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ミンダナオ サンボアンガ武装集団による占領事件を主導か ミスアリ元比MNLF議長


フィリピン南部ミンダナオ島のサンボアンガ市で起きた、イスラム系武装勢力、モロ民族解放戦線(MNLF)のミスアリ元MNLF議長派の武装集団が起こした占拠事件は、
24日の時点で発生から16日間が経過。多くの死傷者と避難民を生み出す結果となっている。

事件はサンボアンガ市に上陸した数百人の武装集団が、市民を人質に市内の一部を占拠。
国軍と戦闘を繰り広げ、これまでにMNLFの武装集団を中心に100人以上の死者を出し、10万人以上の市民が避難。
さらに空港が閉鎖されるなど、都市機能が麻痺する非常事態を招いた。
この事件で、ミスアリ氏は直接的な関与を否定し、あくまでも現場の指揮官が独自に行ったとの見解を示しているが、
アキノ大統領は「ミスアリ氏が事件に深く関与している証拠をつかんでいる」と指摘。
占拠事件の部隊を率いた指揮官だけでなく、ミスアリ氏にも責任を追及していく構えを見せている。

ミスアリ氏は、政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)の和平交渉に反対しており、この事件に先立つ8月には、支持者の集会で独立宣言を行うなど不穏な動きを見せていた。
政府とMILFとの和平交渉は合意に向け佳境に入っているが、今回の占拠事件は、複雑に絡み合ったイスラム勢力の問題と、和平実現の難しさを浮き彫りした。
ミスアリ氏は、ラモス政権下の1996年に政府とMNLFの間で和平合意が成立し、初代ARMM知事に就任。
しかし権力闘争や腐敗の横行などで失脚し、その後、武装蜂起で逮捕。
2007年にはスールー州の知事選に出馬して落選するなど、影響力の低下も指摘されている。


@まったく進展なし、背景は今までここで書いてきた通り。明日に明るい希望がある訳でもなく、ダラダラやるのが統一したフィリピン人気質。今日やれることなら明日やればいいという考え。hi





平成25年9月25日


サンボアンガ 連日の放火、銃砲撃で建物1万棟超が被害。被災者は全市民の15%、12万人に


MNLF初代議長派によるミンダナオ島サンボアンガ市街地占拠事件で、放火や銃砲撃の被害を受けた民家、建物が、発生12日目の20日までに1万棟を超えた。
被災住民の総数も約2万3800世帯、11万8800人に上った。同市の人口は約81万人で、市民の約15%が被災した計算だ。


@MNLF(モロ民族解放戦線)の反乱をしり目に、MILF(モロ・イスラム解放戦線)は政府と40回目の和平準備交渉を進めていたようですが、
付属書2通の同意に至らず決裂した模様。
記事では住民に同情的に書いていますが、被災住民と言ってもこの地区ARMM(Autonomous Region of Muslim Mindanao)ムスリム・ミンダナオ自治区の住民のほとんどがムスリムであり、
平時は彼らの保護を受けていますし、独立すれば地下資源の分配にあずかれます。
ミンダナオのARMM地区を除く7割方はクリスチャンで占められ、一部ARMM地区にもクリスチャンが住んでいたりするので、
彼らを追い出す目的でジェマ・イスラミアやアブ・サヤフ(バシラン島が拠点)など過激派がこの地区で時々爆弾闘争を繰り反しています。
但し、支援を受けていたビン・ラディンが殺害されてからは、経済状況が緊迫し山賊のような暮らしをしていると聞きます。





平成25年9月21日


米比合同演習 フィブレックス(phiblex 2013)始まる  シナけん制  我が国は独自で尖閣を守りきれるか!


