2011年 (平成23年) アラブ、中東諸国革命顛末記 U 平成23年 アラブ・アフリカ・中東諸国革命顛末記 T



リビア政府軍、東部ブレガ奪還 アジュダビヤに迫る勢い


リビア反体制派の軍報道官は30日夕、拠点都市の東部ベンガジで会見し、再び東進を始めた政府軍部隊が同日までに
東部ブレガを奪還し、31日にはアジュダビヤに迫る可能性があると明らかにした。
同報道官は、政府軍は機関砲やロケット砲などの兵器を所持しており、反体制派部隊の武器では対抗できないことも認めた。
また、東進中の政府軍部隊が3200〜3600人の兵力を持ち、その多くがチャド人の雇い兵であると主張。
政府軍を率いる司令官がチャドの情報機関幹部であることを複数の情報筋から確認したと表明。
チャドの大統領と同じ部族出身者だとして、隣国の軍事介入を批判した。
一方で、欧米による政府軍への空爆継続を求め、軍事力を均衡させるため、国際社会に武器の提供を求めた。


@多国籍軍は反体制派に武器を供与する事を躊躇していますが、その影にはアルカイダや
ヒズボラが入り込んでいるという情報があるようです。
しかし、今までかなりの映像をここでも提供してきましたが、彼らの戦いぶりはすべてがゲリラ的な戦いであって
多国籍軍の空からの支援はあるにせよ、訓練された政府軍相手によく奮戦していると思います。
これは決して他人事ではありませんよ。


平成23年3月31日


英政府、リビア外交官5人を国外追放


イギリス政府は30日、ロンドンのリビア大使館に勤務するリビアの外交官5人を「国家の安全を脅かす」として、
国外退去にすると明らかにしました。
在ロンドンリビア大使館にいる駐在武官を含む外交官5人を国外退去にします」(ヘイグ外相)国外退去の
理由についてヘイグ外相は、「彼らがイギリスに滞在し続ければ、国家の安全を脅かす」としましたが、
それ以上の説明は加えませんでした。
またキャメロン首相は、リビアの反政府勢力に武器を供与するかどうかについて聞かれ、次のように答えました。
「国連決議は一定の条件下での武器供与を排除していないが、我々はまだ態度を決めていない」(キャメロン首相)装備で
カダフィ政権側に大きく劣る反政府勢力は、29日にロンドンで開かれた国際会議でも
武器支援を望んでいて、その是非をめぐる議論が関係諸国の間で続いています。


@本当に白人優越主義というか、いつらの合理主義にはへどが出る。
カダフィもあんた達もこの美しい地球上から消えてなくなれば、
かなり住みやすい地球に生まれ変われるのに
・・・・・・・原発事故で地球環境を破壊しています。スンマソ


平成23年3月31日


リビア反体制派、反撃受け後退 シルトの“壁”破れず


英国やフランス、米国などの多国籍軍が軍事介入したリビアで、最高指導者カダフィ大佐の出身地である中部シルトに
迫っていた反体制派は29日、カダフィ氏側の軍部隊の反撃を受け、シルトの東約200キロのラスラヌフまで撤退した。
首都トリポリでは同日夕も多国籍軍による空爆が行われたが、地上戦力で劣る反体制派はカダフィ氏側が防衛線と
位置づけるシルトの“壁”を破れずにいる。
19日の空爆開始以来、多国籍軍はカダフィ氏側の防空施設に加え、戦車などの地上戦力も攻撃してきた。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、カダフィ氏側は現在、反体制派の攻勢に対して、
戦車ではなく主に迫撃砲や大砲で応戦しているといい、空爆が一定の成果をあげていることがうかがえる。

しかし、訓練が行き届いておらず装備も不十分な反体制派は、カダフィ氏側からの集中砲火を浴びると統制が混乱。
AP通信によると、29日の戦闘ではパニック状態の中での撤退となった。
反体制派は空爆開始前にもシルト近くで撃退され、その後、拠点である北東部ベンガジ近くまで一気に攻め込まれて
危機に陥った経緯がある。
またカダフィ氏側はこの日、北西部の反体制派の拠点ミスラタも攻撃。
フランス通信(AFP)は地元医師の話として、ミスラタでは過去約10日間で少なくとも142人が死亡、
1400人以上が負傷したと伝えた。

@一進一退が繰り広げられているようですが、カダフィの出身地ですから当然こうした激戦は予想範囲内。





平成23年3月30日


反体制派、カダフィ大佐の出身地へ進軍


中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によりますと、反体制派はカダフィ大佐の出身地でもある
中部・シルトの制圧に向け攻勢を強めていて、それを阻もうとするカダフィ政権側の軍との間で戦闘が続いています。
こうした中、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの首脳がテレビ会議を行い、イギリスのキャメロン首相は、
29日にロンドンで開かれるリビア情勢をめぐる国際会議で、「リビア国民が自ら未来を決める政治的プロセス」に
道筋をつけたい考えを示しました。
 一方、アメリカのオバマ大統領は、軍事行動の指揮権全般がNATO=北大西洋条約機構に移譲され、
アメリカは今後、側面支援にまわることを明らかにしました。「引き続きカダフィ政権の退陣を目指す」としながらも、
軍事作戦で体制転換を図ろうとするのは間違いで、「未来はリビア国民が決めるべきものだ」と強調しました。


