偵察衛星 H2A H2Bロケット H3 V & 新型固形燃料タイプ  イプシロン特集
H2A H2Bロケット特集 U H2A H2Bロケット特集 T
輝かしい祖国の未来を賭けて、羽ばたけイプシロン


強化型イプシロン 搭載可能量1.5倍 コスト3分の1…国産小型ロケット燃焼試験成功


宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は21日、2016年度に打ち上げ予定の国産小型ロケット
「強化型イプシロン」のエンジン燃焼試験を能代ロケット実験場(秋田県)で行い、約2分間の燃焼に成功した。
計画責任者の森田泰弘JAXA教授は「開発の最終段階にむけて弾みがついた」と報道陣に語った。
JAXAによると、強化型は、13年に打ち上げたイプシロン初号機より、大きな衛星を搭載できるように改良した。
3段エンジンのうち2段目を大型化して燃料の搭載可能量を約1・5倍に増やすとともに、
衛星の格納スペースを約15%広げた。JAXAは新興国から衛星の打ち上げ受注を狙うという。


@更に改良が、進められているようです。後ろの風力発電、いりません。

いつでも、転用できます。抑止力です。わはは





平成27年12月23日


H2Aロケット 29号 打ち上げ成功!!


JAXA=宇宙航空研究開発機構と三菱重工業は24日、カナダの通信会社の衛星を載せた改良型H2Aロケット29号機を打ち上げた。

@素晴らしい2連発。安定していていいですね。いつでも転用できます。来年は、愈々イプシロン。





イプシロン、打ち上げ予定
2016年度(平成28年度)
ERG[30] 小型ジオスペース探査衛星 長楕円
ASNARO-2 地球観測SAR衛星 太陽同期軌道
2017年度(平成29年度)
LOTUSAT1 ベトナムへ供与するASNARO-2同型機[32]
革新的衛星技術実証プログラム1号機高効率の太陽電池や宇宙の放射線に強い電子デバイスなどの実証機
SLIM 月着陸機 公募型小型計画1号機
2020年度(平成32年度)以降
LOTUSAT2 ベトナムへ供与するASNARO-2同型機
小型科学衛星は宇宙基本計画において5年毎に3機程度を打ち上げるものとされたが、その後公募型小型計画として2年に1回の打上げを実施、
また革新的衛星技術実証プログラムも2年に1回の実証機会を確保するとされた。
これらを含め、運用側にはイプシロンロケットを毎年1,2機打ち上げたいという意見がある。


平成27年11月25日


H−UA、29号機 打ち上げ準備順調=カナダの通信衛星搭載−種子島 高度化仕様です。



三菱重工飛島工場で製造中のH-IIAロケット29号機


三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、鹿児島県・種子島宇宙センターから24日午後にH2Aロケット29号機を
打ち上げる準備が順調に進んでいると発表した。
29号機はカナダ・テレサット社の通信放送衛星を搭載。打ち上げは午後3時23分を予定し、同5時7分まで遅らせることができる。天気予報は曇りで、支障はないという。
H2Aの製造・販売と打ち上げはJAXAから三菱重工業に民間移管されており、同社が民間衛星の打ち上げを受注したのは初めて。
29号機は打ち上げ後、第2段エンジンを3回噴射し、目標の静止軌道により近い所で衛星を分離することで、衛星の搭載燃料を節約する改良をした。


@記事の通りです。24日は、野分祭参加で多磨霊園にいます。成功を祈ります。

高度化仕様=要するに、地理的な条件で赤道直下から打ちあげる他国のロケットと同じような静止トランスファー軌道の確保が難しかったものを、
同じような軌道へ衛星を送り込む事をロケットの第2段エンジンや機体に改良を加えて可能にしたというもの。兎に角、すごい事なんです。

基幹ロケット高度化 H-UA29号機


平成27年11月22日


「こうのとり」5号機/H-IIB ロケット5号機打ち上げライブ中継  大成功!


@素晴らしい・・・・安定していますね。原発技術もすごいけど、ロケット技術もすごい。さすがです。





平成27年8月19日


「こうのとり」打ち上げ日時を決定…8月19日 20時50分49秒に




三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIBロケット5号機による国際宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)の打ち上げを、
8月19日20時50分49秒(日本標準時)に決定したと発表した。


@了解! 


平成27年8月18日


準天頂衛星活用へ民間支援 政府、来年度概算要求盛り込み





政府が準天頂衛星システムを利用した2兆円超の新規市場創出に向け、2016年度から民間企業などの支援に乗り出すことが23日、分かった。
精度が高い位置情報を使った自動運転車の開発や、農村での無人農機の導入などさまざまな産業に応用できるとみており、
20年東京五輪・パラリンピックで先進事例を紹介、関連産業の海外展開につなげたい考えだ。
経済産業、総務、農水、国土交通など関係府省が、調査や研究開発などの費用を16年度予算の概算要求に盛り込む見通し。
準天頂衛星はGPS(衛星利用測位システム)の誤差を数センチまで抑えられ、
誤差が1メートル〜数十メートルに上る欧米などの測位衛星に比べて格段に精度が高い。
日米欧の自動車大手が開発にしのぎを削る自動運転車では精密な位置情報を使うことで車線変更などの制御がより正確に行える。
また位置情報をもとに課金すれば自動料金収受システム(ETC)のゲートが不要になるなど自動車分野で7800億円の新市場が生まれると試算する。
農業分野ではトラクターなど農機の無人化などで大幅な省力化や生産性の向上を図ることができる。
農家の後継者不足解消につながるとも期待され、8800億円の市場創出を見込む。
世界の宇宙産業は13兆円規模に上るが、日本企業は欧米に比べ出遅れており、ほぼ国内の官需が支えている状況だ。
政府は今夏にも「宇宙システム海外展開タスクフォース(仮)」を新設し、官民で国内宇宙産業の輸出戦略を練る。
準天頂衛星システムは日本だけでなく東南アジアから豪州まで広く利用できるため、
政府は新規に創出した関連産業と一体で輸出することで「日本のシステムをアジアで普及させたい」(経済官庁幹部)考えだ。