米軍とフィリピン国軍の定期合同軍事演習「フィブレックス」が18日、フィリピンのルソン島各地で始まった。
今回の演習は南シナ海を臨むサンバレス州などで行われており、南シナ海への進出を強める中国をけん制する狙いがあるとみられる。
演習は両国の約2300人が参加し、10月11日まで実施。海兵隊の能力向上を図るのが主な目的で、災害対応のほかに領海や領土の保全に向けた訓練なども行われる。
フィリピン・米両政府は、フィリピン国内の米軍の展開拡大を可能にする新たな軍事協定の協議を開始するなど、軍事協力を強化している。
フィリピン政府によると、10月11日からオバマ米大統領はフィリピンを訪問する。 


@兎に角、個別であれ、集団であれ、先ず独自で自国を守る体制を整えていきたいものです。
フェイクであれロシア制の最新兵器を装備し物量に勝るシナの尖閣侵略に対し、我が自衛隊が単独で迎え撃った場合どの程度の勝算があるか常に検証を繰り返し、
防衛体制を強化していく必要があります。





平成25年9月19日


フィリピン国軍と武装集団MNLFの衝突続く、死者61人に


フィリピン南部ミンダナオ島のサンボアンガ市でイスラム系武装勢力、モロ民族解放戦線(MNLF)のメンバーが一部の地区を占拠している問題で、フィリピン軍は16日、
MNLF側の拠点にロケット弾を撃ち込んだ。
メンバーらは1週間前から、住民を人質に取って立てこもっており、当局によると、これまでの死者は61人に上っている。
現場ではこの日も激しい銃撃戦が続いた。国営フィリピン通信(PNA)が軍当局者の話として伝えたところによると、同日昼すぎには空軍の攻撃ヘリコプターが20分間にわたり、
ロケット弾でMNLFの拠点を攻撃した。

双方は先週いったん休戦で合意したものの、MNLF側が民間人の居住地に迫撃砲を撃ち込んだことを受け、軍は攻撃的な作戦に切り替えた。
MNLFが占拠する地区は当初の約3分の1まで縮小したが、現在も100人余りのメンバーがほぼ同数の人質を取っている模様だ。
軍はこれまでにMNLFのメンバー推定51人を殺害したと発表したが、遺体が収容されたのは21人にとどまっている。
MNLF側の負傷者は9人、拘束者は48人に上るという。
さらに軍兵士6人、民間人4人が死亡し、兵士と民間人合わせて157人が負傷した。市内では学校や店舗が閉鎖され、火災で家屋数百棟が焼けた。
当局は武装メンバーによる放火だと非難している。長引く衝突でこれまでに6万人以上の住民が避難を余儀なくされた。
軍は人質の安全に配慮しながら、注意深く解放交渉を進めている。


@政府とMILFとのミンダナオのムスリム自治区の独立自治権と地下資源の分配合意に異を唱えるMNLFの、
我々の存在を無視してどうするねんという強行アピールが今回の武力介入の基本的立ち位置だと思いますが、ここまでくると軍は軍としてのメンツもあって、
アキノさんまででばってきましたが、休戦はままならないようです。
国軍兵士や青年将校が一番頭にきている事は、彼らの武器がAK47ではなく国軍と同じM16という事であって、国軍の上層部が彼らに武器を横流ししているという事です。





平成25年9月18日


武装勢力制圧へ空爆=国軍ヘリがロケット弾―比ミンダナオ島


フィリピン南部ミンダナオ島サンボアンガ市で続くイスラム系武装勢力「モロ民族解放戦線(MNLF)」と国軍の戦闘で、国軍報道官は16日、
MNLFが占拠する集落に空軍ヘリコプターがロケット弾を撃ち込んだことを明らかにした。
国軍による空爆は初めて。MNLFは住民を人質にしているが、報道官は住民の巻き添えの恐れについて、「精度の高い」爆撃を行っていると反論した。報道官によれば、抗戦中のMNLFは最大100人。 