@あれだけ空爆して、トマホーク撃ち込み、リビアの戦闘機を壊滅させ、まったくよく言いますよね。
欧米諸国の合理主義いまだ健在ってとこでしょうか。





平成23年3月29日


NATO、監視飛行を開始 指揮権移譲にはなお時間


北大西洋条約機構(NATO)の対リビア作戦を指揮するボチャード司令官(カナダ軍中将)は28日、
イタリア・ナポリの合同司令部で記者会見し、NATO空軍機が27日に初めてリビアの飛行禁止空域の
監視飛行を行ったことを明らかにした。
司令官は、リビア作戦を主導している米軍からNATOへの全指揮権の移譲について「進んでいる」と述べ、
なお若干の時間がかかるとの見通しを示した。指揮権移譲には2〜3日が必要とみられている。


@お金が心配な米軍はもう出てこなくていいよ。
地上戦でもNATOは少し兵を出して、早期解決を目指すべきだと思うけど。


平成23年3月29日


リビア反体制派、カダフィ大佐の地元制圧か


中東の衛星テレビ局アルジャジーラなど複数のメディアは28日、リビアで反体制派の部隊が最高指導者
カダフィ大佐の出身地の中部シルトに進攻し、大半の地区を制圧したと報じた。
詳しい情勢ははっきりしないが、制圧が事実なら、反体制派は首都トリポリ攻略に向けて大きく前進したことになる。
AFP通信によると、米英仏などの多国籍軍は26、27の両日、シルトに空爆を行い、市民らの多くが避難した。
政府軍の地上部隊はシルト東方に結集していたが、衛星テレビ局アルアラビアによると、
反体制派の部隊は27日夜までにこの地域を通過。政府軍が多国籍軍の空爆で戦力を失ったか、
交戦せずに撤退した可能性があり、反体制派は大きな打撃を受けることなくシルトに進攻したとみられる。
シルトは一貫して政府の支配下に置かれ、トリポリ防衛の要として大規模な政府軍部隊が配備されていた。


@戦力に歴然の差があるので、時間の問題になってきました。


平成23年3月28日


リビア反体制派、アジュダビヤを奪還


リビア情勢です。多国籍軍による軍事作戦が続く中、反体制派はリビア東部の要衝・アジュダビヤを奪還しました。
「アジュダビヤは25日朝までに我々反体制派の部隊によって解放された。
現在、街は完全に解放軍が掌握している」(ベンガジでの反体制派の会見)

反体制派の国民評議会は26日、リビア東部の要衝・アジュダビヤを奪還したことを明らかにしました。
多国籍軍による軍事作戦が始まって以降、カダフィ政権側の拠点を反体制派が奪還するのは初めてです。
アジュダビヤでは政権側の戦車が残されたままで、反体制派の兵士や住民らが喜びの声を上げました。
アジュダビヤは反体制派の拠点・ベンガジから百数十キロの距離にあります。カダフィ政権側、
反体制派の双方が重要拠点と位置付けていて、掌握を目指して激しい戦闘が続いていました。
イギリス国防省が公開したアジュダビヤ近郊で24日に実施したとする軍事作戦の映像にはカダフィ政権側の
戦車が破壊される様子が映っています。
アジュダビヤではここ数日、多国籍軍が空爆を続け、その後、反体制派が地上から攻勢を強めていました。
反体制派によりますと、カダフィ政権の部隊はアジュダビヤの西方のブレガへ撤退したということです。
ブレガは原油輸出の拠点となっていることから、今後はブレガ掌握をめぐり戦闘が激化する可能性があります。


@制空権を失った政府軍は地上戦の士気もかなり落ち込んでいるようです。





平成23年3月27日


NATOが主導へ=トルコ同意、カダフィ政権孤立深まる―対リビア軍事作戦


米英仏軍中心の多国籍軍による対リビア軍事作戦の指揮権が近く、米国から北大西洋条約機構(NATO)に移譲される見通しとなった。
トルコのダウトオール外相が24日、首都アンカラで記者団に明らかにした。
指揮権をめぐっては、アフガニスタンとイラクで二つの戦争を抱える米国が、負担増に難色を示しNATOへの早期移譲を要求。
NATOの意思決定は全会一致が原則のため、加盟国内で最も強くリビア空爆に難色を示してきたトルコの対応が焦点となり、
米英仏などが説得を続けていた。
トルコはこれまで、カダフィ大佐と接触して自発的退陣を促すなどリビア情勢悪化を防ぐため外交努力を続けてきた。
カダフィ政権にとっては有力な仲介者を失った形で、国際的孤立が一層深まるのは必至だ。 