参考:実用準天頂衛星システム事業の推進の基本的な考え方
平 成 23 年 9 月 30 日
閣 議 決 定
準天頂衛星システムは、産業の国際競争力強化、産業・生活・行政の高度化・効率化、アジア太平洋地域への貢献と我が国プレゼンスの向上、
日米協力の強化及び災害対応能力の向上等広義の安全保障に資するものである。
諸外国が測位衛星システムの整備を進めていることを踏まえ、我が国として、実用準天頂衛星システムの整備に可及的速やかに取り組むこととする。
具体的には、2010 年代後半を目途にまずは4機体制を整備する。
将来的には、持続測位が可能となる7機体制を目指すこととする。
我が国として実用準天頂衛星システムの開発・整備・運用は、準天頂衛星初号機「みちびき」の成果を活用しつつ、内閣府が実施することとし、
関連する予算要求を行うものとする。また、開発・整備・運用から利用及び海外展開を含む本事業の推進に当たっては、
関係省庁及び産業界との連携・協力を図ることとする。
内閣府がこうした役割を果たすために必要な法律改正を予算措置に合わせて行うこととする。
なお、内閣府に実施体制を整備するに当たっては、行政機関の肥大化につながらないよう配慮するものとする。


@準天頂衛星システムとは、高度36,000kmの円軌道を、赤道から約45度傾けた軌道に置く衛星通信システムであり、
少なくとも3機の衛星を互いに同期して配置することより、常に一つの衛星が日本の天頂付近に滞留するという特徴を持つ。


平成27年7月24日


油井亀美也さん搭乗 ソユーズ打ち上げ成功!!


@おめでとう。行ってらっしゃい。





平成27年7月23日


プログレス・イーグル 次世代スーパージャンボ=太陽光と水素エンジンで飛行でき、CO2を排出しない


太陽光と水素エンジンで飛行でき、二酸化炭素(CO2)を排出しない3階建てのスーパージャンボ機――。
未来の航空機のコンセプトデザインで知られるスペインのデザイナー、オスカー・ベニャル氏が、新たにそんな旅客機のコンセプトを披露した。
同氏が設計した「プログレス・イーグル」は、翼と屋根に太陽光発電パネルを装備し、離陸には6基の水素エンジンを使用。
後部のエンジンは風力発電タービンとしても利用できる。二酸化炭素の排出量はゼロで、飛行中の騒音もないという。
乗客は現在最大の旅客機より275人多い800人まで搭乗でき、機体前部には眺めの良い「パイロットクラス」座席を新設。
個室や店舗、レストランを併設してホテルに滞在するような感覚で搭乗することもできるという。
ただし現時点ではあくまでもコンセプト段階で、このデザインを実現する技術のうち40%しか実現していないとビニャルズ氏。
「それでもあと数年で限界は克服できる」と予想し、2030年までに実用化できると見込んでいる。


@宇宙空間に浮遊するへリュウムを集めて核融合をエネルギーとした宇宙船をつくれば、光の速度まで(30万キロ/秒)スピードを上げられるそうです。こんな物はおもちゃです。
原発に反対しているアホには理解できないでしょうけど。わはは





平成27年7月14日


探査機「あかつき」最後のチャンス?軌道変更へ




今年12月に金星の周回軌道投入を目指す探査機「あかつき」について、宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は9日、
今月17日から3回に分けてエンジンを噴射し、最終的な軌道変更を行うと発表した。
あかつきは、2010年に金星の周回軌道投入を試みたが、主エンジンが壊れて失敗。
太陽を周回しながら、姿勢制御用の小型エンジンを使って、少しずつ軌道を修正し、再挑戦の機会をうかがってきた。
今回の軌道変更に成功した上で、来月末に太陽近くを無事通過できれば、12月7日に金星に到着し、
日本初の惑星探査に挑む。軌道変更が失敗すると、周回軌道に入らず、再び修正することは難しいという。


@核融合の元となる月のヘリュウム3の独占を狙っているシナに負けないように、もっともっと宇宙開発が進む事を願ってやみません。
宇宙開発にこそ人類の未来があります。成功を祈りたいと思います。


平成27年7月10日


新大型ロケットの名称「H3」に…JAXA発表




宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は2日、2020年度に初打ち上げを目指す新大型ロケットの名称を「H3エイチスリー」に決定したと発表した。
宇宙開発に関する文部科学省の有識者会議で、JAXAが説明した。H3は現在の主力「H2A」や、その強化型の「H2B」の後継となるロケットで、
全長が約63メートルあり、国産ロケットでは過去最大になる。
H3は放送用や通信用の衛星が周回する高度3万6000キロ・メートルの軌道に、重さ6・5トン以上の衛星を打ち上げる性能をめざす。
JAXAはH3に愛称をつけることも検討している。
この日の会議では、2020年代初めに月の南極の無人探査を目指すことなどを盛り込んだ、宇宙探査計画についての報告書も取りまとめられた。