平成25年9月16日


交渉破り フィリピン国軍一転、イスラム武装勢力MNFLを徹底排除へ


イスラム武装勢力「モロ民族解放戦線(MNLF)」の襲撃を受けたフィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島の商業都市サンボアンガ(Zamboanga)では14日、
フィリピン軍が武装勢力を排除すべく作戦を続けた。一方、政府と武装勢力による休戦交渉は決裂した。


@なんという裏切り。さすがフィリピン人。





平成25年9月15日


フィリピン軍と武装集団との間で停戦合意成立


フィリピン南部のサンボアンガ市で緊迫したにらみ合いを続けていたフィリピン陸軍とイスラム系武装勢力、モロ民族解放戦(MNLF)の間で停戦合意が成立した。
フィリピン国営メディアが13日、ビナイ副大統領の話として伝えた。停戦協定は13日深夜に発効し、複数の死傷者を出した5日間に渡る銃撃戦が実質的に終結した。

9日、MNLFの武装メンバーがサンボアンガ市にボートで上陸し、人質を取って立てこもった。
当局の推計では、6つの地域で約180人の武装メンバーが約170人の人質を取ったという。
治安部隊は武装メンバーが立てこもっている地域を封鎖し、両者は過去5日間に渡り、散発的に銃撃戦を展開してきた。
政府軍が13日に発表したところによると、両者の衝突で、武装メンバー11人、治安部隊の兵士5人、市民2人が死亡したほか、数十人の負傷者が出たという。
また当局は、これまでに約20人の武装メンバーが拘束され、一部の人質は自力で脱出したとしている。
サンボアンガはミンダナオ島の南西部に位置する人口約80万人の都市で、武装メンバーが立てこもっている地区からこれまでに数千人の市民が避難している。


@決裂しました。





平成25年9月14日


フィリピン大統領アキノ、武装勢力襲撃のサンボアンガ訪問=人質の安全確保優先


フィリピン南部ミンダナオ島のイスラム系武装勢力「モロ民族解放戦線(MNLF)」が同島サンボアンガ市を襲撃した事件で、アキノ大統領は13日、同市入りし、
人質となっている100人以上の住民の安全確保を最優先する考えを強調した。

AFP通信によれば、大統領は記者団に「われわれの部隊と装備は圧倒的だ」と指摘しながらも、「解決を焦ることはできない。
生命が不必要に失われないよう熟慮しなければならない」と述べた。
その上で大統領は「期限は設けていないが、武装勢力が人質に危害を加えたりしたら、治安部隊は必要な措置を取る」と語った。
国軍によれば、9日に始まった武装勢力と国軍の衝突で武装勢力15人を含む計22人が死亡した。


@確かに国軍を一気に投入すれば簡単に制圧できる状況であっても、態々現地に出向くアキノの心意気は感じます。
兎に角、莫大な地下資源の利権をめぐって中々一本化が進まないムスリム武装勢力との交渉は、ムスリムの独立自治権付与の問題をさらに複雑化し、
昔から一歩進めば必ず二歩後退するというフィリピン人独特の刹那的気質が大きく交渉に影響を与えているといえます。





平成25年9月14日


フィリピン サンボアンガの占拠続く、イスラム武装集団と軍が激戦 MNLF降伏は拒否!


イスラム武装勢力の襲撃を受けたフィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島の商業都市サンボアンガ(Zamboanga)では、襲撃から4日目となる12日、軍と武装勢力との激しい戦闘が始まった。
独立運動を数十年にわたって続けている反政府勢力「モロ民族解放戦線(MNLF)」のメンバー約180人は9日、ボートでサンボアンガに上陸し、
市沿岸部の村を占拠。村人らを「人間の盾」として軍に対抗している。
これに対しフィリピン軍は精鋭およそ200人の部隊を投入し、警察の支援を受けて包囲網を狭めている。サンボアンガでは約1万3000人が自宅から避難しているほか、
政府庁舎などには厳重な警備が敷かれ、街中は閑散としている。


