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2011年 平成23年6月01日ー26日


リビア首都の反体制活動家、フェイスブック遮断で勢いに陰りも


リビアの首都トリポリでカダフィ政権に対する抗議デモがスタートした当時、活動家らは交流サイト
「フェイスブック」などを情報交換の手段に利用していたが、政府がインターネットを遮断したことで、
その活動の勢いに陰りが見え始めている。
チュニジアやエジプトの政変では、反体制派の活動家らがフェイスブックや短文投稿サイト「ツイッター」を駆使して
組織化された運動を行った結果、2人の大統領が辞任に追い込まれた。
リビア当局がインターネットや携帯電話のメールサービスを遮断したことは、チュニジアやエジプトから
教訓を得たことを示しているのかもしれない。

若い女性が参加する組織に属しているリビアの活動家は、「運動を始めた初期のころは、いつもフェイスブックを使っていた。
今は政府が通話にも監視を光らせ、インターネットも携帯メールもできず、連絡を取り合うことが
難しくなってきている」と話した。
情報交換の手段については「基本的には口伝え。
電話で話すときは暗号を用いている」と説明。この活動家はロイターの記者に対し、当局に逮捕されることを恐れて
身元や取材場所は伏せてほしいと求めてきた。

<密告者の網に警戒>

トリポリの反体制活動家らは、ソーシャルメディア時代より前の時代に逆戻りしなければならないと口をそろえる。
活動家らはフェイスブックやツイッターでネットワークを構築できないため、「昔ながらの方法」で
周辺地域の同志とコンタクトを取らざるを得ない状況に置かれている。
サリムという名前を使った活動家は「他のグループと接触することが困難になった。
強い恐怖感を覚えるようになり、お互いを信頼できないのが現状だ」と胸の内を明かした。
活動家らは政府による盗聴に注意を払うことに加え、政府が仕掛けた密告者の網にも警戒。
安全なインターネット環境を利用して、外部との連絡を維持している数少ない活動家の1人は、
「政府が持つ唯一の強力な手段は密告者だ。われわれは密告者を一番恐れている」と強調した。
一方、カダフィ政権当局者は活動家らへの弾圧を否定。
トリポリ市民の大半はカダフィ大佐を支持しており、政権に反対するのは犯罪者とアルカイダの
メンバーぐらいだと主張している。


@うちのリビアレポートを見ていただいている方には、この記事の内容が実感できると思います。
LiveLeakかAl Jazeera、BBC、CNN辺りのニュースソース以外、以前のようにほぼリアルタイムで
あげられていた反体制派の戦闘映像が繋がらなくなっています。カダフィめ。


平成23年6月26日


シリア情勢 Talkakhを制圧する戦車群と、Al-Khaledyeh を徘徊する秘密警察


非常に珍しい映像。









平成23年6月24日


リビア 渋滞で停車中の車を押し潰すカダフィ軍の戦車


@何の罪もない自国民を平気で踏みつけるカダフィ軍は、既に国軍としてのプライドもなければ機能もしていませんね。





平成23年6月22日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年6月20日


シリア軍がトルコ国境付近で道路封鎖、避難民流出を阻止


反体制デモが続くシリアで19日、隣国トルコへの避難民流出を阻止するため、国軍部隊が北西部の
国境付近で道路を封鎖したことが、目撃者や人権活動家の証言で明らかになった。
シリアの人権活動家Ammar al-Qurabi氏はロイターに対し、シリア軍は北西部の町ジスル・アッシュグールで道路を封鎖し、
数千人が足止めされていると述べた。また、アサド政権を支持する部隊が避難民の
支援者に対しても攻撃を行ったと明らかにした。
複数の目撃者によると、アサド政権派の部隊は18日、国境付近の町ブダマで家屋を放火し、
数十人を逮捕。同町や周辺地域で足止めされている避難民に支援物資や食糧を届けようとした
人たちを攻撃したという。

シリアでは17日、約4カ月前に反体制デモが始まってから最大規模となるデモがあり、人権活動家によると治安部隊は
最大19人を射殺した。
国営通信は、アサド大統領が「現在の状況」について20日に演説を行うと報道。同大統領の演説は4月16日以来初めてで、
デモ発生からは3度目となる。
トルコの当局者によると、シリアからトルコへの避難民は1万0114人に達したほか、
シリア側の国境付近にある避難所には1万人が到着している。
一方、赤十字国際委員会(ICRC)は、
シリアでの支援拡大を同国当局者と協議するため、ケレンバーガー委員長が首都ダマスカスを
19日に訪問すると発表した。


