日朝実務者協議  拉致被害者再調査 秋までに終了で合意




日本と北朝鮮による公式実務者協議は13日未明、6月の協議で北朝鮮が約束した拉致被害者に関する
再調査の方法について一致し、可能ならば今年秋までに調査を終えることなどで合意した。
これに対応し、日本側は北朝鮮の調査開始と並行する形で、制裁措置の一部を解除する。

 11日に引き続き、12日午前から、中国・瀋陽市内のホテル始まった協議は、中断をはさんで13日未明に再開。
日朝両国は再調査に関する合意に達した。

 協議では、調査方法に関する日本側の提案を北朝鮮がおおむね受け入れ、
(1)被害者に関する全面的な調査を行う
(2)北朝鮮は権限を与えられた調査委員会が迅速に調査し、可能なかぎり今年の秋までに調査を終了する
(3)調査の進捗(しんちよく)の過程において、北朝鮮は日本側に随時、通報し協議を行う
(4)関係者との面会、関係資料の共有、関係の場所への訪問などを通じて、調査の結果を直接確認できるよう協力する−ことを確認した。

 調査に当たっては、日本政府が認定した拉致被害者のうち未帰還の12人だけでなく、特定失踪者その他も含む
「すべての拉致被害者」が対象となる。

 これに対し日本側は、北朝鮮側が調査委員会を立ち上げた時点で、経済制裁のうち、
人的往来とチャーター航空便の乗り入れ禁止を解除することで合意した。

 また、協議では、6月の協議で合意されていた貨客船「万景峰92」など北朝鮮籍船舶への人道支援物資の
積み込み目的の入港や、やよど号事件関係者の引き渡し協力に関しても議論したが、結論は出ず、改めて協議することになった。



@新たな進展があるとは到底思えないし、いつまで馬鹿げた受け身の話し合いをしているのか、
まったく意味が分からない。
経済制裁を解除する為の状況を日本が作ってやっているのだろが、政府の推し進める
日朝国交正常化ありきでは絶対に国民は納得しないぞ。





平成20年8月13日
















 
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