@歴史の必然とは残酷なものですね。それぞれに大義はある。戦うもよし、白旗を掲げるもよし。








平成23年3月25日


多国籍軍、政権側の地上部隊にも照準


リビアへの軍事介入を続ける多国籍軍は、これまでの攻撃で制空権を確保しており、攻撃の照準を政権側の地上部隊へと
移しつつあります。
「神の名において、私は指導者のため最後の血の1滴まで身をささげる」リビアの国営テレビでは、
ニュース番組のアナウンサーが銃を手に取り、カダフィ大佐への忠誠の言葉を繰り返しました。
一方、多国籍軍側は23日、「カダフィ政権側の空軍力のほとんどを破壊した」としたうえで、現在の作戦では、
市民への攻撃を続ける地上部隊にも照準をあてていることを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、政権側が戦車などで攻撃を行い、多くの死傷者が出ている西部ミスラータでは23日、
多国籍軍が地上部隊に空爆を実施し、政権側の戦車はいったん退却したということです。


@不拡大が、やったやられたで拡大していくのが戦争。


平成23年3月24日


リビア空軍に壊滅的打撃 米海軍明かす


対リビア軍事行動「オデッセイの夜明け」を実施する米海軍は23日、多国籍軍がリビア空軍に対し
壊滅的な打撃を与えたことを明らかにした。
一方で、ミスラタなどで攻勢を強めるリビア軍地上部隊に対し、航空機による攻撃を続けているという。
地中海上の米艦「マウント・ホイットニー」からヒューバー海軍少将が通信回線で記者会見した。
リビア軍の航空機は「破壊されたか運用不能になった」とし、22日以降、航空機の活動は確認されていないと説明。
また、これまでの攻撃で、カダフィ政権の地対空ミサイルなどの防空能力は「取るに足らない脅威になった」と述べ、
リビア沿岸全域での飛行禁止空域実施が可能になったとした。

カダフィ政権はミスラタやアジュダビヤの人口密集地域を狙っているとみられるため、
多国籍軍は「市民の保護」を目的にリビア軍地上部隊への攻撃を強化。
米東部時間23日早朝までの24時間に航空機を175回出撃させたという。
このうち米軍機は113回を占め、指揮権を握る米軍の負担が再び増えていることがうかがえる。
ヒューバー少将は、リビア軍と市民が入り交じる状況を「極めて複雑」と説明。
リビア軍の地上部隊による都市部進攻を阻止するとともに、通信網の破壊を目指す考えを示した。


@地上戦には参入しない方針のようですが、航空戦闘能力にこれほどの差が出るとは、
ロシアやシナはショックを受けたでしょうね。


平成23年3月24日


カダフィ大佐が演説、健在ぶりアピール  国民を見殺し、ただただ保身の菅はアジアのカダフィ


リビア情勢です。軍事介入以降、初めてカダフィ大佐が演説し健在ぶりをアピールしました。
「我々はこの歴史的な戦いに勝つ。我々は服従しない。何も恐れていない」(リビア カダフィ大佐)

演説は2日前に攻撃を受けた大佐の邸宅で行われました。
周りにいるのは「人間の盾になるために集まった」という支持者たちです。
「私はここにいる!私はここにいる!私はここにいる!」(リビア カダフィ大佐)健在ぶりをアピールするカダフィ大佐。
政権側はトリポリの港を公開し、多国籍軍から攻撃を受けていることを強調する一方、
反体制派への攻撃を続けています。
しかし、こんな情報もあるといいます。
「大佐の側近が世界中の知り合いに助言を求めているとの情報を得た。
内容は“どうすれば良いか”“どう脱出すべきか”“次に何が起こるか”というものだ」(アメリカ クリントン国務長官)


@2012年にシナや北朝鮮でとんでもない事が起きると期待していたら、一足先に北アフリカや中東アラブ諸国で
革命が連鎖的に発生し、我が国はこの有様。
政権を死守する為に国民を盾にしているところなんざ、カダフィそっくり。

お前はアジアのカダフィか。


平成23年3月23日


リビア、カダフィ政権側と反体制派の戦闘続く


リビアへの軍事介入から3日目となりました。多国籍軍はリビア上空の制空権を維持していますが、一方で、カダフィ政権側と
反体制派との戦闘は続いています。
20日夜からの作戦で、多国籍軍は新たに巡航ミサイル10発以上を発射しました。これまでの作戦で、
多国籍軍はリビアの制空権を確保していて、21日は戦闘機など70機以上を派遣して飛行禁止区域の監視にあたっています。
多国籍軍は、反体制派が奪還を目指す東部アジュダビヤ周辺で政権側の地上部隊を空爆。
しかし、政権側は反体制派への攻撃を続けていて、戦闘状態となっています。
また、カダフィ政権が民衆を「人間の盾」として動員しているとの情報もあり、イギリスの戦闘機が対象施設に
多数の民間人がいるのを見つけ、攻撃を中止しました。リビア情勢は混迷を深めながら、
長期化する可能性も出ています。


@リビアの戦闘機がガンガン落とされていますが、リビアの空軍機はロシアのミグ23でミサイルもシナの
最先端技術が使われているそうです。
という事は、シナの戦闘機の能力もあの程度なんでしょうか?