@背水の陣というか、残された道は武器を持ってアサドと戦う事。それ以外、シリアには前にも後ろにも道はない。








平成23年6月20日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年6月19日


シリア デモ隊に治安部隊発砲 16人死亡


反政府デモが続くシリアで17日、デモ隊に対し治安部隊が発砲、少なくとも16人が死亡しました。
AP通信などによりますと、シリアでは17日、イスラム教の金曜礼拝の後、各地でアサド政権打倒など
を訴える反政府デモが行われました。
西部のホムスや南部のダルアーではデモ隊は数万人規模まで膨れ上がりましたが、
治安部隊がデモ隊に発砲、少年を含む少なくとも16人が死亡したということです。
シリアの反政府デモは発生以来3か月以上が経過し、人権活動団体によりますと、これまでの
武力弾圧による死者は1400人を超えるとみられており、隣国のトルコへも1万人近い避難民が出るなど
混乱が拡大しています。


@毎回死者が出るのに相変わらず騒いでいるだけのデモ隊。
火炎瓶でもこん棒でも何でも武器を手にとっていい加減戦えよ。











平成23年6月18日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年6月16日


「イスラム教徒の使命」、リビア反体制派がカダフィ派を埋葬



カダフィ派と反体制派の激しい戦闘で内戦状態に陥っているリビア。反体制派が制圧した西部ミスラタでは、
命を落としたカダフィ派兵士を、反体制派が敵味方なく同じイスラム教徒として埋葬している。
ミスラタ郊外で15日、反体制派によって殺害されたカダフィ派兵士6人が埋葬された。
埋葬は6人全員イスラム教の儀式にのっとって行われ、遺体は頭がメッカに向くように埋められた。
埋葬に携わったジェマル・モハマッドさんは、「彼らは皆、生前われわれの敵だった。
しかし、同時に彼らは皆、イスラム教徒。預言者ムハンマドの教えに従って、他の信者と同様の埋葬を行わなければならない」と
語った。モハマッドさんは「もしかしたら、彼らはカダフィにだまされたのかもしれない。
彼らの本心は神のみぞ知る」と続けた。砂地に作られた墓はベニヤ板で仕切られ、
遺体はその中に右肩を下にした状態で埋葬される。この墓地では、これまでに359人の遺体を埋葬したという。

<身元確認は困難>
遺族がいつか遺体を引き取りに訪れることも考慮して、墓には番号が振り割られ、死亡した兵士の所持品にも
同じ番号が付けられる。
身元が確認できる遺体もあるが、確認できないまま埋葬されることもある。
今回埋葬された兵士のうち2人も、やけどがひどく見分けがつかない状態だった。
墓地では別の墓の用意が進められ、夜が更けようとしたところ、ミスラタ近郊のダフニヤの前線から、
大きな砲撃音が聞こえてきた
モハマッドさんは「戦争は続いている。さらに多くの遺体を収容することになるだろう。
イスラム教徒として彼らに敬意を払うことがわれわれの使命だ」と話した。


@オバマさん、やっぱりビンラディンの遺体を水葬にしちゃいけませんね。(事実とすればです)





平成23年6月16日


リビア 反体制派 DIY(Do It Yourself) ハンドメイドウェポン





平成23年6月16日


パキスタン 命乞いする17歳の少年を射殺するレンジャー


@かなりハードですから、気の弱い方は絶対にオンしない事。窃盗の容疑で捕まったと注釈があります。



平成23年6月15日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年6月15日


リビア Zawiya Galaa / Sofitt 今日のバトル





平成23年6月13日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年6月10日


リビア 今年3月、Misrataへ侵攻するカダフィ軍の大部隊


@今年の3月、ミスラタへ侵攻するカダフィ軍の大部隊。しかしそのほとんどがアフリカからの傭兵であり、
今まで伝えてきたとおり、そのほとんどは既に死亡している。





平成23年6月9日


リビア 「死んでもとどまる」 カダフィが抗戦訴え


リビアの国営テレビは7日、同国最高指導者カダフィ大佐の声明を放送した。声明は音声だけで、大佐は「生きていても、
死んだとしてもリビアにとどまる。
私の関心は祖国防衛の義務を果たすことだ」などと述べ、北大西洋条約機構(NATO)の空爆などへの
徹底抗戦を呼び掛けた。
NATOは、首都トリポリなどへの激しい空爆を続けており、7日には昼間も続行、カダフィ大佐が居住する地区に
空爆を加えるなど、大佐の退陣に向け圧力を強めている。
だが、大佐は「おまえたちのミサイルを恐れることはない」などと強調、女性も祖国を守るために
武器を手にしているなどとして、敗北はあり得ないと主張した。さらに、大佐は自身も居住し、
軍事施設でもあるトリポリの拠点施設に集結するよう市民に訴え、「われわれの子どもたちは私たちを
誇りに思うだろう」と語った。


@対空ミサイル、対空砲、戦闘機を破壊されたカダフィ軍は、空からの攻撃に対しもはや手も足も出ません。
ブレガ沖から飛び立つ英軍のアパッチは、確実にトリポリの軍事施設を破壊しています。


(10分近くに亘るカダフィの声明映像)








平成23年6月8日


シリア 武装グループが警官120人殺害=「現地警察反乱?」の映像!!


