米帝のユニラテラリズムにどう対応するのか? T
平成20年1月〜平成23年11月


イラン 英大使館襲撃 民兵組織「バシジ」主導学生ら周到に計画か


イランの首都テヘラン中心部の英国大使館で29日に起きた襲撃事件。
79年の米大使館占拠事件をほうふつとさせる今回の「直接の動機」は、英国による新たな経済制裁とされるが、
事件の根っこには、02年にイランの反体制派が秘密核開発を暴露したことで先鋭化してきた
イランと欧米との激しい対立がある。
民兵組織「バシジ」が事件を主導した背景には、昨年11月29日にはテヘラン北部で起きた
イラン人核科学者の男性1人が死亡した2件の爆弾テロがある。背後に米欧諸国や
イスラエルが関与しているとして、バシジの学生らが事件1年を機に米欧諸国への抗議集会を計画。
バシジ幹部のムスタジェラン氏は「大使追放よりも大使館占拠の方が効果的だ」と語り、
大使館占拠を周到に計画していた可能性がある。

一方、欧米などは「核の平和利用」を主張するイランに対し、核兵器開発を目指すものだと非難してきた。
イランの核開発を現地査察などで監視してきた国際原子力機関(IAEA)も、疑惑解明に向けたイランの
協力不足などを理由に03年以降、11回に及ぶ非難決議などを採択した。
中でも、今月8日にIAEAの天野之弥事務局長が発表した報告書は、欧米からの機密情報などを基に、
イランの核兵器開発疑惑を強く示唆する内容となった。
IAEA理事会は18日、11回目の対イラン決議を採択。
欧米独自の対イラン制裁強化に道を開いた。
イランは60年代後半から原子力活動を開始。
当初は米国や西ドイツ(当時)から支援を受けたが、79年のイスラム革命後はロシアや中国から協力を得た。
85年にウラン濃縮計画に着手、87年に核の「闇市場」経由でパキスタンが核開発に使用した
濃縮施設の設計図や遠心分離機の部品などを入手したとされる。
一方でイランは、70年に核拡散防止条約(NPT)に加入。
74年にはIAEAと包括的保障措置(査察)協定を締結し、平和的核開発の権利を主張。
これに対し国連安保理は、兵器転用の恐れがあるウラン濃縮活動の即時停止を要求。
06年以降、4回にわたり制裁決議を採択してきた。


@いかなる理由があるにせよ、国際社会はまず、イスラエル(IAEA加盟 NPT非加盟)の
核兵器を非難すべきですね。








最後の一節は無視しましょう。



参考:バシジは、軍事部隊と宗教宣伝部隊に2分される。軍事部隊は、地域的特徴で編成され、350〜420人ずつの
800個までの大隊を含む。
大隊は、志願制により12歳から60歳までの男性で編成される。
婦人大隊(200人以下)も存在し、彼女らは、出版社、啓蒙及び慈善施設の重要ポストを占め、
宗教宣伝部隊を構成している。





平成23年11月30日


イラン 核起爆実験着手か


国際原子力機関(IAEA)が8日にも理事国に配布するイラン核問題報告書をめぐり、核兵器開発の最後の難関とされる
核起爆装置の実験に使用できる施設が、テヘラン郊外に建設されたとの情報が盛り込まれると、
欧米メディアが一斉に報じた。IAEAがイランの核兵器開発疑惑を具体的に告発する情報を示すのは初めて。
IAEAが入手した衛星写真によると、イランはテヘラン郊外のパルチン軍事施設に鋼鉄製大型コンテナを設置。
施設は、核爆発を引き起こす高性能爆薬の爆破試験に使用できるという。
周囲の爆弾を同時に爆発させて中心の核物質に圧力をかけ、核分裂反応を起こさせる
コンピューター実験を行っていることを示す証拠もあるという。
IAEAの天野之弥事務局長は昨年2月、「イランがミサイル搭載用核弾頭開発につながる活動を
極秘裏に進めている疑いがある」と指摘。今年9月、
疑惑に関する詳細を「近く示したい」と述べていた。IAEAによると、イランは4・5トンの低濃縮ウランを保有。
核爆弾3〜4個分の高濃縮ウランを製造するのに十分な量だが、イランは「平和利用のため」と、
ウラン濃縮活動の停止を拒否している。