平成23年3月22日


多国籍軍、カダフィ大佐邸宅付近も空爆か  ついでに日本の総理官邸も爆撃してやって!!


多国籍軍によるリビアへの軍事介入は、3日目となりました。
激しい攻撃が続く中、首都トリポリにあるカダフィ大佐の邸宅付近も空爆を受けたということです。
「きのうの作戦はうまくいきました」(マレン統合参謀本部議長)

19日に始まった軍事作戦で、多国籍軍はこれまでに巡航ミサイル「トマホーク」を124発発射したほか、
ステルス爆撃機を使った攻撃も行いました。この結果、カダフィ政権側の防空能力は大きく低下し、
すでに飛行禁止区域に政権側の航空機の姿はないということです。
アラブ諸国からはカタールも攻撃に加わっていて、作戦の参加国は9か国に上っています。
多国籍軍の空軍機は、反体制派の本拠地、東部のベンガジに向かうカダフィ政権側の地上部隊も攻撃。
反体制派は劣勢を挽回し、カダフィ政権側に掌握された都市の奪還を目指しています。

「全てのリビア国民が殉教者になる覚悟をしている。勝つのは我々だ。死ぬのは欧米人だ」(カダフィ大佐)

国営テレビで演説を行い、徹底抗戦の構えを崩さないカダフィ大佐ですが、その一方でリビア政府軍は、
日本時間の午前4時から2日ぶりに即時停戦を宣言しました。
しかし、その後も首都トリポリでは政権側による対空砲火が続いたということです。
こうした中、トリポリにあるカダフィ大佐の邸宅付近では、大きな爆発音がして煙があがりました。
多国籍軍に空爆されたとみられます。一方、アラブ連盟のムーサ事務局長は「われわれが望むのは市民の保護であり、
爆撃ではない」と攻撃の行き過ぎを批判しました。
カダフィ政権側は多国籍軍の攻撃で市民64人が死亡したと主張していますが、多国籍軍側は市民が犠牲に
あったとことを示すものはないとしています。


@菅と同じで国民に見放された愚かな統治者は多くの国民に犠牲を強いることなく、速やかにギブアップすべきですね。





平成23年3月21日


欧米諸国、リビアへの軍事介入開始


国際社会がリビアへの軍事介入に踏み切りました。フランスやイギリスなど欧米諸国は19日、戦闘機で攻撃を加えるなど
リビアに対する軍事作戦を開始しました。
19日に始まった軍事作戦では、フランス軍の戦闘機が反体制派の拠点である東部のベンガジで
カダフィ政権側の軍用車両を破壊、続いてアメリカ軍とイギリス軍も、地中海に展開する艦船などから
巡航ミサイル「トマホーク」を110発以上発射し、沿岸部にある防空施設などを攻撃しました。
今回の作戦には、カナダやイタリアなども参加しています。

カダフィ政権は18日、国連の安全保障理事会の決議を受け入れ、停戦を表明していましたが、
19日も東部のベンガジに進攻。
フランスなどは、「市民への攻撃を阻止するため」として軍事介入に踏み切りました。
攻撃を受けてカダフィ大佐は、「地中海と北アフリカは戦場と化した」などと演説し、徹底抗戦を呼びかけました。
爆撃は首都・トリポリにも加えられ、政権側は、対空砲火で応戦しました。
リビア国営テレビは20日、「今回の欧米軍による攻撃で48人が死亡、150人が負傷した」と伝え、
病院に運ばれたけが人らの映像を放送しています。


@未曽有の国家的危機に左翼独特のセクト主義でしか対応できない馬鹿丸出しの菅政権。
それはそれで、カダフィの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものだが、さて、この悲しき文明社会の一ページ、
どちらの国民も不幸さ加減は同じようなもの。

やっぱり馬鹿は死ななきゃ治らない。





平成23年3月20日


米大統領「停戦なければ軍事行動」 カダフィ政権に警告


オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスで声明を発表し、リビアのカダフィ政権に対し、反体制派への攻撃を即時にやめなければ、
国連安全保障理事会の新決議に盛られた飛行禁止空域設定などの軍事行動を取ると警告した。
「国際的な有志連合の一員として行動する準備がある」とも述べ、米単独の軍事行動や地上部隊の投入は否定。
クリントン国務長官が19日にフランスに向かい、欧州やアラブ諸国と今後の対応を協議することも明らかにした。

英首相、空軍にリビア出撃準備命令 安保理決議受け

国連安全保障理事会によるリビア上空の飛行禁止空域設定の決議を受け、キャメロン英首相は18日、英空軍に出撃準備を命じた。
仏政府も同日、数時間以内にも軍事行動を開始する可能性を示唆した。
一方、リビアのクーサ外相は同日、トリポリで記者会見し、「安保理決議に従い、すべての攻撃を停止する」と発表した。
しかし、リビア政府軍の攻撃は続いている模様で、英、仏などは19日にパリで開く中東・アフリカ諸国などとの緊急会合で
リビア国内の戦闘状況を検討したうえで軍事行動の時期や規模などを協議するとみられる。
この会合には、メルケル独首相、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も参加の意向を表明した。