@やっと映像があがりました。やられた警察側は報復すると言っていますが、
また滅茶苦茶な殺戮が繰り返されるんでしょうね。





これは銃撃戦ではありません。一方的に当局側に撃ち殺されています。こんなことをしていれば、そりゃ警察側もやられるでしょ。




平成23年6月7日


シリアで集団中村主水? 武装グループが警官120人殺害=「現地警察の反乱」と
反体制派―シリア報道



シリア国営テレビは6日、首都ダマスカス北方330キロのジスラッシュグールで、武装グループが警察を襲撃し、
警官120人が殺害されたと報じた。在外の反体制活動家は、現地警察が反乱を起こしたとの見方を明らかにした。
襲撃がいつ起きたかは明らかでない。
報道によれば武装グループは数百人で、治安機関の本部で80人が殺害されたほか、
待ち伏せ攻撃で20人が死亡するなどした。
シャー内相は声明を出し、武装グループを武力鎮圧する方針を明らかにした。
一方、キプロスにいる反体制活動家はAFP通信に、「デモ隊への発砲を拒んだ警官が処刑されたため、
反乱が起きた」と語った。 


@ここでも取り上げてきたので映像を観た方はお分かりと思いますが、シリアの秘密警察は
恐怖の連鎖というか本当にたちが悪い。
拒めば自分がやられるので仕方なくという連中もいたのでしょうが、昭和の初期でもあるまいに・・・・

13歳の少年が拷問にあって死亡した話はまだつい先日のでき事。











平成23年6月7日


リビア Misrata 戦い終わって日が暮れて・・・反体制派、ひと時の安らぎ 


@本当に他人とは思えない、皆さんいい顔をしています。
普通ならそこいらの兄ちゃんやおっちゃんなんでしょうが、カダフィーの暴政からなんとしても
家族を守る為に銃をとったんでしょうね。

Good Luck & God Bless You





平成23年6月6日


シリア アサドの私兵が、Al Kark のモスクの屋上で市民を虐殺した映像


@間違いなくこの映像よりひどい状況にあるのが、我が祖国。





シリア中部 軍展開で緊張高まる
反政府デモが続く中東のシリアでは、30年近く前に軍による弾圧で1万人以上が犠牲になったとされる中部の
都市の郊外に軍が戦車部隊を展開させているもようで、緊張が高まっています。
シリア中部の都市「ハマ」では、アサド政権側による弾圧で多くの子どもが死亡したことに抗議するため、
3日、5万人規模のデモが行われ、人権団体によりますと、その際、治安部隊による発砲で
市民およそ60人が死亡したとみられています。
4日は、発砲で犠牲になった市民の葬儀が行われ、およそ10万人の市民が参列したということです。
また、目撃者の話によりますと、葬儀のあと、軍はハマの郊外に戦車部隊を展開させ始めたということです。
ハマでは、現在のアサド大統領の父親が大統領だった29年前の1982年、軍が反政府運動を徹底的に
弾圧して1万人以上が犠牲になったとされ、市民の間では、アサド政権による激しい弾圧が
再び始まるのではないかと緊張が高まっています。
シリアでは、この2か月余りの間に、政権側の弾圧で30人以上の子どもを含むおよそ1000人が死亡したものとみられ、
国際社会からの批判が強まっていますが、アサド大統領はデモを徹底して弾圧する構えを崩していません。





平成23年6月5日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年6月5日


シリア全土で大規模デモ 120人死亡=少年拷問死疑惑で激化


イスラム教金曜礼拝が行われた3日、シリア各地の主要都市でアサド政権独裁の終結を求める大規模デモがあり、
反体制派の情報によると、中部ハマで治安部隊の発砲などでデモ参加者ら約120人が死亡、
約360人が負傷した。
ハマ市内の病院は負傷者であふれ、輸血のための血液が不足しているという。
ハマのデモは、同国で反体制デモが発生した3月中旬以降、最大規模となり、約5万人が参加したという。
ハマ周辺では1982年、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の弾圧事件があり、数万人が死亡した。
このほか、首都ダマスカス周辺や中西部ホムス、東部デリゾールなどでもデモが起きた。
首都では、デモ隊の移動を阻止するため、治安部隊が各所で道路を封鎖した。
アサド大統領は今月に入り、シャラ副大統領や与党バース党幹部らで構成する国民対話のための
委員会を設置したほか、政治犯を釈放するなど反体制デモへの懐柔策を打ち出した。