@人質に白旗を持たせて楯にしているようですが、降伏はしないそうです。裏のチャンネルで終息に向けて話し合いが行われていると思います。








平成25年9月13日


フィリピン南部で武装集団との交渉続く、人質5人解放


フィリピン南部のサンボアンガ市でイスラム系武装勢力、モロ民族解放戦(MNLF)のメンバー数百人が人質を取って一部の地区を占拠している問題で、地元市長は10日、
子ども4人を含む人質5人が解放されたと発表した。
同市長によると、同日午前の銃撃戦で、新たに警官1人が脚を撃たれて負傷した。現場周辺には軍兵士や警官らが展開し、犯行グループとの交渉を続けている。

当局者らの話によれば、MNLF側のメンバーは約300人に上るとみられる。ロハス内務自治相は記者会見で、犯行グループが「人間の盾」として180人を人質に取ったと述べた。
ロハス氏は解放作戦の指揮を執るために現地入りしている。
「人質か現地住民かを見分けるのは難しい」としたうえで、この人数を重く受け止めていると強調した。
MNLF側が要求する条件には言及しなかった。
一方、MNLFの報道担当者はフィリピン紙に「兵士に撃たれないよう35人を人質に取った」と述べた。市長によると、9日には警官や海軍兵士を含む6人が死亡していた。


@少し動きがあったようです。ただ、記事にあるようにそもそもがムスリム自治区ですからそこに住む人たちもムスリムであり人質であって人質ではないという環境です。





平成25年9月11日


ミンダナオ・サンボアンガでの治安部隊と武装勢力が武力衝突  日本外務省、在比日本大使館が注意喚起!


治安部隊と交戦、空港閉鎖や死者発生等混乱

日本外務省は9月9日に、「フィリピン:ミンダナオ島における誘拐及びフィリピン政府治安部隊とモロ民族解放戦線の衝突に伴う注意喚起」というタイトルの渡航情報(スポット)を発出した。
また、在フィリピン日本大使館 も同様な注意喚起を行った。
それらによると、9月9日、フィリピン南部ミンダナオ島サンボアンガ地域において、フィリピン治安部隊と100名以上のモロ民族解放戦線(MNLF)が衝突し、現地の民間人複数名が人質となった。
現地報道ではこの衝突により少なくとも6名が死亡したとのことである。また、サンボアンガ空港が閉鎖された。

このような事態を受け在フィリピン米国大使館は、同日付で自国民に対してサンボアンガ半島地域への渡航延期を勧告する緊急メッセージを発出した。
ミンダナオ島では、8日に、中部マギンダナオ州においても、イスラム武装勢力とみられる集団が爆弾を爆発させ、負傷者が生じる事件が発生している。
これらの事件の背景として、フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)との間の和平交渉に反対するイスラム武装勢力の一部グループが、
同交渉を妨害する目的で誘拐や爆発事件を起こしている可能性がある。
同様の事件は今後も継続的に発生するおそれがあり,対象地域も拡大する可能性もある。
なお、フィリピン政府は2012年10月に、モロ・イスラム解放戦線(MILF)との間で和平の枠組みで合意した。
MILFはMNLFから分派した組織であり、MNLFのヌル・ミスアリ元議長などはこの枠組み合意には反対していた。

日本外務省は、これらの地域に対して、外国人誘拐の脅威に係る注意喚起や「渡航の延期をお勧めします」の渡航情報(危険情報)等を発出している。
今回の事態を踏まえ、改めてこれらの情報を確認するとともに、やむを得ずこの地域に渡航・滞在する場合には、以下の基本的な安全対策を念頭に置き、特に慎重な行動を取ることなどを促している。

1.日頃から現地治安情勢の収集に努める。
2.外国人は裕福であると常に思われていることを念頭に、ターゲットにされないよう慎重な行動を心がける。
3.行動予定等を不特定多数の人間に言ったり知られたりしないよう心がけ、不用意に身辺情報を流さない。
4.毎日の行動がパターン化しないよう注意する。
5.単独行動を避け外出の場合は、周囲に不審者、不審車両がいないか、尾行や監視がないか常に注意する(13年9月9日の日本外務省発表などより)


