偵察衛星 H2A H2Bロケット H3 U & 新型固形燃料タイプ  イプシロン特集
H2A H2Bロケット特集 T
輝かしい祖国の未来を賭けて、羽ばたけイプシロン


イプシロン 打ち上げ能力向上へ





ことし9月、打ち上げに成功した新型の国産ロケット、イプシロンについて、文部科学省は国際的な競争力を高めるため、
打ち上げ能力を20%向上させる改良を行うことになりました。
イプシロンはJAXA=宇宙航空研究開発機構が12年ぶりに開発した新型の国産ロケットで、ことし9月、
鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。
このイプシロンについて、文部科学省は国際的な競争力を高めるため、
打ち上げ能力を20%向上させるなどの改良を行うことになりました。
具体的には3段あるうちの2段目のロケットの能力を強化するほか、衛星を格納できるスペースも広げ、
従来より大きな衛星を打ち上げられるようにします。
文部科学省は、こうした改良にかかる費用のうちおよそ18億円を今年度の補正予算案に計上し、
平成27年度中の完成を目指しています。
また、補正予算案には、基幹ロケット「H2A」のエンジンの改良などにも、およそ47億円を盛り込んでいて、
文部科学省ではこうしたロケットの能力の向上により、衛星打ち上げ需要の取り込みを図りたい考えです。


@更に高性能へ!
現在イプシロンが使っている固体燃料は世界最高水準の燃料なんですが、まだまだ新しく開発する余地があります。
イプシロンの固体燃料の減量には、アルミニウムとゴム…燃焼に必要な酸素を供給する ”酸化剤” が含まれています。
中でも注目しているのが酸化剤の改良です。
燃えるときにより高いエネルギーを出す新たな酸化剤を開発しています。
ADNと言われる酸化剤です。
…このADN酸化剤として酸素を出すだけでなく、ADL自体が激しく燃えて推進力を出す事が出来るのです。
…ADNのおかげで2割能力がアップします。するとイプシロンで月や惑星探査が視野に入ってきます。
固体燃料にはゴムが含まれていますがゴムの成分も開発しています。
従来のゴムは、固まるともう二度とやり直しがきかないのでロケットに入れる時は、かなり熟練したエンジニアが何人も集まってやらないと
できないのです。
これが固体燃料の燃料コストが高い理由です。
 一方、新しく開発したゴムは何回もやり直しがききます。
つまり固体燃料の製造がより簡便になります。
ADN(酸化剤)と組み合わせると ”より高性能、低コストの燃料” が出来るのです。


平成25年12月19日


新型ロケット「イプシロン」 打ち上げ成功  惑星観測衛星を軌道に投入


お見事!






平成25年9月14日


イプシロン 14日目標に打ち上げ準備



JAXA(=宇宙航空研究開発機構)は、先月27日に打ち上げが中止になった新型ロケット「イプシロン」について、
14日を目標に打ち上げ準備を進める方針を発表した。

@前回中止の直接的原因もつかめたようですから、次回は問題なく打ち上げられると思います。成功を祈りましょう。
(天候によっては延期されます。)

打ち上げに関わる一般見学要綱



平成25年9月10日


発射台でリハーサル=イプシロン「作業は順調」−鹿児島  その心は、まさに維新者の心情!



リハーサルで再び姿を現したイプシロン。


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、発射直前に打ち上げを中止した新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機について、
鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所でカウントダウンのリハーサルを実施した。
関係者によると、作業は予定通り進んだといい、データ解析結果を踏まえて打ち上げ日を検討する。

午前10時35分ごろ、整備塔からイプシロンが姿を現し、同11時ごろ発射の所定位置に設置された。
本番同様、70秒前からスピーカーを通じてのカウントダウンも行われた。
通常、リハーサルは発射18秒前で終了するが、全ての監視項目が確認できる5秒前まで実施した。
リハーサルで得られたデータを解析し、異常の有無を判断する。
イプシロンは8月27日に打ち上げ予定だったが、発射19秒前に地上の管制コンピューターが姿勢異常を検知して自動停止。
その後の点検などを踏まえ、プログラムを修正したほか、監視項目全体を見直した。


@科学に失敗はつきものでその失敗の歴史が今日の社会を豊かにしていると言っても過言ではありません。
怯弱と停滞を排し常に創造的姿勢を堅持し前に進まなくてはなりません。
その行動原理は、まさに維新そのものなのです。

成功を祈っています!


