速器を使って30番の亜鉛を83番のビスマスに高速で衝突させ、
核融合反応により113番の元素合成に成功したと発表。24年までに計3個の合成を高い信頼性で確認した。
一方、露米チームは2004(平成16)年2月以降、露ドブナ合同原子核研究所で別の手法により合成したと発表。
理研と比べ時期はやや早く、作った個数は圧倒的に多かったが、113番元素であることの裏付けが不十分と判断されたとみられる。
露米は115番、117番、118番も発見したと主張し、審査されている。
@今までここで書き続けてきた事が、どれだけ正しかったかという事の証です。実に素晴らしい。
平成27年12月26日