北大西洋条約機構(NATO)も18日、ブリュッセルで大使級会合を開き、NATOとして軍事作戦に参加するかどうかを協議。
しかし異論が出て結論は出なかった。 キャメロン英首相は同日朝に緊急閣議を開いた後、
午前11時(日本時間午後8時)から下院で演説。
「ベンガジの市民らを攻撃から守るため、必要な措置をとる。英空軍トルネード戦闘機などに出撃準備をさせている」と語った。
英国と共に飛行禁止空域の設定に積極的なフランス政府も同日午前、サルコジ大統領がフィヨン首相、
ロンゲ国防相、軍首脳らと緊急会合を開いた。仏メディアは同日、バロワン仏政府報道官の話として、
リビアへの限定的空爆が「数時間以内にも」行われる見通しだと報じた。

ロイター通信によると、飛行禁止空域の設定には、米英仏のほかノルウェー、デンマーク、イタリアなども協力を表明。
一方、ドイツやイスラム教徒が大多数を占めるトルコなどは慎重な姿勢を貫いている。
AFP通信によると、同日付の仏紙リベラシオンは大統領府筋の数日前の情報として、想定される空爆目標は、
中部の要衝シルト、南部のセブハ、トリポリ近郊のアジジーアの三つの軍事戦略拠点となる可能性があると報じた。


@カダフィは歴史の必然に対して中々抵抗をやめませんね。
他国の内戦に国連が正義の名のもとに武力で介入する事には基本的に反対しますが、
ここまで来ると一日も早く内戦を終結させる為にはやむ得ない事かもしれません。


平成23年3月19日


カダフィ派が空爆拡大=反政府勢力、撤退も―リビア


中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、リビアの最高指導者カダフィ大佐を支持する部隊は10日、
地中海沿いに位置するラスラヌーフ、ブレガ、ザウィヤなどに相次いで空爆を加え、攻撃範囲を拡大させた。
連日の空爆にさらされるラスラヌーフではこの日、新たに民家や医療関係者が滞在する施設などが被害に遭い、
AFP通信によると、少なくとも4人が死亡、35人が負傷した。
これに対し、反政府勢力は有効な措置を取れず、同地から部隊を撤退させる動きも出てきた。 


@カダフィ派が巻き返しているようですね。








平成23年3月11日


リビア反政府勢力衝突 カダフィ大佐、アメリカなどの軍事介入を強くけん制


リビアの最高指導者カダフィ大佐は2日、トリポリで支持者を前に演説し、「自分は大統領のように辞任できる
地位にはない」と、退陣をあらためて拒否したうえで、アメリカなどの軍事介入を強くけん制した。
カダフィ大佐は、演説で「わたしは、ほかの国の大統領のように、辞任できる地位にはない」と述べ、
退陣の意思がないことを強調した。
また、「わたしは死ぬ用意ができている。支持する国民も、最後の1人まで戦う意思がある」と述べ、
反体制派との徹底抗戦の構えをあらためて示したうえで、「アメリカがリビアに足を踏み入れれば、
血みどろの戦いに突入し、多くのリビア人が死ぬ」と述べて、他国による軍事介入を強くけん制した。
2日は、反体制派が掌握していたリビア東部で、カダフィ大佐側が巻き返しを強めていて、
アジュダビヤで政府軍戦闘機が空爆を行ったほか、石油関連施設のある拠点都市ブレガを一時、
政府軍が制圧し、その後、双方の激しい戦闘が続いているもよう。


@一時期反米・反イスラエルの旗頭という事でアラブでは人気者だったカダフィだが、
テロ支援国家指定を恐れ大量破壊兵器を放棄し、アメリカになびいた時点で終わってしまった。

・・・・・こんなことなら、端からアメ公とドンパチやってりゃよかった。 by カダフィ大佐
国内をまとめる為に常に共通の敵をつくっておく・・・これって政治の常道ですよね。





平成23年3月3日


チュニジア首相が辞任表明、後任にカイドセブシ氏


中東・北アフリカ諸国で起きている反政府デモのきっかけを作り、その後も情勢の混迷が続くチュニジアで、
メバザア暫定政権のガンヌーシ首相が27日、記者会見し、「チュニジアのため」と述べ辞任を表明した。
メバザア大統領は同日、ベジ・カイドセブシ元外相(84)を新首相に任命した。
同国では今年1月、ベンアリ大統領が亡命し、暫定政権が発足してデモは一時沈静化した。
しかしその後、有力労働組合を中心とするデモ隊が、ガンヌーシ首相ら旧与党・立憲民主連合(RCD)出身者の
追放を主張。首相らはRCDを離党したが、デモは収まらず、治安が悪化していた。
カイドセブシ氏は、1987年に当時首相だったベンアリ氏に大統領を解任されたブルギバ氏のもとで、
外相を務めた。


