馬山市議会が「対馬島の日」条例を可決





慶尚南道・馬山(マサン)市議会が18日、日本の島根県議会が「竹島(独島の日本名称)の日」条例案を成立したことに反発し、
「歴史上も国際法上でも韓国領土である対馬島(テマド)の領地回復運動に乗り出す」とし、「対馬島の日」条例を制定した。

 馬山市議会はこの日開かれた第109回臨時・2次本会議で、ハ・ムンシク議長など市議会議員29人全員が発議した
「対馬島の日・条例案」を29人全員の賛成で可決した。

 条例は4条からなっており、朝鮮時代の世宗(セジョン)王の時に李從茂(イ・ジョンモ)将軍が対馬島征伐のために
馬山浦を出発した6月19日を「対馬島の日」に定めた。
条例には「対馬島が韓国領土であることを内外に知らしめ、領有権確立を目的とする」と規定された。

 馬山市議会は「島根県議会の『竹島の日』条例制定など、一連の行動は主権侵略行為である。
歴史的にも国際法上も韓国領土である対馬島を回復するため、対馬島故土回復運動に着手する」と明らかにした。

 対馬島征伐は朝鮮・世宗1年(1419年)、 李從茂将軍が227隻の兵船と1万7000人の兵士を率いて馬山浦を出発し、
賊船129隻を奪って敵の拠点2000か所を燃やすなどして対馬島を征伐し、慶尚道に隷属させたものだ。

 馬山市議会は「朝鮮実録東国輿地勝覧などによると、対馬島は対馬島征伐以後、慶尚道に隷属し、
確かに韓国領土となった。
対馬島隷属以後この地を日本に引き渡した事実がない以上、歴史的にも国際法上も韓国領土である対馬島の
故土回復運動に出ることは、至極当然な我々の権利である」と明らかにした。




平成17年3月18日










 
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