@昨日私が書いたとおりです。

最新映像。MNLFのコメントあり。





平成25年9月10日


フィリピン軍とモロ民族解放戦線(MNLF) ミンダナオ島サンボアンガで銃撃戦


AP通信によりますと、フィリピン南部・ミンダナオ島のサンボアンガ市で、イスラム勢力「モロ民族解放戦線」の武装集団とフィリピン軍が銃撃戦となり、少なくとも8人が死亡、24人が負傷しました。
武装集団は現在、住民220人を人質にとり、軍とにらみ合いを続けています。
武装集団が海上から市内に上陸し、市庁舎に旗を掲げようとしたところ、海軍の特殊部隊などと交戦になったということです。


@アキノと、モロ民族解放戦線(MNLF)から分離したモロ・イスラム解放戦線(NILF)は、ミンダナオの一部での独立自治権を認めるという協定案にサインしたばかりですが、
もともとこの地域はモロ民族解放戦線(MNLF)の支配地域ですから中々ややこしい。
簡単に言えば、勝手に独立自治区の話や地下資源の分配の話をするな、おれたちを無視するなと横やりを入れたという事です。





平成25年9月10日


米軍「再駐留」協定、数週間で締結=ローテーションでフィリピン派遣


米国防総省のラボイ次官補代行(アジア・太平洋担当)は5日、フィリピン国内での米軍の展開を拡大する両国間の新たな軍事協定について、「今後数週間」で締結できるとの見通しを示した。
国防総省内で記者団に語った。
新協定は中国の南シナ海進出の動きをにらんだもので、米軍が部隊をローテーションでフィリピンに派遣。
1990年代初頭まで使用していた基地を拠点として、実質的に駐留を復活させる内容だ。米国がアジア太平洋地域で戦力を強化する戦略の一環となっている。 

@沖縄に駐留する海兵隊のグアム・ハワイ・豪州への分散も含めそのロ―テーションにフィリピンを組み込むという事で決着したようです。
フィリピンは憲法で外国軍基地常設の受け入れには上院議員3分の2以上の賛成という高いハードルを設けている為、そこには踏み込まず、
旧来使用していた基地を駐留の拠点として使用するという事で協定を結んだようです。
米軍撤退の2年後にシナはいきなり海軍をフィリピン領であるスプラトリーに送り込んで武力占領してそのまま居ついていますが、同じ事が日本でも起きないように、
現状での日米安保は我が国の生命線というか抑止力そのものである事の再認識が必要です。


米比軍事演習バリカタン2013で活躍するオスプレイ。



平成25年9月7日


フィリピンのスカボロー礁にシナが勝手に設置した30個のブロック構造物画像





@昨日の記事の画像です。文句を言ったら上がってきました。確かに何やらの構造物ですが、近くには3隻の中国海警局の巡視艇が係留されていたそうです。
シナの十八番というか漁民が住み着いて家だと言えば家という事になってしまいますので、早く撤去させないといけませんね。フィリピンさん頑張ってください。



シナからは、どう見ても出張りすぎです。


平成25年9月4日


中国、南シナ海に構造物 フィリピンが警戒強化


フィリピン国軍は3日、中国と領有権を争う南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)に中国が構造物を設置した、と発表した。基地建設を始めた可能性もあるとみて、警戒を強めている。
フィリピン側は、東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国が2002年に署名し、領有権争いの平和的解決をうたった「南シナ海行動宣言」に抵触すると反発している。
両国の対立がさらに深刻化するのは必至だ。同軍によると、構造物は浅瀬に約30あり、いずれもコンクリートブロックの小規模なもので、建物の基礎工事とみられるという。
海軍の偵察機が8月31日に確認した。


@6月にも同じような話がありましたが、どうにもこうにも昔からある同じ写真や映像ばかりで、どのようになっているのかさっぱり分かりません。フィリピンが画像を上げないと分かんないちゅうの。





平成25年9月03日


マニラの日本大使館前でイルカ漁に反対するデモ じゃあお前たちも可愛い犬食うのやめろよ!


