生意気にも韓国がイージス艦保有 世界で5番目 25日に進水式


「世宗大王艦」

韓国は今月25日、初のイージス艦「世宗大王艦」(排水量7650〜1万トン)の進水式を同国東海岸・浦項の
現代重工業造船所で行う。米国、日本、スペイン、ノルウェーに次いで5番目のイージス艦保有国となる韓国は
さらに2隻を建造、海軍力強化、防空能力向上を図る計画だ。
「世宗大王艦」は来年末、韓国海軍に引き渡され、2012年に済州島に完成予定の海軍基地に配備される予定だ。
 韓国のイージス艦を保有することへのこだわりは李氏朝鮮を代表する名君、世宗大王の名を付けたことにも象徴されている。
この第1号艦は日本の最新鋭イージス艦「あたご」とほぼ同じつくりで、2004年9月に建造が開始された。

日本のイージス艦の場合、洋上作戦が中心なのに対し、韓国は機動船団の主力艦にすることが目的のためミサイルが搭載され、
対地、対艦攻撃能力が重視されている。
 イージス艦保有の目的について韓国国防省は「洋上航路の安全確保」などを挙げているが、
軍事筋は「日本を含めた周辺国への抑止力と局地紛争への対応」と分析する。
特に防空能力で韓国は日本に比べ低いため、EEZ(排他的経済水域)など洋上での対応能力の向上を目指している。

韓国は将来、イージス艦6隻を目指しているが、これは「現在イージス艦6隻を保有している日本を
意識している」と指摘する専門家もいる。
 また「世宗大王艦」は韓国国産の艦対地巡航ミサイルを搭載するが、こうした作戦に対応する装備を搭載したのは対北朝鮮
有事も想定に入っているためとみられる。
 ただ、イージス・システムの目と耳である軍事衛星からの情報提供(データ・リンク・システム)に関しては
「米国は韓国への提供に同意しなかった」(軍事筋)という。
理由は明らかでないが、米韓同盟の弱体化が影響しているものとみられている。
このため韓国は現在、フランスとのデータ・リンクを調整中とされるが、
調整にはかなり時間がかかりそうというのが専門家の見方だ。


竹島を意識しているようだが、現時点では張子の虎のようだ。


幅:21.4センチだって! (爆)




 
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