@まあ、頭に何を乗せるかという事です。目標はあそことあそこです。


平成27年7月2日


「JAXA D-SENDプロジェクト」「音速の壁」を打ち破ろうと日本で研究が進んでいます。


現在、航空機で、東京からアメリカ・ニューヨークまで行くのにかかる時間は、およそ13時間です。
30年前はどれぐらいかかったのかというと、実は13時間程度で、航空機のスピードは、30年以上前から、ほとんど変わっていません。
スピードを上げ過ぎると、非常に大きな騒音が出てしまうという「音速の壁」があったからです。その壁を打ち破ろうと、日本で研究が進んでいます。
それは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が研究している「超音速旅客機」。
これが実現すると、わたしたちは、東京 - ニューヨークを、今のおよそ半分の7時間程度で行くことができるようになります。
特徴的な三角形の翼。
およそ40年前、イギリスとフランスの共同開発で就航した超音速旅客機「コンコルド」。
そのスピードは音速よりも速く、現在の航空機の2倍以上。しかし、この夢のような機体は、ある大きな問題を克服できず、2003年に引退してしまった。
その問題とは衝撃波。
2年前、ロシアで隕石(いんせき)が落下した際にも観測された衝撃波。実は、衝撃波は、音速の壁を越えた飛行機からも発生する。
機体が音速より遅いスピードで飛行しているかぎりは、問題はない。しかし、機体が音速を超えると、空気の波が集まり、衝撃波が発生してしまう。
コンコルドが現役だったころの映像。
女性が顔をしかめるほどの爆音が発生していた。
この音は、コンコルドから発生した衝撃波によるもので、「ソニックブーム」と呼ばれている。
このソニックブームを疑似体験した、大島 由香里キャスターは「『ドン』って音よりも、衝撃がそのまま体に、
ずんと来る感じですね」と話した。この耳の痛い問題に果敢にチャレンジしているのがJAXA。
現在、開発を目指しているのは、次世代型の超音速旅客機。
先端をとがらせ、羽を緩やかにそらすなど、ソニックブームが弱まるように機体の形状を工夫。
6月末からは、スウェーデンで実験を行う予定。
無人の試作機を気球で高度30kmまでつり上げてから、投下、滑空させ衝撃波を測定。
騒音の低減効果を確認する。
「JAXA D-SENDプロジェクト」の吉田憲司プロジェクトマネジャーは「われわれの技術が旅客機用に適用されていけば、
2030年の後半ぐらいに実現するんではないかと思って、そういうシナリオで研究をしています」と述べた。
JAXAは、最終的には50人乗りの機体で、ソニックブームをコンコルドの4分の1程度に弱められると試算。
文部科学省は2014年8月、2040年をめどに、未開拓の超音速旅客機市場を先取りすることを開発目標に掲げた。
東北大学の研究では、翼が4枚ある複葉機タイプにすることで、ソニックブームの85%削減を目指しており、
海外では、NASA(航空宇宙局)がアメリカの航空機メーカーと現在、共同開発を進めている。
吉田プロジェクトマネジャーは「(超音速旅客機は)たぶん、国際共同開発になるくらいの規模になります。
そのときに日本が、『下請け』ではなくて、最初の設計テーブルからつけるというのが、わたしたちの技術を持っていればできるというのが、
われわれの狙いです」と述べた。音速の壁の向こう側からは、どんな未来の足音が聞こえてくるのか。


@日本の技術力を結集すれば不可能も可能になります。期待しましょう。
明治維新の原動力となったのは佐久間象山です。そんな人間がこうした分野から必ず現れてくると信じています。





平成27年5月22日


日本初の月面着陸機「SLIM」、平成30年度にイプシロンで打ち上げへ



パソコンで制御でき、狙った場所は外さないという、優れもの・・・色々な意味で奥が深い。hi

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が日本初の月面着陸機を平成30年度に打ち上げる方針を固めたことが18日、分かった。
政府の宇宙政策委員会が夏までに正式決定する見通しで、旧ソ連、米国、中国に続く無人の月面探査機での軟着陸に挑む。
目標地点に高い精度で降り立ち、将来の資源探査に役立つ技術の確立を目指す。
関係者によると、20日に開かれる宇宙政策委の小委員会と文部科学省の有識者会合で、
JAXAが月面探査機「SLIM」(スリム)の計画を説明する。
小型ロケット「イプシロン」5号機で内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から打ち上げる。
開発費は打ち上げ費用を含め100億〜150億円程度の見通し。宇宙政策委の了承を経て文科省が来年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む。
各国の月・惑星探査機の着陸地点は、目標に対し1〜数キロの誤差があった。
これに対しスリムは、デジタルカメラの顔認識技術を応用してクレーターの位置を認識するなどの方法により、誤差を100メートルまで縮め、
目的地に正確に降り立つ技術の獲得を目指す。
無人探査機による月面着陸は1966(昭和41)年の旧ソ連と米国に続き、中国が2013年に成功。インドも数年以内の実現を目指している。
日本は平成19年に打ち上げた月周回機「かぐや」が大きな成果を挙げ、次のステップとして着陸機が待たれていた。
日本は17年に探査機「はやぶさ」がわずかに重力がある小惑星に着陸したが、重力が地球の数分の1と比較的大きい天体への着陸計画は初めて。
将来の火星探査に向け技術を蓄積する狙いもある。
日本の民間チームも来年後半に米国のロケットで月に探査車を送り込む計画だが、月面への到達は米国の着陸機に依存している。


@そこいらのパソコン2台で打ち上げができるイプシロンですか、素晴らしい。来年から小型衛星を乗せて順次打ち上げて行きます。

参考:SLIMって?
SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)とは、将来の月惑星探査に必要なピンポイント着陸技術を研究し、
それを小型惑星探査機で月面にて実証する構想です。
JAXA宇宙科学研究所のワーキンググループとして,全国の大学等の研究者が集まり、一体となって検討を進めています。
玉研究室はSLIMで実証する技術の中で画像航法技術を担当し、進化的計算を用いたリアルタイムな
自己位置推定を月面において実現することを目標に研究を進めています。

進化的計算を用いた自己位置推定
惑星探査機が降下中に撮影する月面の画像を用いて、探査機が現在どこの位置にいるのかを瞬時に推定する必要があります。
具体的には、撮影画像を受け取ってから位置推定までを数秒以内に完了しなければなりません。
そこで、進化的アルゴリズムを用いて高速に位置推定を完了するための手法「進化的三角形相似マッチング(ETSM)」を提案し、
低リソースCPU上での数秒以内の自己位置推定の実現に取り組んでいます。





平成27年4月19日


次世代型静止気象衛星ひまわり8号がとらえた「台風の目」  気象観測は安全保障に直結する情報源!




次世代型の静止気象衛星「ひまわり8号」が撮影した最新の画像を、気象庁が16日、公開しました。
世界最高レベルの解像度でとらえた「台風の目」です。
反時計回りに渦を巻きながら移動する台風と、次々に湧き出る雲。これは静止気象衛星「ひまわり8号」が先月、
赤外線を使って撮影した台風4号です。
肉眼でも見られる「可視光」で撮影された画像では、空洞と思われていた台風の目の中で、雲ができたり、
消えたりを激しく繰り返している様子が見てとれます。
ひまわり8号は、現在のひまわり7号に比べ、解像度が2倍に上がり、観測する間隔も12分の1と大幅に短くなったことで、
こうした精密な画像を得ることが可能となりました。
また、画像の種類も3倍以上に増え、8号では初めてカラーで見られるようになり、白黒の画像では難しかった雲と黄砂の判別も、
明確にできるようになります。
「雲による風のデータが格段に多く得られる。予報の精度が向上することも期待される」(気象庁 ・西出則武長官)
気象庁は、7月を目途にひまわり8号の本格的な運用を始める予定で、世界最高レベルの解像度を誇る画像などが、
世界中の気象予測や防災に役立てられることになります。