@今更ながらですが、NPTに加盟していないイスラエルの200発以上の核弾頭を
まず問題にしなさいよといいたいですね。








平成23年11月07日


イスラエルが弾道ミサイル発射実験 イランに圧力か


イスラエル軍は2日、テルアビブ郊外の基地から弾道ミサイル発射実験を行った。
核開発を進めるイランに圧力をかける狙いと見られるが、イスラエル政府はイラン攻撃の議論を重ねているとされ、
「攻撃準備では」などとの臆測を呼んでいる。
国防省は実験は「ロケット推進力を試すため」としており、以前から計画されていたという。
イスラエル放送などによると、発射したのはイランも射程に入る長距離弾道ミサイル「ジェリコ3」とみられ、
核弾頭を搭載する能力があるとされる。
イスラエル国防省の報道官は、実験したミサイルの種類などについてのコメントを拒否している。
イスラエルではここ数日、イランの核施設攻撃の可能性が盛んに報じられていた。


@脱原発、反原発もいいけれど、こうした世界の現実を忘れない事だ。








参考:イランの原発、運転開始 中東イスラム圏初の商業炉(2011年9月12日)
イラン南部のブシェール原子力発電所(出力100万キロワット)が運転を開始し、12日、建設を担ったロシア側関係者も
出席して記念式典が行われた。
中東のイスラム諸国では初の商業用原発。
核兵器の開発疑惑を抱えて国際的に孤立するなか、イランは「核の平和利用」を強くアピールするとみられる。
イランからの報道によると、ブシェール原発は3日から6万キロワットで電力供給を開始した。
今後、段階的に出力を上げ、年内にはフル稼働に移る見通しだ。
核燃料は昨年10月に炉心に装填され、稼働準備は整っていた。
しかし、発電所のコンピューターのウイルス感染や冷却ポンプの破損などのトラブルが発覚。
点検のため、運転開始がずれ込んだ。
ブシェール原発は1974年にドイツ企業により建設が始まったが、79年のイスラム革命で中断。
95年にロシアの協力で建設が再開された。核燃料はロシアが管理するため、
兵器転用の恐れはないとして米国も稼働を容認している。





平成23年11月03日


イラン大統領 「9.11はアフガン攻撃の口実」


イランのアハマディネジャド大統領が国連総会での演説で、「9.11の同時多発テロはアメリカがアフガニスタンを
攻撃するための口実だった」などと繰り返し批判し、アメリカの代表らが途中退出する事態となりました。
22日に行われた国連総会の一般討論演説で、イランのアハマディネジャド大統領はアメリカについて、
奴隷制度の歴史を持ち、二つの大戦を引き起こしたと述べた上で、無防備な人々に対して
原爆を使ったなどと批判しました。
その上で、昨年に続き、同時多発テロはアメリカの陰謀との考えを示しました。

「原油の権益を得るためにアフガニスタンとイラクを攻撃する口実として、
誰があの“謎めいた”9月11日の事件をやったんだ」(イラン アハマディネジャド大統領)

この発言を聞いたアメリカの代表が議場から退出、フランスやイギリスも次々に退出する事態に。
しかし、この後も大統領はウサマ・ビンラディン容疑者を殺したのは事実を隠すためではないかなどと、
アメリカ批判に終始しました。


@アメリカなど大国は、自分たちが攻撃されるとすぐにテロという言葉で被害者面するが、
小国や宗教的弾圧をうける小組織が、どうやって大国と戦うのか、いい方法があれば教えて欲しものだ。
飽くまでもレジスタンスでありゲリラ攻撃と称すべき。
で、アメリカや英仏も退席せず、大国らしく最後まで聞くべきだ。