平成25年9月9日


イプシロンロケット試験機打上げ中止の原因究明状況について


イプシロンロケット試験機打上げ中止の原因究明状況について

対応状況
本事象への対策として、搭載計算機と地上装置の時間のずれを考慮した監視時間に変更する方向で検討を行う。
併せて、今回の事象を踏まえ、次回の打上げに向けて万全を期すために、信頼性統括を長とする独立点検チームを結成し、
打上げ準備状況の徹底的な再点検を行っている。


次回打ち上げの予定日はまだ決まっていないようです。


平成25年9月6日


次期大型基幹ロケットH3の開発費70億円…文科省 





文部科学省は、来年度予算の概算要求に、次期大型基幹ロケットの開発費70億円を新たに盛り込むことを決めた。大型ロケットの新規開発は、
1996年に始まったH2Aロケットの開発以来、18年ぶり。
2020年の打ち上げを目指し、計約1900億円の開発費を投じる。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業による「H3ロケット」(仮称)構想をもとに開発する。
構想によると、新ロケットは全長50メートル級で、補助ロケットの数を変え、中型から大型の衛星の打ち上げに対応する。
米航空宇宙局(NASA)とエンジンを共同開発してコストを抑え、衛星打ち上げ市場の競争力強化を狙う。
このほか、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機で、来年末の打ち上げを目指す「はやぶさ2」についても、追加の開発費として約126億円を盛り込む。

H3ロケット詳細:2基の主エンジンと最大6本の固体ロケットブースターを搭載し、多様な人工衛星の打ち上げに対応できるようにする。
H3は液体水素を燃料に使う2段式で、全長はH2Aロケットと同程度の50メートル級。1段の主エンジンは三菱重工業などが研究開発中の
「LE−X」を基本に新たに開発する。
2段エンジンも設計を共通化して開発コストを削減する。
機体側面のブースターは新型ロケット「イプシロン」の2段を転用し、2〜6本搭載する。
静止トランスファー軌道への打ち上げ能力は、ブースター6本タイプで標準型H2Aの2倍。
ブースターを搭載しない場合もある。
H2Aは機体を立てた状態で整備するが、H3は横置きにして点検作業を効率化する。イプシロンで開発された機体の自動点検機能を採用することも検討している。
打ち上げ費用はH2Aと比べてほぼ半額の50億〜65億円を目指す。
開発費は約1900億円、初打ち上げの目標は2020年。具体的な計画は今後、政府の宇宙政策委員会で検討する。


@いいですね〜 完璧!


平成25年8月29日


JAXA、イプシロンを早ければ3日後に再打ち上げ


@まあまあそんなに焦らなくてもいいと思いますけど、30日と言う事でしょうか。



平成25年8月27日


イプシロン打ち上げ中止…発射直前に自動停止


宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の新型ロケット「イプシロン」の初打ち上げが27日午後、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所で行われたが、
打ち上げシステムが18秒前に自動停止し、中止した。
日本の新型ロケットとしては、2001年の「H2A」以来、12年ぶりになる打ち上げだった。
JAXAは作業を中断し、原因の究明にあたっている。
イプシロンは、全長24・4メートル、重さ91トン。開発費は約205億円で、最大1・2トンの衛星を打ち上げることができる。
高性能化が主眼だったロケット開発のあり方を見直し、部品の簡素化や管制システムの改善でコストを抑え、使い勝手の良さを追求した。
今回は、木星や金星などの惑星の大気、磁気圏の状態を観測する衛星「スプリントA」を搭載している。


@前の記事で”失敗の連続が大発明を生む”なんて表題を付けたので中止になったって事はないと思いますが、
大勢のロケットファンが打ち上げを一目見ようと集まっていたと聞いていますので
私も含め大変残念でした。次回に期待しましょう。



平成25年8月27日


イプシロンロケット 27日の打ち上げ時刻 午後1時45分 決定−宇宙機構 失敗の連続が大発明を生む!