和歌山県太地町で今年のイルカ漁が始まったのに合わせ、フィリピンの首都マニラの日本大使館前で2日、イルカ漁に反対するデモが行われました。
「殺すな、捕るな、イルカを助けろ!」(デモ参加者のシュプレヒコール)

マニラの日本大使館前で2日、イルカ漁に反対する反日活動家らおよそ30人が抗議活動を行いました。和歌山県太地町では毎年9月から3月までイルカ漁が行われていて、
今年の漁は1日に解禁されました。デモは、この解禁日に合わせて行われたものです。
「漁の期間中2万3千頭ものイルカが殺されています。これはとても大きな数です。残忍であり、許せません」

フィリピンでは水族館などで日本から輸入されたイルカによるショーが行われていますが、デモを主催した環境保護団体は、
フィリピン政府に対して日本からのイルカの輸入をやめるよう求めるとともに、市民に対しイルカショーを見に行かないよう呼びかけています。


@未だこうしたイルカより劣るアホな連中がいるんですね。せっかく日比が南シナ海における対中戦略で共同戦線を構築している中で水を差すアホサヨの反日デモは許せませんね。
まして他国の食文化に口を出すなって。フィリピン人は可愛いペットの犬を食ってるって言われたらどうですか?





平成25年9月3日


米国防長官が来比、比国防長官との会談で「米軍基地再設置は求めない」


ヘーゲル米国防長官が29日来比し、30日、首都圏マニラ市のマラカニアン宮殿でガスミン国防長官と会談した。
共同記者会見でヘーゲル長官は、新たな枠組み策定で両国が交渉中の比における米軍プレゼンス強化について「比の主権を尊重する。
常設の基地再設置は求めない」と述べ、外国軍の常駐を認めない比憲法を尊重する立場を強調した。


@南シナ海の緊張度が高まる今日、フィリピンとしては憲法の一部改正も視野に入れていたようですが、米国が気を利かした感じですね。


平成25年8月31日


米軍、南沙近くパラワン島に拠点検討 比と共同で対中シフト


アジア重視戦略を打ち出している米軍が、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島に近いフィリピン南西部パラワン島を前方展開拠点の一つとして検討していることが分かった。
パラワン島にあるフィリピン軍の基地を共同使用する。南沙諸島周辺海域では、中国とフィリピンの間で領有権争いが深刻化しており、中国の動向を警戒する米軍はパラワン島を「最前線」と位置づけている。


@金のかからないアジアにシフトしたというのが本音でしょうが、それでもいいです。フィリピンをしっかりサポートしてあげてください。





平成25年8月16日


米比政府 米軍駐留拡大協議  集団的自衛権の前に同盟国の証として自衛隊をワシントンにでも駐留させよ!


米政府はフィリピンでの米軍のローテーション(巡回)駐留拡大に向け、近くフィリピン政府と正式協議を始める。AP通信が8日報じた。駐留を拡大する部隊は海兵隊が有力視されており、
グアムをはじめとする在沖海兵隊の国外移転計画にも影響する可能性がある。

米軍は中国の東シナ海や南シナ海での海洋活動の拡大、中国や北朝鮮のミサイル技術の向上、沖縄の過重負担に対する県民の反発などを背景に、
アジア太平洋地域で「地理的により分散し、運用面でより抗堪(こうたん)性があり、政治的に持続可能な」配備体制を築く方針。
今回の米比交渉もその一環とみられる。在沖海兵隊の移転事業は2012年の日米合意見直しで当初計画のグアムだけでなくハワイ、豪州にも分散移転すると決めた。
フィリピン憲法は、外国軍基地の受け入れには上院議員3分の2以上の賛成という高いハードルを設けている。