平成23年9月23日


イランが弾道ミサイル14発試射、米国に軍事力を誇示


イランの革命防衛隊は28日、弾道ミサイル14発の試射を含む軍事演習を行った。
国営イラン通信(IRNA)によると、ミサイルは射程距離が約2000キロに及ぶものもあり、
イスラエルや米国に軍事力を誇示する狙いがあるとみられる。
革命防衛隊の航空宇宙部門を率いるハジザデ司令官は、ファルス通信に対し、
「われわれのミサイルの射程距離は、イスラエルに加えて湾岸地域にある米軍基地をもとに
設定されている」と述べ、有事の際に攻撃が可能だと強調した。

IRNAによると、この日の試験が行われたミサイルには改良型中距離弾道ミサイル「シャハブ3」1発も含まれている。
イラン当局者はこれまで、シャハブ3の射程が最大2000キロで、イスラエルや周辺地域の米軍基地を射程に収めていると
明らかにしていた。
これに対し、米国務省のヌーランド報道官は、「国連安保理決議は、核弾頭を配備できる弾道ミサイルに
関するいかなる行動も禁じており、われわれにとっては越えてはならない重要な一線だ」と、
挑発を強めるイランに対して警告した。


@持つ者と持たざる者との不公平はよくないし、廃絶できないんだから、みんなで仲良く持てばそれが抑止力。
福島原発事故とは全く別次元の問題。





平成23年6月29日


NPT脱退せず=条約「改正」に意欲−イラン大統領


イランのアハマディネジャド大統領は4日、訪問先のニューヨーク市内で記者会見し、
「イランは国際原子力機関(IAEA)と核拡散防止条約(NPT)の積極的なメンバーであり続ける」と述べ、
NPT脱退の可能性を否定した。同大統領はこの中で「わたしはNPTを改正するために、
ここに来ている」と語り、核保有国に軍縮の取り組みを徹底させる「公平なシステム」の構築に意欲を示した。


@いいねーーーーーー頑張って欲しいです。日本も何でも対米追従じゃなくてきちんと意見を言おうね。





平成22年5月5日


NPT再検討会議で米とイランが応酬





@イランの言っている事が絶対に正しく、不平等そのもの。所で旧敵国条項ってまだあるのかよ。
いつまで経っても国連自体がエゴイズムを捨てきれなくて、まともな議論すらできないし、機能していないじゃない。


平成22年5月5日


イラン革命防衛隊、ペルシャ湾で大規模軍事演習を開始


イランの国営メディアは22日、革命防衛隊がペルシャ湾で同日、陸海空の大規模軍事演習を開始したと報じた。
革命防衛隊の発足31周年に合わせた演習とし、新たに開発した兵器システムも登場させるとしている。
地元のプレスTVによると、演習は3日間続く見通し。イランの地元メディアは、サラミ革命防衛隊副司令官が
演習はイランの独立、領土を守る力、意志や国家の決意を示すのが目的だと語った、と伝えた。

バヒディ同国国防相はプレスTVに対し、ロシアの地対空ミサイルシステム「S─300」に類似した
ミサイル防衛網を構築する計画があると表明した。
導入される技術はすべて国産で、開発段階は終了したことも示唆した。
「S─300」は航空機、巡航ミサイルや弾道ミサイルを迎撃する。 米軍当局者は、
イランが過去数日間、陸空で兵器類の移動を実施し、大規模軍事演習に備える動きを見せていたことを明らかにした。
演習の海域がホルムズ海峡を含むのか注視したいとしている。
同海峡は、世界の原油輸送の要路となっている。

イランは過去にも軍事演習を行っているが、米軍当局者は革命防衛隊が今回は開始前に演習計画を公表していた
異例の対応に注目している。
ただ、米海軍は革命防衛隊の演習期間中にペルシャ湾内で緊張が高まることはないとも分析しているという。
米海軍は、ペルシャ湾を含む中東地域に艦船を展開させている。
革命防衛隊はイラン指導部の親衛隊的性格を持つ部隊で、反米路線の先頭にも立つ。
過去には、米国やイスラエルがイランに侵攻した場合、ホルムズ海峡を軍事封鎖すると宣言したことがある。
米国とイランは現在、核開発計画で厳しく対立している。
米国はイランの核開発は軍事転用につながると警戒、核兵器搭載能力に通じかねない
ミサイル開発計画にも神経をとがらせている。