宇宙航空研究開発機構は25日、鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所から27日に打ち上げる新型の固体燃料ロケット「イプシロン」1号機の打ち上げ時刻を、
同日午後1時45分に設定したと発表した。
一時的な天候悪化などの場合は午後2時半まで打ち上げが可能。
宇宙機構によると、準備作業は順調。射場周辺は26日は雨が予想されるが、27日は前線が南に下がるため、
雲は出るものの天候に問題はないとみられるという。


@私なんかでもわくわくしますが、H2ロケットも順調で、打ち上げ日には多くの人たちが日本全国から訪れてかなり賑わっているようで実に喜ばしい事です。
夢多き大宇宙への人類の挑戦は、宇宙創造の歴史からみればまだ始まったばかりですが、
核分裂や核融合の開発も含めすべてが一朝一夕に進んでいくものではありません。
あらゆる問題を克服していく人類の勇気と英知で乗り切っていかなければなりません。そしてそれらに携わる人々の献身です。

ちょっと事故が起きると、ただ感情に任せて”中止しろ”と叫ぶ愚かな連中が多いことも事実ですが、失敗は成功の母と大昔から決まっているのです。
科学の進歩はその失敗の連続が大発明を生み出してきた事を忘れないで頂きたいと思います。

兎に角、科学か理解できない太鼓を叩く事しか能のないアホはほかっておいて、そうした開発に携わる科学者や技術者を大切に育てていく
環境をも育てていきたいものです。
何度も言ってきましたが、原発やロケット開発の最先端で活躍する日本の優秀な科学者や技術者をシナや朝鮮に奪われる事だけは絶対に
避けなければなりません。

さあ、成功を祈りましょう!


イプシロンで打ち上げる惑星分光観測衛星SPRINT-Aとは、
SPRINT-Aは地球を回る人工衛星軌道から金星や火星、木星などを遠隔観測する世界で最初の惑星観測用の宇宙望遠鏡です。
金星と地球は双子惑星と呼ばれることがありますが、
これに火星を加えた太陽系に存在する3つの地球型惑星は、太陽系初期に非常に近い環境を持っていたことが最近判ってきています。
しかし太陽系が誕生した後10億年以内の期間に、兄弟ともいえる3惑星は現在の状態に近い姿にそれぞれ成長・変貌しました。
金星では水が宇宙空間に逃げ出した結果、二酸化炭素を中心としたとても乾いた大気になり、
その強い温室化効果により地表面の温度が400℃にも達する灼熱の世界となっています。
一方火星は温室化効果を生み出す大気中の炭素成分の多くが宇宙空間に逃げ出してしまい、現在では寒冷な世界になっています。

SPRINT-Aでは、これら地球型惑星の大気が宇宙空間に逃げ出すメカニズムを調べます。
特に太陽系誕生直後には、太陽が現在よりも激しく活動していたため、非常に強い太陽風が惑星に到達していて、多量の大気が逃げ出していたと考えられています。
強い太陽風が惑星の大気にどのように作用するかを調べることで、初期の太陽系で何が起こっていたかを知ることを目指しています。
さらに SPRINT-Aは極端紫外線の観測能力を活かして、木星の衛星イオから流出する硫黄イオンを中心としたプラズマ領域の観測を行い、
木星のプラズマ環境のエネルギーがどのように供給されているかを調べます。


平成25年8月26日


宇宙誕生の謎解く次世代加速器 候補地は東北・北上山地に一本化


宇宙誕生の謎に迫る次世代加速器「国際リニアコライダー」(ILC)の国内建設候補地について、研究者で組織する立地評価会議が、
東北地方の北上(きたかみ)山地(岩手・宮城県)に候補地を一本化したことが22日、関係者への取材で分かった。
争っていた九州地方の脊振(せふり)山地(福岡・佐賀県)よりも条件が優れるとの評価結果をまとめた。23日に正式に発表する。