@リビアの影に隠れていましたが、これだけの政変ですから何事も一朝一夕に事は運びませんね。
どんな国作りが始まるか分かりませんが、流された多くの同胞の血を無駄にしない事だけを祈ります。


平成23年2月28日


リビア首都、市街戦へ動き活発化 カダフィ氏住居に戦車


リビアの最高指導者カダフィ大佐が演説で徹底抗戦を呼びかけたことを受け、首都トリポリでは26日、
カダフィ氏を支持する市民らが武装を始め、市内各所に検問所が設置されるなど、
市街戦に向けた準備とみられる動きが活発化している。
AP通信が住民らの話として伝えた。 武器は車や現金などとともに政権側が提供しているといい、
武装した市民らが治安部隊とともに市内のパトロールを始めているという。
衛星テレビ局アルジャジーラは、カダフィ氏が住居兼司令部として使っている首都郊外の
「アジジーア門」の兵舎に複数の戦車が配備され、厳戒態勢が敷かれたと報じた。

現地からの報道によると、カダフィ氏が徹底抗戦を呼びかけた25日の演説後、トリポリ市内では同日夜から26日未明にかけ、
ビル屋上などに狙撃手などが配置され、複数の地区で銃声が響いた。
首都の一部地域はすでに反体制派の支配下にあるとの情報もある。 また、AP通信によると、首都の東200キロの
ミスラタ近郊にある空軍基地では、政権側が動員した戦車部隊が攻撃をしかけ、反体制派から基地の
一部を奪還するなど、攻防戦が激化しつつある。


@市民に銃口を向けることを拒み、後ろ手で処刑された兵士達。



@市民に捕まり袋叩きにあう傭兵を守るのもまた市民。憎しみの連鎖はもう誰にも止められない。



平成23年2月27日


リビア首都で治安部隊が発砲、死者か


反体制デモが続くリビアでは、カダフィ体制に反対する勢力が東部に加え、西部でも都市を制圧しつつありますが、
首都トリポリで25日に行われた反体制デモに治安部隊が発砲し、死者が出ている模様です。
首都トリポリでは25日、市内数か所で反体制派によるデモが行われ、治安部隊が銃撃でこれを鎮圧、
中東の衛星テレビ局「アル・アラビーヤ」によると7人が死亡したということです。
一方、反政府勢力がほぼ掌握した東部のベンガジでは、金曜礼拝後に大規模な集会が開かれ、
カダフィ政権の支配下にある首都トリポリの市民との団結を呼びかけました。
こうした中、最高指導者のカダフィ大佐は、首都トリポリで演説を行いました。
「我々は国民の意志でどんな敵も打ち負かす。
私は首都トリポリで民衆の真ん中にいる!」(最高指導者 カダフィ大佐)中心部の広場での演説の様子は、
国営テレビで中継され、集まった支持者らを前にカダフィ大佐は、「国を守れ!」「必要であれば
武器庫を開放する!」と述べ、あくまで反体制派との徹底抗戦で臨む構えを示しました。


@カダフィーって、ほんと鉄面皮ですね。





平成23年2月26日


最大規模の反体制デモ=王制打倒機運、再び強まる−バーレーン


イスラム教スンニ派の支配層に抑圧されるシーア派主導の反政府デモが続くペルシャ湾岸の王国バーレーンで22日、
首都マナマの中心部に体制打倒を訴える数万人が結集、大規模なデモが行われた。
14日に始まって以来最大規模となり、AFP通信によると、デモ参加者からは、少数派スンニ派の
ハリファ王家を中心とする現体制の打倒を求める声が上がった。


@それにしてもいかなる宗教対立があるにせよ、王家が何の警告もなく非武装の市民に向けて発砲/射殺というのは
いただけませんね。





平成23年2月23日


空軍大佐が戦闘機2機でマルタに亡命 デモ隊へ空からの攻撃命令拒否


ロイター通信によると、リビア空軍のミラージュ戦闘機2機が21日、地中海のマルタの国際空港に着陸し、
2人のパイロットのうち1人が政治亡命を求めた。
2人は空軍大佐で、反体制デモ隊を空から攻撃するよう命じられたが、これを拒否してマルタに逃れたという。
計7人が乗った民間ヘリコプター2機もこの日、同空港に到着。
7人はリビアの騒乱を逃れてきたフランス人だと話しているとされ、入管当局が事情を聴いている。


@亡命するくらいなら政府を攻撃すればよかったのに・・・・・





平成23年2月22日


リビア戦闘機がデモ隊攻撃 政権側、大規模反撃開始か


リビア国営テレビは21日午後6時(日本時間22日午前1時)すぎ、「治安部隊がテロリストや破壊工作者の
根城に対する攻撃を始めた」との速報を伝え、市民に治安機関や警察に協力するよう求めた。
衛星テレビ局アルジャジーラが伝えた目撃者の話では、トリポリで21日夕、軍用機が反政府デモ隊を上空から
実弾攻撃したという。
また、別の衛星テレビ・アルアラビアはトリポリ空港に外国人傭兵を乗せたと見られる航空機が着陸した、と伝えた。
リビア国内の電話は21日午後7時現在、不通状態となっている。
カダフィ政権側が情報を遮断したうえで、攻撃に乗り出した可能性がある。


