平成19年/02/12

よど号グループが拉致の2人 田口さんと同地区にいた

 よど号事件グループによって欧州から拉致された疑いの強い松木薫さん(当時26歳)と石岡亨さん(同22歳)が、
国内で拉致された田口八重子さん(同22歳)と一時、平壌郊外の同じ地区の招待所にいたとみられることが分かった。
拉致被害者の地村富貴恵さん(51)が、田口さんから聞いた話として関係者に証言した。
2人は「『別荘がある』と誘われた」と語っていたという。「日本革命が目的」とされるよど号拉致被害者が他の被害者と
同様の処遇を受けていた可能性が高まった。
 富貴恵さんの証言によると、田口さんは平壌郊外の地区の招待所に80年ごろ住んでおり、近くの招待所に
日本人男性2人がいたと話した。

2人が「北朝鮮はいい所と聞いてきたが大したことなかった」と話していることも聞いたという。
 メンバーの元妻の八尾恵・元スナック店主の証言では、グループが有本恵子さん(同23歳)を「市場調査のアルバイト」
とだまして拉致したことが判明している。
新たな証言は、松木さんらも同様の手口だったことを裏付けるものだ。
 グループによって拉致された3人については、目的の違いから他の被害者と待遇などに差があるとの見方があり、
これまでに判明している接点は、曽我ひとみさんとジェンキンスさんが百貨店などで、石岡さんや有本さんらしき2人を見た、
とする証言だけだった。
 
富貴恵さんの証言では、富貴恵さんは、拉致された直後の78年9月から招待所で田口さんと同居していたが、
79年11月に地村保志さんと結婚して別れた。その後、別地区の招待所に夫妻でいたが、84年秋ごろ近くの招待所に移ってきた
田口さんから話を聞いた。富貴恵さんは「帰国して松木さんらに間違いないと思った」と話しているという。
 
松木さんと石岡さんは、80年5月ごろスペインで失跡。88年9月に石岡さんが、
松木さんや有本さんと北朝鮮にいることを実家に手紙で伝えた。
失跡直前にバルセロナで石岡さんとメンバーの妻2人が一緒にいる写真の存在も判明。
八尾元店主は「彼女たちが日本人男性2人を獲得したと聞いた」と証言している。




で、何で今頃になって出てくるわけ・・・・・







 
inserted by FC2 system