研究者組織は8月中にも文部科学省に結果を報告。同省は日本学術会議の意見も踏まえ、最終的な候補地や誘致の是非を判断する。
巨額の建設費への批判もあり誘致の実現は不透明だ。
評価会議は委員8人で構成。地盤の安定性や電力供給などの技術的な観点と、研究者の暮らしやすさなどの社会環境基盤について1月から科学的に検討し、
両地域を数値化して比較した。
総合評価で北上山地が脊振山地を上回った。

岩手県と宮城県は、両県にまたがる北上山地への建設を目指して誘致活動を展開。地元への経済効果や地域の活性化を東日本大震災の復興につなげる期待が大きい。
一方、福岡県と佐賀県は、アジアとの良好なアクセスや居住環境の優位性などを訴えていた。
文科省の依頼で審議中の日本学術会議の検討委員会は、約8300億円に及ぶ建設費の負担割合が不明なことなどを理由に、国内誘致は時期尚早との見解を示しており、
政府の誘致表明は当面、困難とみられる。

ILC簡単説明:昨年7月に「ヒッグス粒子」とみられる新粒子を発見した欧州合同原子核研究所(CERN)の円型加速器(LHC)の次世代機として、
日米欧などの科学者が国際協力による建設を計画している直線型加速器。
計画では東京−横浜間に相当する全長30キロの直線型加速器を地下に建設し、光速近くまで加速した電子と陽電子を正面衝突させる。
宇宙誕生のビッグバン直後の高エネルギー状態(約1京度)を再現でき、ヒッグス粒子の先にある「新しい物理」を切り開く成果が期待されている。


@ニュートリノ、核融合然り、こうした研究は金の問題じゃないんです。義務教育ではない高校無償化先ず止めなさい。5000億浮きます。


これは候補地の一つ福岡が作ったPR版です。






平成25年8月23日


新型ロケット イプシロン、打ち上げリハーサルで機体を初公開  打ち上げ8月27日に変更


今月27日に鹿児島県から打ち上げられる新型ロケット「イプシロン」の打ち上げリハーサルが行われ、機体が初めて公開されました。
内之浦宇宙空間観測所で行われた打ち上げリハーサルでは、機体を整備棟から射点までゆっくりと移し、作業手順を確認しました。
初公開された「イプシロン」は、全長およそ24メートル、
6階建てのビルに相当し、惑星を観測する衛星が搭載されます。
打ち上げを数台のパソコンで管理する、世界初の「モバイル管制システム」を導入するなどして、コストを大幅に削減。
1回の打ち上げ費用はおよそ2倍の大きさの国産主力ロケット「H2A」の100億円に対し、38億円です。
「打ち上げに向けて準備が万端に整いつつある。
いいリハーサルだったと思う」(宇宙航空研究開発機構・森田泰弘プロジェクトマネージャ)打ち上げは今月27日の午後1時45分から午後2時半の間の予定です。


イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げ延期および打上げ予定時間帯の変更について


@明日を楽しみにしていましたが、27日に変更されたようです。成功を祈ります!





平成25年8月21日


大成功!! 「こうのとり」4号機/H-IIB ロケット4号機打ち上げ



@安定していますね。おめでとうございます。





平成25年8月4日


日本の宇宙船に世界が追随する 宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機 明日午前4時48分打ち上げ


三菱重工業は、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給船「こうのとり」を搭載した大型ロケット「H2B」4号機を、
あす4日午前4時48分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げる。
H2Bは、2009年9月の初号機から、3回連続で打ち上げに成功している。
商用衛星などの受注活動を強化するため、今回、宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)から製造元の三菱重工業に打ち上げ事業が移管された。