@内戦状態ですね。日本のメディアは右向け右でパンダ一色、アホばっかり。





平成23年2月22日


リビア 反政府デモに対する無差別発砲








平成23年2月21日


「内戦か改革か」とカダフィ氏次男 リビア、首都も混乱


約40年続くカダフィ大佐の独裁打倒を訴える市民デモが続くリビアで20日、デモが首都トリポリにも波及し、
参加者と治安部隊の衝突が起きている模様だ。
体制側が追いつめられる中、カダフィ氏の次男で後継者と目されているセイフイスラム氏(38)が21日未明、
国営テレビで演説。
「内戦か改革かの分岐点にある。我々は最後まで闘う」と述べた。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラやロイター通信などによると20日夜、トリポリ中心部の「緑の広場」など複数の地点で
反体制派がデモを始めた。
体制支持派や治安部隊との衝突が起きた模様で、銃声が響いているとの情報もある。 トリポリでは、
政権側が秘密警察などを通じて反体制派の動きを抑え込み、支持基盤としてきた。
今後、首都でのデモが拡大していけば、体制の動揺が広がり、末期的な状態となる可能性が高い。

在リビア日本大使館によると、トリポリ西部にある大使館周辺でも一時、表通りに反政権デモ隊と見られる大勢の人出があり、
騒然とした雰囲気となったという。
同館が在住邦人約120人の安全確認を進めている。
この状況に、カダフィ氏のスポークスマン役を務めるセイフイスラム氏は、21日午前1時過ぎに演説を行い、
「リビアを分裂させようとする勢力がある。
外国メディアが伝える状況は誇張されている」とデモを非難。
「リビア人はみんな武器を持っており、このままでは内戦に陥る。朝鮮半島のように家族にも会えない状況になる」とし、
改革への協力を訴えた。
21日にも改革案を発表するとの考えを示した。
さらに、「ベンガジでの死者は84人で、ベイダでは14人」と述べてリビア当局者として初めて死者の存在を認める一方、
軍は最後までカダフィ体制の支持を続けると強調し、デモの鎮圧を予告。「リビアはチュニジアやエジプトとは
違う」と繰り返した。


だが、実際には体制内の亀裂は広がっている。リビアのアラブ連盟代表大使が20日、「暴力と抑圧に耐えかねる」として
辞任を発表。アルジャジーラによると駐中国リビア大使も辞意を示したという。
一方、治安部隊による反体制派デモ隊への攻撃が続いていた東部の第2の都市ベンガジでは、反体制派が市街を掌握した模様だ。
アルジャジーラなどによると、一部の軍部隊が反体制側に合流し、政権側がデモ鎮圧のため動員した
アフリカ人傭兵(ようへい)部隊を攻撃しているという。
複数の市民が電話で「ベンガジは解放された。銃声は止まった。今はみんなで祝っている」と述べた。
また、ベンガジの病院の医師は20日、AP通信に「この街での死者は200人を超えた」と述べている。
アラブ圏紙シャルクルアウサトは20日付で、複数の軍幹部がカダフィ氏がデモ鎮圧のため外国人傭兵を導入したことに反発し、
傭兵鎮圧のためベンガジに向かうと伝えていた。
東部ベイダ、ダルナなどでも反体制派が市街地を掌握しているとみられるほか、首都トリポリの東約200キロの
ミスラタや西約40キロのザウィヤでもデモが発生。ザウィヤではデモ隊が市街地を占拠し、トリポリに向かったという。


@外国のメディアは一切入れていないようですが、さすがリビアです。
その影に隠れて市民に銃を乱射してやりたい放題やっているようですが、必ずその銃口は貴方達に向けられます。


平成23年2月21日


中東反政府デモ連鎖 リビア死者80人超に バーレーン数千人再占拠


中東・北アフリカ諸国で民主化要求の反政府デモが相次いでおり、リビアでは治安当局との衝突で18日までの
市民側の死者が合計84人に達していることが19日明らかになった。
また同日北東部ベンガジで1人死亡。イスラム教シーア派住民と治安部隊との衝突で18日に60人以上の
負傷者が出たバーレーンの首都マナマでは19日、軍が撤収したすきをついてシーア派住民数千人が
中心部を再占拠するなど混乱。
オバマ米大統領は18日、同国のハマド国王と電話会談し、同日のデモ隊への暴力を非難した。
AP通信によると、ベンガジでは19日、反政府デモ隊数百人と治安部隊が衝突。
また、犠牲者の葬儀に集まったデモ隊に治安部隊が銃撃し、1人が死亡、10人以上が負傷した。同国ではデモが
7都市に拡大、デモ参加者は数万人に達した。
人権団体によれば、17日までにベンガジと北東部ベイダを中心に計49人が死亡。
18日は35人が死亡した。ロイター通信によれば、治安当局はベンガジからベイダに至る地域の80%を支配下に
置いているとしたが、リビア紙によれば、ベンガジでは、刑務所から逃亡した多数の受刑者が警察署などに放火した。

