昭和のラストサムライ 伊藤好雄
当時、日本最強の精鋭軍団
いまだに彼らを凌ぐ自衛官は一人も現れていない。



一番先頭が伊藤好雄氏 懐かしい阿部勉氏も・・・


     

楯の会制服 伊藤好雄氏私物





―《起て紅の若き獅子たち》―

1970年4月29日発売。
三島由紀夫氏が作詞を担当。作曲は越部信義氏。歌唱は三島氏と楯の会の皆さん。

一、

夏は稲妻冬は霜富士山麓に鍛え来し
若きつはものこれにありわれらが武器は大和魂
とぎすましたる刃こそ晴朗の日の空の色
雄々しく進め楯の会

二、

憂いは隠し夢は秘め品下りし世に眉上げて
男とあれば祖國を蝕む敵を座視せんや
やまとごころを人問はば青年の血の燃ゆる色
凛々しく進め楯の会

三、

兜のしるし楯ぞ我すめらみくにを守らんと
嵐の夜に逆らひて蘇えりたる若武者の
頬にひらめく曙は正大の気の旗の色
堂々進め楯の会




和歌


  作 伊藤好雄


琵琶の音に  強者共の声を聞き  現世(いまよ)に英雄(ひと)の  無きを嘆かむ 


         益荒男の  哀しき叫び  琵琶の音に  のりうつりきて  心乱さる 


 幻影に 侵されて未だ 癒えぬかと  呪いの強さに  ただ呆れけり   


真剣な  若き気魄の  ほとばしり  夜更けてもなほ  止まることなし  


  目の前の 危機さへ無視し 口舌の 徒が舞ひあがり 木枯らしぞ吹く 


  國憂ふ 火花散らせしこの集ひ 今 世の人の心興せ はや  


遠きより  馳せ参ぢては 憂国の  こころも聲も  熱く燃えけり 


 いにしえの うたげの手振りに 秘められし 神ながらの道 いま な忘れそ 


学ぶほど  奥の深まる  ふみのみ 心もあらへ  益荒男の友  


  史(ふみ)みれば  国と人との  ありやうが 雲霞(うんか)の如く  湧きあがりけり   


  いにしへも  今つ世生きる  くにたみも 踏みしめあゆめ  神ながらの道  


ひとすぢの まことの叫びぞ やまとうたは  まごころうつす  鏡とこそ知れ 


 年初め  思ひは数多 あれど ただ 国と民との  栄へ な忘れそ  


  ほとばしる  憂国の熱  さめもせで 老ひも若きも  時なきがごと  


  史上初  悲喜こもごもの  雪と金 


黒海の  淵に五輪の  花咲けど クリミヤの春  いつ来なめやも 


      みいくさを  思ひ起こさば   ひたすらに 和平願ひし  英霊(みたま)あはあれ、、、嗚呼! 


 南洲の 箴言一句を 読ませたし 今世の人の 薄さ思へば 


   いつの世も 変はる事なき 不条理を のり超ゆべしと 翁は訓へる 


 隣国の 無法が起こす 大嵐 避けられもせで 立ち向かふべし 


  断腸の 叫びが 胸に突き刺さる 若きと学ぶ  西郷の夢  


つむぎゆく  永遠のきづなを  つがざれば 日の本のくに  さかふることなし  


 かにかくに 賀状の姿 ととのへど  虚ろな心 型に現る


翁は言ふ 知行合一 違ふまじ  訓へは けはし  ますらをの道 


近づけば はるかに高し 富士のごと めざせ若き徒  さむらひの友 


  世は非道 策謀渦巻く 不条理に 至誠で超えよは  悩みは深し


      七十年  虚ろな夢より  醒めもせで 不毛の平和  ただ祈るのみ        


 くもりなき 清がしき国を 望めども 世は乱れをり  幸あらなくに 

 
  犯罪の 種尽きまじ ひと云へど 責感ぜぬとは ただ悲しけれ 


 世は不穏  不安覚えぬ  不感症 猟奇な事のみ  言の葉に乗る


 西郷の  訓え学びし 若き徒の  まなこ清らに  澄み渡りたり 


   モンゴルの  野に彷徨へる   抑留者の  望郷の叫び  竜巻を呼ぶ 


琵琶の音の 悲しきしらべ 聞く度に いにし昔を  あはれとぞ思ほゆ


 白熱の 議論部屋の隅々に  若き徒交え  燃え上がりけり


西郷の まことの叫び 学ぶほど  今世への憂ひ ただ増すばかり


  みがくほど みずから光る 珠(たま)ならむ 若き学徒の  まなこ見つれば  


   自覚なき 工作員の 跋扈する 国の行く末 さらにあやふし 、、、、、、、、嗚呼! 