今回4号機となるこうのとりは、飲料水や食料、生活用品のほか、会話ができる小型ロボット「キロボ」など計5・4トンの荷物をISSに運ぶ。
宇宙放射線の影響を調べるためのマウスの凍結乾燥精子や、ISSから放出する超小型衛星4基も含まれる。
2日には、11年にISSに長期滞在した宇宙飛行士の古川聡さん(49)が同センターで記者会見し、「こうのとりは世界の評価がとても高く、日本人として誇りに思う」と語った。
古川さんの滞在時には、こうのとりの打ち上げはなかったが、「こうのとりを迎えた仲間たちからは、金と青の輝く機体は宝石みたいだと聞いた。
美しく、信頼性も高い」と強調した。


@素晴らしいですね。成功を祈りましょう。こうした宇宙開発の技術が核廃棄物の処理や、将来我が国の安全保障を司る重要なポイントになります。
日本の未来を担う若き愛国者はその崇高な志をちんけな政治運動で浪費せず、原子力や核融合、こうしたロケット技術の開発分野で遺憾なく発揮し、
祖国の防衛と国家の革新運動に積極的に取り組んでいって欲しいと思います。非常に難しい分野ですが、ガンガン学んでください。


参考:8月22日はイプシロンの打ち上げです。
イプシロンロケット試験機打ち上げ予定
・打ち上げ予定日:平成25年8月22日(木曜日)
・打ち上げ予定時間帯:午後1時30分〜午後2時30分
・打ち上げ予備期間:平成25年8月23日(金曜日)〜平成25年9月30日(月曜日)
・打ち上げ場所:内之浦宇宙空間観測所

イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げについて

大気と磁気圏の謎を解き明かす、惑星分光観測衛星(SPRINT-A





平成25年8月3日


火星探査次世代ロケットH3、日米でエンジン開発検討





将来の有人火星探査を担う米航空宇宙局(NASA)の大型ロケットについて、日米がエンジンの共同開発を検討していることが14日、分かった。
日本の次期大型ロケット「H3」(仮称)のエンジンと基本設計を共通化し、両国で次世代機のコスト削減につなげるのが狙い。
実現すれば心臓部のエンジンで米国が日本の技術を採用する初のケースとなり、宇宙開発の日米協力が加速しそうだ。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、共同開発を検討しているのは米国の次世代ロケット「SLS」の上段エンジンと、
日本のH2Aロケットの後継機となるH3の2段エンジン。
大きさや推力がほぼ同じで共通化が可能とされ、NASAとJAXAが交渉を進めている。
SLSはスペースシャトル退役後の有人飛行や物資輸送を担う全長100メートル級の超大型ロケット。
NASAは2017年に無人の初号機、30年代に有人火星探査での打ち上げを目指すが、巨額の開発費が米国内で批判を浴びており、
費用削減策の一つとして日本との共同開発を検討している。

共同開発案によると、21年以降に打ち上げる有人対応可能な機種の上段に、三菱重工業などが製造するH3の2段エンジンを搭載。
公共事業に自国製品の優先調達を義務付ける規制に対応するため、部品の一部は米国で開発・製造する。
このエンジンが火星探査に使われる可能性もある。一方、H3は来年度に開発を開始し、20年の初打ち上げを目指す。
国際競争力を強化するため、打ち上げ費用をH2Aと比べて半減させることを目標に掲げている。
製造費に占める割合が大きいエンジンを米国にも供給できれば、量産効果でコスト削減が見込める。

日米の宇宙機関は国際宇宙ステーション(ISS)の建設などで協力してきたが、ロケットのエンジン開発で手を組むのは初めてで、
JAXA関係者は「実現すれば日米双方に大きな利益となる」と話す。
H3の具体的な開発方針は今後、政府の宇宙政策委員会で検討する。