@素晴らしい。気象観測は正に軍事・安全保障に直結する貴重な情報源です。

参考:イメージャーによる観測
可視赤外放射計 (AHI: Advanced Himawari Imager) は、可視域3バンド、近赤外域3バンド、
赤外域10バンドの計16バンドのセンサーを持ち、ひまわり6号・7号の可視1バンド、赤外4バンドの計5バンドを大きく上回る。
可視域の3バンド (青: 0.47、緑: 0.51、赤: 0.64) を合成することで「カラー画像」が作成可能となっており、
黄砂や噴煙などの監視にも有用とされている。
静止衛星から見える範囲の観測に従来は約30分を要したが、ひまわり8号では10分毎の観測が可能となる。
これと並行して、特定の領域を高頻度に観測することができ、日本周辺なら2.5分毎の観測が可能である。
水平分解能も従来に比べて2倍に向上させている。これらの観測機能の大幅な強化によって、
台風や集中豪雨をもたらす雲等の移動・発達を詳細に把握でき、また火山灰やエアロゾルの分布も高精度に
把握することができるようになるとしている。
通信系
従来、送受信のための地上設備は埼玉県鳩山町にある気象衛星通信所1か所のみだったが、非常時の代替施設となる副局を、
台風などによる悪天候に見舞われにくい北海道江別市に初めて設置した。
また、衛星運用指示回数はこれまで原則1日1回だったが2.5分間隔で最大1日576回と即応性が強化された。





平成27年4月18日


次期国産ロケットH3 史上最大に…コストは半減




国が2020年度の初打ち上げを目指して開発する、新しい大型ロケットの基本性能が9日、明らかになった。
静止軌道(高度3万6000キロ・メートル)に打ち上げ可能な衛星の重さを、現在の主力ロケット「H2A」の4・6トンから、
6〜7トンまで向上させる。
製造から打ち上げまでのシステムを効率化し、H2Aの半額の約50億円で打ち上げる。
全長は国産ロケットで史上最大の約63メートルとなる。
静止衛星は近年、運用期間を延ばすため大型化する傾向にあり、H2Aでは十分対応できなくなってきた。
H2Aを増強したH2Bロケットは、5・5トンの静止衛星まで搭載可能だが、実績が少なく、
国際宇宙ステーション(ISS)への補給船「こうのとり」の打ち上げ以外には使われていない。


@ロケットの大型化と並行してローコスト化が進めば、一回で大量にローコストで核廃棄物が処理できます。
これを言うと、打ち上げに失敗したらそのリスクは甚大だと、ただ反対する左翼は偉そうに言いますが、
核弾頭ミサイルだって結局はそのリスクをしょっているという事が理解できないんです。
核融合を繰り返す太陽こそ核廃棄物の天然処理場なのです。塵は塵、核は核へ。


平成27年4月10日


超小型探査機、姿勢制御に成功もエンジン不具合  はやぶさ2は順調!



プロキオン

昨年12月に小惑星探査機「はやぶさ2」の相乗りで打ち上げられた超小型探査機「プロキオン」について、東京大などは6日、
航行用のイオンエンジンに不調が生じたと発表した。
小惑星を観測するプロキオンは今年12月に地球の重力を使った加速(スイングバイ)を予定しており、運用チームは4月中の復旧を目指している。 
記者会見した船瀬龍・東京大大学院准教授によると、プロキオンは2月末からイオンエンジンの本格運転を開始。
ガスを噴射するエンジンとの協調運転や、効率のいい通信装置など超小型探査機としての機能実証は成功した。
しかし、運転時間が計約223時間を経過した3月中旬、イオンエンジンの推力が出なくなる異常が発生。
イオンを加速する電極に微細な金属のごみが付着してショートしたとみられ、機器の温度を変化させたり、
探査機を回転させたりすることで除去を試みているという。
運用チームはまた、プロキオンが向かう小惑星として「2000DP107」を候補に選定したことを明らかにした。
この小惑星は直径約800メートルで、約300メートルほどの衛星を持つ。
順調に行けば、来年5月ごろに数十キロの地点まで接近し、高解像度の画像を撮影する。


@すべてがうまく行く筈はありませんが、こん回も何とか英知を結集して切り抜けて欲しいものです。はやぶさ2は順調です。

そもそものミッション概要:
地球から離れた深宇宙で、超小型でも電源、通信、姿勢や軌道の制御など探査機として必要な技術が機能することを実証します。
今後は深宇宙探査に有効な様々な技術の実証と科学観測を実施します。
外形寸法:H630×W550×D550mm / 質量:約65kg

東京大学および宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」の相乗り小型副ペイロードとして、
平成26年12月3日13時22分4秒(日本時間)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット26号機で打ち上げられた
超小型深宇宙探査機「PROCYON(プロキオン)」について、同3日20時51分に信号を受信し、
探査機が所定の惑星間軌道に投入されていることを確認し初期運用を開始しました。


平成27年4月6日


日本の誇り! 情報収集衛星 H2A打ち上げ成功、衛星を分離


三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日午前10時21分、政府の情報収集衛星を搭載した
国産ロケット「H2A」28号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星は分離され、打ち上げは成功した。
情報収集衛星は、他国の軍事関連施設の監視や災害時の状況把握に利用。
デジタルカメラと同じ仕組みで地上を撮影する光学衛星と、夜間や悪天候でも撮影できるレーダー衛星があり、内閣衛星情報センターが運用する。
現在、光学衛星2基、レーダー衛星2基とその予備機1基の計5基を配備している。
いずれも高度400〜600キロの軌道を周回し、地球上のあらゆる地点を24時間以内に1回以上撮影できる態勢になっている。
今回打ち上げたのは光学5号機で、2009年に打ち上げられ、設計寿命(5年)を迎えた光学3号機の後継となる。
最新の商用光学衛星は地上の約30センチの物体を判別できるとされるが、政府は今回の衛星の詳細な仕様を公表していない。