 あらたまの 歳の始めに ただ祈る のりあらためと くにのいやさか  


くにたみの 願ひは あまたありとても おおきみの祈り ただ國のたひらぎ


  小才と 私利策略に 腐心する 徳なきさまの むなしさを知れ


  三筆と 傳へられたる 空海   書の奥深さに こころあらはる


 現実を 見ずに空ごとを 追ひ求む 人さはなれば 明日はあやふし    


 聖賢の こころは誠 貫けと  云うは易けど 行ふは難し


 習ひと 云へども深し 書の世界 底知らぬまま 今は ななそぢ


  ふりかへり みれば思はん 過ぎし日の あやふき時ぞ 今目の前が 


  さだめなき 世とは云へども 迷はず 歩め若き徒 日の本の友


 南洲の 訓へ険しと 思へども 君子への道 歩め若き徒 


 時ぞ今 卑屈な法は 改めよ  霧笛の如く かすかに聞こゆ、、、


 いくさばに 斃れし 兵の 慰霊行 大君い出まし  雨上がりけり、、、、


 えげつなき 詐謀うづまく 世ならこそ 至誠貫く 道けはしけれ


 支那からの 波高くして 熱も帯ぶ


  かにかくに 自由な意見の 表明に 訓へと笑ひで 時を忘れる


トランプと EU不安で 歳暮れど 日本の使命 いよよたかまる、、、


  変はりゆく 世とはいへども 傳へなむ 永久に続きし 大和心を 


 南洲の 訓へ学びて 忘るるな 己が身正す 益良雄の道を


 古事記詠み 國の深さを 思ひ知る 門出とならば いやありがたし


 日の本の 國と民との なりはひの  基ひを示す 記(ふみ)な忘れ


 日乃本の 心を求め 若き徒と  古事記(ふることのふみ)学ぶや 楽し


 神代より 絶えることなき 日の本の  史有り難し 永遠に繋げむ


 読むたびに いにしへ人の 深さ知る 永遠に傳へよ ふることのふみ


 若き徒と 学ぶふることの ふみならば 楽しくもあり 頼もしくもあり


 この宇宙 全てに神の 宿る國 日本の教へ 永久に伝へよ


 いにしへより つぎこし史に 支へらる 民に生まれし 有難さを知る


 たまさかに 皇御國に 生を受く 御民われら ただ有り難し


 神代より 紡ぎし国柄 護りなむ 古事記読むたび ただ思ひけり


  外つ國の 荒ぶる聲が 聞こえぬか 日の本フェイクと 花見に浮かれり、、、


  あまてらす 神代の祭り 傳へゆき 國のたひらぎ ひたすらに 祈り祭らむ


   すめらぎの みやびの史を 護るべし


   今つ世生きる くにたみの つとめ忘るな 益荒男のとも、、、、


  日の本の 後の世担ふ 学徒らの 誠のまなこに 心洗はる 


若き徒の 熱き眼差し 見るたびに まことの心に ただ恐れ入る

  ふることの ふみに記さる 事々に 國のすぢみち 語れられけり


神代より 絶えることなき 史を持つ  この地に生まれし 倖せを知れ
第七十四回 さむらい塾 平成30年10月27日


日の本の 國の民皆 神代より 生れい出ましき 子等の血ひけり


後に続く 若き学徒に 日の本の 誠の道を 語り伝へよ



ふることの ふみに記さる 國民の 心のすなほさ 讀む度をかし


 外つ國の 工作員等 蠢きて 闇深まりぬ 行く末あやふし


若き徒の 熱きまなこに 気押されて 胸の炎も 消ゆることなし、、、、
第七十八回


世の神話 全ての国柄 あらはせり ゆめおろそかに することなかれ


うちそとの まつろはぬ聲 さはなれど 一系の天子 令和を知らす 


   原発の 危機を煽りし 非国民 不幸にたかる 寄生虫かも・・・
第八十回 ”さむらい塾” 平成31年4月27日


波風の 高き世なれど 忘れまぢ 撃ちてし止まむ 大和魂 


國思ふ 誠の道を 志す 若き学徒の こころ尊し (伊藤好雄)


   ほとばしる 熱気こもりし 夜半過ごす この一瞬の 時有り難し


おちこちに 潜みはびこる 工作の 闇ぞ深まる 行く末あやふし、、、


みいくさに 散りにし英霊の いさをしを 承け継ぎて行け ますらをのとも


いにしへより 築き傳へし まつりごと 世につれ変へる 愚かさを恥ぢよ


頂きに 立ちて身にしむ 師への恩、、、、


毎日の 研鑽あっての 金メダルされど文武の 道限りなし、、、、


令和の代 始めて開く 忘年会 学徒の成長に ただ瞠目す


中韓の 工作員等の 跋扈する 世界あやふし 気づけ世の人


松原君へ
   日の丸を 背負ひて 出で立つ 防人の 勲を示せ ますらをの友 (伊藤好雄)


   きら星の 如き頭脳の 獲得で 覇権を狙ふ CHINAに気づけ 


    強権で 制覇を目指す 中共に  制裁下せ 手を携へて 


 災害の 隠蔽歪曲 中共に 未だに忖度 つける薬なし


尖閣に 危機は迫れど くにたみの 卑屈の病ひ 撃ちてし止まむ


ふところの 重さが大事 銭ゲバの スパイ暗躍 行く末あやふし 


 自らで 大方針を 決められぬ 戦後日本の 悲哀あぢはふ


苦と云へど 頬紅ひきても 立ち向かふ もののふの覚悟 示せこのとき (伊藤好雄)
         有り難きお言葉を頂戴しました・・・長谷川裕行拝


  隠蔽と 虚報リベラル マスメディア バイデン隠さば 存否問はるる 


アメリカの 民主党の闇 深けれど 親中うごめく 國皆同じか (伊藤好雄)