@ロケットも原発も核燃料リサイクルも優秀な科学者が揃って初めてその目標に向かって事が進んでいくというもの。
こうした当たり前の事が、事故が起きたり政権が代わる度に方針がころころ変わるようでは育つ者も育たないというか、国益という観点からも大きなマイナス要素になります。
今回の選挙でも誰も何も言いませんが、ただ感情的に原発の再稼働に反対するというようなそんな簡単な問題ではないのです。
一番重要な事はそこで働く人達や優秀な技術者や科学者をシナなどの敵国に”好きなだけ研究させてあげますよ”といったあまい誘惑で引き抜きをさせない事です。
こうした我が国の安全保障上もっとも重要な事に警鐘を促す国会議員の先生が一人もいない事に日本の議員先生方の危機管理や科学技術に対する理解度というか
レベルの低さを痛感してしまいます。
政見放送を聴いていても、平和憲法で戦後一人の戦死者もだしていないとか、はっきり言ってアホばっかりだと思いませんか。
大宇宙や原子力に嘘は通用しません。


平成25年7月15日


大気と磁気圏の謎を解き明かす、惑星分光観測衛星(SPRINT-A)


@まぁご覧ください。





平成25年6月20日


無人補給機「こうのとり」4号機、報道公開  原発とロケット技術が必ず祖国を救う!


今年8月に、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定のH−2Bロケットに搭載される無人補給機「こうのとり」4号機が、報道陣に公開されました。
これが19日、種子島宇宙センターで公開された「こうのとり」4号機で、全長およそ9.8メートル、直径およそ4.4メートル、重さおよそ10.5トンの無人補給機です。

「こうのとり」4号機は、H−2Bロケットに搭載され、8月4日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
国際宇宙ステーションに宇宙飛行士の食料品や衣類、実験装置などを届けて31日間滞在し、9月11日に不要となった物資を搭載して大気圏に再突入する計画です。
JAXA=宇宙航空研究開発機構では今後、8月4日の打ち上げに向けて「こうのとり」4号機への物資の運び込みなどを進めることにしています。


@原発とロケット技術が必ず日本を救う日が来ます。
優秀な日本の技術者や科学者の海外流出だけはなんとしても防がなくてはなりませんネ。美しい山河を守るという事は、
この事が一番大事な事であるという認識をすべての日本人が共有する事です。


参考:イプシロンロケット試験機による惑星分光観測衛星(SPRINT-A)の打上げについて





平成25年6月20日


惑星分光観測衛星を公開、8月打ち上げ予定


宇宙航空研究開発機構JAXAは、今年8月に打ち上げを予定していて、世界初となる惑星観測用の宇宙望遠鏡が搭載される惑星分光観測衛星、
SPRINT−Aを公開しました。
JAXAが公開したのは惑星分光観測衛星、SPRINT−Aで、今年8月22日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げを予定しています。

衛星には、世界初となる惑星観測用の宇宙望遠鏡が搭載され、地球からおよそ1000キロ離れた軌道を回りながら、
地上では観測することができない「極端紫外線」を調べることで、金星や火星、木星などの磁気圏や大気の様子がより詳しくわかるようになるということです。
JAXAでは、「惑星の環境を調べることで、太陽系の成り立ちの解明が期待できる」としています。


@私がいうまでもなく、日本人の手先の器用さは日本の財産そのものです。原子力、最先端IT、ロケット、宇宙と、更なる発展に期待しましょう。





平成25年6月9日


衛星打ち上げで協力=三菱重工とアリアンスペース


三菱重工業と欧州宇宙大手アリアンスペースは7日、ロケットによる衛星打ち上げ事業で協力関係を結んだ。
安倍晋三首相とオランド仏大統領も臨席し、首相官邸で文書を交換した。複数の衛星の打ち上げを共同受注し、
衛星の重量などに応じて最適なロケットを提供することなどを念頭に、新たなサービスを行うことを目指す。
三菱重工とアリアンスペースは以前、一方のロケットが何らかの理由で発射できない場合、もう一方の機体で衛星を代わりに打ち上げる協定を結んでいた。
今後、協定の復活も含めて協力内容を広く検討する方針。


@特に世界トップクラスの我が国のロケット技術や原発技術でEUと競合していく事によって、張りぼてのシナや南朝鮮などとの差別化を図っていく事は
もっとも我々が望むところであり、
H2A・H2Bはいうに及ばず、イプシロンはその為に開発されたロケットといっても過言ではありません。