@イラン革命防衛隊、羨ましいほどにやる気満々ですね。


平成22年4月26日


イラン、核弾頭開発か=報告書で初言及−IAEA


国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は18日、3月の理事会を前にイランの核問題に
関する報告書を理事国に配布し、同国が「ミサイルに搭載する核弾頭の開発に向けた活動を
秘密裏に進めている可能性がある」と懸念を表明した。
IAEA報告書がイランの核兵器開発の可能性に触れたのは初めてで、
追加制裁を求める国際的な圧力が強まりそうだ。
IAEAがイラン核問題に関連してこれほど踏み込むのは異例。
昨年12月に就任した天野事務局長にとって初めてとなる報告書は、
イランに融和姿勢を示していたエルバラダイ前事務局長と比べ、同国に厳しい内容となった。

米政府は2007年12月に公表した国家情報評価(NIE)で、イランは03年秋に
核兵器開発計画を停止したとの見方を示していたが、その後、ブレア米国家情報長官が
今月の下院公聴会で、数年以内にイランは核兵器開発に必要な高濃縮ウランの生産が可能になると指摘するなど、
同国の動きを懸念。
IAEAも今回の報告書について、「一貫性のある確かな情報」に基づいた分析と強調している。
AFP通信によると、報告書はイランが中部ナタンツの施設でウランを約20%まで濃縮したことを確認した。
イランはIAEAに通告はしたものの、査察官が現地入りする前に作業を開始したという。





@別にイランだって日本だってどこの国だって、必要に応じて核兵器の開発はすればいいんだよ。


平成22年2月20日


イラン反政府デモ 300人逮捕 ムサビ氏のおい銃撃死


イランでイスラム革命体制を批判してきた宗教指導者モンタゼリ師の死去をきっかけに広がった反政府デモで、
国営イラン通信は27日夜、警察当局が声明で5人の死亡を認め、約300人を逮捕したと報じた。
暴徒化したデモ参加者に襲われ、警察側にも多数の負傷者が出たという。

デモの衝突で死者が出たとイラン当局が認めたのは、6月20日以来。
ただし、発砲は否定している。
警察当局は、死亡事案について調査する方針も打ち出す一方、イラン各地に治安部隊を配置し、
警戒態勢を敷いている。
一方、改革派や反体制組織は、当局がデモ参加者を狙って発砲したとの目撃情報を公表した。
改革派ウェブサイトは、北西部タブリーズでも4人が死亡したとしている。

改革派サイトや米公共放送VOAのペルシャ語版によると、改革派のムサビ元首相のおいが27日、死亡した。
ムサビ氏の側近によると、おいのアリ・ムサビ氏はデモが激しかったテヘラン西部の
アザディ(自由)広場付近で銃弾を受け、病院で死亡した。
ムサビ氏は今年6月の大統領選で敗れた後、抗議行動の中心になってきただけに、
おいの死亡で改革派の反発が強まり、デモがさらに激化する可能性も指摘されている。

今回のデモは、改革派が大統領選での不正疑惑を訴え、民衆がアフマディネジャド政権への不満を
爆発させた6月当時に匹敵する激しい騒乱になった。
国営放送によると、一部のデモ参加者は銀行を襲い、バス停を壊すなど暴徒化した。
改革派や反体制組織が公表した情報でも、デモ参加者が武装警官ら治安要員を襲い、
こん棒を奪取して殴るなどしたとされる