@おめでとうございます。安定していますね。





平成27年3月26日


UAEの衛星打上げ 日本が新たに受注  イプシロンは現在強化型を開発中=来年打ち上げの2号機から



KhalifaSat

人工衛星の打ち上げビジネスが世界的に過熱し、日本も受注のための活動を活発化させていますが、
先月、中東のUAE=アラブ首長国連邦の衛星の打ち上げを新たに受注したことが分かりました。
日本から海外の衛星を打ち上げるのは3度目で、今後のビジネスの展開に弾みがつくと期待されています。
中東のUAE=アラブ首長国連邦の宇宙機関と先月契約を結んだのは、日本の主力ロケット「H2A」を使った
衛星打ち上げビジネスを展開している三菱重工業です。
打ち上げるのは「ハリーファサット」と名付けられた地球観測衛星で、再来年、
鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げを予定しているということです。
日本からの海外の衛星の打ち上げは3年前の韓国の衛星や、
来年度に予定されるカナダの衛星に続いてこれが3度目になります。
日本のH2Aロケットは、8年前に海外の民間企業や宇宙機関などの衛星を打ち上げるビジネスに参入しましたが、
これまでは実績やコストの面で欧米のロケットに水を空けられ、苦戦が続いていました。
しかし、H2Aロケットは先月の打ち上げまで21機連続で成功し、確率も96%台に高まるなど信頼を集め始めていて、
今回のUAEの衛星の受注は今後の打ち上げビジネスの展開に弾みがつくものと期待されています。


@いいですね。ガンガン実績を積んでいきましょう。

ところで、暫く打ち上げのないイプシロンですが現在強化型イプシロンロケットを開発中で、2016年(平成28年)に打ち上げ予定の2号機から適用されます。
ERGとASNARO2の両衛星の打ち上げに対応させるために、太陽同期軌道打ち上げ能力が450kgから590kg以上に強化され、
フェアリングの衛星包絡域も拡大されます。
打ち上げの能力強化と衛星包絡域拡大を同時に達成するために、モーター径拡大・推進薬増量・推進薬低コスト化を施された
第2段のM-35を新規開発して、フェアリングの外に第2段が配置(2段エクスポーズ化)されるようにした上でフェアリングの全長を最適化すします。
また第2段と第3段の艤装を簡素化し、第3段機器搭載構造と電力シーケンス分配器を小型・軽量化します。
第3段は試験機のKM-V2bの改良型のKM-V2cとなり、第2段と第3段のいずれも伸展ノズルが廃止されます。

打ち上げ予定
2016年度(平成28年度)
ERG[30] 小型ジオスペース探査衛星 長楕円
ASNARO-2 地球観測SAR衛星 太陽同期軌道
2017年度(平成29年度)以降
LOTUSAT1 ベトナムへ供与するASNARO-2同型機
小型重力波観測衛星DPF、ダークバリオン探査衛星DIOS、赤外線探査による位置天文衛星JASMINE、
編隊飛行による高エネルギー領域広天走査衛星FFAST、磁気セイル実証衛星、ビッグバン以前の宇宙を探るための
宇宙背景放射観測衛星LiteBIRDなど、数ミッションがワーキンググループで検討されており、
小型科学衛星専門委員会においてそのうちの1つが小型科学衛星3号機ミッションとして選定される予定。
2020年度(平成32年度)以降
LOTUSAT2 ベトナムへ供与するASNARO-2同型機
小型科学衛星は宇宙基本計画において5年毎に3機程度を打ち上げるものとされている。
運用側にはイプシロンロケットを毎年1,2機打ち上げたいという意見がある。



内之浦宇宙空間観測所


平成27年3月2日


日本の宇宙軍事技術、領海侵犯する空母の監視も可能―中国紙



ちょっと古い内容ですが、大まかに分かればそれでいいでしょう。

17日付の中国紙・解放軍報は、日本の宇宙軍事技術について、他国の衛星を一掃し、空母を監視することも可能だと報じた。
今月1日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業が鹿児島県の種子島宇宙センターから
偵察衛星(注 情報収集衛星レーダ予備機)を搭載したH2Aロケットを打ち上げた。
今年、日本が新たな「宇宙基本計画」を打ち出してから初めての大きな動きとなる。
日本は「安全保障の近代化」をスローガンに向こう10年間で45基の衛星を打ち上げるという壮大な目標を掲げ、各国の懸念を引き起こしている。
日本は、偵察衛星は未来の宇宙戦争の主戦武器になると踏んでおり、
大気圏外の支配権を得るための効果的なアイテムだとみなしている。
新「宇宙基本計画」では、「国家安全保障戦略を踏まえ、宇宙を積極的に活用していくことが必要」とうたい、
海上船舶や地上設備を監視する偵察衛星の機能を拡充し、強化するとしている。
衛星の監視対象は「日本領海を侵犯」する外国船、特に空母であることは疑う余地もない。


ハァ? 空母ってか。目で見えるし・・・わはは

マレーシア航空370便が消えた(シナが全人代突入を察知し撃ち落とした)瞬間だって、その筋の専門家は皆映像を持ってるよ。手の内を明かさないだけでね。
光学にせよレーダーにせよ、我が国の技術レベルは世界一ですが、米国の監視が厳しくスペック的には少し落としていますが、実物はどうかわかりませんです。
しかしもっと大切なことは、その送られてくる画像の解析と識別の優れたチームを有する国がこうした情報戦に勝るという事。
我が国はそうした分野の出遅れと予算不足で、優秀な人員が少ないことも事実です。
もっと予算を増やし衛星もそうですが専門解析員のスキルアップにつなげていかなければなりません。
ここでも紹介した通り、今月1日にレーダ予備機を打ち上げ、現在、光学衛星2機とレーダー衛星3機の計5機体制となっています。
更に来月26日には光学5世代(分解度は41センチより高性能)がH-Uロケット28号機で打ち上げられる予定です。


平成27年2月19日


H2Aロケット27号機打ち上げ成功 情報収集衛星を予定軌道に投入


情報収集衛星を搭載したH2Aロケット27号機が1日、種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
H2Aロケット27号機は午前10時21分、種子島宇宙センターから打ち上げられた。
その後、ロケットは順調に飛行を続け、およそ20分後に情報収集衛星レーダー予備機を切り離した。衛星は、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
今回搭載された情報収集衛星は、数百km上空から、地上にある1メートル程度の物体を見分けられるという、
事実上の偵察衛星。日本の主力ロケットH2Aの打ち上げ成功は、21回連続となった。