平成25年6月7日


新型ロケット積んだまま…トレーラー立ち往生


2日午前2時頃、鹿児島県肝付町(きもつきちょう)の国道448号で、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の
新型固体燃料ロケット「イプシロン」の第1段ロケット(長さ約11メートル、重さ77・4トン)を積んだ大型トレーラー(全長約20メートル)が故障し、
動かなくなった。
ロケットが荷台に積まれたまま、現場では片側交互通行が続いている。

イプシロンは8月22日に同町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げ予定。
JAXAによると、内之浦港から観測所に運ぶ途中の上り坂で、トレーラーの油圧が上がらなくなり、走行不能になったという。
JAXAは3日、現場でトレーラーを修理するか、代替車両を手配して移し替えるかを判断する。


@また左翼(内通者)の妨害工作ですか。


平成25年6月2日


H2Aロケット22号機打ち上げ成功 情報収集衛星を所定の軌道に投入


三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日午後1時40分、政府の情報収集衛星「レーダー4号機」と
実証衛星(光学5号機)を載せた主力ロケット「H2A」22号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。
衛星を所定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。


@おめでとうございます。前にお知らせしたとおり、これで光学、レーダー共に2基、合計4基体制が確立しました。
 H2Aの打ち上げは2012年5月以来で、成功率は95.5%になる





平成25年1月27日


地上監視衛星を倍増 情報不十分、新たに6基 政府





政府が地上を監視できる衛星を平成25年度から5〜10年かけて倍増させる計画を策定したことが21日、分かった。
北朝鮮のミサイル発射施設などを監視するために運用中の情報収集衛星とは別に、新たな衛星システムとして6基を打ち上げる。
アルジェリアの外国人人質事件をめぐり衛星分野でも日本の情報収集態勢が不十分なことが浮き彫りとなり、
計画前倒しや識別能力の向上も視野に入れる。

新衛星システムは災害監視や地図作製、資源探査などを主な目的に構築。
「光学衛星」と「レーダー衛星」を計6基打ち上げ、世界のあらゆる地点を撮影できるようにする。
政府は地上監視衛星として安全保障分野を中心に活用する情報収集衛星を運用している。
今月27日にレーダー衛星を打ち上げ、光学とレーダーを2基ずつの計4基を周回させ、
世界のあらゆる地点を1日1回以上撮影できる態勢を整える。
情報収集衛星に加え、新衛星システムを構築することで地上を監視できる衛星は10基となり、
特定の地点を原則1日に2回程度撮影することが可能になる。

ただ情報収集衛星は「宇宙の平和利用決議」(昭和44年採択)に基づき商業衛星などで「一般化」した能力に限定され、
1メートル以上の大きさを識別できる程度。
新システムの衛星も同じ程度の能力を想定している。
これに対し米国の偵察衛星は15センチ程度のものまで識別できる。
アルジェリアの人質事件で政府は情報収集衛星も投入したとみられるが、政府高官は「現場の天然ガス関連施設の
状況把握は米国の衛星情報が正確だった」と語り、日米の能力差が裏付けられたという。
このため日本が独自に情報を入手するには識別能力の向上が不可欠。
文部科学省は平成25年度予算案で「衛星開発費」として146億円を要求した。
政府は新システムの開発費と運用費の負担を軽減するため東南アジア諸国から官民の資金を募る。
情報収集衛星のデータは非公表だが、撮影した画像は民間にも販売し、収益を開発や運営費の一部に充てる方針。


@レーダー4号機(第3世代)、光学5号機(第5世代実証衛星、分解能は41cm以上)が記事にもあるように今月27日、H-IIAロケット22号機で打ち上げられます。
1月現在、光学衛星3機とレーダ衛星1機のみの変則的な運用になっているので、レーダー4号機が打ち上げられれば各2機一組で4機体制で監視ができます。
各衛星の設計寿命は5年で、実証衛星に限り2 - 3年になっています。


平成25年1月22日






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