@神をも畏れぬ小沢一郎の独裁政治が続けば、日本でもこうした「政治の嵐」が吹き荒れるだろう。


平成21年12月28日


イラン大規模抗議デモ 政府側発砲で1人死亡か 





イラン大統領選で保守強硬派のアフマディネジャド大統領が再選された開票結果を巡り、「不正」を理由に敗北を認めていない
改革派ムサビ元首相を支持する数十万人規模のデモ行進が15日、テヘランで行われた。
当局の禁止命令を無視し、ムサビ氏自身も参加したイランでは極めて異例のデモとなった。
ロイター通信は、デモ中に銃声が聞こえ、人々が逃げ惑っていると伝えた。
AP通信によると、当局側の発砲で少なくとも1人が死亡したという。
目撃者によると、行進が始まったのは15日午後(日本時間同夜)。
若者中心のムサビ氏支持の市民が、市中心部のエンゲラプ(革命)広場から西のアザディ(自由)広場まで約5キロを練り歩いた。
ムサビ氏はアザディ広場で「再選挙が実施されるまで抗議運動を続ける」と宣言。
支持者から「(内務省は)私の票を返せ」との声が一斉に上がった。
デモ参加者の大半は「沈黙」と書いた紙を掲げ、Vサインを示しながら歩いているという。

一方、内務省は今回の無許可デモについて「いかなる結果の責任もムサビ氏が負うべきだ」と警告した。
テヘラン警察はこれまでに改革派170人を逮捕。うち幹部10人は「暴動を企て社会不安をあおった」容疑。
当局は改革派系ウェブサイトの閲覧を規制し、デモ発生地域で携帯電話を不通にするなど、通信手段を制限している。
12日投票のイラン大統領選は開票の結果、アフマディネジャド大統領の得票約2450万票(得票率63%)に対し、
ムサビ氏約1320万票(同34%)と大差がついた


@またCIAのかく乱工作ですか。


平成21年6月16日


イラン大統領再選受けて 、テヘラン市内で騒乱 





13日に再選を決めたイランのアハマディネジャド大統領は同日夜、国営テレビで演説し「偉大な勝利だ。
イランは過去に向かうか将来に向かうかの選択で、幸運にも将来を選んだ」と述べ、改革派のムサビ元首相に対する大差の勝利を自賛した。
首都テヘランでは13日夜も、開票に不正があったと抗議する市民が市内各地の大通りや広場に結集。
AP通信は1999年の学生デモ以来の規模としている

 ロイター通信は14日、当局はハタミ前大統領の弟を含む改革派100人以上を13日夜、拘束したと報じた。
前大統領の弟は14日朝に釈放されたという。大統領は演説で「選挙は自由で健全。ほぼすべての市民が投票権を行使した」と発言。
85%と過去最高の投票率だった大統領選が、正当だったとあらためて印象づける狙いとみられる。
目撃者によると、テヘラン市内では「独裁者に死を」と叫ぶ若者らがごみ箱などを燃やしたほか、銀行なども被害に遭った。
大通りでは、ムサビ氏との連帯の意思を示すため、深夜までクラクションを鳴らしながら走行する車も見られた


@どこの国に限らず、大統領選挙は必ず、荒れますね。
この再選されたアハマディネジャド大統領は反イスラエル強硬派で名を馳せており核武装をチラつかせアメリカとの対話を有利に進めようとしています。
オバマは、選挙前、イランが核兵器を保有した場合、「核兵器を持たない方が、強力かつ繁栄した国家になれる可能性が高い」と持論を展開しましたが、
お前にだけは言われたくないと反撃されました。(爆)


平成21年6月14日


オバマ=イランに警告 核保有なら軍備競争誘発


オバマは1日、中東・欧州歴訪を前に英BBC放送のインタビューに応じ、イランが核兵器を保有した場合、
「域内の国々の間で核軍備競争を引き起こす恐れがある」と警告、
「核兵器を持たない方が、強力かつ繁栄した国家になれる可能性が高い」と述べ、イランに対話を呼び掛けた。

ホワイトハウスが2日公表した会見記録によると、大統領はイランとの直接対話の方針について「形式的な期限は設けたくないが、
年末までに本格的なプロセスが前進しているようにしたい」と言明。
「イラン側が建設的な姿勢で応じるかどうか保証はないが、試さなくてはならない」と述べ、当面はイラン側の出方を見守る姿勢を示した。