@独立国である以上外国の軍隊が駐留する事に抵抗のない国はない(特に相互主義でない場合)訳で、米国の核の傘で守られていたとしてもそうした不平等性は我が国も拭えきれません。
我が国としても集団的自衛権の前に、同盟国の証として、裏切りを許さない為にも相互主義に基づいて陸海空自衛隊をワシントンDCにでも駐留させるべきです。


平成25年8月11日


フィリピン ハミルトン級戦闘艦艇 「ラモン・アルカラス」就役  


領有権の主張を強める中国に対抗するため、軍備増強を進めているフィリピンは6日、元米沿岸警備隊の巡視船を配備した。
「ラモン・アルカラス」と名付けられた同船はこの日、かつて米海軍基地として使われていたスービック湾に入港。
アキノ大統領や閣僚らが入港の様子を見守った。
アキノ大統領は演説で「真の成長は、安定と平和が存在しているときにのみ成し遂げられる。
それは明らかだ」と述べた上で、軍備に乏しいというイメージを払拭することが必要だと強調した。
今回配備されたのは、46年前に製造されたハミルトン級カッター。今後は、中国と領有権を争う南シナ海の海域でパトロールを行うという。

参考:アメリカ沿岸警備隊でハミルトン級として就役していた際には、対潜戦に備えてAN/SQS-38ソナーとMk.32 3連装短魚雷発射管を搭載していたが、
これらは冷戦終結後の1990年代中盤以降、コスト低減のため撤去されている。
また防空用のAN/SPS-40対空捜索レーダーとファランクス近接防空火器(CIWS)も、フィリピンへの売却に伴って撤去された。
ただしMk.75 76mm単装速射砲(オート・メラーラ 76mmコンパット砲)およびMk.92 mod.1砲射撃指揮システム(GFCS)については維持された。
なお、Mk.92 mod.1 GFCSは、射撃指揮用の追尾用アンテナとともに捜索・捕捉用アンテナを有しており、低空警戒レーダーとしての機能も備えている。
また、25mm機銃を安定化・遠隔操作式のMk.38 mod.2(タイフーンRWS)に換装する計画が認可されたほか、レーダー・システムの更新やハープーン艦対艦ミサイルの搭載などの装備強化も検討されている。


@これでまったく海軍力の弱かったフィリピンも、ハミルトン級軍艇が2隻そろいました。かなり古いものですが、シナとの艦艇戦闘に於いてならハーブーン艦対艦ミサイルと最新レーダーシステムが装備されれば
かなり有効な武器となります。防空戦闘能力は、いまいち劣るかも。





平成25年8月6日


フィリピン ミンダナオ島ムスリム自治区コタバトで爆発、6人死亡20人以上けが


AFP通信によると、フィリピン南部ミンダナオ島の商業都市コタバトで5日夕、停車中の車両に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも6人が死亡、20人以上が負傷した。
現場は病院や学校の立ち並ぶ一角で、爆発は、夕方の帰宅ラッシュで人通りの多い時間帯に起きたという。
犯行声明は出ていない。ミンダナオ島では軍とイスラム勢力の紛争が40年以上続いているが、政府とイスラム勢力は昨年10月、和平の枠組みで合意。
最終的な和平協定調印を目指す交渉が続いている。

@アラビア半島のアルカイダに連動しての爆発としか思えませんね。
フィリピンのアブサヤフグループは、現在かなり弱小組織になってはいますが元々ビンラディンのアルカイダと連動「スポンサーでありビンラディンの何番目かの奥さん
(セブ島出身のフィリピーナ)と子供もいます」して活動していますからね。
こうした爆弾闘争はそうした地域に住むイスラム教徒以外の人々に脅威を与えその地域から追い出す為の行為です。コタバトも当然ムスリム自治区です。


かなりショッキングな映像ですが、現実から目を背けてはいけません。






平成25年8月5日






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