しかし、拷問を受けて殺害された13歳少年の遺体とされる動画がインターネット上に出回り、
交流サイト「フェイスブック」では、「怒りの子供の金曜日」として大規模デモが呼び掛けられていた。









平成23年6月4日


イエメン サレハ大統領、砲撃で負傷=反体制部族と内戦状態に


イエメンの首都サヌアで3日、最大部族ハシド族指導者で反体制派のサディク・アフマル氏の支持派とみられる勢力が
大統領府を砲撃し、大統領やムジャワル首相らが負傷、大統領警護要員3人が死亡した。
国営テレビは「アフマル派が大統領暗殺を試みた」との大統領側の声明を伝えており、混乱が続いていた
イエメン情勢は部族を巻き込んだ内戦状態に発展した。
イエメンの野党系テレビは、大統領が逃走途中に死亡したと報じたが、与党・国民全体会議(GPC)幹部は、
死亡情報を否定した。
大統領は頭部を負傷したと伝えられるが、命に別条はないという。
また、この砲撃で負傷したアリーミ副首相(国防・治安担当)が重体に陥った。
イスラム教金曜礼拝の同日、大統領府内にあるモスク(イスラム礼拝所)で大統領ら
政権幹部が礼拝を行っていた際に砲撃を受けた。
アフマル氏は、大統領府砲撃への関与を否定した。


@どちら側から弾が飛んできたものやら?!





平成23年6月4日


リビア Misrata 今日のバトル





平成23年6月3日


イエメン首都で戦闘激化 2日で死者60人、空港は閉鎖 


サレハ大統領の即時退陣要求が出ているイエメンで、反サレハを訴えるイエメン最大のハシド部族と政府軍との
戦闘が首都サヌアで続き、内戦の懸念が高まっている。
AFP通信の2日のまとめでは、2日間の戦闘で死者が60人を超えた。
戦闘の激化でサヌア空港は2日、閉鎖された。
戦闘は5月23日、政府軍が部族側の居宅を砲撃したことで始まり、断続的に続いている。
現地からの映像によると、サヌア市街にバリケードがつくられ、政府軍と部族の民兵が銃撃戦を繰り広げた。
サヌア郊外では2日、加勢のため市街に入ろうとした部族の数千人と、阻止しようとする政府軍が衝突した。
野党勢力などの間では、サレハ大統領が内戦に引きずり込もうとしている、との見方が広まっている。
地元紙イエメン・ポストのマスマリ編集長は「大統領が部族やデモ隊を挑発して混乱を引き起こすことで
権力を維持しようとしている。解決策は大統領の退陣以外にない」と指摘した。


@思いっきりの悪い未練たらたらのサレハ。
市民運動出の菅は権力の座にしがみついて・・・・・・市川房江も嘆いているよ。多分








平成23年6月3日


リビア Near Misrata 今日のバトル と、保身が為、泣き言を並べるアホ宰相


@BBCとAlJazeeraの映像ですが、久々に反体制派の皆さんの活躍を観て元気を頂きました。
それに比べて、なんですか、泣き言並べて保身を図るアホ宰相。
世界が注目していることぐらい考えて発言しなさいよ。








平成23年6月2日


カダフィ大佐 「国を去る用意はない」 ズマ南ア大統領に強調


リビアの最高指導者カダフィ大佐が、30日にトリポリで会談した南アフリカのズマ大統領に対し、
リビアを去るつもりはないと明言した。
ズマ大統領側が31日明らかにした。ズマ大統領は声明で、カダフィ大佐が「リビア人による対話を実現するために」
北大西洋条約機構(NATO)軍の空爆停止を求め、改めて停戦を呼び掛けたと説明。
また、「カダフィ大佐は、困難な状況にもかかわらず、国を去る用意がないと強調した」と明かした。
ズマ大統領は4月、アフリカ連合の代表としてリビア停戦に向けたロードマップを提示したが、
反体制派が拒否していた。
声明では「リビアの危機への解決策を見い出すため、そして国家の利益を優先するため、
リビアの全指導者に呼び掛ける」と訴えた。


@誤爆で多くの民間人が犠牲になっているにもかかわらず、NATO軍も思い切りが悪いというか・・・・





平成23年6月1日





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