@21回連続成功おめでとう! 実にすばらしい。





平成27年2月1日


H-IIAロケット27号機(情報収集衛星) 打ち上げ延期 天候不良で




三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月29日2時、情報収集衛星レーダー予備機を搭載したH-IIAロケット27号機の打ち上げを中止すると発表した。
新しい打ち上げ日はまだ未定となっている。延期の原因は、打ち上げが行われる時間帯に、氷結層を含む雲の発生が予想されたためである。
氷結層とは、雲の中で温度が0度から-20度になっている部分を指しており、雲の中に氷の粒の層があるような状態にある。
その氷の粒が、対流によりぶつかり合うことで電気が発生し、対流が激しい場合は落雷へとつながることが知られている。
もしそこをロケットが通過し、雷がロケットに落ちると、機体が破壊されたり、電子機器などに影響が出る可能性がある。

H-IIAロケット27号機は、情報収集衛星レーダー予備機を搭載し、1月29日の10時21分に打ち上げることを目指して準備が進められていた。
打ち上げ中止が決まった段階で、すでにロケットは組立棟から射点へと移動していたが、延期によっておそらくは一旦組立棟へ戻すものと思われる。
三菱重工とJAXAによれば、新たな打ち上げ日については、今後の天候状況などを踏まえ、決定し次第発表するとしている。


@致し方ないですね。成功を祈りましょう。


参考:今回打ち上げられる衛星は、内閣衛星情報センターが運用する情報収集衛星のレーダー衛星の予備機だ。
情報収集衛星は1998年の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)によるテポドンの発射実験を契機に導入が決定されたもので、
他国の偵察の他、災害時などの情報収集などを目的に運用が行われている。
情報収集衛星には電子光学センサー(高性能なデジタルカメラ)で地表を撮影する光学衛星と、
合成開口レーダーを使って地表を撮影するレーダー衛星の2種類が存在する。
今回打ち上げられるレーダー予備機は、現在運用されているレーダー衛星が故障した際に備えたバックアップ機となる。
情報収集衛星はこれまでに12機が打ち上げられ、そのうち2機は打ち上げ失敗により失われ、
また初期に打ち上げられたものは故障や老朽化などで運用を終えており、現在軌道上には光学3号機と光学4号機、
レーダー3号機とレーダー4号機、そして光学5号機実証衛星の5機が配備されている。
基本的には光学衛星が2機、レーダー衛星が2機あれば、1日に1回、地球上のある地点を観測できるが、衛星が故障した場合に備え、
予備機が打ち上げられることになった。
特に、レーダー衛星は大電力を使うことから故障する確率が比較的高く、実際にレーダー1号機と2号機は電源系の故障で、
予定より早く運用を終えることになった。
また今年度中(2015年3月まで)には、光学5号機の打ち上げも予定されている。


H-IIAロケットは2007年度から民間企業である三菱重工へ移管された。三菱重工では生産ラインを整理するため、
SSBを使用するH2A2022型・H2A2024型の廃止を表明し、
2007年度以降に受注されたH-IIAロケットのラインアップはH2A202型とH2A204型の2つに集約されている。


平成27年1月29日


はやぶさ2  打ち上げ大成功!!  おめでとう!


@また一歩、北京が近くなった。わはは





平成26年12月4日


「はやぶさ2」打ち上げ 本日13時22分04秒 (日本時間)


@全国民で、成功を祈りたいと思います。





平成26年12月3日


相乗り衛星、個性派ぞろい=「小型で安価」「芸術作品」−はやぶさ2と宇宙へ





小惑星探査機「はやぶさ2」を30日に打ち上げるH2Aロケット26号機には、大学などが開発した3基の小型衛星が搭載される。
地球周回軌道を離れる「深宇宙」への打ち上げ機会は貴重なだけに、いずれも高い目標を掲げた個性派ぞろいだ。

東京大と宇宙航空研究開発機構などが開発した「プロキオン」は、本体が約55センチ四方で重さ約65キロ。
イオンエンジンと地球の重力を使った加速により、はやぶさ2とは別の小惑星に接近し観測する。
プロキオンが目指すのは、50キロ級の小型・安価な探査機による深宇宙探査の可能性を示すこと。
市販部品を使ってコストダウンを図り、省電力・軽量化を徹底。
イオンエンジン用のキセノンガスを姿勢制御にも使うなど、設計の簡略化にも工夫を凝らした。
開発を担当した東大の船瀬龍准教授は「小型で安価な探査機なら、リスクの高い探査にも挑戦できる。
大型探査機の前段階としての探査にも使える」と意義を強調する。

多摩美術大などが開発した「アートサット2デスパッチ」は3次元(3D)プリンターで作成した巻き貝のようなユニークな形状で、
衛星自体が「芸術作品」でもある。搭載するセンサーの数値を単語に変換し、宇宙で詩を自動生成。
アマチュア無線の周波数で発信し、世界各地からインターネットを通じて受信報告を受ける計画だ。
担当の久保田晃弘同大教授は「スマートフォンがそうだったように、技術は使いやすさやデザインを兼ね備えることでユーザーを広げた。
小型衛星の技術をより身近にするには芸術の力も必要だ」とプロジェクトの狙いを説明する。

他に九州工業大と鹿児島大が開発した「しんえん2」(重さ約17キロ)も搭載。
炭素繊維を用いた軽くて丈夫な素材が衛星に使えるかを実証する。


@すごいですね、我が国のロケット技術と衛星技術。
我が陣営というより、こんな人達の中から必ず維新運動に影響を与える”さむらい”(佐久間象山のような)が、
出現するんだと思います。


平成26年11月28日


22か国の代表団、日本の宇宙開発技術を視察 核廃棄物はロケットで太陽に打ち返せばいいのです!