一方、バーレーンの首都マナマでは19日、軍が市中心部「真珠広場」から撤収した後に押し寄せたデモ隊に
警官隊が催涙弾を発射し、負傷者が出たもよう。
ハマド国王は18日、沈静化に向けて、シーア派野党勢力との対話を早急に開始するようサルマン皇太子に命じたが、
野党勢力は19日、対話を拒否した。同国の主要労組は20日からのゼネストを呼び掛けている。
イエメンの南部アデンでは19日、反大統領派と大統領支持派が衝突、1人が死亡。
アルジェリアの首都アルジェでも同日、デモ隊が治安当局と衝突した。


@リビアの映像はそのほとんどが市民側からのもので当局側から撮られたものがまったく出てきません。
他のアラブ諸国と違ってカダフィによってきっちり規制されている事が伺えます。
2番目の映像はバーレーンのものですが、政府側が市民に向けていきなり発砲しています。
このような政府は倒されて当たり前というか、確実に倒すべきです。

















平成23年2月20日


エジプト "勝利の行進"デモに数百万人


エジプトのカイロでは18日、「勝利の行進」と銘打ったデモに再び数百万人の人々が集まりました。
「“革命”はまだ道半ばです。新しいエジプトをつくるために、これからも市民は団結しなければならない」
(“勝利の行進”デモ参加者)

人々の怒りの原因になった「貧困」や「失業」などの問題に解決の道筋は見えませんが、市民からは未来に
期待する声が聞かれます。
「以前は仕事を見つけられる希望がほとんど無かったので、この革命が起きたのです」(失業中の男性)
「もちろん世の中は良くなるでしょう。仕事が無かった人も今後はチャンスがあると思います」(カイロ市民)

また、周辺諸国のデモ参加者に対するメッセージも・・・
「痛みを抱えながらでも立ち向かい続ければ、全てのアラブ諸国の人々の望みはかなうと思う。
自由を手にすることができる」(“勝利の行進”デモ参加者)


@私たちの運動を「単なる貧乏人のひがみ」だと貶す人が多くいますが、確かにそうかもしれませんね。
併しながら、守るべきもののない貧乏人の僻みほど陰湿でしつこいものもありませんからお気を付けくださいませ.。





平成23年2月19日


死者41人、騒乱深刻化=カダフィ体制最大の危機に―リビア


エジプトから北アフリカのリビアに飛び火した反政府運動は18日、北東部のベイダで武装した反体制派と治安部隊との
戦闘が伝えられたほか、ベイダに近い第二の都市ベンガジでも数千人が弾圧に抗議する反政府デモを行い、
ラジオ局が放火されるなど騒乱状態が深刻さを増している。
AFP通信によると、デモが始まった14日以降、死者は41人に達した。
全土で数万人がデモに加わっていると伝えられており、最高指導者カダフィ大佐は
1969年の無血クーデターで権力を掌握して以来、最大の危機に直面している。


@シナや南北朝鮮人と同化して道徳心は地に落ち、拝金主義になり下がり、日本人特有の美徳が失われつつある今日、
日本人としての生命回帰というか原点回帰を常に心がけ維新運動に励みたいものです。





平成23年2月19日


バーレーン、反政府デモ鎮圧で4人死亡


エジプトから飛び火した反政府デモは、バーレーン、リビア、イエメンなどで続いており、デモ隊と治安部隊などの
衝突で死者や負傷者が出ています。
反政府デモが続くバーレーンでは17日未明からの警察による鎮圧で、4人が死亡、230人以上が負傷しました。
17日、軍は首都マナマでデモ隊が集まっていた広場に続く道路を戦車や装甲車で封鎖し、
新たなデモを阻止しようとしています。

一方で、政府は拡大する反政府デモの対策のため、周辺の6か国による湾岸協力会議を急きょ開き、
デモ収拾のための支援を呼び掛けました。
一方、カダフィ大佐による独裁体制が41年続くリビアでも、反体制デモの動きが加速しています。
北東部ベンガジで始まったデモは他の都市にも広がっていて、中東の衛星メディア、アルアラビーヤによると、
これまでに19人が死亡、30人以上が負傷しました。
イエメンでは17日、サレハ大統領の辞任を求める学生中心のデモ隊と大統領の支持派が衝突し、
少なくとも1人が死亡、10人が負傷しました。
18日はイスラム教の集団礼拝日である金曜日で、多数の市民が集まるため、デモが拡大し、
新たな衝突が起きる可能性もあり、緊張が高まっています。


@歴史的必然なのか、ネット社会の伏兵なのか、間違いなく世界は大変革のビッグバーンに突入しました。
こうした変革の嵐は必ずアジアにも例外なく拡散するでしょう。
そして新たな指導者によって新たな新世界は構築されていくと思います。

それにしても、北方領土に対するロシア、シナ、韓国の横暴は許せませんね。





平成23年2月18日







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