@これが米ユニラテラリズムのお家芸。北朝鮮、無視。(爆)
>「核兵器を持たない方が、強力かつ繁栄した国家になれる可能性が高い」・・・・オイオイ


平成21年6月3日


イラン、地対地ミサイル「セッジール」を試射成功イスラエルが射程内



新世代地対地ミサイル「セッジール」


テヘラン(CNN) イラン国営メディアは12日、新世代地対地ミサイル「セッジール」の試射に成功したと伝えた。
試射が実施された時期や場所は不明だが、ナジャール国防相が立ち会ったとされる。

国営イラン通信(IRNA)が同相の発言として伝えたところによると、セッジールは2段式で複合固体燃料を使用し、
高速発射が特徴。
AP通信はセッジールの射程が約2000キロで、イランが敵国とみなすイスラエルが入り、
欧州南東部にも到達する可能性があると伝えた。












イラン国営テレビは12日、イランが新世代の地対地ミサイルを試射したと報じた。同テレビは「イランは新世代の
地対地ミサイルの試射に成功」とテロップで流した。
 別のイランのテレビ局によると、ミサイルは複合固形燃料式。これ以上の詳細は伝えていない。


@写真は、ウラン濃縮停止に関し、国連安全保障理事会の場で新たな対イラン制裁決議案を検討している米国に対し、
アメ公、来るならいつでも来い! と煽るアフマディネジャド大統領


平成20年11月12日


米国務長官、イランに制裁を警告 濃縮停止「真剣な回答」要求



コンドリーザ・ライス(通称コンディ)


ライス米国務長官は21日、核開発を進めるイランに対し、2週間以内にウラン濃縮停止に関する「真剣な回答」がなければ、
米国は制裁強化に踏み切ると警告した。国連安全保障理事会の場で新たな対イラン制裁決議案を検討する考えも示した。
アラブ首長国連邦(UAE)への機中で同行記者団に語った。

 ライス長官は19日にジュネーブで開いたイラン核問題を巡る協議で、イランがウラン濃縮を停止する意思を示さなかったことを強く批判。
「イランからの答えを聞きたいと思っていたが、従来と同様にイランは真剣ではなかった」と述べた。
「イランの“引き延ばし戦術”に皆がうんざりしている」とも語り、不快感をあらわにした。

国連安全保障理事会常任理事5カ国とドイツは、イランがウラン濃縮活動を停止することの見返りに、
経済・技術面での支援を行うことを提案し、回答期限を設定した。


平成20年7月22日


EUとイランが核問題で協議 米国務次官が同席



ジュネーブで握手するソラナ上級代表(左)とジャリリ事務局長


欧州連合(EU)とイランは19日、ジュネーブでイラン核開発問題の打開に向けた再協議を開催した。
協議には米国のバーンズ国務次官(政治担当)が同席。
米欧は軍事転用が可能なウラン濃縮の停止をイランに求め、対話路線の継続を探ったとみられる。
短期間で決着する可能性は低いが、核問題でイランとの接触を避けてきた米国が協議に加わったことで、
原油市場などでは緊張緩和への期待感も出ている。

 協議にはEUのソラナ共通外交・安全保障上級代表、イラン最高安全保障委員会のジャリリ事務局長が出席。
イランにウラン濃縮を停止させるための包括見返り案をまとめた国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6カ国からの政府高官も同席した。
バーンズ国務次官は米国務省ナンバー3。EUとイランの核協議に米政府高官が同席するのは初めて。



平成20年7月19日


イラン大統領 ミサイル試射継続の方針示唆


イランのアフマディネジャド大統領は13日、同国の革命防衛隊が9日に実施した
ミサイル発射実験に関し、「イランの防衛能力のごく一部であり、必要とあらば、
数百倍の抑止力を披露するだろう」と述べ、今後もミサイル試射を継続する方針を示した。
国営通信が伝えた。

 また、大統領は、イランが軍事攻撃を受ける事態になれば、「敵が引き金をひく前に、
イランの軍隊が、相手の腕を切り落とす」として、対イラン軍事攻撃の準備をしているとの観測が出ている
イスラエルを強くけん制した。