政府は、アメリカ、インドネシアと共催で宇宙空間における国際的なルール作りについて話し合う会議を開催し、
アメリカやロシア、中国などの代表団が日本の宇宙開発技術を視察しました。
この会議はASEAN各国の衛星の打ち上げが増え、宇宙空間の利用が過密状態となる中、宇宙ゴミなどの脅威について対応するため、
国際的な枠組みなどを協議するものです。
代表団は22か国、およそ30人で、茨城県つくば市にあるJAXAを訪れて、衛星やロケットの打ち上げなど
日本の宇宙技術について1時間近くにわたり視察しました。
外務省は、宇宙空間における国際的なルール作りを安全保障政策の一環として捉え、
日本がアジア太平洋地域において積極的にリーダーシップを発揮していきたいとしています。
また、中国の資源獲得などを目的とした衛星の打ち上げや、北朝鮮によるミサイル発射などを念頭に、
無法地帯となっている現状を整備していく狙いもあります。


@米国の管理下に置かれた敗戦国というハンディキャップを完全に克服した我が祖国。
宇宙先進国、ロケット先進国として今後は国策として、イプシロンなどを国際社会に売り込んでいけばいいと思います。
核廃棄物に関してもこうしたロケット技術を利用して核融合を繰り返す太陽へ打ち返してやれば何の問題も起きません。





平成26年10月11日


「ひまわり8号」打ち上げ成功!


三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は7日午後2時16分、鹿児島県・種子島宇宙センターから、
気象庁の気象衛星「ひまわり8号」を搭載したH2Aロケット25号機を打ち上げた。
8号は約30分後に分離、目標の地球周回軌道に投入され、打ち上げは成功した。
ひまわり8号は16日ごろに日本の南方、東経140度の赤道上空約3万5800キロに静止。
現在運用中の7号に代わり、来年夏ごろ観測を始める。ひまわり7号や、観測期間を終え待機中の6号は国土交通省の
航空管制機能も担うが、8、9号は気象観測に絞った。
欧米に先駆け、次世代の高性能な静止気象衛星のデビューとなる。
台風の進路予測精度が上がり、大雨をもたらす積乱雲の急発達を早く捉えられる。
積雪や海氷の分布を雲や霧と判別し、火山灰や黄砂の拡散を監視する能力も向上させた。
地球全体を観測する頻度は30分ごとから10分ごとに増え、日本付近は2分半ごとに観測。
撮影に使う可視光や赤外線の波長は約3倍の16種類となり、昼間の画像はカラー表示できる。
可視光では0.5〜1キロ四方単位、赤外線や近赤外線では1〜2キロ四方単位できめ細かく撮影する。


@こうした日本の技術は、世界の最先端を走っています。
H2Aロケットも安定していますので、核兵器を持っていない状況であっても、核燃料サイクルが機能していれば
シナの核兵器に対する抑止力の一翼を担っていると思います。

おめでとうございます。





平成26年10月7日


5年後に「月面着陸」…政府が研究開発本格化へ


政府は、無人探査機による月面着陸・調査に向けた研究開発を本格化させる。
月の地質調査などを行い、資源利用の可能性を探る計画だ。2019年度の打ち上げを目指し、
文部科学省が15年度の概算要求に関連予算を盛り込む方向だ。
人類の月探査は、米国と旧ソ連が1960〜70年代に競って探査機を送り込んだ後、80年代以降は停滞していたが、
近年、再び活発化している。
中国は昨年12月、無人探査機「嫦娥(じょうが)3号」を打ち上げ、同国初の月面着陸に成功。
インドも16〜17年を目標に探査機を打ち上げる計画を進めている。
月に水や鉄、核融合発電の燃料に使えるヘリウム3などの資源があることが分かっており、
各国とも、将来的な資源獲得に向けて発言権を確保する狙いがある。
今後は、
〈1〉狙い定めた位置にピンポイントで降り立つ能力を持つ着陸機
〈2〉くぼみの多い月面をスムーズに走行できる探査車
(3〉昼と夜が地球の時間で2週間ずつ続くため、長時間の蓄電が可能なバッテリー――などの開発が技術的な課題となる。
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))が、米航空宇宙局(NASA)の技術協力を受けつつ、民間企業も交えて開発を進める方針だ。


@イヤーやっと日本もここまで来ましたか。すべて日本の得意とする分野の結集でできますし、素晴らしいの一言。
月面でもシナとやりあうんでしょうね。目に浮かびます。
兎に角、次代を担う若者たちには、自虐史観や左翼のいないあるべき平和な日本に統一して、宇宙へはばたいて欲しいものです。


平成26年7月15日


国産偵察衛星「だいち2号」初画像、伊豆大島の被害くっきり





宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は27日、5月に打ち上げた地球観測衛星「だいち2号」が観測したデータから作成した画像を初めて公開した。
公開されたのは、3年前に運用を終えた衛星「だいち」の標高データを組み合わせて作った地表の立体画像など。
伊豆大島の画像には、昨年10月の台風26号による土砂崩れの痕がくっきり写っており、小笠原諸島の西之島が、噴火によって拡大している様子も確認された。
だいち2号は、3メートルの物を見分けるレーダーを搭載し、雨天や夜でも地上の様子を観測できる。
1日2回、日本上空から撮影できるため、災害発生時の状況把握などに役立つことが期待されている。


@完璧なスパイ衛星です。実際の機能はもっと素晴らしいです。





参考:高度約490kmの円軌道(太陽同期準回帰軌道)
軌道傾斜角は約97.3°
日本付近を通過する時刻は10:30〜11:00に設定されている。

 
2013年11月に噴火して以降、陸地面積の拡大が続いている西之島。
2014年2月4日に航空機のレーダ(Pi-SAR-L2)で観測した画像と「だいち2号」が同年6月20日に観測した画像を比較すると、
成長し続けている様子がわかります。
西之島は東京から約1000kmも離れた場所にあり、これまでは遠くから飛行機を飛ばして観測していましたが、
「だいち2号」なら定期的に西之島の様子を観測することができます。
また、火山の噴煙が上がっている場所や夜間でもLバンド合成開口レーダは観測可能です。


平成26年6月27日


だいち2号 打ち上げ成功!!