 目の前の 銭に群がる 政官業 國の行く末 俯瞰する者ありや 


Chinaからの 病原菌で 汚染されど 清しき明日を 皆待ち望む 


Chinaからの 銭にひれ伏す IOC VIRUS拡散の 手伝ひするか 


守銭奴が 國の命運 左右する スパイ躍動 行く末如何に


百回も 積り重ねし 勉強会 行く末照らす ともしびとなれ 



着々と Chinaの侵蝕 実を結び 日本の中枢 紅に染まりしか
第一〇二回 さむらい塾 令和3年6月26日


世の中の 流れに背き 真実の 姿を探る 心尊し


















昭和52年3月3日 経団連襲撃









伊藤好雄氏



西尾俊一氏


画像がありませんが、当然森田忠明氏も加わっています。



野村秋介氏











三島由紀夫・森田必勝烈士と楯の会会員が、自衛隊を衷心から敬愛し、かつ信頼していながら敢えてあの市ヶ谷台の挙に及んだに等しく、
われわれも敢えて今日この「檄」を日本財界首脳諸氏に対して叩き付ける。

大東亜戦争の敗北によって廃虚と化した戦後日本の復興に、財界が少なからぬ寄与をし、如何にその指導的役割をはたしてきたか、
これまでの歴史的事実を、われわれは決して軽んずるものではない。

しかしその反面において、諸君らの営利至上主義が、どれほど今日の日本を毒し、日本の荒廃と混迷を促し、社会世相の頽廃を煽ってきたか、
その罪状看過すべからざるものがある。

ロッキード疑獄が投じた政治の混乱は、国民の政治不信を抜き差しならぬところで追い込み、自由社会の根幹をすら揺るがすに至っている。
それだけではない。

日本の文化と伝統を慈しみ、培ってきたわれわれの大地、うるわしき山河を、諸君らは経済至上主義をもってズタズタに引き裂いてしまった。
環境破壊によって人心を荒廃させ、「消費は美徳」の軽薄思想を蔓延させることによって、日本的清明と正気は、もはや救い難いところまで
浸蝕されている。
自ら産んだ子供をコイン・ロッカーに平然と遺棄する異常の社会を、君らは、君らが意図したか否かは別として、現実として構築し続けてきた。

営利主義の犠牲となった薬品公害患者の苦悩を、君らは一度でも真摯に顧みたことがあるのか。
大昭和製紙等に見られる無責任きわまるヘドロ公害、または瀬戸内海を死の海へと追いたてている現実の大企業体質を、
君らは一度でも虚心に直視したことがあるのか。

祖国民族あるを忘れ、大衆国民のあるを軽んずるこの天を恐れぬ諸君らの所業は、必ずや日本を、否、全人類をも亡ぼすこと必至である。
しかし、われわれの悲願は、ヤルタ・ポツダム体制そのものの打倒にあるのだ。したがって、諸君らのみをたんに弾劾するつもりはない。

日本は大東亜戦争の敗北によって無条件降伏を強いられたが、アメリカを中軸とした戦勝国は戦後処理を徹底的に日本民族の弱体化に置いて
敢行して行った。瞭然たるの史実である。
その結果が、現今、眼前に晒されている日本の姿である。物質的に豊かになったと言う美辞に弄されるのは錯覚である。

日教組の目に余る偏向教育は、青年たちから夢や浪漫や祖国愛を奪い、連帯感や責任感の喪失を顕著にして重大な社会問題を提し、マスコミ、
殊にマンモス化した新聞の横暴と跳梁は心ある人々の慨嘆と怨嗟の声を集めている。政治の混迷は祖国日本の基盤そのものさえ揺るがし始めている。

東洋の君子国と謳われた日本の栄光は、いまやかけらほども見出すことができない。
すべては日本民族の弱体化を眼目としたヤルタ・ポツダム体制の歴史的呪縛にその源泉を見る。

だがしかし、この三十年間に及ぶ戦後体制を最も強力に支えて来た勢力が、金権思想・営利至上主義の大企業体質そのものであったことも韜晦を
ゆるされぬ事実である。

われわれはかくのごとく断じ敢えてこの挙に及ぶ。
古代ローマは平和を貪ることによって自ら亡んだ。祖国日本が同じ轍を踏むのを座して看過できない。

日本を滅ぼしてはならない。
営利至上主義のために「祖国」を見失ってはならない。


 憲法改正!
 安保廃棄!
 天皇陛下万歳!

YP体制打倒青年同盟

日本財界首脳諸君へ

昭和52年3月3日




伊藤好雄詩集及び写真等の無断転用は固くお断りします。
(大日本赤誠会愛知県本部)


平成23年3月3日






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