平成20年7月14日


ペルシャ湾に空母追加派遣=イランへの圧力


メキシコ訪問中のゲーツ米国防長官は29日、ペルシャ湾に2隻目の空母を今週派遣することを明らかにした。
同長官は「以前から計画されていたもので、長期間の派遣にはならない」と強調、
軍事的行動を意味するものではないとしている。
 ただ、国防総省内では、イランがアフガニスタンやイラクの武装勢力を支援しているとの不満が高まっており、
空母派遣はイランへの圧力を掛ける狙いがあるとみられる。


平成20年5月01日





核開発計画で遠心分離機6000基設置



イランのアフマディネジャド大統領は8日夜、テヘラン市内で開かれた
「核技術の日」記念式典での演説で、ウラン濃縮に関し、
同国が高性能の新型遠心分離器の実験に着手したと宣言した。
2、3か月以内にも稼働が可能になるという。
大統領が言及した新型分離器は、イランが1月に小規模な濃縮実験に着手したことが、
国際原子力機関(IAEA)により確認されている「IR2型」とみられる。
大統領は、同国が2006年に濃縮ウラン生産に初成功した記念日に、核開発の「成果」を誇示し、
濃縮停止を求める国連安全保障理事会の制裁決議を拒否する姿勢を改めて鮮明にした格好だ。
大統領は、新型分離器は、「P1型」と呼ばれる従来型に比べ、濃縮効率が「5倍」と説明した。

当然といえば当然の成り行きだ。
アメリカの方向性がどうであれ、いかなる国にあろうとも主権の存在する限り
「民族自決、自存自衛権」は、
民主主義以前の問題として権利を有している。


平成20年4月10日


ブッシュ=イラン「世界最大のテロ支援国」


ブッシュは13日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに入り、中東歴訪の基調演説を行った。
ブッシュは核開発問題を抱えるイランは「世界の脅威」と指摘し、
国際社会が「手遅れになる前」に結束して立ち向かう必要性を強調した。
また、その脅威から中東地域を守るために米国は関与を強化すると約束した。
今回の演説でブッシュは、残り任期1年での優先課題がイランであることを示した。

アブダビはペルシャ湾を挟んでイランの対岸に位置する。
この地で、ブッシュはイランを「最大のテロ支援国家」だと非難したほか、
イランが弾道ミサイルで地域の安全を脅かし、核開発で国連に挑んでいると指摘した上で、
「米国は湾岸諸国への長期的な関与を強化し、その脅威に立ち向かうため友好国を結集していく」と訴えた。

演説は核開発問題だけでなく、イランの「脅威」に幅広く焦点を当てた。
米機密報告書が「イランは03年秋に核兵器開発を停止した」と評価したことを受けた変化と見られる。

アブダビ入りに先立ち、ブッシュはバーレーン・マナマの米海軍第5艦隊司令部を訪れ、
コスグリフ司令官とイランによるホルムズ海峡での米艦船への威嚇行動について協議。
ペリーノ大統領報道官によると、司令官は威嚇行動を「極めて重大」にとらえている、と説明したという。

ブッシュは12日の声明で、増派決定を振り返り、「(増派でいったん治安を確保すれば)自由な社会に
生きる権利を得た人々は、それを守るために懸命に努力する」との世界観に基づく判断だったと説明した。
治安改善が進む一方、政治プロセスが停滞する事態を前に「何のための戦争か?」との批判も米国内で強まっていた。
ブッシュは更に「長期的な成功は私の大統領任期を越えた米国の関与を必要とする」と訴えた。
大統領選で米軍の早期撤退を掲げる民主党候補の優勢が伝えられる中、
ブッシュの焦点は「戦争」を次期政権にいかに引き継ぐかに当てられている。

ブッシュは「中東には民主主義はなじまない」との意見について、
日本が第二次大戦後に同様の見方があったにもかかわらず、民主化した例を挙げて否定、
中東民主化推進を改めて呼び掛けた。
ブッシュはこれまでも繰り返し、この「日本モデル」に言及している。


(平成20年1月14日)








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