@H2Aロケットと原発で日本の安全保障(抑止力も含め)は、さらに強固なものになります。まずは成功おめでとう。





平成26年5月24日


発射台のH2Aロケット24号機 打ち上げライブ映像


23日夜、発射台への移動が完了した陸域観測技術衛星「だいち2号」を搭載したH2Aロケット24号機。
24日午後0時5分ごろに打ち上げる予定=鹿児島・種子島宇宙センター。


@成功を祈ります。GL


平成26年5月24日


"脚付き"ファルコン9ロケット、ドラゴン補給船運用3号機の打ち上げに成功


スペースX社は18日、ドラゴン補給船運用3号機(CRS-3)を搭載したファルコン9 v1.1ロケットの打ち上げに成功した。
ドラゴンCRS-3には国際宇宙ステーション(ISS)へ向けた補給物資が搭載されており、約2日後に到着する予定。
また将来のロケットの再使用化に向けた実験として、ファルコン9の第1段の回収が試みられる予定で、さらに着陸脚も装備されており、
降下時に展開が試みられる。
ドラゴンCRS-3を搭載したファルコン9は、米国東部夏時間2014年4月18日15時25分(日本時間19日4時25分)、
フロリダ州にあるケープ・カナベラル空軍ステーションのSLC-40から離昇した。
ロケットは順調に飛行し、約9分後にドラゴンを所定の軌道へと送り込んだ。

その後太陽電池パドルの展開にも成功、ISSへ向けて飛行を始めた。
ドラゴンは今回が5度目の飛行で、米航空宇宙局(NASA)とのISSへの商業輸送サービス契約の下で行われる飛行としては3度目となる。
またファルコン9 v1.1によるドラゴンの打ち上げは初、脚付きでの打ち上げももちろん初めてである。

ドラゴンCRS-3はスペースX社が開発した無人補給船で、ISSへの補給物資を目的としている。
今回の運用3号機には水や食料、実験機器やステーションの補修部材など約2,089kgの物資が搭載されており、
その中には新しい宇宙服や、ISSに在中しているロボット、ロボノート2に装着される脚なども含まれている。
ISSへの到着は現時点で4月20日20時14分(日本時間)の予定だ。
ファルコン9 v1.1もまたスペースX社が開発した。ファルコン9 v1.1は今回を含めて4機、また先代のファルコン9 v1.0を含めると9機が打ち上げられており、
1度、搭載していた衛星を予定より低い軌道に投入してしまった以外は、墜落などの大きな失敗は起こしていない。
地球低軌道へ約13t、静止トランスファー軌道へは5tの打ち上げ能力を持ち、同等の能力を持つ他のロケットに比べて、
打ち上げに掛かる費用は約半額と極めて安く、最近では商業打ち上げの契約を続々と獲得している。

また同社では、ファルコン9を将来的に再使用可能な機体にし、さらに打ち上げコストを引き下げる計画を持っている。
この再使用可能なファルコン9はファルコン9-Rと呼ばれ、昨年9月の打ち上げでは、第1段の分離後、エンジンを再点火し減速しつつ降下、
大西洋上に軟着水させて回収する実験が試みられた。
その実験は今回も行われ、またさらに実験的に着陸脚も装備され、降下中に展開する実験が行われることになっている。
現時点では、大気圏に再突入後の第1段の姿勢制御には成功したものの、軟着水に関してはデータを分析中のため、現時点では結果は明らかになっていない。


@ロケットもリサイクルの時代です。我らがイプシロンは搭載が1t(丁度人工衛星1基分)ですから、そもそも安価。コツコツやる事です。
無事に回収できたか、現在まで不明です。





ロケット第1段の回収と再使用に向けた実証実験の様子。



平成26年4月19日


H2A 23号機打ち上げ成功!


H2Aロケット23号機が28日午前3時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約15分後に搭載していた
全球降水観測(GPM)衛星を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。
H2Aの成功は17回連続で、成功率は約96%となった。H2Aはカウントダウンが「0」になると爆音を響かせ、
発射場近くの海岸や砂浜をまばゆい光で照らしながら夜空を駆け上がった。
約1分半で補助ロケットを分離。その後相次いで第1段、第2段ロケットを切り離しながら加速し、
太平洋の約400キロ上空で、GPM衛星を分離した。

GPM衛星は、複数の衛星で地球規模の降水量などを観測する計画を担うメーンの衛星。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、
米航空宇宙局(NASA)が共同開発した。
得られたデータは、台風や豪雨など気象災害の予報精度の向上に生かされるという。H2Aロケットは今回、香川大、信州大、
帝京大、鹿児島大、多摩美術大、大阪府立大、筑波大がそれぞれ開発した小型衛星7基も宇宙に運んだ。
H2Aロケットは2001年に初飛行した日本の主力ロケット。昨年1月の22号機以来、約1年ぶりの打ち上げだった。
03年の6号機が失敗して以降は成功が続いており、製造元の三菱重工業は高い信頼性を背景に、
世界の衛星打ち上げ市場に積極参入する意向を明らかにしている。


@成功おめでとう。ケネディいらないし。
ここだけの話、必ずロケット打ち上げには米国の高官と技術者がたちあいます。彼らの到着が遅れると、
イプシロンの時のようにカウントダウンを途中でも止めます。要するに、ご禁制品を打ち上げていないかチェックしに来ます。





平成26年2月28日


新大型ロケットH3、試験発射2回=20年度から、違う形で―1基最大65億円


 


日本の基幹ロケット「H2A」に代わる次世代のロケット、「H3」の開発が来年度から始められることになり、文部科学省は、
2020年の1号機打ち上げを目指しています。
12年前に開発された日本の基幹ロケット「H2A」は、これまでに22機が打ち上げられ、成功率は95%を超えていますが、
海外の衛星を受注するためにはおよそ100億円というコストの高さが課題でした。
こうしたことを受け、文部科学省は次世代の基幹ロケット、「H3」を開発することを決め、来年度予算案に70億円を盛り込みました。
「H3」は、液体燃料を使ったメインエンジンに固体燃料の補助ロケットを組み合わせて飛ばす大型のロケットで、
開発費はおよそ1900億円が見込まれています。

ことし打ち上げに成功したイプシロンの点検技術などを活用することで、打ち上げコストは、
H2Aのおよそ半分の50億円から65億円に抑えることを目標としています。
また、衛星の重さによって打ち上げの能力を変えられるようにし、2トンから6.5トンの衛星をカバーする計画です。
文部科学省は来年度、このH3の開発に着手したあと、7年後の2020年に1号機を打ち上げたい、としています。


@敗戦国日本復興の象徴そのものです。更なる発展を期す。


平成25年12月25日





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