自衛隊イラク派遣に違憲判断 
米兵空輸「他国の武力行使と一体」


━ そもそも対米従属と、左翼が喜ぶような憲法に問題がある!! ━
空自も一刻も早くイラクから撤退すべきだ



イラクで米兵に”タクシー”とあだ名されているC130輸送機


イラク特措法に基づき、航空自衛隊はC130を派遣、4月16日までに計694回の輸送任務に当たらせている。
国連や多国籍軍の人員、物資を運ぶが、人員輸送は武装した米兵が中心なのが実態。
現在、3機のC130で週4、5回クウェートのアリ・アルサレム空港−イラク間を飛行しているが、
判決が「戦闘地域」と認定したバグダッドには一度飛行してる。


自衛隊のイラク派遣は違憲として、愛知県の弁護士と全国の住民らが国を相手に、派遣差し止めと慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が17日、
名古屋高裁であり、青山邦夫裁判長(高田健一裁判長代読)は「米兵らを空輸した航空自衛隊の活動は(戦争放棄を規定した)憲法9条1項に
違反するものを含んでいる」と指摘、憲法違反に当たるとの判断を示した。
派遣差し止めと慰謝料請求の訴えは棄却した。自衛隊イラク派遣をめぐる同様訴訟は全国で起こされているが、違憲判断は初めて。
一審名古屋地裁判決は訴えを退け、憲法判断をしていなかった。


 青山裁判長は、航空自衛隊が2006年7月以降、米国の要請を受け、クウェートからイラクのバグダッド空港に多国籍軍の兵士を輸送している点について
「現代戦において輸送などの補給活動は重要で、
多国籍軍の戦闘行為にとって必要不可欠な軍事上の後方支援に当たる」と指摘。
その上で「他国による武力行使と一体化した行動との評価を受けざるを得ず、違憲に該当する」と述べた。 



馬鹿ズラさらして喜ぶ原告  左から2人目が元レバノン大使の天木直人
そんなに喜ぶほどの事ではない・・・・


@左翼じゃなくたって、誰がどう見たって「違憲」は当たり前の判断だ。
そもそも対米従属と、左翼が喜ぶような憲法に問題がある。
所謂憲法解釈ですべてを切り抜けてきたポツダム政府の驕りと、対米追従に力を注ぎすぎた結果が、この違憲判断だ。
きっちり憲法を改正し、現在の国連中心主義と日米安保体制を見直し独自の世界貢献と、防衛体制の確立を早期に実現すべきだ。
ただ、派遣差し止めと慰謝料請求の訴えは棄却しているので国の勝訴。


平成20年4月17日






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